8月6日(水)
札幌23:02発→稚内6:00着 特急利尻 稚内行き(つづき)
ふと目が覚めると幌延のあたりを走行中。まだ5時前後にもかかわらずすでに外は明るく、草原の中を走っているのが見えました。大湊線もよかったですけど、本当に北海道に来たなぁと思います。もう一眠りして目が覚めると南稚内到着のアナウンス、そこから少し走ると終点の稚内に到着です。駅のホームに降り立ったとたんチャットでお世話になっているにまこさんからおはようメールが来たのはびっくりしたけど…。
(左)稚内駅の”最北端の鉄路” (右)稚内駅の駅舎
このあと駅そばでうどんを食べた後ちょっと歩き、一筋先の通りにあるバス停に向かいます。まずは駅から北に向かいノシャップ岬へ。北海道の地図を見ると最北端に岬が2つありますけど、ノシャップ岬は西側のもの。稚内駅から数キロで、バスで10分くらいでたどり着くことができます。ちなみに根室の先にある北海道最東端はノサップ(納沙布)岬で、稚内にあるのはノシャップ(野寒布)岬。結構ややこしいです。天気がいいと利尻島や礼文島が見えるらしいのですが、あいにく曇っていて残念。バイクでたどり着いた方に写真を撮っていただいた後、バスに乗って稚内駅に戻ります。
ノシャップ岬にて
このあと1時間近く時間をつぶして今度は宗谷岬行きのバスに乗車。地図で見るとなんとなく近そうですが、実際は稚内駅からは30kmくらい離れています。ここは北海道、地図を見るときは縮尺をちゃんと確認しないとえらい目にあいます(苦笑)。稚内駅からまずは市街地を南に向かい、南稚内駅を通って東へ。市街地をおおむね抜けたあたりで右手に稚内空港、さらに海岸線沿いにくねくねしながら北に向かいます。40分以上走ったところで宗谷岬に到着。
宗谷岬のバス停を降りると宗谷岬の歌が流れています。(歌詞を書きたいけど、JASRACに文句言われそうなので(苦笑))ちなみに研究室の先生によると、10年ほど前に行ったときにも流れてたそうで…全然更新されていないようです。とりあえず、岬にある記念碑に収まって記念撮影。日本最北端に到達です。それにしても乗用車・観光バス・バイクで訪れた人たちでとてもにぎやかです。そのあとは丘の上に登ってみると展望台がありました。結構古いなぁとおもってよく見てみると明治時代に造られた軍用施設とのこと。あとはお土産屋をのぞいたりしているうちにあっという間に30分が過ぎてしまい、折り返しのバスに乗り込みます。来た道を引き返して稚内駅に戻ります。
(左)最果ての碑と間宮林蔵像 (右)昔の軍施設の展望台
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