下の写真は、一般的な座席指定券の例です。乗車駅と降車駅、それに列車名と座席が指定されており、禁煙・喫煙の別も記号で印刷されています。そのほか値段や発行場所などがも印字されています。座席指定券を申し込むときには乗車駅と降車駅と列車名を係の人に伝えましょう。あと窓側・通路側の希望も受け付けてもらえますので、希望がある場合は伝えてください。駅によっては専用の申し込み用紙が備え付けてあるところもありますので、そういうところでは用紙に記入して係の人に渡してください。
夜行列車の座席指定券のねだんは基本的に530円です。この値段は距離によらず一定で、1つの列車に対して1枚の指定席券が必要になります。夜行列車は数百キロメートルにわたって何時間も乗るので、かなり割安といえるのではないでしょうか?ちなみに、JRで閑散期と呼ばれている時期(1月16日〜2月末・6月・9月・11月1日〜12月20日の月曜日〜木曜日、祝日とその前日は除く)では、指定席券のねだんは330円になります。
なお、座席指定券を購入するときには、実際に乗車する区間のものを購入するようにするのがマナーです。値段が一緒だからといって始発駅から終着駅まで買うのはあまり好ましくないことだと思います。
座席指定券は、基本的にJR各線の駅のみどりの窓口で発売しています。みどりの窓口のある駅は時刻表の索引地図に表示されています。ここでは全国各地のJR列車の指定席を予約することができます。関西地区で東京の列車の指定を取ることも、北海道で関西の列車の指定を取ることも可能です。
あと、旅行会社でもJRの座席指定券を扱っていることがあります。とくにJRの駅から遠い方などは、このような旅行会社を使うと便利かと思います。なお、旅行会社によってはきっぷやクーポンの種類によっては別に手数料を取られることもありますが、JR券に関しては発券手数料が請求されるところはほとんどありません。ただし、JRの券を扱っていない旅行会社・店舗もありますのであらかじめ確認しておくのがよいかと思われます。
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