ル・メリディアンシンガポールのロビーフロア


2003年11月11日(月) 第3日目

朝早くても疲れていても楽しいから気にならないですね (^_^)>


朝6時に起床(+_+)
 今日は、自由行動の日であるが、オプショナルツアーでビンタン島のツアーを日本で
予め申し込んでおいたので、こんな朝から起きる羽目になりました(>_<)
外はまだ暗い…夜が明けるのも日本よりも遅いようです。
 眠い中、支度をして朝の6時半から朝食を食べにロビーに行きました。
ほとんど朝一番乗りって感じで食事をとります。苦いコーヒーが目を覚ましてくれます。
それでも、仕事を早くから行くのとは違って気分は清々しいですよね。
 
しっかりと朝食を食べて部屋に戻り、出掛ける支度をします。集合は7時15分、
時間ちょうどにロビーに下りると、もう一組ビンタンに行くペアが待っていました。
片言の日本語で女性が話し掛けてきて、ホテル地下の駐車場に案内されました。
そこからワゴン車に乗って出発です。
車の中で今日の説明を聞きながらフェリー乗り場に向かいます。

 ビンタン島は、インドネシア領で、シンガポールからは南東にフェリーで約1時間の
ところにあります。国際フェリーで行く為、チャンギ国際空港の近くにある、
タナメラ・フェリーターミナルに向かっています。順調に約30分で到着しました。

 私たちは、国境を船で越えるのは初めての経験で楽しみです。
フェリーターミナルに到着して、建物の中に入り、係員の女性から出国の手続きや
ビンタン島でリゾートへの入り方などの説明を受けてから、しばらく時間があったので
休憩を取ることになりました。外のテラスに出て、ベンチでぼーっとタバコを吸って時間が
来るまで待っていました。だって建物の中はエアコンがガンガンに効いて寒くて
待ってられないんですよね(^^ゞ

AM8時過ぎに出国手続きを済まして、出国ロビーへ入りました。
同じツアーでこの日も一緒にビンタン島に行くことになった、T君とS君。
この二人なにやら出国時に止められています。後で聞いてみると、なんとおととい入国
したときに書いた出国カードを捨ててしまったらしい…(-_-;)
知らなかったとはいえ、勇気があるという無謀というか、俺には真似が出来ませんね。

 中にある売店で日焼け止めだけ購入、ほおっておいたら体中が真っ赤になって収集がつかなくなってしまうからね。
それでも暇でテレビを見ながら待ちました。
周りにはだんだん人が増えてきました。ゴルフバックを持った人や各リゾートに行く人が
いますが、見ればビンタン島に何をしに行くのかわかりますね(^。^)
いよいよ8時半過ぎに乗船案内がアナウンスされて、桟橋に向かいました。

長い桟橋を歩いていくと、だんだんフェリーに近づいてきます。
思ったよりも大きくきれいな船体です。
客席は2階建てで1階には売店も入っています。

とりあえず、乗り込んで空いている席に座ってみました。
乗船して最初は1階の座席に座ったのですが、水面に近くて景色も悪く揺れる為に、
2階に行きました。こちらのほうが眺めが良くて酔わないようです。
外に出ようかと思ったら、この船はデッキには出てはいけないようでした。
ようやく出航時刻のAM9時になりに出航しました。

ターミナルビルから桟橋をみる

今度はフェリーからターミナルビルを見ると…

客室はこんな感じ…

出発です!

別の行き先に向かうフェリー


桟橋から離れて徐々にスピードが増していきます。
遠くには、シンガポールの中心部のビル群が見えています。
周りには貨物船が停泊していて、その貨物船の間をすり抜けるように進んで行きます。

だんだんシンガポールが見えなくなりインドネシアが近くなってきました。
地図では近くてもやっぱりすぐには着かないですね(^^ゞ
しばらくはぼーっとしたり、寝ていたりしました。

 ビンタン島とシンガポールとの時差は1時間、日本とは2時間の時差になります。
ビンタン島到着は現地時間AM9時、なんか予定表とは違って15分も多くかかっています。
入国審査に行くと最後に行ったので行列の一番最後に並びましたが、のんびりした国
なのか、入国審査に時間がかかること…。
やっと審査がを終わり、外に出ると送迎のバスが待っていたので後ろのドアから
乗り込みます。けどこのバス、ハイデッカーのバスなのに階段が急で乗りずらかったです。

フェリーターミナルから離れてしばらくすると、バスから見える景色は結構未開の地という
雰囲気で、土地は荒れているというか手が付けられていないという感じでしたが、道だけはきれいに舗装されており、道沿いには高圧電線も通っていました。
ビンタン島でも北部はリゾート開発がされているので、その為の電線なんでしょう。

 リゾートに近くなると路肩もきれいに整備されてきました。
敷地の入り口には警備員が常駐していてセキュリティに関しても大丈夫そうです。
敷地に入るともうすっかりそこはリゾート地らしく、全面芝生で、南国の木が植えられて雰囲気ばっちりですね。
フェリーターミナルから約30分で到着しました。
今回日帰りでお世話になるのは「マナマナ・ビーチリゾート」です。

インドネシアに到着です

走っている横はジャングル?

白い砂浜がまぶしいです!

天気も良くまさに南国!

ビーチは静かでした

少し中に入れば緑もいっぱいです


到着すると、またまたつたない日本語で説明を受けて、財布やパスポートを預けてます。
このリゾート内ではキャッシュレスなので、清算の時にまとめて払います。
そして着替えるためにクロークへ…。
パッと見、大きくない建物の中に入ると薄暗く、きれいな感じじゃないところでした。
が、まぁ…東南アジアにありがちな雰囲気ということで(^。^)>

着替えも終って外に出てビーチに出ました。人気も少なくとても静か…けど天気は良くて
海も青い!いかにも南国のビーチに来たって感じがします。
とりあえずビーチチェアを借りる事にしましたが、受付の女性に、うまく説明できなくて、
ゼスチャーで何とかわかってもらいました(+_+)
気に入った木陰にチェアをセッティングし、まずは座ってのんびりとしました。
気が付けばこの旅行に来て初めてのんびりした時間が出来ました。

 チェアに腰掛けたまま空を見ると、木の葉の間から青い空が見えています。
強い日差しなので、木陰にいることが一番心地良く体に優しい感じです。
風も程よく吹いていて、体をすり抜けていきます。
しばらくの間のんびりと時間が過ぎる中、話をしながら景色を楽しんだりしていました。
なんか久しぶりでした、こんな風にゆっくりした時間を過ごす事が少なかったので
とても贅沢に感じました。
 少し時間が経ってくると退屈になってきて、右の岬を探検することにしました。
途中には岩場があって、とても歩きづらい為、ゆっくりと飛び跳ねながら越えていくと
岬の手前の砂浜に出ました。
ここからはメインのビーチからは見ることの出来ない岬の反対側の景色が見ることが
出来るし、マナマナ・ビーチクラブ全体が見渡せてよかったかも。
ただ、ここの辺りには周辺のごみが集まってきてごみだらけでした、けどヤドカリを見つけて
楽しかったかな?
戻るときに歩いていると…!
青いヘビがニョロニョロ〜と出てきてビックリ!ちょっとビビリました(+_+)

贅沢な時間の使い方ですね

だんだん潮が引いてきました

なんだろう…?

朝とは雲泥の差で水が無い(+_+)


 二人で少し水際で遊んだり、ぼーっとしていると、気が付けばもうお昼近くでした。
お腹も少し空いてきたので、ご飯を食べることにしました。
このオプショナルツアーは、昼食付きなのでそのままレストランへいきました。
行ってビックリ!お昼時だというのに、私たちを合わせてお客さんは2組!?
さっき食べてた同じツアーの2人はもういないし、なんとも寂しい感じでした。
けどまぁのんびり人目も気にせずご飯が食べられるし、いいかな(^。^)

テーブルについてドリンクを聞かれたので、ビールをオーダーしました。
メニューは選ぶことが出来ませんでしたが、最初にボリュームたっぷりのシーザーサラダ
が出てきて、これを食べ終わると、次にメインディッシュのタコス!?が出てきました。
これも結構ボリュームがあって食べがいがありました。
こういうツアーに付いてる食事ってなかなかお腹がいっぱいにならないんですけど、ここは
合格!(^O^) しかも食べ終わったところで店員さんにビールのお替りをサジェストされて、
なんかその陽気さに負けてお替りしてしまいました。
ご飯も終りお腹も満たされて、ほんのり良い気持ちになりました。

チェアに戻り、少し昼寝をしました。
気が付くと、だんだん引き潮になってきて、砂浜が段々広くなってきています。
水際を散歩していて、良く見ると小さな生き物がたくさんいました。
小さなカニやエビ、魚なんかがいて、年甲斐も無く遊んでしまいました(^^ゞ
またさらに時間が経つと、さっき行った岬の方が潮が引いて岩場を歩かなくてもいけるようになっていたので、また遊びに行くと、なおいっそうゴミだらけ…。

夕方になると、雲が多くなり雨が降りそうな気配が出てきました。しかも遠くでは雷も鳴っています。気温も下がってきたので、体が冷える前に少し時間も早かったのですが、
着替えることにしました。このころには砂浜はすっかり潮が引いて、来たときとは全く違う景色になっています(+_+)
 クロークで着替えてエントランスで時間が来るのを待ちました。
待っていると、予想通り雨が少し降ってきました。早めに戻っておいて良かったぁ…(^^ゞ
集合時間が近くなって清算をしました。ここビンタン島では、インドネシア・ルピアでもシンガポール・ドルも使う事が出来ますので、シンガポールドルにて清算を済ませました。
というか、ルピアに両替の必要もないし、ここではシンガポールドルで大丈夫ですね。

帰りは、トヨタ製のワゴン車(日本では販売していない車名)で戻ることになりました。
お客さんは2台に分乗して出発です。
帰りも渋滞も無く(あるわけないだろ!)30分ほどでフェリーターミナルに戻ってきました。
ターミナルの中に入るものの、まだまだ時間もあったので、時間つぶしにターミナルの周辺を散歩しました。
 この近辺の海は遠浅らしくフェリーターミナル周辺の海もすっかり潮が引いていて、
来たときとは様相が違いました。こんな遠浅でフェリーは座礁しないのでしょうか?なんて心配をしながら、しばらく座ってのんびり…、ほのぼのしながら待っていました。

 時間も来たので、インドネシアの出国手続きをして待合室で待っていると、T君S君が、また出国手続きで引っ掛っている、なんかこの二人完全に呪われているらしい…(^^ゞ


さて、フェリーに乗船します。行きのフェリーよりも新しくきれいでした。
桟橋を離れて方向転換をして出航しました。
これでインドネシアともお別れです。また来ることあるかな?
出航してしばらくすると、暗くなってきて景色も見えなくなりました。
気が付くと、彼女の様子がおかしい…。
行きは大丈夫だったのに船酔いしたみたい…。何とか1時間耐えてタナメラ・フェリーターミナルに戻ってきました。
ビーチを演出するきれいな花です
リゾートまでの道はきれいに整備されていました
なんかハデだなぁ…
潮が引いていても平気? ビンタン島リゾートフェリー・ターミナルの建物 こちらもすっかり引いてます
帰りのフェリーはもっときれいで新しい♪


時間は、シンガポール時間PM19時半になっていました。
入国審査を通過して、出口に行くと、行きに送ってくれたドライバーが待っていてくれました。ワゴン車に乗り込み、ホテルへ戻りました。
部屋に戻ると、とりあえずシャワーをしっかり浴びて海水を洗い流しました。

落ち着いたところで、今日の晩御飯を考えることにしましたが、もう時間は20:30を
回っています。21時を過ぎると閉まってしまうお店も多い為、とりあえず近所を歩いて
みることにしました。
ホテルの周辺は、屋台のようなお店は多いのですが、食べたいものが無く、悩んだ挙句に
ホテル内2階にある日本の焼肉屋で食べることにしました。ホテルの中にあるので、
お世辞にも安いとはいえませんが、二人とも白米が食べたくて決まりました。

 店員さんには日本の方もいました。多分この人がオーナーなのかな?
コースで注文しました。出てくるのは、日本で食べる焼肉です。うれしいことに御飯は日本のお米で、しかもお替りが自由でしたので、私は喜んで食べました。
実は、一ヶ月前に急性胃炎をおこしてから今日まで満足に食べれることが無かった
のですが、この日に初めてと言っても良いほどお腹がパンクするほど食べられて、身も心も
大満足でした。
ちなみにこのコースとドリンクでこの日の夕食は、113.5シンガポールドルでした(+_+)
昨日の何倍?もうビックリでしたが、気持ち的には良しとしますか(^^ゞ

部屋に戻る前に、またセブンイレブンに寄ってビールを購入!
なんか毎日きているような気が…、そのうち店員さんに覚えられてしまいそうだなぁ(^_^)
この日もビールで晩酌しながら眠りに落ちましたzzz…。

我が家のスヌーピーだよ、けど連れ歩いてはいないけど…