第3日目 9月9日(金)


朝6時半に気持ちよく目が覚めました(^○^)/
朝風呂に入り外を見ると台風の影響は全く無くなり快晴そのもの!さらに気分はハイに
なってきました。
みんな仕度ができた時点で朝食を取りにレストランへ、結構混雑しています。
食事そのものは、昨日の夕食バイキングまでとは言いませんが、まあまあかなぁ…?

 今日も移動距離が長いので出発の準備が出来て8時半過ぎにチェックアウトしました。
ホテルを出てまずはカムイワッカの滝に行きたかったのですが、台風の影響で行けない
との交通情報なので諦めて、まずは手前の知床五湖へ向かいます。
途中からは周りは、大自然そのもので、人間の手が加えられていないのできれいな森林
が広がっています。駐車場に入る為に少し待ちましたが、無事に入れることが出来て駐車。
入口にはかなりの観光客がいます。レストハウスもあり設備は整っていますね。
そこの横にある入口歩いてハイキングコースに入ります。
コースは、20分コース、40分コース、90分コースに分かれており、通常観光バスで来る
人は40分コースで一湖と二湖を周るようですが、私達はしっかりと五湖すべてを巡る
コースを歩くことにしました。

 まずは一湖、ここはもう観光客で歩く渋滞が出来てしまうほどですが、水はきれいで魚も
泳いでいる姿が見えました。途中、突然ヘビが出てきてびっくりしましたが、こんなところに
いてもおかしくはないですね(^^ゞ
次に二湖が見えてくると、分岐点があり90分コースと40分コースの道になっています。
私たちは60分コースで全て五湖を見るので左の道に入りました。すると、急に観光客の
数が激減!静かに見れるようになりました。二湖では面積が大きいのもあり、開けた感じ
で知床連峰が先にあり非常に美しい光景が見ることが出来ました。
三湖、ここまで来ると観光客の話し声も聞こえなくなり大自然の中でゆっくりと景色を楽し
めるようになりました。ここの湖面は静かで山並みが湖面にきれいに写っています。
しかも熊の出没注意の看板が多くなってきました。確かにこんなところで出くわしたら、
誰も助けには来れないですね(^^ゞ
四湖、ここは四湖の面積が小さいのでちょっと鬱蒼とした感じの中にあります。水質も若干
濁っていてきれいではないかな?しかもうっかりすると通過してしまいそう…なんてね。
最後五湖は、ちょっとコースからは外れていて奥に行かないと全ては見れないのですが、
周囲400mの小さな湖です。ここは水草がたくさん生えていましたが、その分四湖よりも
水質はきれいで景色は良かったですね。
五湖を見終わり15分ちょっと歩いて、レストハウスまで戻って来ました。
ちょうど90分くらいで戻って来れました。ついでに横にある展望台」に上がってみると、眼下にはオホーツク海、後ろを見れば知床連峰がバッチリ見ることが出来ましたね(^。^)
とりあえず、午前中に来ることがお勧めです!空気もきれいで澄んでますからね(^○^)

天気が良くて最高です

オロンコ岩です

知床五湖の入口のセンター

羅臼岳が目の前です

遠くに?近くに国後島が見えます

美しい眺めです

おいしかったぁ…(^○^)


五湖を出発して来た道を戻り、国道334号線を知床峠に上がっていきます。
知床峠には観光用の駐車場があるので立ち寄ってみました。
峠からは、目の前に羅臼岳、遠くに?近くに国後島が見えています。ちょっと風は強かったのですがまだ空気がきれいで眺めが良かったので満足ですね。
峠を羅臼町側へ降りていきました。
そこから羅臼国道を標津へ向かって走ります、本当に国後島が目の前で、すぐにでも車で
行けそうな距離に見えますねぇ…。
ずっと国後島を気にしながら羅臼国道を走り続けました。
標津町にはいり、サーモン博物館があったので立ち寄ってみることにしました。
国道を右折して少し走った標津川沿いにサーモン博物館がありました。

時計を見れば12時半だったので、まずはここでそばにあるレストランに入りました。
場所が場所だけに鮭絡みのメニューが豊富です、ここで私はいくら丼定食を選びました。
いくらがタップリのってボリューム満点です、まぁご飯がもっとあったらもっと満足出来たのになぁ…(^^ゞ
お腹も満たされたところで早速サーモン博物館に入りました。
中では鮭に関する展示メインで遡上の様子や成長の様子、様々な種類の鮭を見ることが
出来ました。
最後は博物館から出てすぐ横の標津川で本物の遡上を見ましたが、テレビで見るとのは
違って大きく迫力がありましたね(+_+)>

車に戻ってきましたが、気が付けばもう14時半近くになっていました。
ちょっと焦りを感じながら、博物館を出発しました。
近くに野付半島があるので今度はそこに向かいます。
道は一本道、左には海、右には半分湿原が広がってます。
予想通り湿原以外は何も無く、行き止まりである竜神崎まで行って折り返して、ネイチャーセンターで止まりました。
海の先には手が届きそうな程近くに国後島が見えています。
あ〜日本なのに行けないなんて…なんて思い北方4島返還を求める人々の気持ちが少し理解できたような気がしました。
さて急いで次の目的地に向かいます(^^ゞ
中標津に入り、ここで給油です、旅行のクーポン券を持っていたので少し安くなりました、こういうものは有効に活用しなくてはね。
さて車のお腹はいっぱいになったところでスタート。
中標津空港の横を過ぎて、向かうは開陽台展望台。
ちょっと入る道がわかりづらいですが、最後は突然目の前が開けて駐車場に到着しました。
展望台に上がってみると…地球が丸いってわかるほど水平線が丸くなっています。銚子にも地球展望台というのがありますが、ここはそれ以上にきれいな眺めです。時刻も16時ということもあり、日が傾いて見通しも多少は悪くなっていますので、ここには天気の良い午前中がお勧めですね、絶対!

鮭の生態が観察出来ます

標津川です

サーモン博物館外観です

鮭の遡上です

野付半島より望む国後島

さてここから目指すは霧の摩周湖です。
日が傾き始めたので、焦りまくり〜(>_<)
ナビを駆使して最短距離で牧場の中を駆け抜けて、約40分で摩周湖に到着!?
我ながらすごい(^^ゞ
夕日に照らされる摩周湖を堪能しました。。
私はここで後はホテルに向かうだけと思っていたのですが、二人が硫黄山にも行きたいとの事、日が落ちる前にと慌てて出発!
距離は遠くなかったので15分ほどで到着(^。^)
しかし硫黄山の目の前にある駐車場は既に車は1台しか止まっていなくて、お土産屋さんも店じまいをしようとしていました。
まだ、割と明るかったのでゆっくり見ることも出来ました。
箱根の大涌谷といい勝負ですかね?

さて本当に今日の日程を終了して国道240号線を阿寒湖に向かいます。
外はすっかり暗くなり峠道なので、運転が慣れていない人にはちょっと辛いかもしれません。
私はナビの地図を頼りにブンブン飛ばしていきました。二人はちょっとビビリ気味だったかな?
そうしてすっかり暗くなって阿寒湖湖畔にあるホテル「遊久の里鶴雅」に到着しました。
ここは申し込みの段階で写真が見た目良かったので、追加料金を払って手配したホテルなので期待も高まります。
しかし、部屋に案内されてビックリ!昨日泊まったホテルの5分の1位しかない?多分8畳よりちょっと広いかな?程度の一間にトイレバス一体のユニットバスが付いており、とても狭い部屋でした。
名前からは到底想像出来ないこの部屋に皆がっかり、仕方ないので夕食を取りに行きます。ここもやはりバイキングで大きな所を使っています。
入るとまるでバーにでもいるような雰囲気で紫っぽい照明にピアノでの生演奏や外国人が歌まで歌っていました。
食事は…ちょっとの品のある料理が多く、バイキングにしては食べづらいですねぇ…
とどめに奥様は飲み物をテーブルにこぼしてしまいビチャビチャです(>_<)
まぁお腹はいっぱいになったので、良しとしますか…(^^ゞ

お風呂は、下の階と屋上階にあり時間による男女入れ替え制です。
男はその夜は下でした。屋上階のお風呂は屋上に展望風呂があるそうですが、夜で柵も高くて結局何も見えなかったそうだ。

結局、布団を敷くと殆んどスペースが残らず…
荷物も無理やり寄せてスペースを作りました。
狭いゆえに、タバコを吸うのも出窓によって肩身が狭いなぁ…

ちょっと不満の残る夜となりました。

開陽台の展望台です

展望台からも国後島が望めます
神秘の湖・摩周湖

おいしいとは思いますがセンスが…

結構噴出しています

硫黄山遠景