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乗り継ぎ列車の決め方(実践編その1)
〜出発地から順に決める〜

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ここでは、時刻表を使いながら乗り継ぎ列車を決めていく例を紹介していきたいと思います。

たとえば、京都から名古屋へ18きっぷを使って向かうことを考えます。京都から名古屋へ向かう場合、索引地図を見ていただけると分かりますが、新幹線に沿って走っている東海道本線を使うのが一般的です。ということで、このページではこのルートをたどっていくということで考えていきます。

下にあるのは、東海道線の京都〜米原間と米原〜名古屋間の時刻表の例です。JR時刻表を参考に作成していますが、説明のため一部着色しています。またここに表示している時刻はこのページを管理人が作成したときのもので、現状の情報に追随していませんので実際に利用する時はこの時刻表を決して鵜呑みにしないようにお願いします。

京都→米原の時刻表




米原→名古屋の時刻表



たとえば、京都駅を平日の9:30頃に出発するとします。このときは、まず京都〜米原の時刻表に注目すると、京都駅9:30発の新快速長浜行き上の図でオレンジ色で塗った列車)が見つかるとおもいます。平日なので、◆(土曜休日運転)とある京都駅9:29発の新快速は運転されていないので注意してください。9:30発の新快速は、米原駅に10:21に到着することが分かります。

次に、米原から先に利用する列車を決めます。京都から乗る新快速は米原到着10:21なので、10:21以降に米原を出発する列車を探さねばなりません。平日ということで土曜・日曜のみ運転の列車を避けて探すと10:28発の普通大垣行き同じく上の図でオレンジ色で塗った列車)が見つかります。この列車の大垣到着は10:58です。この後も同様に10:58以降に大垣駅を出発する平日に運転されている列車を探すと11:03発の快速豊橋行き同じく上の図でオレンジ色で塗った列車)が見つかります。名古屋に到着するのは11:33になります。

ということで、もう一度利用する列車を整理すると下の表のようになります。

乗車駅&時刻降車駅&時刻列車種別
京都9:30米原10:21新快速
米原10:28大垣10:58普通
大垣11:03名古屋11:33快速

乗り継ぐ列車を決めていく時には、こんな風に順番に探していけばいいということです。最初のうちは時刻を調べるのにどうしても時間がかかってしまいますが、慣れてくればそれほど時間を掛けずにいろいろ調べられるようになると思います。

ついでなので、この乗り継ぎに関して少し補足しておくと、平日の場合、京都駅9:06・9:22発の新快速、9:09・9:13発の普通列車に乗るのは得策ではありません。というのは、9:06・9:22発の新快速や9:13発の普通は米原まで行かないので、結局京都駅9:30発の新快速にどこかで乗り換えなければいけなくなります。また、9:09の米原行き普通で米原まで行ったとしても、米原で前で書いた乗り継ぎと同じく10:28発の大垣行きに乗り換えることになります。それならばゆっくり出発して9:30発の新快速に乗るほうが所要時間も短くなって良い、ということです。



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