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乗り継ぎ列車の決め方(実践編その2)
〜到着地から逆に決める〜

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今度は、目的地の到着時刻が決まっている場合について考えていきます。同じく、京都から名古屋に向かうことを考えます。

下にあるのは、先ほどとまったく同じ時刻表です。前と同じ事を書きますが、ここに表示している時刻はこのページを管理人が作成したときのもので、現状の情報に追随していませんので実際に利用する時はこの時刻表を決して鵜呑みにしないようにお願いします。

京都→米原の時刻表




米原→名古屋の時刻表



今度は、名古屋駅に休日の11:00頃に到着したいとします。このときは、まず米原〜名古屋の時刻表に注目すると、名古屋駅11:03着の快速豊橋行き上の図でブルーで塗った列車)が見つかるので、これを利用することにします。休日なので、【土曜休日運休】の列車は運転していないことに注意してください。この列車を逆にたどっていくと、米原を9:56に発車することが分かります。

次に、米原の手前で利用する列車を決めます。前で書いた快速列車は米原を9:56に発車するので9:56以前に米原に到着する列車を探さねばなりません。休日ということで土曜・日曜運休の列車を避けて探すと米原9:50着の新快速長浜行き上の図でブルーで塗った列車)が見つかります。この列車の京都出発は8:59なので、これより前に京都駅に着くようにすればいい、ということになります。

ということで、もう一度利用する列車を整理すると下の表のようになります。

乗車駅&時刻降車駅&時刻列車種別
京都8:59米原9:50新快速
米原9:56名古屋11:03快速

場合によっては、こんな風に逆にたどっていった方が良いこともあります。

ついで少し補足しておくと、もし名古屋駅に11:30までに到着しなければという場合、どうしても上に書いた乗り継ぎになってしまいます。というのは、11:33に到着する快速では間に合いませんし、名古屋に11:16や11:18に到着する列車は途中駅始発なので米原方面からは乗り継ぐことができません。そうすると、名古屋11:03着の快速を使うことになってしまいます。名古屋で30分程時間をつぶさねばいけません。

それと、前の方で述べましたが、青春18きっぷを使う場合には、「しらさぎ号」や「しなの号」のような特急列車は利用できません。利用する場合はその間青春18きっぷは紙切れとなり、特急料金のほかに乗車券も必要となります。距離によっても異なりますが、特急に少し乗るだけで1000円〜3000円程度の追加が必要になります。場合によってはお金を出して特急を使うことが必要な場合もありますが、深く考えずに特急に乗ると損をしてしまいますので注意してください。



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