2003年11月12日(火) 第4日目

何日か過ぎると気分がリラックスしていることに気が付きませんか?


8:30に起床。
昨日が早かったので、まだ昨日よりも良く寝た気分だ。
支度をして朝食を食べにロビーフロア降ります。今日は何故か日本人がとても多いようです。昨日の夜の便で到着したのでしょうか?しかし、若い子は少ないなぁ…(^^ゞ
この朝食も今日が最後と思うとさみしいなぁ…。

 そう今日は最終日、夜には飛行機に乗って帰りますが、午後8時まで約1日自由行動の
時間があります。
そこで、初日に市内観光で行かなかった場所に行こうと考えていました。
だからチェックアウトもしないといけないので、荷物をパッキングすることにしました。
4日間お世話になったこの部屋ともお別れです。ブーンと音を立てる照明のスイッチにも
慣れてきていたのにね(^^ゞ
 そういえば、日本から持ってきたタバコが最後の2本となりました。この銘柄日本の首都圏しか売っていない為買えません。マルボロのメンソールを買っても良いのですが、シンガポールは公衆のいる場所での喫煙が出来ないから、買ってもほとんど吸えることは無いでしょう…と言うことで、二人で最後のタバコを味わい深く吸いました。

荷物を持って10時ごろチェックアウトの為にフロントへ降りて行きました。
シンガポールドルの手持ちも少なくなってきたので、ついでに1万円分の両替もしました。
幸いトランクはフロントに預けることが出来たので手荷物だけ持って出掛けられました。
ホテルの正面玄関(実はこのとき初めて使ったのですが…)から、ベルボーイに頼んで
タクシーを呼んでもらいました。タクシーのドライバーに行き先を伝え出発!最初は、
『マウント・フェーバー・ケーブルカーステーション』です。
何だマウント・フェーバーは行ったじゃないかと思うかもしれませんが、本当はそこから
出ているケーブルカー(日本だとロープウェイなんですけど)に乗ってセントーサ島に
行きたかったのです。
走り出してタクシーから見るシンガポールの風景は、なんだか見慣れてきたものになり、
緑の多さや高層マンション、わかりづらい道路などが見ていて心地良いものになって
きました。しばらく走っていると、市内観光の時に見た交差点からマウントフェーバーに
登る道に入りました。
タクシーを降りてケーブルカーステーションに到着。割と閑散としていますね。
早速入っていくと、チケット売り場におばちゃんがいました。
セントーサ島に行きたいと言うと、どこに行く?ここに戻ってくるの?このミュージアムには
行く?ケーブルカーは透明なゴンドラと普通のゴンドラがあるけどどっちがいい?とか
色々言われたので、段々面倒くさくなり「マーライオンだけでいい!」といってチケットを
購入しました。ここでは入る前にセントーサ島にある、様々なアトラクションのチケットを
購入できるようになっているみたいです。

階段を上がると、レゴのブロックで出来たケーブルカーのゴンドラがドスン!とおいて
ありました。本当に人が乗って座ることが出来るくらい大きいものでした!
なかなかこんな大きなブロックの作品にはお目に掛かれませんよね。
皆さんも行ったら見てください。
そしてさらに奥には、ちょっとした展望台があってセントーサ島が良く見えます。
しかも、島の奥にはインドネシア領です。なんだかわくわくしてしまいます。
記念写真を撮っていたら、デジカメのメモリーカードもいっぱいになったので交換してから、
いざケーブルカーに乗り込みました。
ゴンドラの中には、音声でガイドがされています。しかも英語だけでなく日本語やフランス語、マレー語、イタリア語等など、多民族国家らしい配慮がされています。彼女は当然のように
日本語のガイドに切り替えていましたね(^_^)

ゴンドラが進んでいくとシンガポールの港が一望できます。しかし…ゴンドラの中は暑い…
(>_<)
雲ひとつ無い快晴の天気なので、日差しが強すぎます。パパは、汗ダクダク(^^ゞ
ケーブルカーの中心にあるトレードセンター駅を通過して、いよいよセントーサが目の前に
見えてきました。
良く見ると、マーライオンも見えてきました。写真を撮っているうちに、一番高いところを
通過して駅に到着しました。駅を出るとそのままお土産屋さんが…入りたくないので、
反対方向に下りていくと行き止まりになっている!?結局、お土産屋さんを通過しないと出れないようになっているようでした(^O^)
駅を出ると…暑い暑い!!日差しが刺さるようです。
ママは、日傘兼用の傘をさしました。パパは、もう汗だくになってしまいました。
しばらく歩いていましたが、あまりの暑さにちょっとクラクラするので休憩してから、
マーライオンに向かいました。
さすがにシンガポールで一番大きいマーライオンです。これを本物と思っている人も
いるのではないでしょうか?
このマーライオン中に入ることが出来てしかも、一番上は展望台になっているので、
一番下にある入り口から入りました。ドアをあけた瞬間…涼しい〜まさに砂漠に
オアシスって位に冷たい風が体を冷やしてくれて最高に気持ちのよかった(^O^)>

タクシーに初挑戦!

シンガポールの一般的な風景?
ケーブルカーのマウントフェーバー駅側

下には豪邸が点在しています

トレードセンタービルに近づきます

ついにデカマーライオンと対面!

トレードセンター駅を通過した下には客船ターミナルがあります

奥にはシンガポール中心部が見えました

でっかいなぁ…


 チケットを切ってもらい、少し展示物を見たらエレベーターで上に上がります。そこから
さらに階段で上がると、マーライオンの頭の上の展望台に到着です。ここからは360度、
すべての風景を楽しむことが出来ます。
 しかし、パパは暑さで頭がクラクラ、体は汗でビショビショになっています。こんなこと
珍しいんですけどね(+_+)
それでも、風景を楽しんで、写真にしっかり収めてから降りました。
ついでにマーライオンの口の部分から外が見れるので、そこに行ってみると、な〜んと
エアコンの風が直接当たるベンチを発見!しかも近くにモニターがあって、マーライオンの
誕生の物語が流れていたので、またまたしばらくそこで休憩してました。

 このデカマーライオンって内側から見ると電球がいっぱい埋め込まれてるんですね。
言い方が悪いとハリボテみたいな…(^^ゞ 夜になると、ライトアップされてレーザーショーが
あるみたいです。今回の私たちは見ることが出来ませんでしたが…。

 エレベーターで下に戻ると、再びお土産屋さんがありました。ここはマーライオンの
一番下でエアコンも効いているので、ゆっくり見ることにしました。
とりあえず、暑さ対策に、パパの帽子を買うことに、試着してみるけど、散々彼女に
笑われて挙句や
っと決まりました。普段は絶対に帽子なんか被らないので、似合わない
ようです(T_T)
後は、せっかくシンガポールまで来たので、自分へのお土産第2弾!携帯のストラップを
買いました。なんか、自分のものばっかり買って、ママには買っていないような…(>_<)

 リフレッシュしたところで、島内を散策です。マーライオンから正面のインフォメーション
センターに向かって歩いていきます。しかし彼女は、ヒールの高い靴を履いていたため、
足が痛くなってしまいました。また再び休憩。
けどこれは私が原因なんだよね…ごめんなさいm( _ _ )m
足も痛くなってしまったので、フェリーターミナルステーションから島内を一周している
モノレールの乗ることにしました。これは無料ですけど、小さいし窓の無いので乗り心地は
結構揺れるので微妙、風はそのまますり抜けていくので気持ち良い〜って感じです(^O^)
けどこのモノレール、島内の施設に行くには大変便利なのでお勧めですね。歩くとこの
セントーサ島結構大きいので楽ですよ。
途中ボーッとしていると、なんとまたまたT君とS君に遭遇!お互いビックリ!
結局3日間とも彼らとはずっと同じようなコースを廻っていたようです。
 なんだかんだ言っているうちに、モノレールを1週半も乗ってしまい、最初のケーブルカー
の駅に戻ってきました。

マーライオンの口の中でピース!

マーライオンの上からの眺め

そして、駅の横にある。アイスクリーム屋でアイスを買って食べることにしました。
冷たくて最高〜ですね!暑くなった体が一気に冷めてきて元気になってきました。
再びケーブルカーに乗り込んで今度は、途中のワールドトレードセンター駅に向かいます。
下を眺めると、この近海をクルーズしている「STARCRUISE社のスターヴァーゴ」が
戻ってきました。結構大きく、日本のツアーでも紹介されている為、結構日本人の搭乗も
多いようです。

ワールドトレードセンター駅で降りて、エレベーターで1階へ降りました。
そこから歩いてMRT(地下鉄)の駅に向かいます。歩いている横では、スターヴァーゴから
降りてきた乗客が入国審査を受けているのが見えました。
トレードセンター内に入るとショップがたくさん入っていて賑やかでした。
スターヴァーゴから降りてきた乗客もいたので、なおさら混んでいます。
私たちは、トイレを済まして、時間も14時近くになってしまったのでそばにあったマクドナルド
で昼食を取る事にしました。
 シンガポールのマックは、当時日本ではまだ販売していなかったフィッシュマックディッパーをもう販売していました。
私は、日本では無いメニュー「Big N Tasty」を注文しました。
この店舗では、何か買えばインターネットが使い放題のようでパソコンが2台設置してあり
ました。ケチャップやコーヒーのミルクなどは自由に取れるし、日本とはやはり違いますね。
世界共通の味でお腹もいっぱいになったのでマックを出て、次にMRT(地下鉄)に乗って
クラークキーに向かいます。

 シンガポールの地下鉄は、日本のJRのスイカのカードのようにICチケットになっています。普通乗車券でもICカードなので、そのカードには保証金が1ドルかかっていて、使い終わった後に券売機に入れると保証金が戻ってくるシステムです。
またそのICカードにお金をチャージしていちいち券売機で買わなくても良いようにすることが出来ます。この効率の良いシステムにちょっと感動しました。
去年開通したばかりのMRT東北線のハーバーフロント駅から乗ります。出来たばかりだけ
あって、近代的というか近未来的なきれいな設備です。日本の地下鉄よりもホームや
フロアーが広く天井も高いので開放感があるののも良いですね。

電車に乗り込んでみると車両の中はシンプルで清潔です。車両は日本製らしいのですが、
乗り心地は日本のと同じ、駅が近くなるとアナウンスが流れるところも日本と同じでした。
何駅か過ぎて、目的のクラーク・キー駅に着きました。
改札を通って、一旦ICカードを自動販売機中に入れて保証金に戻してみたら、1ドルコインで戻ってきました。
ここからは少し歩くことになるので、初めて公衆トイレに入ることにしました。
パパは、普段海外に旅行に行っても、出来るだけ公衆トイレだけは使わないようにして
います。だって、公衆トイレがすごく汚い国も中にはあるので怖くて入れないんですよね(>_<)
ところが入ってみると…全然きれいでした(^O^)
出来たばかりの地下鉄だからなのか、地下鉄のメンテナンスがしっかりしているのか、
日本の地下鉄のトイレと同レベルで全く気にならなかったですね。
島を周回している便利なモノレールです
始めてみたスターヴァーゴ
マックに入ってみました!?
ラッフルズプレイス近辺のビル群 車内もシンプルできれいでした 近代的なMRT(地下鉄)
これも有名なラッフルズ像
すっきりしたとこで、エスカレーターに乗って上がり駅を出ました。
と、瞬間にまた強烈な熱風と日差しに襲われ、ママは慌てて日傘を差しました。
駅を出てシンガポールリバーを渡ってから川沿いを国会議事堂の横を通って歩いていきました。対岸のボート・キーを眺めながら歩いていきます。
 時々彼女の足が痛いので休憩しながら歩いていくと、ラッフルズ上陸記念の地に
着きました。何があるかといえば、ラッフルズ卿の銅像があるだけ…しかも観光客は私たちふたりだけ…。淋しくなったので次に向かいます。
アジア文明博物館の横を曲がると観光バスがいっぱい止まっていて、やっと観光客が
いました、日本人じゃなかったですけどね。そして反対側には、ビクトリア・コンサートホール&シアターです。そこの前には、有名なラッフルズ像があります。
記念写真を撮ってから近くのバス停で再びひと休みです。
ちなみに滅多にかくことのない彼女さえもたくさん汗をかいてます、パパは聞くまでも無く
びしょ濡れ状態…拭いても拭いてもキリがありません(^^ゞ

話は変わりますが、シンガポールの路線バスは3社あります。しかも行き先の表示は路線番号が基本になっていますので何も知らない僕らみたいな人には難解なものです。今回は残念ですが使う機会と時間が無かったのですが、もしも次に来る機会があったら、地元の皆さんのように是非乗ってみたいですね。

話は戻って、再び歩き出しました。最高裁難所とシティ・ホールの横を通ってずっと歩いていくと、ラッフルズホテルに着きました。まぁ外から眺めるだけで、中には入りませんでした。何故かって?ママの足が痛くて、もう歩きたくなかったから(>_<)
近くのバス停のベンチで再び休憩、話し合いの結果、一旦ホテルに戻ってミュールをスニーカーにスカートも履き替えることにしました。シティー・ホール駅からMRT南北線でサマセット駅まで乗って、ホテルに戻りました。
履き替えると、リフレッシュしたので、いざ最終目的地のオーチャード・ストリートに向かいます。
サマセット駅から一駅だけ地下鉄に乗ってオーチャード駅で降りました。夕方の5時くらいになると、非常に混んできますね、夕方の帰宅ラッシュのような感じです。
駅を出て、ストリートをサマセット駅方面に向けて歩きます。途中、高島屋に入ってみました。
売ってるものは、やはり若干高めですね。けど品揃えは豊富でした。あと、上階にあるバイキング形式のレストランがあったのですが、数が多くおいしそうだったので次の機会にも来たいと思います。
ママのカバンなど探しながら歩いていましたが、あんまり良い物は見つからず、サマセット駅まで戻ってきました。
とりあえず時間も残り少ないこともありお腹も減ったので、最後の夕食を食べることしました。
悩んだ挙句、ロビンソンの下にあるタイ料理のお店にしました。
青菜の炒め物、フライドライス、ミーゴレンのようなもの?を食べてビールを飲んで、もうすぐ終わりのこの旅を惜しみつつ、ディナーを済ませました。
そして、まだ買っていなかった、友達や会社へのお土産を買う為に、近くのスーパーに行きました。
考えると、結構いっぱいの数になってしまいますね(^^ゞ
カゴいっぱいにお菓子を買ってしまいました。けど、観光地のお土産屋で買う半額くらいの値段で買うことが出来ますね(^O^)/
手にはお土産をいっぱいに持って20時過ぎにホテルに戻ってきました。
何度も通ったホテル前の露店ともお別れですねぇ…。
トランクを受け取り、お土産を詰めるためにあるようなトランクにギュウギュウにお土産を詰め込んでしまいました。
シティーホールからマリーナエリアの眺め
かの有名なラッフルズホテルです
いきなりですが、チャンギ空港の出発ロビーです 中には免税店がいっぱいあります いよいよ帰国のとき…

そして、見慣れてきたツアー客の皆さんが集まってきて、20時半にル・メリディアンシンガポールをバスにて出発しました。村上さんの話を聞きながら、チャンギ国際空港に向かいます。
イーストコーストパークウェイは、ずいぶん長い直線の道だなぁと思ったら、臨時の飛行機の滑走路にもなるために設計されているそうだ。納得!

順調に走り、約30分でチャンギ国際空港に到着しました。
自分の荷物を受け取り、チェックインのためにツアーの皆さんも私たちも荷物の最終パッキングをしました。
チェックインを済ませましたが、ここって出国前に時間を潰せるようなところがあまり無いようですね、だからすぐに出国をすることになりました。
ここで、お世話になった村上さんとお別れです。オプションによっては毎日一緒の人もいたようですね。

出国手続きも終わり、なかに入ると、到着時とは違って、賑やかなショップの数々が揃っていました。
時間もあったので色々なショップを見て回りました。
そして、機内で飲んだり食べたりするものを買う為に探していたら、2階にせぶんイレブンを見つけたので、そこで飲み物とお菓子を買いました。
残り時間も少なくなってきたので、残ったお金を日本円に交換しました。
22時半を過ぎたので、搭乗しました。座席は窓側だったのでラッキー(^O^) しかも3列シートで二人しかいなかったので、ゆったりと座ることが出来ました。

23:15にシンガポール航空SQ998便は定刻通りに出発しました。
とても楽しかったので離れていくと淋しい気分でした(-_-;)
シンガポールの夜景も見えなくなり、ドリンクサービスの後に機内は暗くなりました。
パパは、またクリスフライヤーのエンターテイメントシステムのゲームをしてましたが
眠たくなったので、寝ることにしました。
帰りは窓側3列シートでした♪
帰りたくないなぁ…