木次線・三江線旅行記その5

江津14:50発→三次17:34着 451D
江津からは今回の旅行のもう一つの目的、三江線に乗車です。この三江線、全線通しで まともに乗れる列車が、私の乗った江津→三次では3本、逆方向三次→江津では2本という 鉄ちゃん泣かせの路線です。
この路線を走っている列車は、もちろん、というかやはりキハ120(写真参照)でした。 しかも乗車した人は鉄3〜4人(私含む)+地元のお客さんが入れ替わり3〜4人という 散々たるありさま。日曜日なので学生さんもおらず、普段はもう少しお客さんがいるのかなと思いつつも この本数に納得してしまいます。さっき乗車した木次線のほうが地元のお客さんがもう少しいた気がします。
三江線キハ120 三江線時刻表
(左)三江線キハ120 似た車両ばかりですが (右)江津駅の時刻表

列車は江津を出発後、浜原駅まで江の川(「ごうのかわ」って読みます)に沿って山の中に入っていきます。 貧弱な線路をトコトコと走るのですが、川沿いを走るので景色はけっこういいです。 車窓からけっこう写真をとったのですが、なかなか車内から窓越しに撮影するのは難しいです。
三江線車窓1 三江線車窓2

浜原駅では運転手さんにお願いしてトイレへ。キハ120はトイレがないという不満があるようですが、 こうやって頼むと柔軟に対応してくれるようです。ちなみに時刻表で見る限り浜原駅では停車時間1分を切っています。
浜原を過ぎると列車は急に順調に飛ばしはじめます。それもそのはずで、浜原〜口羽間は比較的新しい区間なのです。 ローカル線なのに高架&トンネルの連続で、しかも枕木はコンクリート枕木といういいものを使っています。 運転士さん用の時刻表を見ても、この区間の最高速度は他の区間より20km速い85kmと書いてありました。

三江線車窓3
分かりにくいですが、手前が高架・先がトンネル・しかも枕木はコンクリート

口羽からは元の貧弱な(失礼)線路に戻り、のんびりとした車窓になりましたが、いかんせん列車に乗りとおしで あまり覚えていません。しかもこのあたりでデジカメの容量&バッテリーが切れるし。
そしてぼ〜〜っとしているうちに三次到着。
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