しばらく走ると、いよいよフーバーダムが見えてきました。
ここで再び渋滞です。この渋滞はダムに観光に来た人の渋滞のようです。
ダムを挟んで手前がネバダ州、ダムを渡るとアリゾナ州となっています。ネバダ州側には、
立派な立体の駐車場とショップがありますが有料なので、ダムを渡ってアリゾナ州側に
渡り無料の駐車場に停めました。
車を降りると、そこにはきれいで巨大なダムがありました。
青い湖に赤茶けた山々が並んでいるところに白いダムはとても映えています。
このダム、1929年(昭和4年)に建造されたものですが、とてもそうとは見えないほどきれいで立派なものです。しかも高さは223mもあるので下を覗くと目も眩みます。
ゆっくりと歩いてダムを渡り、ネバダ州側にある立体駐車場にあるショップに入ってみました。
中に入るとエアコンが効いていて涼しく外の熱気が嘘のようです。
お土産を見てみるとなんか違和感があります。
どうもラスベガスのホテルの中の値段の高い貴金属や宝石、洋服を扱ったショップばかりを見ていたので、以外に彫り物の人形だとか民芸品が多く、日本のお土産屋と雰囲気が同じで、この素朴さに笑ってしまいました。けど結局買わずじまいで出てきました。
再び歩き出しましたが、彼女は熱さと体調不良でご機嫌がナナメ (-_-)
ビジターセンターに行きましたが、ここでもセキュリティチェックをしています。
本当は、ここでダムの下まで降りることの出来る「ダムツアー」に行くつもりでしたが、混雑
しているのと時間の余裕が無かったので入り口で諦めて戻りました。
さらに少し奥にあるお土産屋に入りました。ここは湖面が見える眺めの良いところでした。
来たときから気になっていたのですが、湖面が低く水量が少ない…、最大貯水量の水位
よりも5,6mは低いようです。お土産の写真では、豪快に放水をしている写真がありますが、とてもそれには程遠い状態です。
後で聞いた話なのですが、実はこのとき貯水率が低くてやや危険な状態だったそうです。
湖畔を見ると、何か動くもの発見!
外に出て近くまで行って見ると…リス?の一種でしょうか?
よく見ると10匹以上います、他の観光客が餌をあげると警戒しながらサッと持っていき
食べていてかわいいです。
帰りもゆっくりとダムを歩いて渡ります。フーバーダムにはあまり日本人はいないようです。
何人かはすれ違いましたが、ストリップにいるときのようなことも無く、まばらにしかいないので私は楽しいのですが彼女はかえって不安だそうです。
やっぱりもし何かあったときに困るからだって…周りには人がいっぱいいるのなぁ(^^ゞ
駐車場は小高い部分にあるので階段を上がって車に戻りました。
時間に余裕が無いのですが、せっかくここまで来たので、この先の峠を越えて少し走って
みることにしました。
10分ほど走りましたが、その先に広がるのは荒涼とした台地で、そこにハイウェイが小さくなるまでずっと続いています。
やっぱり変わり映えしないので諦めてUターンすることにしました。
ダムの上の渋滞を通過して来た道を戻ります。次にアウトレットに買い物に行きたかったので、帰りはハイウェイをダウンタウンまで一気に戻りました。降りるところを間違ってしまって、遠回りをしてしまいましたが、無事にラスベガス・プレミアムアウトレットに着きました。
本当は時間があれば、ラスベガス南部の郊外にあるファッションアウトレットまで行きたかったんですが、片道55kmもあるので時間的に無理がありここへきました。
ここのプレミアムアウトレットは御殿場や佐野、関西国際空港の近くにあるプレミアム
アウトレットの系列らしいです。ストリップからも近く、日本人観光客も多いですね。
車を停めて入っていくと、いきなりフードコートを発見しました。覗いて見ると日本食のコーナーがありました。彼女はご飯のメニューがあることが気に入って是非食べたいというので、
買うことにしました。
やっぱり、3品付いたランチプレートになっている物だったので注文しました。彼女は今日やっとまともに食事を取ってくれました。どうも彼女にはアメリカの食事が合わないようです。
食事にも満足してくれて、やっと安心しました。
アウトレットの中を一回りしてみましたが、結構店舗も多いですが、私は聞きなれないブランドの店も多かったのでピンとこない部分もありましたね。
彼女もセンスに適う服や小物が無かったので、結局何も買わずに出てきました。
15時も過ぎていて、レンタカーの返却時間まで残り20分程度。まぁ大丈夫なんでしょうがハラスホテルの駐車場に戻ることにしました。 |