まずは実物の例を示します。これは、広島県内を走る可部線広島〜可部間の時刻表です。なお、これはあくまで見本であり、現在のダイヤとは違います。
で、これを例にして説明します。まず一番左側には凡例と駅名が書いてあります。駅名は、この線区(可部線)のこの区間の駅がすべて書いてあります。
その左側には数字がずらずらと並んでますが、これが時刻の部分です。で、1本の列車につき縦1行を使うというのが原則です。1番左を例にとって説明しますと、一番上に601とありますが、これは広島駅6時1分発という意味です。一般的な感覚では6:01と書きたくなりますが、スペースがもったいないので「:」を省略しています。その下の606というのは、広島を6時1分に出たこの列車が次の横川駅に6時6分に到着する、という意味です。同じくさらにその下の606は横川駅を6時6分に発車する、という意味です。後は分かりますね。三滝駅6時10分発、安芸長束駅6時13分発、下祇園6時15分発・・・となります。最後の可部駅には6時38分に到着となります。
次は、ひとつ右側の列車です。これは一番上に613とあるので、広島駅を6時13分発となります。で、順にたどっていくと緑井駅の635の下に「=」という記号があります。この「=」はこの駅どまりを示します。すなわち、この列車は緑井駅行きの列車であり緑井駅着は6時35分、というわけです。
次の列車は広島駅発6時20分、可部駅着6時59分ですね。で、この列車の横に【休日運休】という注釈がついているのが分かりますか?つまり、この列車は休日(日曜日、祝日)には運転しない、というわけです。
その次の列車は広島駅6時30分発ですが、上に「白市 533」とあります。これは、この列車は白市駅始発であり白市駅の発車は5時33分である、という意味です。さらに、その上に「254」とありますが、これは広島駅より前の時刻は254ページに載っている、ということを意味します。
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