夜行の快速列車とは

夜行の快速列車は、１８きっぷで乗ることのできる列車の中でもちょっと毛色の違う存在です。何しろ寝ている間に結構な長距離を移動することができるので、１８きっぷと併用すると時間をうまく使えて宿代も節約できるというオイシイ列車です。ですので１８きっぷ利用者の間では１８きっぷで利用できる夜行快速列車は結構有名な存在になっています。

そんな夜行快速ですが、いいことづくしではなく、また使うときに注意しないといけないことも結構あります。簡単にまとめておくと、

全国どこでも走っているわけではない

夜行快速列車は東京〜岐阜県の大垣間にしか走っていません。夜行の快速列車のページにて夜行の快速列車を紹介していますが、基本的にここに紹介してあるものがすべてです。こんなところに夜行快速が走っていたら便利なのに…と思うかもしれませんが、ないものねだりをしても仕方ありません。走っている列車をうまく使うしかないです。

基本的に全席指定で、あらかじめ座席指定券を購入しないといけない

夜行快速列車は基本的に座席指定券を駅のみどりの窓口などであらかじめ購入しておく必要があります。これだけでも少し面倒なのですが、さらにこの座席指定券は時期によっては早々に売り切れてしまうこともあります。当日思い立って夜行列車を…というのは現実問題難しく、あらかじめ予定をしっかり立てておかないと使いにくい列車であることは確かです。

あまりよく寝れない

夜行の快速列車には、基本的に有料の特急列車に使われるようなリクライニングシートが使われていて、かなりいい座席が使われていることは確かです。ですが、所詮は座席。一夜を過ごすにはあまり向いているとはいえず、個人差はありますがなかなか寝られないとか寝られたとしてもあまり深く眠れないとかいう話はよく耳にしますし、自分自身もそう感じます。

というわけで、このコーナーでは夜行の快速列車を使う上で必要な情報・役に立つ情報を順に書いていきます。しっかり読んでトラブルなきように十分気をつけてください。