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夏休みの長期北海道旅行
〜3日目:北海道上陸〜 その1

8月5日(火)
弘前9:57発→青森10:42着 普通641M 青森行き
青森10:57発→蟹田11:33着 普通329M 蟹田行き
この日はいよいよ北海道入り。弘前でJR北海道とJR東日本との境界駅、中小国までの乗車券を購入し電車に乗り込みます。時刻表上では別の電車として案内されていますが、実際には同じ車両がそのまま蟹田まで直通しています。弘前から青森までは地元の利用者で結構な賑わいを見せていましたが、青森からは地元の客の数はずいぶんと減りました。その代わりに増えたのが18きっぷ利用者たち。この蟹田行きは北海道に乗り継ぐ上で結構便利のいい電車なので、大きな荷物を抱えた人が結構乗ってました。途中貨物列車や特急列車と何回かすれ違いながら津軽半島を北上、右手に海が見えてきたと思ったところで蟹田駅に到着です。

701系
弘前から蟹田まで直通する普通列車

蟹田11:44発→木古内12:32着 特急スーパー白鳥1号 函館行き
蟹田では18きっぷ利用者たちが自由席の乗車口にどっと集まります。蟹田〜木古内の津軽海峡区間は特急列車しか運転されていないことから、この区間をはみ出さなければ乗車券だけで自由席に乗車できるという特例があり、(18きっぷにもこの特例が適用されます。詳しくは「18きっぷで特急に乗れる特例区間」をご覧ください)私もこの特例にお世話になることにします。蟹田に到着した時点では自由席は半分程度席が埋まった状態で、前のほうに並んでいたので席を確保することができました。

蟹田を出てしばらく走ると左手にホームが1本だけの小さい駅、中小国駅が見えます(もちろんスーパー白鳥は通過)。普通乗車券はここまで、ここから先は「北海道フリーきっぷ」の出番になります。津軽線の津軽二股駅の隣に設けられた津軽今別駅に停車し、いくつかトンネルをくぐったのちに青函トンネルに突入します。といってもトンネルなので周りには何も見えず、ひたすら走り続けるだけ…というのが正直な印象でしょうか。新型車両の威力でトンネル内を時速140kmで疾走、30分ほどで北海道側の出口を通過、ついに北海道上陸です。

津軽今別駅 木古内駅
(左)海峡線津軽今別駅 1日2本、特急列車しか止まらない駅
(右)北海道、木古内駅。後ろに写っているのはスーパー白鳥

木古内12:38発→函館13:56着 普通135D 函館行き
乗車券だけで特急に乗れる特例を使うためには木古内で下車しなければいけないので木古内で下車(函館まで乗りとおしてもこの場合1000円も安くならないけどね…)。18きっぷ利用者と思しき人がどっと下車し、橋を渡って隣のホームに停車している普通列車に向かいます。普通列車はさっきの特急とは打って変わってのんびりとした足取りで、特急や貨物列車の行き違い待ちで結構待たされました。ただ海岸近くを走る列車の窓から見える景色は結構きれいで、噴火湾を挟んだ対岸に函館山が見えてきたのは結構印象的です。こういう雰囲気は普通列車ならではだとおもいます。

海峡線からみた函館山
函館へ向かう普通列車から見た函館山


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