京都の旅 ~~2004年5月28日 ~ 2004年5月30日~~
2004年5月28日(第1日目)
西本願寺大谷廟、清水寺、産寧坂、二年坂、八坂神社、祇園
平成15年の12月に亡くなった父親の遺骨をお寺さんに納骨するために一族で京都に行った。せっかく京都に行くのだからついでに京都見物もやってしまおうといういささか不謹慎な面もあるが、これも何かのご縁と思って出かけた。
朝7時過ぎのひかりに乗って京都駅で待ち合わせ。母親や兄夫婦、叔父、叔母、従姉妹合わせて当日は12名となった。京都駅のプラットホームで集合した後、旅の荷物をホテルに預けるため分離行動を取ってホテルのシャトルバスでホテルまで行き、クロークに預けてから西本願寺の大谷本廟に向かった。西本願寺大谷本廟では、受付を済ました後読経所でお経を上げていただいてから明著堂という処へ遺骨を納めた。一般の納骨堂ではないため二度と遺骨にお目にかかることはできない。遺骨を納めるための一連の手続きは1時間くらいで終わってしまった。本廟会館の食堂で昼食。天ぷらのついていないワンランク下のお料理とビールで父親の安らかな眠りを祈る。
昼食後はついでの京都旅行の始まり。とりあえず近くの清水寺へ行くことにした。大谷本廟からは裏口から清水寺に行く細い裏道があって、道の両側がお墓になっている。清水寺は修学旅行シーズンで中学生、高校生であふれかえっている。拝観料を払って本堂へ入る。よく言う「清水の舞台から飛び降りる」のその舞台に立て見るが、確かに昔はそれほど高い建物がなかったからこの舞台の高さは高かったかも知れないが、今となってはそんな決死の覚悟で見るような所ではないような気がする。本堂から音羽の滝に下りた。この滝の水を飲むにもお浄財が必要なようだが、別に信心もないのでありがたがる気持ちはさらさら起きない。
清水坂から産寧坂、二年坂を参道の土産物屋をひやかしながら歩く。一行で歩いているのだが、それぞれ興味の湧くところが違うようで途中でバラバラになって曲がる角で後続を待つ羽目になる。ところが、この角にちりめん山椒の店があったりして、ついつい、、、。八坂神社の境内を抜けて四条通にでて西に向かうと途中で祇園の花見小路を過ごす。過ごそうとするが、この町並みを見たいという声につられて小路の中に入ると、夜の祇園の街の風情は分からなくとも小路の両側の店やその横丁の路地の奥まった所にある店の並びから雰囲気が何となく感じられる。
四条大橋を渡って錦市場に向かう。寺町通から錦市場の狭い道に入ると両側に京都ならではの食材を売る店が連なっている。何度も来ているので今更とは思うものの中には、へ~こんなもん売ってるのかぁ、というような店もあって、試食品を適当につまみながら歩いて行く。先に帰る従姉妹を烏丸通まで見送ってから一端ホテルに行ってチェックインした。
夕食は、JR東海のホームページで見つけた京都駅近くの割烹料理の「いいむら」に向かう。女将さんの地ビールに対するこだわりや料理の説明に聞き入りつつ、京料理を堪能する(料金はそれほどでもないはずです)。店を出て名古屋に帰る叔父夫婦を見送ってホテルまで歩いて帰るが、これが近いようで遠い。酔っ払いには辛い行程でした。
京都の旅アルバム 2004年5月28日(第1日目) 西本願寺大谷廟、清水寺、産寧坂、二年坂、八坂神社、祇園
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西本願寺大谷本廟三門

西本願寺大谷本廟読経所・仏殿

清水寺本堂

清水寺本堂の舞台

清水寺音羽の滝

清水寺音羽の滝

産寧坂

八坂神社

祇園・花見小路通

お茶屋の鑑札

祇園の路地

祇園の路地