紀伊半島ぐるりと1周 その2

〜紀勢東線 多気〜新宮〜

多気9:31発→新宮13:18着 普通329C 新宮行き
ここからが今回の旅行のメイン、紀勢線東側です。この列車を逃すと次は4時間近く待たないといけない閑散区間です。2両編成のディーゼルカーの中には18きっぷ利用でハイキングと思しきおじさんおばさんで座席が一通り埋まるような感じでのスタートです。

キハ11系
紀勢線多気→新宮のディーゼルカー

まずは志摩半島を横断してするべく、川沿いの山にはさまれたところを登って進んでいきます。梅ヶ谷をでるとトンネルをくぐりながら一気に山を下り、海に面した紀伊長島駅へ到着。ここで20分ほどの休憩。このあと、左手に海を見たり山があったりというところを走りながら尾鷲に到着。ここで15分ほどの休憩、どっと客が乗り込んできます。この区間を走る普通列車はダイヤの都合なのかこのようにやたらと待たされる列車があります。ひどいものになると1時間待ちという恐ろしいものまであります。何とかならんのかと思いつつ尾鷲を出発。

紀勢東線1 紀勢東線2
(左)山の中を走るかと思えば(右)一気に海岸へ

この先は比較的新しい線路のようで、長いトンネルの連続。時々左手に海が広がっているものの、基本的には闇の中をひたすら進んでいきます。約30分ほどで熊野市に到着、乗客の半分以上が降りていきました。列車は例によって20分停車、この間に特急南紀に追い越されます。私はこの間に駅弁のさんま鮨を購入、車内でいただきます。

さんま鮨 さんま鮨
さんま鮨 熊野市・新宮駅で売ってます

熊野市から先は穏やかな砂浜海岸に沿ってもう30分ほど走ります。最後、熊野川にかかる鉄橋を渡り、トンネルをくぐると終点の新宮に到着です。

紀勢東線3 紀勢東線4
(左)険しい地形の海岸かと思えば(右)砂浜海岸も


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