四国ぶらりと4日間 その2

〜松山城・子規堂・道後温泉〜

この日は松山市内に泊まることにしていたので、あとは市内観光。まず路面電車に乗って中心部にある松山城に向かいます。ガイドブックに従い大街道駅で降り、松山城に入り口に向かうとそこにはロープウェー&リフト乗り場。確かに特急の中から見た松山城は山の上にあるなぁとは思っていたのですが、こんなものまでついていたとは…。とりあえず、あまり体調が良くなかったので(旅行中ずっと37度程度の微熱がありました)登りだけリフトを使うことにします。

松山市電 松山城のリフト
(左)松山市電 (右)松山城のリフト 片道250円ほどします

リフトで上まで行ったあと、さらに登って城のほうへ。高い所にあるので市街地がよく見渡せます。耳をすますと市内電車のブウォーーーンというモーター音がやけによく聞こえてきました(笑)なんとかの400周年記念とかで文字の書かれたよくわからないオブジェクトも城内あちこちに設置されていました。そのあと天守閣の中に500円払って入り上から市内を眺めてきました。帰りは下りということでリフトを使わなかったのですが下山道ではすれ違う人なし。やっぱり歩いて登る人は少ないのか…。

松山城 松山城
松山城

このあと、市内電車を完乗するべく本町6丁目経由でJR松山駅へ戻り、宿にチェックインして荷物を置いてきます。このあと市電で松山市駅へ向かい「子規堂」に向かいます。閉まる直前で、お金はいいからとただで見せていただきました。あと、前には明治時代につくられた市内列車が飾られていました。夏目漱石の小説「坊っちゃん」に出てくる列車で、これを再現したものが市内を走っています。時間が合わなくて乗ることはできなかったのですが…

子規堂
松山市駅の南にある子規堂

松山市17:00発→郡中港17:24着 普通 郡中港行き
さて、せっかくなので伊予電鉄の郊外線にも乗ってみることにしました。飛び乗った電車は夕方とあって通学の高校生でにぎわっており座席はすでに埋まっている状態。道路沿いにのんびりと20分ほど走って終点の郡中港駅に到着。

伊予市17:45発→松山18:01着 普通656M 松山行き
郡中港駅の向かいにはJRの伊予市駅があるので、帰りはフリー切符の使えるJRで向かいます。

このあと松山市駅で夕食をとった後、市内電車で道後温泉に向かいました。ここは温泉旅館が立ち並んでいるのですが、それとは別に道後温泉本館という建物があって、ここでは銭湯みたいな感覚で入ることができます。お金を払えば浴衣・お菓子つきというコースもあるのですが、とりあえずは一番安い風呂だけのコースにして、ついでに又新殿(ゆうしんでん)という皇族専用の風呂というのも見学してきました。又新殿には、専用の入り口と2階に専用の部屋、それに1階に御影石製の風呂(相当高いらしいのですが、パッと見はコンクリートにしか見えない)があります。昭和20年ごろまでに10回ほど使われただけだそうで、今では完全に見学用になっているそうです。このあと温泉「神の湯」に入ってきました。ちなみに一番安いこのコースだと石鹸やタオルなど何もついていないので、持参していくか50円の石鹸つきの貸しタオルを使うことになります。とにかくここの風呂はやたらと熱い。湯温が42度を下回ることはないそうで、5分も入っていると頭がくらくらしてきます(このおかげで客の回転は早いそうです)。さっぱりしたところで温泉を後にし、宿に向かうことにします。

道後温泉本館
道後温泉本館

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