2月27日(木)
宿毛9:00発→中村9:16着 特急南風10号 岡山行き
この日はまず、特急で15分ほど乗って中村に向かいます。始発駅とあって自由席の1両は結構な数の客がいたものの、指定席エリアはスカスカ。高架とトンネルの続く線路を走ってあっという間に到着です。
(左)宿毛駅 (右)特急南風 宿毛駅にて
このあと足摺岬に向かうのですが、バスの便や値段を考えると車を借りたほうが…というわけで私の旅としては珍しく車の登場です。普段車を運転しないのでかなり怖かったのですが…。まずは中村市内から国道321号線を南に下っていきます。片側1車線は十分確保されていてかなり走りやすい感じです。土佐清水から足摺スカイラインという山道へ。カーブはやたらと多いもののここも走りやすい道で、1時間ちょっとで足摺岬到着です。
駐車場のところに立っているジョン万次郎の像に迎えられまずは近くにある展望台へ。灯台の向こうに太平洋が広がっていてなかなかいい感じです。このあと歩いて灯台まで向かい、さらに歩いて海岸まで下ると白山洞門という自然のトンネルがあります。
足摺岬
(左)ジョン万次郎の像 (右)白山洞門
およそ1時間ほどかけて足摺のあたりを散策した後、車に乗って土佐清水までスカイラインを通って引き返します。このあと進路を西にとって竜串海岸へ向かいました。この竜串海岸はかなり変な形をした岩でできた海岸。筋状に溝が入っていたり小さな穴がぽこぽこあいていたり…隣にいたおばさんたちはこんなところにハイヒールで来たらえらいことになる…とか話してましたがまったくその通りだと思います。
竜串海岸にて
このあと対岸の岬にある見残し海岸に向かいます。ガイドブックによると船で向かうのが一般的らしいのですが、途中まで車で入って歩くこともできると書いてあったので車で向かうことにしました。細い道を進んでいくと行き止まりのところにこじんまりとした駐車スペースがあって、そこから人が歩く用の山道が出ています。そこを15分ほどひたすら歩くとようやく見残し海岸へ到着。ここにもやはりけったいな(失礼)海岸が広がっていておもしろかったのですが、歩き通しでかなりくたくた…。
見残し海岸にて
あとは中村まで戻るのですが、来た道をただ単に戻るだけではおもしろくないので、西回りで宿毛経由で帰ることにしました。ところどころで左手に海が見える区間もあるのですが、基本的には所々にある集落の間は山道という雰囲気。1時間ほど走ると今日の出発地の宿毛に到着。あとは線路沿いの国道56号線を走り中村に帰ってきました。
中村16:34発→高知18:20着 特急南風24号 岡山行き
中村駅前のレンタカーの営業所に車を返すとどっと疲れが出てきました。慣れない運転を長時間続けたのでかなり精神を使ってしまったようで。こういうときにあとは列車に揺られるだけ、というのはかなりラクです。グリーン車の座席に座って高知までの2時間ほどのんびりとしていました。
中村駅
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