2004年11月10日(日) 第2日目


久々の海外での目覚め、寝不足だけれど何か心地良いですね(^。^)>

 緊張の為か、8時半前に目が覚める。ボーっとしているとモーニングコールが鳴ったので
出てみる。英語で言われたらどうしようとか思ったら、機械音声の英語で言われた(^^ゞ
 起きて外を眺めてみると、ホテルの前のオーチャード通りはまだそんなに車の交通量は
多くないみたい、この国は夜型みたいですね。
眠くて動かない体に鞭を打って支度をして9時過ぎに朝食を食べに行きました。
1階のカフェに行くと案内されて窓側のシートへ座りました。
ドリンクをオーダーしてから、食事を取りに行きました。
 さて、シンガポールでの第1食、感想は…眠い…(+_+)>
しかし、やっぱりフライドライスとかもあり、いつもはあまり朝食を食べることも無いので
気分も違って食事が食べられました。
けどホットコーヒーはすごく濃かったけどね(^^ゞ

今日は格安ツアーお決まりの市内観光です。
当然お土産屋さんも強制的に行かされます(^^ゞ
市内観光って実は好きじゃないんですよ、だって団体行動が苦手なんです。
時間に追われるのも好きじゃないし、団体行動できない人って必ず中にはいるじゃない
ですか?そういう人を見てるのってストレスが溜まるから嫌なんですよね。

 さてさて、食事も終って外の風景を眺めながら、ぼーっとしているうちに時間もなくなって
きました。慌てて部屋に戻ってから出かける準備してロビーへ降りていくとツアーの
皆さんが既に集合していました。
ホテルの裏の通りに昨日乗ったバスが待っていたので、再び乗って市内観光へ出発です!
 村上さんから、挨拶と今日の説明を受けながらバスは市内を走っていきます。
始めてみるシンガポールの市内、緑が多いのは印象的です。
話を聞いているうちに最初の目的地である「ナショナル・オーキッド・ガーデン」に
到着しました。
ここは、ボタニック・ガーデンの横にあり世界最大の規模でランの花が見ることが出来ます。

 最初にお決まり集合写真を撮ってから、ガーデン内にはいりました。
良い天気の中ガーデン内を歩くと、気温と湿度の高さに汗だらけ…まぁ汗っかきなので予想通りでしたけど…。
ランを一通り鑑賞して戻ってきました。出口を出るとそのままお土産屋へ入っていきます。
なんとなく見ていると、不思議な人を発見しました!
なんと大きなスヌーピーのぬいぐるみを抱いたおばさんです。
スヌーピーにはちゃんと洋服を着せて帽子もかぶっていましたけど、子供の代わり
なんでしょうかね?さすがにちょっと変わっていましたね(^^ゞ
ちなみにこのおばさん、日本人らしい…。

部屋から見たオーチャードロード

部屋からはいろんなホテルが見えます

今回お世話をしていただいた村上さん

何の花だっけ?

ボタニックガーデンの入り口

シンガポールの広い道路

謎のスヌーピーを連れて歩いていたおばさん


 集合時間までに時間があるので、ミネラルウォーターを買うことにしました。
水を買っていなかったものあるし、このペースで行くとすぐに私が飲みまくって無くなって
しまうので500mlのペットボトルを2本買いました。
あっ、ちなみにここで初めて英語を使ったりしました。(何年ぶりかしら…)
 バスに戻ると、車内は冷蔵庫のように冷えています(^O^)、今の二人にはちょうど良いの
ですが、体が冷えたら大変なのでお腹だけは冷えないように上着をお腹に掛けてました。

 バスは、出発して日本国大使館の横を通って、大きな通りを走っていきます。
しばらく、外の風景を見ながら過ごしていましたが目的地に近くなって村上さんから
説明があり、次はなんと宝石屋さんでした。
その名も「宝石城」、バスから降りて店内に入ると店員さんからさらに説明があり、
加工しているところが見ることが出来て、その後に売り場に入りました。
 店内にはいっぱい店員さんがいて、まさに一人に対して一人は店員さんが着いて来る
状態でした。私たちは全く買う気は無いのでプラプラしていたのですが、
あんまり店員さんがしつこいので、隅にある喫煙スペースでタバコを吸ってました。
そして、もういても仕方ないので出ようと思ったんですが…出口が無い(>_<)
EXITと表示してあるところに行くと封鎖してあって出れない。そんなところが3カ所あって
困っていると、最後に店員いるカウンターの後ろにある扉が出口らしく、そこからやっと
出られました(T_T) もうほとんど嫌がらせの世界だよ。

 暑い中、外でバスがくるのを待ってから次に向かったのは、シンガポールで唯一の山
「マウントフェーバー」です。
途中から山道に入り、バスはだんだん標高の高いところに上がっていきます。
しばらくして上にある駐車場に到着しました。
このちょっとバスが停まるのは狭い駐車場を降りて船の形をした建物の横を過ぎて歩いて
いくと、蛇使いのおじさんがいてビックリ!
決して近づくことも無く早足で逃げてましたね(^O^)
展望台まで上がると、海抜115mありセントーサ島やインドネシアの島々も見ることが
出来ました。良く見るとセントーサ島の大きなマーライオンも見えています。
ここで、再び集合写真を撮られることになり、みんな仲良く集合!(^^ゞ
そして戻る途中、お土産屋さんに強制収容(^^ゞ、仕方なく見て出てくると、
なんとまたスヌーピーおばさんと遭遇しました。
同じJTBのツアーでサイアム・エキスプレスがやってるらしいのです。
だからコースが似てきても当たり前ですね。
この山からは、ロープウェイ(シンガポールではケーブルカーと言う)がセントーサ島へ
出ているので、ここからいくのは便利かも、けど村上さんが言っていたけど、ここまでは
タクシーで来れるけど、ここに帰ってくると待っていてくれるタクシーは無いから
戻ってこないほうが良いよと言われました。後日の参考にしましょう。
強制連行、隔離されかかった宝石屋です
しばらく宝石屋の裏で待たされました どこの国でも工事で渋滞します… マウントフェーバー展望台からの眺め

バスに戻ってくると、狭い駐車場にはさらに観光バスがいっぱい(+_+)、まさにバスで
ギュウギュウって感じの状態です。この状況では前後を塞がれてバスが全く出られません。
けど駐車場整理をしているおじさんがいて、かろうじて出られました。
けどバスの運転手は運転がヘタ、私のほうがうまいかもな…。

 マウントフェーバーを降りてきて、走っているとパンフレットを渡されました。
シンガポールのお土産の申込書です。申し込んでおくと帰り掛けに渡してくれるというもの
ですが、なんとも金額を見ると…もしかして他で買ったほうが安いかも…という事でやめて
おきました。
そのうちバスは、マレー鉄道シンガポール駅を通りラッフルズプレイスの横を過ぎて
着いたのが、いよいよシンガポール最大の観光地マーライオン像です。
まぁ世界三大がっかりのひとつらしいのですが、一応シンガポールまで来たからには、
一度は見ておきたいですよねぇ…。


 この前の年にマーライオン・パークは、以前の場所から橋を越えて、海側のきれいで
眺めの良い新設された公園に移動したようです。
マーライオンの後ろには、ラッフルズプレイス周辺のビル群が立っていて、まさに
シンガポールを象徴するような眺めでした。
行ってビックリだったのは、うちの会社の広告がマーライオン・パークいっぱいに出ていた
こと…(>_<) 
なんかこのタイミングを狙ったかのように出ていたので、苦笑いしか出来ませんでしたね。
そして改めてうちの会社がグローバルな会社だということも思い知らされた感じでした(^^ゞ
まぁ会社名はあえて伏せておきましょう。
 写真撮っていたら、白人に写真取ってくれと頼まれた(^O^)、快く応じてあげました。
うーん海外に来てるって感じだね、今のところ、英語にも困っていないしね(^。^)
さて見終わったところで、汗もたくさんかいてきたし集合場所はすぐそばのお土産屋さんに入りました。結構品揃えは豊富でした。トイレもそこで借りて土産を見て回って、結局自分の
為にペーパーナイフを買ってみました。ちょうどペーパーナイフが欲しかったしね(^O^)

 さてさて、もうお昼もとっくに過ぎていたし、やっとここで昼食となるらしいです。
バスはALLSON HOTELに着きました。その中にある新敦煌というレストランで昼食です。
ここで初めてツアーの皆さんとまともに話をしました。
女の子同士や男同士、夫婦、子供連れ、後は老夫婦など、見れば見るほどバラエティに
溢れています。まぁ会社の募集とは言っても、アルバイトから社員の家族や友人まで参加が可能なので、なんでもありに近いものはありますね。
皆さんと少し話をしながら食事はすすんでいきました。
さて料理はというと、ここでメインディッシュというところで、デザートが…どうやら終わりの
ようです。やっぱり格安ツアーなのかな?品数には少々不満は残りましたが、そこそこ食べておいたのでお腹はなんとか満たされました。
その辺の野良犬です
とりあえずミニマーライオン♪
ドリアンをデザインしたホール 高層ビルをバックに絵になる一枚です マーライオンは海の方向に向いています
日本のETCと同じシステムです
昼食が終わり再びバスに乗って、降ってきた雨の中を走り出しました。
なんか見たことあるような景色だなと思ったら、朝走っていた道を再び走り
ナショナル・オーキッド・パークを通過して着いたのがシルク用品専門店でした。
つまりまたお土産屋さんです。

 雨なので玄関近くにバスを着けて降ろされて入ると、店員さんの説明があり店内へ…
しかし品物は多く品も悪くないとは思いますが、とても怪しい…何故かというと値札が
全部日本語!?すべての商品が日本語で値札が付けられているんです。
なんかそんな感じだと価格まで日本人用になっているんじゃないかと疑心暗鬼になって
しまいますね。
結局、価格も高めだし私たちは口けんかしてなにも買わずに出てきました。
しばらく雨が弱くなるのを待って少し離れた場所に止まって待っているバスまで
歩いていきました。

バスに乗り出発すると、次に向かったのは最後の目的地であり究極のお土産屋!!
DFS(デューティーフリーショッパーズ・ギャラリア)スコッツウォークです。
オーチャードロードの中心にあり、一番の繁華街に立っています。
時間にして15時半くらいに到着して17時までフリーとなりました。

どこの国のDFSに行ってもそうですが、規模が大きいですね!?ほとんどのブランドが
入っており、品数も充実しています。金額的には…どうかな?
結局、私たちはお母さんへのお土産の化粧品を買ってました。
一通り見ましたが、買うものも無いし時間に余裕が出来た為、近くを散歩することに
しました。1階の出口から出て歩道橋を渡って反対側の「Far East Plaza」に入りました。
ここは20歳前後の世代を中心としたファッションの店が入っているビルでした。
軽く一通り見てから今は日本には無くなってしまったバーガーキングに休憩に入りました。

オニオンリングとドリンクを注文しましたが、Rサイズで注文して…日本でいうLサイズ!!
ちょっと休むだけの二人にはかなり大きくエアコンがガンガン効いていて寒くて飲みきれ
ませんでしたね、ちょっと失敗(^^ゞ
それからもう一度プラザ内を歩き回り、明日ママが履くためのサンダルを購入しました。

 こういうところを歩くと、今そこで何が流行っているのか、どんなものが日常的に
使われているのか良くわかって楽しいですよね(^O^)

17時に集合なので、DFSのバスステーションに戻りました。
この国にしては珍しくそこには喫煙所があり、パパは漏れなく喜んで吸ってました(^。^)
こんな外で堂々吸えるところって珍しいですよ。
時間になりバスがきたのでバスに乗りホテルに戻ります。明日のインフォメーションをされながらホテルに戻ってきました。その後ようやく解散となり、部屋に戻りました。
どの道もきれいに整備されています
昼食を食べた新敦煌
オーチャードロードは、もうXmasの飾りつけが始まっています もう日本には無いバーガーキング プラザ・シンガプーラの大きなフードコート

 今日は、あまり寝ていないせいか眠たいので、二人でひと寝入りすることにしました。
眠りから覚めるともう19時を過ぎていました。お腹も空いたことなので、夕食を食べに
出かけることにしました。
「ル・メリディアン・シンガポール」は大統領官邸の隣にあるんですが、それを挟んで
反対側には大型のショッピングセンター「プラザ・シンガプーラ」があります。
ここにはたくさんのショップや飲食店が入っていて、私もチェックを入れていたところなので
行ってみました。入り口にはマックがあって夜中の1時まで営業していることを確認して、
最悪マックで食事すればいいやぁなんて思いました。

 中に入ると、大きな吹き抜けのあるきれいなところで地元の人で多く賑わっています。
スヌーピーショップもあると書いてあったので、行ってみると…残念ながら期待していた
ほど大きなショップではなく、品数もありませんでした。
結局散々歩き回り、夕食はレベル6にあるFOODコートに決定しました。

 このFOODコート、やたらめったら大きくて日本にあるものを想像したら大間違い!
お店は20店以上あり、多民族国家らしく、マレーシア料理、インドネシア料理、タイ料理、
インド料理、中国料理、韓国料理、日本料理等など目移りするほどたくさんあり、
決めるまで大変でした(^。^)
結局、私たちはカレーチキンとナシ(御飯)のセットとビックプラウンヌードル(大海老の入った麺)にしました。これ合わせて7.8マレーシアドル、日本円で500円しない程度で結構ボリュームのある食事になりました。
周りを見れば、会社帰りのOLや学生、家族で食事をする人など多く、しかも色々な民族が
混じって不思議な光景の中食事を味わうことが出来ました。

 お腹もいっぱいになり、ホテルの前までに戻ってきましが、部屋に戻る前に、近くにある
セブンイレブンに寄って、ビールとプラウンロール(海老菓子)を買いました。
この国のセブンイレブンは、あんまり大きくないけど品数は豊富でした。まぁ日本のイメージ
と違うけど行くだけでも楽しいですね。
長〜い一日が終わって、二人ともヘトヘト。シャワーを浴びてビールを飲んで12時頃に
寝ました。

……ここで、今日は終わりかと思ったら12時半くらいに突然携帯電話が鳴りました(>_<)
酔っ払って、ボケボケの頭で電話に出ると、相手は誰かと思いきや警備会社のセコムから…
仕事場で異常発報があったから電話をしたとの事、2回ほどやり取りをして、自分が
日本にいないことを説明して、この後はほかの人に連絡してもらうようにしました。
まさか緊急用に持ってきた携帯電話がこんなことで鳴るなんて…と、複雑な気分で
やっと寝ることが出来ました。
なんと夜中にNHKのBSでおしんを放送していました(^^ゞ
部屋はこんな感じです