Las Vegas 2004年10月9日(土)〜13日(水)
第1日目 10月9日(土) 朝7時に起床。 なんと不幸なことにこの年は台風が日本列島を上陸した数が記録更新した年でした。 そして、この日も昭和28年以来最も強い勢力をもった台風22号が関東に向かっている日で夕方に最接近するとのことでした。 朝支度をして、インターネットで成田空港の発着情報を確認しながら大丈夫なことを確認して念の為に早めに出発 することにしました。10時前にクリーニング屋やコンビニに行って用を済ませてから10時半に家をでました。 途中で海老名SAに寄り道しながらも大して渋滞も無かったので12時過ぎには酒々井PAに到着することが出来ました。 ここで大事な家族!?をトランクにしまって、向かうは前回お世話になった「サンパーキング」さん、12時45分に 到着して荷物を降ろして、前清算を済ませてからマイクロバスに乗ります。 連休があるせいか、去年来た時と違ってお客さんで混雑しています。やっぱり普通の人はこういう連休を利用して遊びに行くんだなぁ…なんて思いました。 バスは順調に進み空港の検問へ、検問でパスポートを見せて空港内に入りました。
今回、利用する航空会社はノースウエスト航空なので、第一ターミナルで降ろしてもらいました。
出発ロビーに入るといっぱい人がいてビックリ!
かなりの混雑ぶりです。しかも台風が近づいていることもあり、何か違う雰囲気がありました。
心配だったので出発時刻を確認すると、私たちの乗るノースウエスト002便(NW002)の時刻が30分早まり
15:15に変更になっていました。やっぱりって感じ…早くきて良かった〜なんて思いました。
早速、セキュリティチェックを受けてJTBのカウンターに行きましたが、なんか勘違いしててまだNW002便のカウンターが開いていなかったので、5分ほど前で待っていると開いたのでチェックインしました。
その後、国際携帯電話「ワールドウイング」を借りに行き、買っていなかったオータムジャンボ宝くじを買おうと思ったら売切れていました。
ついでにJCBカウンターでキャンペーンの登録をしてから、ドルに両替をすることにしました。
二人分で3万円で267$に替えることが出来ました。
搭乗までまだ2時間弱あったので中央ターミナル棟へいき、シャンプー等足りないものを買ってから昼食を食べることにしました。悩んだ挙句に時間もなくなってきたので、なんか最近オープンしたらしい「海鮮三崎港」に入りました。時間も2時過ぎなのでお客さんも2、3組ほどしかいなく空いていました。ネタはまあまあでおいしかったですが、金額的にはどうかな?けど空港内にリーズナブルなお寿司屋があるのは助かりますね(^O^) 19時になり搭乗も終っていて、今か今かと離陸するのを待っていますが動く様子がありません。そうしているうちに外の天候はまたも悪くなってきて暴風雨になってきています。
動かないまま1時間が過ぎました。アテンダントもやることが無いのかギャラリーで喋っています。
しばらくしてまたアナウンスが…
「アメリカの労働基準法により、労働時間がオーバーする為に、今からパイロットとクルーの入れ替えをおこないます。」との事? |
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22時50分、定刻15:45のノースウエスト航空NW002便は遅れること7時間(台風の影響は3時間)で やっと成田空港を離陸することが出来ました。 離陸直後は、台風の影響が残っていて機体は揺れましたが1時間もすると落ち着いてきました。 日付も変わりそうな24時前になって、やっと本当の機内食が出てきました。 彼女曰く、機内食はシンガポール航空よりもおいしいそうだ。 しかしもう二人とも疲れ気味…。 当たり前です、だって既に一旦降機したとはいえ機内に既に7時間半も乗っているのですからねぇ…。 本当ならもうそろそろロサンゼルスに到着する時間ですしね(>_<) 機内は、すぐに暗くなり映画が流れています。 しかし、手前のプロジェクターは、とても映りが悪く見れたものじゃないので、もうひとつ先のプロジェクターの画面を見ていました。 ウトウトしていると日本時間で午前2時半過ぎには外が明るくなってきました。 機内では、映画で「ハリーポッターとアズガバンの囚人」がやっていたのでずっと見ていました。 途中、席から立って後ろに行き、柔軟体操をしました。こんなことでもしないと、体がおかしくなってしまいそうですね。 ハリーポッターも見終わったころ、日本時間午前8時過ぎに二回目の機内食(朝食)が出てきました。 しかし、7時間も遅れているのでこの朝食、実は現地時間15時過ぎに食べていました(+_+) 現地時間15:55にやっとロサンゼルス国際空港に到着しました。 機内からやっと出れたのは嬉しかったですね、エコノミー症候群になってしまいそうな勢いでしたから。 さて、入国審査にやってきました。 今月からアメリカ入国の時には、右手左手の人差し指の指紋の採取(電子スキャン)と顔写真を取られることになりました。結構一人当たりの時間がかかっていて順番が廻ってくるまで待たされので、途中彼女に待っててもらい抜けてトイレに行きました。 やっぱりアメリカのトイレだけあって、大便器の仕切りの上下は無くどこに入っているかは、よくわかります。 すっきりしたところで戻りました。 順番がきたので行くと、質問された後、指紋を取る為に右手をセンサーの上に乗せましたが、なかなかうまくスキャンできないので、審査官の人に、もっと強く押せと言われたのでムキになって強く押すと、ようやくOK! 左手は要領を得たのですぐにOKでした。最後に顔を撮られてOKとなりました。 次は彼女の番、まぁ最初は同じ事なので、質問されて指紋と顔写真を取られました。問題だったのは税関申告書でした。一緒だったし面倒なので私の一枚しか書いていなかったのですが、質問され「結婚しているのか?」との問いに、正直にしてないと答えたら、じゃあもう一枚書かないとダメだといわれて、慌てて指差されたところから税関申告書を貰ってきました。しかしこの申告書、機内で貰ったのは日本語で書いてあったのに、これは英語バージョン(まぁ当たり前ですが…)一緒に教えながら書き込んで、何とか入国できました(^^ゞ バゲージをピックアップして出口に歩き出しました。 さて、ここからが問題、本来乗るはずだったNW628はもうとっくに飛び立っています。 成田で待っていると時にJTBに電話したときは現地で手配するので大丈夫といっていました。 出口を出ると、そこにJTBのマークを付けたスタッフ(おばちゃん)が待っていました。 しかし、飛行機が遅れたことで振替便を手配しているのですが、発券作業がスムーズにいっていない様子で、HISなどの日本の旅行会社スタッフなどと共同でノースウエストのスタッフとやり取りをしています。 どうやら振り替え便はアメリカン航空のようです。 私たちのほかにも同じ便で来た他のツアー客もみんな待たされて棒立ち状態…。20分位経って、やっと処理が終ったようで、第3ターミナルに歩いて移動することになりました。 私は海外旅行11回目にして初のアメリカ本土上陸です(^O^)/ 疲れも吹き飛び元気になってきました(^^ゞ 第3ターミナル内の国内線アメリカン航空のカウンターで無事にラスベガスまでのチケットが発券されました。 アメリカン航空AA1186便 19:35発でした。 後はJTBの人に入場ゲートの場所の説明があって、ここまで一瞬団体行動していたツアー客が解散になりました。 |
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そこで、まず私がしたのは…タバコを一服(^O^)
当然ビルの中では吸うことが出来ないので、ビルの外の灰皿スタンドのあるベンチに座って吸いました。
15時間ぶりに吸いながら空港を眺めてみると、やはりかなり大きな空港ですね。じっくり見る時間と体力が無いのは残念です。もう夕方で日も落ちかかっているので、気温も下がってきました。寒いのでどうしようかと考えていたら、前からさっきのJTBのスタッフが歩いてきたので、この近くにカフェが無いか聞いてみると、セキュリティゲートを通過してしまえば、中にあるよと教えてくれました。
本当は、まだ近くを歩きたい気分だったのですが、疲れもあるし、寒くなってきたので諦めて、中に入ることにしました。
トイレを済ませてから、いざセキュリティゲートへ…。
日本のときよりも厳しく、皆さん靴まで脱いでいます。私は脱がずに通りましたが、幸いアラームは鳴りませんでした。次に彼女はというと、パンプスまで脱いだのに、しっかりアラームが鳴りました。もう一回通っても鳴るので、検査官に呼ばれました。
HALO?なんていわれたりして、なんか女性の検査官に子供扱いされているような感じです。けど緊張感など無く見てる私も笑ってしまいました(^O^)
問題なく通過することが出来て、国内線の出発ターミナル内に入りました。
ここは日本と比較して国内線とは思えないほどお店は入っているし、ゲートの数も多くスケールが違います。
時間もあったので、ショップを見たりしながら時間を潰しました。
時間が近づくとゲート前は人が多くなってきました。やはり私たちみたいに振り替えになった人が多いのかな? しばらくすると、さすがにネオンも切れてきて暗くなってきました。 そうすると今度は真っ黒!?ハイウェイの車のヘッドライトだけが見えている状態になりました。 民家も無くて、本当に真っ暗です!一瞬、海の上でも飛んでいるような錯覚に陥るようでした。 飛んでいる間に、席を譲っていただいた方(おだぎりさん)とお話していました。 夫婦で旅行だそうです、私たちとは違って8日間の日程できたそうです、しかし飛行機が遅れたので今日、夜に着いて明日は早朝からグランドキャニオンの1日観光だそうで、ちょっとかわいそうでした。けど後はのんびりラスベガスで過ごすそうなので、うらやましい限りです。
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1時間ほど飛んでいると、再び明かりが見えてきました。 そう、いよいよラスベガスの明かりです。近づくとそれは本当に宝石をちりばめたように輝いています。 上空で旋回してから着陸態勢に入りました。 ネオンを見ながらラスベガス・マッカラン国際空港に着陸しました。 ターミナルは一番端だったので着陸してからすごく時間がかかりましたが、10分近くで駐機できて機内から出てきました。 ターミナルに出ると、すぐにJTBのスタッフの川崎さんが待っていました(そうここは国内線だから入れるんだ(^^ゞ)) JTBのツアーの人が集められて点呼していきます。気が付けば15人位いました。一組は自分たちでタクシーで向かったと言っていました。どうやら遅れて待ちきれなかったのでしょう…。 目の前には、早速スロットマシンが置いてあります。さすがラスベガス! トイレのあるところでトイレ休憩です。 タバコの喫煙にうるさい国ですが、ラスベガスだけは寛容なようでスロットマシンのあるところでは灰皿があったので、おだぎりさんと一緒に吸って話をしていました。 いよいよ、バゲージを受取、出ると、更にパワーアップしてまるでそこはカジノそのもののような雰囲気のターミナルです。そこをおのぼりさんの様に川崎さんに付いて行き、バスターミナルに行きました。 荷物を預けて乗り込みます。 話を聞きながら走って空港から離れていくと、いよいよ見えてきました、一番の繁華街である通称ストリップです。 特に、空港に一番近いルクソールが見えています。 バスに乗っている人は宿泊するホテルが違う人もいるので、まずは私が泊まりたかったルクソールに向かいました。 ルクソールのエントランスに着いて見ると、ほとんどの人が降りてしまい残ったのは私たちを含めて2組だけになりました。この二組とも同じホテルなのでそのまま直行です。 この時間(21時過ぎ)でもストリップのメイン通りは渋滞している為に、私たちは裏の通りを通って向かいました。 そうして、今回宿泊する『ザ・ベネチアン』に到着しました。 中に入ってみると、とても広くてきれいなエントランスとカウンターがあり感動です。 ホテルの名前の通り、ここはイタリアのベネチアのコンセプトに作られている為、古きヨーロッパのムードが漂っています。 既に飛行機も遅れていたので、JTBの方がチェックインを済ませていたようなので、直接部屋に向かうことに。 私たちの宿泊するのは新館らしいので、メインロビーから専用のエレベーターで新館のロビーに上がりました。 ロビーで2組は書類やルームキーを貰ってホテルの説明を受けました。 彼女は、疲れもピークで話なんて聞いてなくてうたた寝していましたけど…(^O^) 川崎さんのちょっと長い説明が終わりやっと部屋に行きました。 部屋は新館の9階518号室です。 実際には新館は10階が1階なので?本当は18階に部屋があることになるので、部屋から見える景色は、かなり高い位置で見えます。残念ながら目の前にはハラスホテルの建物があるので、見通しが言い訳ではありませんが、マッカラン国際空港から飛び立つ飛行機は良く見えました。 川崎さんが部屋のクリーニングの確認をしてから、やっと二人きりになれました。 緊張感も無くなり、一気に力が抜けてきました(^_^)
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彼女は、早速スーツケースから我が家の家族を救い出しました(^^ゞ
なにせ、詰め込んでから24時間近く入っていたので…。 |
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