稲荷駅のランプ小屋見学2014年09月07日(日)
JR奈良線の稲荷駅にあるランプ小屋を見学して来ました。

稲荷駅、今でこそ京都駅と奈良駅を結ぶ奈良線の駅ですが(木津だろってツッコミはなしで)、元々は東海道線の駅として開業した区間。この頃は明かりのためにランプを使っていたそうで、油が原因で火災にならないように、レンガ造りの小屋が造られたそうな。東海道線から奈良線に格下げ(?)になったのが幸いしてか、取り壊されることなく現在まで保存されているそうです。



で、稲荷駅に行って駅員さんに見学に来た旨を伝えると、駅員さんが建物まで案内してくれます。途中にある柵の鍵を開け、ランプ小屋の鍵を開けると、あとは見学終わったら改札で声かけて下さい…って、放置ですか?

小屋の中は2~3畳程度の小さなもので、昔使われていた看板やらカンテラ、臨時列車のヘッドマークなどがところ狭しと並んでました。鍵のかかった棚の中には昔の駅員さん用の規定集、中にはお召列車の要綱みないなものも。





とはいえ一通り写真を撮って、じっくり眺めてもものの10分ほど。そろそろ撤収しようかと思ったころに電車が到着し、普段柵に囲まれて立ち入り禁止区域にいる我々を怪訝そうに眺めているお客さんも。お客さんが一通り掃けたころに駅員さんに挨拶して見学終了です。

ちなみに稲荷駅のランプ小屋の見学ですが、JR西日本のお客様センターに前もって電話して予約する必要があります。10時~12時限定だそうですが、それほど見学者もいないみたいで、予約は取りやすいそうな。
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