九州オフ会参戦記 その2

8月16日(金)
厚狭5:12発→長府5:35着 普通5671D 小倉行き
とりあえずの目的地は厚狭から東へ2駅行った宇部駅なのですが、東へ向かう初発が6時までないので、西行きの始発列車にのって時間をつぶすことにしました。厚狭始発の小倉行きで、電化されている山陽本線を走るのになぜかディーゼルカーの2両編成です。さすがに始発とあってガラガラでした。

小倉行きディーゼルカー
小倉行きディーゼルカー 早朝の厚狭駅にて

長府5:42発→宇部6:09着 普通3520M 小郡行き
長府で今度は初発の普通列車に乗り換え宇部へ引き返し。厚狭を出た頃はまだ暗かったのですがこの頃にはすでに明るくなっていました。

宇部6:12発→宇部新川6:22着 普通924M 小郡行き(宇部線回り)
宇部で宇部線の初発列車に乗車。2両編成のワンマンカーです。わずか10分ほどの乗車で宇部新川到着。

宇部新川6:43発→長門本山7:08着 普通423M 長門本山行き
ここにやってきた理由は小野田線・雀田支線を走っているクモハ42と呼ばれる旧型の電車に乗るため。確か昭和8年製の非常に古い車両で、かつては東京や大阪で活躍していたそうです。いまでは残っているのが全国でここだけということで、私みたいにわざわざ乗りに(あるいは写真を撮りに)やってくる人が結構います。実は以前も1度クモハ42に乗るためにここまで来たことがあるのですが、その時は車両運用の都合(臨時列車に充当)で代替のごくごく普通の電車がやってきたということがあり、今回はそのリベンジにやってきたわけです。

クモハ42
クモハ42 宇部新川駅にて

で、とりあえず乗車。外から見た目もかなりぼろいのですが、中身もかなり古いです。壁などは木製で、座席もクッションが張ってあるものの木製です。そして一応扇風機はついていますが見事に非冷房。夏なのでかなり暑い・・・こういう古い列車が本数も客も少ないこういう支線に追いやられているのも分かる気がします。

クモハ42の内部 クモハ42の内部
クモハ42の内部

時刻が来て宇部新川駅を発車。明らかに高そうな一眼レフのカメラを持った鉄道ファンと思しき人がたくさん乗ってます。動き出すとブワ〜〜〜〜〜ンという音を立てながら走るのですが、逆にアクセルを入れずに惰行しているときは逆に静かで、線路のガタンゴトンという音だけが聞こえてきます。途中の雀田で支線に入り、浜河内・長門本山と進んでいきます。

長門本山7:14発→雀田7:19着 普通622M 雀田行き
雀田7:25発→長門本山7:30着 普通623M 長門本山行き
長門本山7:42発→雀田7:47着 普通624M 雀田行き

せっかくなのでクモハ42に乗って本山支線を2往復してこの列車をじっくり堪能してきました。冷房が入っていないのも窓を開ければ結構涼しくて気持ちいいものです。あと、この列車には列車ノートというものが備え付けてあり、この列車に乗りに来た人がいろいろと書き込みしています。私も一応記念に書き込みしてきました。昔のやつをいろいろ見ているとフジテレビアナウンサーの堺正行さんの書き込みがあってちょっとビックリ。意味もなく写真を撮ってきました(笑)

クモハ42の車両ノート クモハ42の車両ノート
クモハ42の車両ノート(左)と堺正幸さんの書き込み

雀田7:48発→小野田8:07着 普通427M 小野田行き
雀田でクモハ42を降り、絶妙のタイミングでやってくる小野田行きに乗車。1両編成の電車ですがクモハ42と違って冷房が効いていて涼しくて快適。工業地帯→住宅地→川沿いと、7kmの短い区間ながら景色がめまぐるしく変わってなかなか面白い路線です。

小野田8:08発→下関8:46着 普通525M 下関行き
小野田で山陽本線の列車に乗り換えて西へ。関門トンネルの玄関口の下関へ向かいます。

下関8:49発→門司8:55着 普通227M 門司行き
下関で階段を通って乗り換え、門司行きに乗車。下関を出て両側に車庫を見ながら進み、左にカーブを切ると関門トンネル突入。坂をくぐって登るとそこは九州の門司駅。海を隔てているはずなのにあっけなく渡ることが出来ます。それゆえ下関と九州の間の人の流れも結構盛んです。

門司9:00発→小倉9:07着 普通1121D 小倉行き
さらに門司で1駅進むべく小倉行きに乗車。またしてもなぜかディーゼルカーです。結構混雑していました。下関で乗り換え、次の門司で乗り換え、さらに次の小倉で乗り換えと非常に不便なダイヤにあたってしまいました。

小倉9:09発→田川後藤寺10:10着 普通939D 田川後藤寺行き
小倉から日田彦山線の列車に乗って田川後藤寺へ。最初はそこそこ客が乗ってたものの、モノレールとの接続駅の志井公園(モノレール終点企救丘駅まで歩いてすぐです)でごそっと降りてしまい車内はまったりムードに。途中のトンネルはレンガ造りのかなり古いトンネルで、なぜか複線の線路が引けるくらいの大きなものでした。石炭輸送のために古くから走っている名残でしょうか。

田川後藤寺10:18発→新飯塚10:40着 普通1542D 新飯塚行き
後藤寺線の列車に乗り換えて新飯塚へ。1ヶ月前にも乗った区間です。

新飯塚10:44発→長者原11:10着 快速4635H 博多行き
新飯塚で福北ゆたか線の博多行きに乗り換え、福岡市内へ向かいます。やってきた列車は前回の旅行で革製の座席が非常に気に入った817系だったのですが、博多へ向かうにはちょうどいい時間、編成が短い2両編成、817系は座席が少ないという理由で車内は見事に混雑しており長者原までずっと立ちんぼ。このあたりだけは何とかしていただけると嬉しいのですが・・・

長者原11:13発→宇美11:31着 普通5739D 宇美行き
長者原駅で3分乗り換えで香椎線の宇美行きに乗車。2両編成のロングシートのディーゼルカーです。郊外の住宅地の中をのんびり走ります。

香椎線キハ200系
香椎線キハ200系


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