第2日目  10月10日()

寝不足だけど、気分は気持ちよいですね。




 9時半に起床、あまり寝ていないので非常に眠い…。
けどそんなに機嫌は悪くない。昨日の到着が遅くなったので、本当は7時過ぎに起きる
はずでしたが既に2時間くらい予定よりも遅くなってしまいましたが仕方ないですね。
ゆっくり支度をして朝食はとりあえず後回し…。どこかで食べることにしよう!

 11時前、ホテルを出発、まずは今回の私の目的である「ストラトスフィアタワー」へ
向かうことにしました。
ここまで、歩くには距離があるし、かといってJTBでもらったトロリーバスのチケットが、
いつ来るかわからないと説明を受けたので、当てにならないのでタクシーで行くことに
しました。
正面入り口前にタクシー乗り場があるので、そこから並んでタクシーに乗ります。
ドアをあけてくれたドアボーイにチップを渡して乗り込み、行き先を伝えます。
昨日の到着が遅かったので、明るいストリップの眺めは、また違った雰囲気です。


 ストリップを北上していき10分ほどでストラトスフィアタワーに到着しました。
このタワーは、1996年に完成したこの高さ350mのタワーですが、ここは1階はカジノ、
その上はショッピングモール、更にその上はホテルになっていて、その横にタワーが立っているような感じです。
正面入り口を入り、カジノの中央にある階段で上に上がります。マクドナルドなどあり
そのショッピングモールを歩いていくと最後にタワーへの入り口がありました。
入り口まで来て気が付いたことは、チケット売り場が無い…。
どうやら気が付かずに通過してしまったらしく、再び来た道を戻ったら、マクドナルドに
気を取られていたようで、その横にありました。
(まぁ後で気づいたのですが、実はもっと近くにもチケット売り場はあったのですが…。)
しっかりと下調べもせずに来たので、あまりアトラクションを把握してなくて、見てもビックショットくらいしかわからない…。
けど適当に展望券とアトラクション2つがセットになった券を購入して戻りました。

 ここでは、タワーの入り口でセキュリティチェックをしていました。改めてテロの脅威を
感じながら通りましたが、なんとブザーが鳴り、体中調べられちゃいました。
さらにその横では、タワー展望記念の撮影が強制的にされていて。仕方なくポーズを
とらされてスマイル(>_<)>

 その後エスカレーターを上がっていくとようやくエレベーターの入り口に着きました。
まだそんなに混んでいない為か、運転間隔も長くてちょっと待たされましたが、乗り込みます。エレベーターがそんなに新しく感じないもの、エレベーターボーイがいて、タワーの
案内をしていますが、早口で私たちにはチンプンカンプン!?でした。おまけにVTRが映る
はずの液晶モニターまで壊れていて映らずって感じでした。

 展望フロアーに到着しました。歩いていくとそこにはラスベガスバレーが一望です!(^O^)/
昨日到着時には見えなかった遠くの山並みがはっきり見えていて、ここが山に囲まれた
砂漠地帯ということが一目瞭然です。
さすがにストリップは、昼なのでネオンまでは見えませんが、それでも砂漠の真ん中に
これだけの都市があるのは日本では考えられない風景ですね。

 空を見るとマッカラン国際空港を離発着する飛行機が何機も見えていています。
この風景に感動しながら一周しました。
するとそこで更に上にあがるエレベーターを発見しました。デジカメのメモリーカードを
交換してから乗り込みました。再びエレベーターボーイのお兄ちゃんがアトラクションの
説明を早口でしています?とりあえず次に着いたフロアで降りてみました。
外に出てみると、そのアトラクションは「Xスクリーム」といって、シーソーようになっていて
地上260mで外に投げ出される感覚が味わえるというもの…。実はビックショット以外は
知らずに来たので今さら引き返せないので、乗ることにしました。私は高所恐怖症では
ないものの、さすがにこの高さではちょっとビビってます。
すべてのアクセサリーをはずされ(メガネも)乗り込みます。スタートすると傾き一気に
タワーの外に向かって飛び出しました。止まるとわかっていても最初は緊張しましたね、
下を見ると地上260mで何も無い状態(T_T)>
ちょっとすると慣れてくるんですが、そうすると突然シーソーがガクンと落ちたります。
横を見ると展望デッキから野次馬がゲラゲラ笑いながら歓声をあげています。
そんなこんなで3分あったかで終了しました。
気持ちの準備もせずに乗るのって怖いですねぇ(^^ゞ

 屋外の展望デッキに出ました。先ほど乗ったXスクリームやビックショットも見えています。
相変わらず、アメリカ人はXスクリームを見て大喜びしていましたね。端で見てる分には
楽しいですよ(>_<)>
緊張も取れてきたので、次にビックショットを乗るためにもう一回エレベーターに乗りました。
ついに最上階に到着!彼女もさすがにこれにはビビッています。
空いているので、アクセサリーを外してすぐに乗り込みます。
準備が出来て待っていると、強烈な4Gの加速度と共に一気に上昇!
予想を越える加速度にビックリしているうちに、タワーの施設は見えなくなり、ラスベガスバレーの景色だけになります。そこに今度は無重量になるので、まさに放り出された感覚に
なって数秒間、体中が一気に硬直しましたが、その後は大丈夫です、彼女は完全に
硬直していましたが…。
久々、こんな強烈なアトラクションに乗ったので興奮してしまいました(^^ゞ
だって普段はディズニーランドのビックサンダーマウンテンくらいしか乗らないですしね。

再び展望デッキに戻ってきました。しかし彼女の様子が変です。どうやらビックショットに乗って気分が悪くなってしまったみたい…(+_+)
しばらくベンチに座って様子を見てみる、どうやら空腹と寝不足で乗ったので体が
持たなかったようです。
すこしだけ良くなったので、とりあえずご飯を食べようということになりました。
近くで日本料理のお店を探して歩きましたが開いていなくて、とりあえずホテルに戻ること
にしました。

しかしこの帰りのタクシー、最悪なことに運転は荒い上にメインストリートが混んでるとは
いえ、わざわざハイウェイに遠回りしてくれて2ドルも高く取られてしまいました。
ムカついたので、ほとんどチップはあげませんでしたけどね(--;)

とりあえず、部屋に戻って休憩することになりました。
彼女はすぐにベットでバタンと倒れるように寝てしまいました。
まぁこんなハードな初日だったので仕方ないですね。
その間、私はテレビでCNNヘッドラインニュースを見たり、新聞を読んだりしてましたが、
眠くなってうたた寝していました。

ストラトスフィアタワーの下から見ると…
中にあったマクドナルド
曲線構造なので下を見ると何もありません(+_+)
ストリップ方面を昼間に見ると
ビックショットです
Xスクリームです、ただのシーソーみたいなものですが…
セイレーンは迫力がありますよ 地上260mのジェットコースターはいかが? 前に放り出される感覚がたまりません(+_+)
ベネチアンの本館です


気が付けば夕方になって暗くなってきていました。
ボーっとしていると、突然ドアをたたく音が!?
開けてみると、メイドが何か言っています。早口に言われるとわからないので?と
なっていると、突然チョコレートをくれました(^^ゞ
どうやらこのホテルは2回部屋をチェックに来るようです。

 やっと二人とも目が覚めました。彼女の具合も少し良くなったので、夜のショーを見に
行くことにしました。
ベネチアンの近くでは、トレジャーアイランドやミラージュなどがあります。

 最初にトレジャーアイランドのショーの時間に合わせて行きました。
ここでは、ホテルの外でやっている屋外ショーで「セイレーン」と言います。
着いてみると、見るところが細く少なく、歩道まで人でいっぱいになっています。
私達もかろうじてショーを見ることが出来るスペースを確保して見ることができました。
内容は、セイレーン(女性船)と海賊(男性船)に分かれて戦うというミュージカル形式の
もの。セクシーな衣装とダンスで魅了していましたが、さすがラスベガス、屋外でも物凄い
爆音でショーが出来るんですね(+_+) そっちのほうがビックリでした(^^ゞ

ショーが終って次にミラージュホテルでおこなわれている「噴火ショー」を見るために
移動します。
セイレーンが終ったばかりで歩道にはたくさんの人がいて歩きづらいですね。
一旦、歩道橋に上がって周辺を見渡します。ここはストリップの北端のほうで、その先は
通りが少し左にカーブしている為にあまり見通しは良くはありません。
しかし渋滞しているブルーバードを中心に煌びやかなネオンと巨大なホテルに囲まれ、
ラスベガス独特の世界を作っています。
その風景をデジカメに収めて、ミラージュに向かいました。
場所は隣りなので5分もかからなく着きます。噴火ショーは、夕方より15分に1回の間隔で
おこなわれているそうで、回数が多いせいかあまり人も多くありません。
目の前で待っていると静かに始まりました。


 ライティングと噴水を使った演出、最後には池に炎が走って熱かったかな?
数分でショーが終りました。ちょっと物足りないものがありましたが、あとで聞いた話だと
ショーが開始された当初は、もっと豪快で爆音を立てていたらしいですが、近隣から
クレームがあったらしく、規模が縮小されたらしいです。
あっさりと終ってしまったので、次に行く場所に困っていたら、通りの反対側に大きな
アーチを描いた看板のマクドナルドを発見しました。

 信号を渡って見に入ると、結構大きなお店でメニューもストラトスフィアタワー内にあった
お店よりも多いようです。特に日本では売っていない「プレミアム・サラダ」ありました。
考えてみれば、今日はまともに食事は取っていなくてハラペコでした。
けど、とりあえずマックでは買わずに出てきました。だって他にも食べたくなるようなものが
あるかもしれないからね(^O^)

 20時も過ぎました。マックからベネチアンに向かって歩いていると、カジノの中に
サンドイッチチェーンの「SUBWAY」を発見しました。聞けば彼女はSUBWAYのサンドイッチは日本でも食べたことが無いそうなので、とりあえず彼女の体調も考えて、サッパリして
食べやすいサンドイッチにしました。
ハーフサイズを2つ購入、しめて13.74ドル。とりあえず食料を確保して安心しながら
(まぁどこにでもあるのですが…)ホテルに戻ることにしました。

 ホテルのムービングウォークに乗ってそのまま、ベネチアンの中、カジノの2階にある
ショッピングモール「グランド・キャナル・ショップス」に入りました。

 ここは、一歩中に足を踏み入れれば、そこは水の都ベニスの雰囲気そのままです。
その中に多くのブティックやショップ、レストランが入ってます。結構広く奥まで歩いて
一通り見て廻りました。
日本で知っているブランドもあれば知らないブランドも多く、興味を持ってみて回りましたが、彼女の気に入るようなショップはあまり無かったようです。

 最後にたどり着いたところ、そこはフードコート。見てみると、ひとつ日本料理とも中華料理とも判別できない店がありました。
そこにはご飯のどんぶり物を発見!彼女はこの旅に出てお米を食べたくて仕方なかった
らしく、サンドイッチを買ったにもかかわらず食べたがったので、テリヤキ丼を炒飯と惣菜2点が入ったプレートを買い食べました。

 彼女はテリヤキ丼に大満足!急に元気になりました。
人間って食事が合わないのってダメなんですね(^^ゞ
部屋に帰る前に、2階にある売店に寄って、ビールと栓抜き、ポテトチップスを買って
戻りました。

部屋では、さっき食べたばかりなのにサンドイッチを食べてテレビを見てました。
ビールも飲んで良い気分になってきたので、シャワーを浴びて寝る支度をしました。

 窓から外を見れば、ネオンが全開、旅客機も24時間空港の為飛んでいます。
そんなアメリカの凄さに感心しながら2日目の眠りに着きました。

トレジャーアイランド前からストリップを望む
ラスベガスにはマックが3、4店舗はあるようです
ミラージュでは昔は猛獣ショーもあったようです
ミラージュの噴火ショー
ちょっと変わった建物のマックです 彼女のお気に入りのテリヤキ丼 私が食べたプレート