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オモシロイ!マークはあくまで私の好みです。


2004年[1][2][3]



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舞城 王太郎「みんな元気。」

人生を生きるというのは、気付かずに透明魔人をたくさん生み出しながら、それと対決してゆくことなのだ―。21世紀型作家による、5つの世界創造。『新潮』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。

収録作5つのタイトルは順番に「みんな元気。」「Dead for Good」「我が家のトトロ」「矢を止める五羽の梔鳥」「スクールアタック・シンドローム」。好きだったのはトトロとスクールアタック。読後感がよかったので。前作「好き好き大好き超愛してる。」が恋人同士の愛だとしたら、本書は家族愛?あいかわらずハチャメチャで乱暴でヘンテコ。
だけど、ぐいぐいっと他に出会ったことのない力でひっぱられる。そして、「もしやそれって真理なんじゃ?」と思わせられる時があったりしてドキリとさせられたり、マイジョウ作品はやみつきになります。
あと装幀がかわいいですね!(文庫もこのイラストだったら買っちゃう・・・かも)



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ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「九年目の魔法」

懐かしい壁のこの写真も、愛読してたベッドの上の本も、覚えてるのとは違ってる。まるで記憶が二重になってるみたい。そう、ことの起こりは確か十歳のとき。大きな屋敷にまぎれこんだらお葬式で、リンさんという男の人に出会って、それから、なにかとても恐ろしいことが……
少女の成長と愛を描く魔法譚。

読み始めてすぐ、「おもしろい予感」がしてそのまま一気に読めたのですが、「あとでわかるだろう」と思ったところがわかんないままで、残念な気分。ホントいうと、
ネタバレ→最後のあの勝負いったいどういう意味で勝ったのかイマイチ不明なんです。←ネタバレ
作者の意図が読めなかった自分の読解力が残念。
とはいえ、そんな些細なこと気にならないくらいトータルでおもしろい!
ヒロインが意外に活動的なのも予想を裏切って良かったし。ただ、やっぱり少女特有の思いこみみたいなのが見え隠れしていたような?でもって、そこが説明されていないのがわかりづらくなっちゃった原因かと。

ハウルも早く読みたいな。。。


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石田衣良「スローグッドバイ」

東京都心を舞台に二十代の男女を中心に描く恋模様。
ネットで知り合った恋人、セックスレス・カップル、 コールガールとの交際など、若い男女の様々な関係を切れ味よく、 きめ細やかに描いている。現代性溢れる洒落た短編集。

ときどき訪れる、ふと幸せを感じて心が温まるみたいな一瞬。
日々の積み重ねで、簡単に忘れ去られていく思い出だけど、 いざそこにスポットをあててみると、 当事者以外にはなんてうらやましく写る一瞬だろう。
そしてそれは誰にも起こりうる事なんだ、と、人生すてたもんじゃないなという気分になれます。


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池井戸潤「BT’63」

心を病み妻に去られた男・大間木琢磨は、父の遺品に触れた瞬間、 奇妙なタイムスリップを経験する…。
現在と昭和30年代をクロスオーヴァーする壮大なエンターテインメント。 『小説トリッパー』連載に大幅に加筆して刊行。

最近、気になる作家・池井戸潤氏の2003年6月発行の作品。 今まで私が読んだ4作とは違って、なんとタイムスリップもの!
ストーリィ的にはSFなはずなのにやたらリアルに感じるのが、スゴイ。 きちんと時代考証をして丁寧にかかれた本だから、ですね。
BT21というトラックをめぐり、 いろんな人の人生が交差する様子がきめ細かく描かれていて、うまい!
リアルというのは、人間の見方が偏っていないからかも? 小説は個人の頭の中で生まれる物語。登場人物も作家が生み出すもの。
それだけにその作家が、他人と話したり観察したりという機会が多ければ、 人物造形にも厚みがでるのでは?
池井戸氏の「もと銀行員」という肩書きを知ってるから そう思ってしまうのかもしれないけれど・・・。 この人作品にはリアルがあります。


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鯨統一郎「ヒミコの夏」


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柄刀一「奇蹟審問官アーサー」

この世に現象する「奇蹟」の真偽を認定するために派遣される、バチカンからの使者、奇蹟審問官。絶対不可能状況で発生する「奇蹟」の謎に審問官アーサーが挑む。

探偵役がキリスト教の奇跡審問官という設定が特殊で目を惹き読み始めたものの、なかなか入り込めなかった。設定が身近じゃないからとかそういう意味ではなく、あくまで個人的にリーダビリティが悪かったという意味で。後半からもりあがってきてもなんとなくピンとこないまま読了してしまった。アーサーの言葉にときどきハッとさせられることもあったが、続編があったら読みたいか?ときかれたら、迷う。が、アーサーには期待できる。
特殊な探偵役、特殊な設定、魅力的な謎、がこれだけそろっているのだから、と期待しすぎたのかもしれない。辛口感想でした。


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池井戸潤「M1」


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殊能将之「樒/榁」


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滝本竜彦「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」


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近藤史恵「二人道成寺 」


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池井戸潤「果つる底なき」


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乙一「小生物語」


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恩田陸「Q&A」


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浅暮三文「左眼を忘れた男」


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新井素子「お元気ですか」


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西澤保彦「いつか、ふたりは二匹」


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久美沙織「聖竜師の誓い 下」


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久美沙織「聖竜師の誓い 上」


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貴志祐介「硝子のハンマー」


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東野圭吾「幻夜」


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池井戸潤「金融探偵」


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伊坂幸太郎「チルドレン」


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森博嗣「φは壊れたね」


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宮部みゆき「ICO 霧の城」


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西尾維新「新本格魔法少女りすか」


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森博嗣「ナ・バ・テア」


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小川洋子「博士の愛した数式」


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久美沙織「竜騎手の誇り」


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久美沙織「竜飼いの紋章」


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京極夏彦「百器徒然袋−風」


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恩田陸「禁じられた楽園」


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浅暮三文「嘘猫」


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赤川次郎「虹色のヴァイオリン」


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奥田英朗「真夜中のマーチ」


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久美沙織「偽悪天使」


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舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。 」


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矢崎存美「ぶたぶた日記」


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S・キング「ランゴリアーズ」



2004 [1][2][3]

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