青葉台に骨付鳥料理の「一鶴」というお店があります。四国の丸亀に本店がある歴史のあるお店なんだそうです。名物は骨付きのもも肉を特製スパイスをかけて窯の中で蒸し焼きにしたもの。こんがりあつあつに焼き上がったところを豪快にガブリとすれば、肉汁が溢れて口の中に広がって、これがなんとも旨い。ビールとの相性も最高です。そもそも僕は、骨付きの食べ物はあまり得意ではありません。たとえば小骨の多い魚などは、僕の目の前からぜひご遠慮願いたいと思ってる。鶏肉は嫌いじゃないけれど、骨付きになるとちょっと躊躇しちゃう。関節のコリコリしたところをかじるのに抵抗があるんです。でもここのお店のは違う。肉が大きいからかもしれないけど、細かいことは考えずにとにかくかぶりつけば美味しいんです。鳥が乗ってくるお皿には、焼いたときに落ちた油と肉汁がたまっています。おにぎりにそれを浸して食べると、これがまた美味しい。メニューの種類はあまりないのだけれど、それはメインの鳥に自信があるからでしょうね。
僕の実家でテレビを買い替えました。しばらく前に相談を受けて、一緒にヨドバシカメラに見に行ったりした結果、37インチのプラズマテレビにしたそうです。僕も今買うなら同じ選択をすると思うので、実際家の中ではどんな感じに見えるのか、はたまた地デジとはどんな感じなのか、興味がありました。今日の午前中に配送されて設置してもらったらしいのだけど、古いDVDレコーダーの動きがおかしいとヘルプの電話が来て、ちょうど暇だったから見に行くことになりました。原因は初期設定が間違っていたのだけれど、テレビは写るけど予約録画ができない状態だったので、あやうく見落とすところでした。テレビもDVDも、電源を入れるだけで簡単に見られとは、とてもじゃないけど言えませんね。設定する項目も、一つ一つの選択肢も多すぎです。しかし大きい画面はさすがに迫力があります。データ放送が画面に映せるというのにも感心しました。いつかはウチも買い替えることになるだろうから、それまでに置き場所を考えておいた方がよさそうです。
今月から横浜市中心部にある横浜、桜木町、関内の駅周辺が喫煙禁止地区に指定されました。来年1月から違反すると2000円の過料が科されるそうです。普通のポイ捨て条例より厳しくなった格好です。横浜市に限らずどんどん日本全国に広がって欲しい。電車を降りたからすぐにでも一服、あるいは駅に着く前にあわてて一服。周囲に人がいるときにたばこを吸うのは、いくら禁煙場所ではなくてもいい加減遠慮していただきたい。駅ホームや構内での禁煙はだいぶ浸透してきました。しかしその反面、禁煙区域の境目で喫煙する人が多くなりました。駅の階段を出たところとか建物の入り口とか。もちろんそこに灰皿が置いてあって、指定の喫煙場所になっていることもあるんだけれど、その近くを通過しないと駅や建物に入れない場合がありますから、もっと徹底して欲しい。動線から外れたところに灰皿を置くとか、たばこの煙が外に漏れないような囲いを設けるとか。できないことじゃありません。日本のデフォルトは禁煙と、ならないものだろうか。
平日夜11時過ぎから放映している、テレビ朝日のバラエティー番組をなんとなく見ています。基本的には人気が上がると時間帯が繰り上がるようで、Qさまや銭金など、ゴールデン番組に昇格したものも数多くあります。「『ぷっ』すま」もよく見ますが、それより今は月曜日にやっている「くりぃむナントカ」にはまりかけています。くだらない企画が多いのだけど、そのくだらなさが好きです。その中で、辛さのレベルが違う料理を5人が別々に食べて、自分が食べたものが何倍の辛さだったのかを当てるという企画があります。辛さに強いか弱いか人それぞれなので、食べたときのリアクションの大きさと、実際の辛さの順序がほとんど合わないのが面白い。当たっても冷たい水が飲めるというだけの安上がりな企画です。大騒ぎして汗をだらだら流して、自分のが一番辛いと主張して、実は全然辛くなかったというのがありがちのパターン。お笑い芸人のみならず、イケメン俳優やアイドルの意外な一面が見られます。気の重い週の初めにちょうどいい息抜きです。
政治家に対する目が厳しくなっているんでしょうか。特に安倍内閣は次々に不祥事が明らかになって、どんどん退任していきます。任命一週間で辞任するってのは、どう考えてもおかしいでしょう。大臣がコロコロ変わっていいはずはないし、いわゆる身体検査と言われる任命前の確認では何をやったのだろう。首相の任命責任を問われても致し方ないところでしょう。ただし過去の不祥事はどんな些細なことでも許されないということでは無いと思いますけどね。内閣のみならず、参院選で当選した注目議員に対しても、マスコミの独自調査?が進んでいます。叩けば何らかのホコリが出そうな人は特に狙われてます。過去にあったことはそれとして、きちんと精算して、政治家として成果を上げてくれれば文句はありません。むしろ親子代々政治家といった連中の中で、異色の経歴を持つ人がいた方が、議論は白熱するはずです。ああそれから、選挙違反で辞任する方もいますね。事実だとすれば、これはしようがないかな。それにしても辞任の話が多すぎだよ。
早口ことばで有名な東京特許許可局は実在しません。あるのは特許庁で、国内の発明や商標に関する審査や登録を行っています。その特許庁に初めて行きました。自分もエンジニアの端くれなので、仕事の成果の一つは特許です。優れた技術を権利化して利益を生むことが求められます。難しいけどね。発明が特許になるまでには様々な手続きが必要です。申請しても審査で価値が認められなければ却下される。今回は、権利化を拒絶された案件に対して、代理人である弁理士さんと一緒に、審査官に反論しに行きました。拒絶は堅くて冷たく愛想のないお役所文書で通知されます。でもそれを書いた審査官にお会いすると全く印象が違って、また文章からは推測しかねる拒絶理由も分かりました。今日の面談で少し補正すれば通して貰える見込みが立ちました。説明をしたのはほとんど弁理士さん。僕がしゃべったのは一言二言でした。反論は文書だけでも電話でもできるそうです。じゃあ今日は無駄足だったのかと言うと、いやいや、いい社会勉強になりました。
ちょっと前ですが、ダウンタウンの浜ちゃんの番組に格闘技の桜庭選手が出演していました。桜庭選手は崎陽軒のシウマイ弁当が好きなんだそうです。冷たくても美味しいのに、出来立てのホカホカならさらに美味しいに違いないと、2人で工場見学に行くという内容でした。番組の冒頭では2人で弁当を買って、全くトークをせずにひたすら食べる映像を流してた。バラエティ番組では異様な光景ですが、これがなんとも美味しそうに見えた。その時から、自分も食べてみたいと思うようになりました。崎陽軒は横浜駅前に店を構えていて、そこで食事ができます。僕も行ったことがあります。でも弁当はこれまで食べたことがない。どのタイミングで食べることができるか。それからずっと機会を窺っていました。そしてついに昨日、出張先から会社に戻る途中で、お昼ごはんにシウマイ弁当とお茶を買って、ちょっと贅沢だけど東海道線のグリーン席に座って、ついに食べることが出来ました。念願かなって大満足です。確かに冷たくても美味しいシウマイだ。
フィルムカメラを使うようになって、プリント屋さんを利用することがが増えました。今やデジカメとフィルムカメラのシェアは逆転していますから、プリント屋さんの主力商品も当然デジカメプリントです。デジカメの写真は紙に出力しなくても楽しむ方法がありますから、黙っているとプリント屋さんの仕事がなくなってしまう。だから店頭では、誰でも簡単に素早く安価でプリントができることをアピールしています。それでもお客さんが頼むのは数枚のプリントだけだったりするだろうから、儲けは少ないでしょうね。そんなご時世では、モノクロフィルムはマニア向けなんでしょう。現像代はいくらなのか、時間はどのくらいかかるのか、いちいち店員さんに聞いてみないと分かりません。カラーフィルムなら1時間もあればプリントまでできる店でも、モノクロは大抵工場預かりとなります。それに現像代は安くても、プリント代がカラーより高い場合もある。ただし手間はかかるけど、カラー写真とは違ういい雰囲気が出るから、あなどれませんよ。
マックカフェがオープンしました。マクドナルドの新しい店舗形態で、スターバックスに似たメニュー構成で新たな顧客を開拓する狙いのようです。近所に一軒できたので行ってみました。元々マクドナルドがあった所で、トイザらスの隣という好条件の立地です。完全にカフェになった訳ではなく、既存のマクドナルドとマックカフェのカウンターが店内に共存していました。席は共通ですが、カウンタースタッフとキッチンは全く別です。僕らがいたおやつ時、マックのお客さんが10としたらカフェのお客さんは1程度。確かに値段もメニューも食べ盛りの子供がいる家族連れを引きつけるにはちょっと弱い。逆にスタバをよく利用するお客さんに対しても、値段が似たようなものでフードのメニューが乏しく、しかも店内が騒がしいので落ち着かず、やっぱり訴求力が弱い。他の時間帯や他の店舗は分かりませんが、ずっとこの状態だと苦戦するでしょう。コタロは100%ジュースはニコニコ飲んだけど、動物パンという名のやけに高いメロンパンは拒否られた。
ラグビーのW杯は、経済規模でサッカーW杯、オリンピックに次ぐ大きな世界大会なんだそうです。少なくとも世界水泳や世界陸上、世界柔道などより注目を集めてもよい。しかし日本の国内の認知度が相対的に低いのが残念です。実は本大会が始まったところなんですけどね。まず予選でリーグ戦を行い、上位2チームが本戦トーナメントに進みます。日本の初戦の相手はオーストラリアでした。世界ランク2位の強豪です。サッカーの場合、例え相手がブラジルであっても勝てる可能性はあるでしょう。まぐれでもPK戦でも、少なくとも希望は持てる。ところがラグビーは違う。オーストラリア相手に勝てる可能性は限りなく0に近い。精神論や根性でどうにかなるものじゃありません。ということで、試合の日程が厳しいこともあって、日本は最初から控え選手中心で戦いました。これが許されるのもラグビーの厳しさを物語っているでしょう。結果は91対3で完敗。これは仕方ない。日本の目標はフィジーとカナダ相手に勝つことです。頑張れニッポン。
コタロ君も今日で2歳と2ヶ月。先月は月の誕生日に触れるのを忘れてしまいました。それだけ成長が速いということなのかもしれません。体重はまだ10キロの手前。増加は緩やかですが着実に増えてます。もちろん身長も伸びています。家の扉のノブに手が届くようになりました。散歩に行こうと声をかけると、まだ何の用意もできてないのに、リビングの扉を空けて玄関に行って、くつを履いて待機してる。自分の靴は履きにくいのか、パパやママの靴を履いてるのはご愛嬌。トイレの扉も油断は禁物。ゆっくりしているとどこにいるのか探しに来て扉をガチャガチャと。椅子への上り下りは簡単にできるし、ベビーサークルやベッドの柵も乗り越えられそうな勢い。ママに似て慎重な性格だけに無理はしないけど、目を離すとどこに行っちゃうか分かりません。そうそう、マクドナルドの大きな遊具&すべり台にも登ってました。年齢的にはちょっと早いんだけど、お兄ちゃんにくっついてってニコニコ遊んでた。見ているこっちは、結構ハラハラなんだけど。
年に一度の職場の健康診断の日でした。運動のペースが落ちてからは、体重は増えるわ血液検査の値は悪化するわと、あまりいい印象がありません。しかも自分が大の苦手とする注射がある。そんな訳で昨夜から気分はブルーでした。さて問題の採血。自分は血管が細いのか、毎年どこに針を刺すか迷うようです。今日もさんざん悩んだ末、「右腕の内側にしますね」と申し訳なさそうに言われました。その後もいつもより色々と声をかけてくれました。「ひやりとしま〜す」「ちくりとしま〜す」「腕はしびれないですか?」「はいお疲れさま、傷口をこの血管の方向にギュッと抑えて下さいね」「今日は腕を曲げたり力を入れると内出血するかもしれませんので」、、、担当の方はとても親切だっただけなんでしょう。でもこちらは何か言われるたびにビクッとして、しかも針を刺す時間が長く、隣で後から採血し始めた人に抜かれるし、自分には何か問題でもあるのかしらと、悪い方向に考えちゃって、半ば意識もうろう&立ちくらみ。採血なんか大っ嫌いだ。
とうとう辞めちゃいましたね。安倍首相。最悪のタイミングで辞任を発表した本当の理由はなんでしょう。党首会談を断られたから(子供か?)とか、週刊誌がスキャンダルを掴んだから(そりゃ恥ずかしい)とか、あるいは健康上の理由(ありがちかな)とか、様々に言われています。ちなみに今日は病院に検査へ向かったそうです。総理大臣は我々の想像以上に激務でしょう。常に取材記者とSPを含めたスタッフに取り囲まれています。早朝から深夜まで、おそらく休日だってゆっくりは休めないでしょう。野党やマスコミはともかく、身内の与党からも辞めろ辞めろと言われ、その他の理由も積み重なって、もうやってられるか!と全てを投げ出したくなったのかもしれません。辞めたら辞めたで批判されているから、なおさら情けない。かつて「総理と呼ばないで」というドラマがありました。三谷幸喜さんの脚本で、田村正和さんが演じた、支持率がどんどん下がる情けない総理大臣と被るところがあるようなないような。ああ、あのドラマももう一度見たいなあ。
第6世代のiPodが発表されてから一週間。めずらしく発表と発売開始時期がずれているので、各サイトでもニュースを一通り報じた後は落ち着いています。今月末にはまたにぎやかになるでしょう。今回の目玉はiPod touch。携帯電話とiPodとインターネット端末を合わせたiPhoneから電話機能を省いたものです。スティーブジョブスによると、iPhoneより薄くできたのは世界の七不思議なんだそうです。機能が多いからでかくて野暮ったいというのはApple的にはありえない。ユーザーインターフェースも外観のデザインも、大切な機能の一つです。iPod touchは日本でももちろん発売されます。携帯電話の通信方式が異なるので日本でiPhoneが販売されるか分かりません。でも本当に欲しいのは電話以外の機能だったりするので、iPod touchは売れるんじゃないでしょうか。その他に、従来からあるiPodのラインナップも新しくなりました。特にiPod nanoは背が低く幅が広くなって、動画を見られるようになりました。僕はこれが一番気になっています。
今シーズンも終盤に入って、またF1界に衝撃ニュースが流れました。コンストラクターズ部門でトップをひた走るマクラーレンチームのスパイ疑惑にクロ判定が下り、今シーズンの獲得ポイントが剥奪されます。また1億ドルという破格の罰金も科せられるそうです。フェラーリチームの元エンジニアから機密情報がマクラーレンのスタッフに渡り、それがチーム内で共有されていたと判断されました。もちろんマクラーレンは否定しています。有罪の根拠となった証拠も、明確なもののようには思えませんが、判決は簡単に覆りそうもありません。マクラーレンチームは残りシーズンも今まで通り走ります。しかしこの裁定が確定すると、今シーズンのコンストラクターズ部門はフェラーリにほぼ決まりです。一方でドライバーズ部門は、マクラーレンの二人のポイントは剥奪されないようなので、最後までもつれ込むでしょう。ただし、チームのためにポイントを守る必要がなくなったからと言って、足の引っ張り合いなんてことにはならないで欲しいな。
平日はなかなかコタロとつき合うことができないので、週末はなるべく一緒にいるようにしています。スカッシュの練習だけは行かせて貰っていますが、それ以外は自分なりに、家でも外出先でも、コタロとくっついています。コタロが可愛いからというのが一つ。もう一つは、平日一人でコタロの相手をしているかみさんを、少しでも解放できればという思いもあります。実際は、家ではコタロの言われるままに遊びの相手をして、外ではピョコピョコ歩き回るコタロに振り回されていることがほとんど。言うことを聞かないときは、じたばた泣きわめくコタロを強引に抱きかかえることもしばしば。よかれと思ってやってる訳だけど、実はそうでもないのかなと思い始めました。コタロは好き勝手に歩いているようで、しっかり後ろにママかパパがついてきていることを横目で確認している。疲れて飽きると抱っこしろと手を出す。それに応えちゃうから甘え始めるんだよね。突き放すところは突き放して、勝手な行動は慎むように覚えさせなければならない。それにはもっと、コタロと会話をして、信頼関係を強めることから始めなければ。
昨日の続きみたいな話。日曜日の夕方に海老名の県立公園に行きました。かみさんとコタロは以前に一度遊んだことがあるそうです。回廊に囲まれた大きな遊具があって、コタロより小さな子から小学生くらいの子まで遊んでいました。最初、コタロにはまだ危険かなと思って、僕が後をずっと付いていました。回廊は結構なアップダウンがあり、バンクもついているから歩けないかなと思って手を引いたり、急斜面の階段は抱っこして登り、すべり台の入り口も狭かったから、抱き上げて座らせた。これは全部余計なことでした。それを見ていたかみさんは、放っておけば勝手に遊ぶのにと言う。手を貸すと甘えて自分でやらないって。案の定、その後ちょっと怖いと思うと抱っこをせがむようになった。かみさんと交代して、コタロを自由に歩かせてみると、なるほど最初はコワゴワだけど、すぐに慣れちゃうんだね。万が一があるから目は離せないけど、辛抱して勇気づけてあげれば、抱っこしてやらせて上げたときより、何倍も楽しそうな顔をしていました。
本やDVDなどをアマゾンで買うことがあります。アカウントを登録すると個人のショッピングカートができて、まずそこに買いたい商品を登録する。区切りのいいところでレジに進むというボタンをクリックすると、精算の手続きのページに進んで正式に注文となります。慣れてしまうと簡単で便利なサービスです。僕は買うかどうか迷ったら、とりあえずショッピングカートに入れています。そしてその中でしばらく寝かせておいて、あれこれ悩む。気の迷いじゃないかとか、世間の評判はどうかとか、他に安く買えるところはないかとか、よくよく調べてから買うようにしています。このカートのいいところは、価格の変更や在庫の有無がリアルタイムで分かるところ。自分自身の決断もそうだけれど、今が買い時なのかというのも分かります。これがね、ものによっては実によく細かく変動するんですよ。数日単位で100円程度の上下も当たり前。ちょっとでも高く買うと悔しいんだよね。でもあの細かい値付けは、誰かがひとつひとつ決めているんだろうか。
コタロと外食する時は、子供向けの対応をしてくれるかどうかが気になります。例えば子供用の食器を用意してくれるとか、子供用の椅子を準備してくれるかとか。食器は小さいスプーンとフォークと、取り分け用のお皿があれば何とかなります。心配ならお皿はともかく、スプーンとフォークは持ち歩けばよい。また子供用の椅子が無くても、背もたれのあればなんとかなっちゃいます。むしろ小さい椅子に縛りつけられるのを嫌がって、折角準備してもらっても使わないこともある。そういう感じで要領を得てきたので、我が家の外食の幅も広がってきました。いま苦労するのは、テーブルの上に色々置いてある店。当然いたずらしますから、まず座ったら片づける。それから隣の席と背中合わせのシートも善し悪しです。必ず後ろを向いて興味を示します。そちらも子供連れだったらいいけれど、迷惑になる場合もあります。逆に愛想を返してくれたのをいいことに、いつまでもそちらを向いているのも困り物。こっちはそれを無視して食事できないもんね。まあでも、意外とどんな店でも、なんとかなっちゃうものなんだなあと思っています。
ヤクルトスワローズの古田監督が今期限りで監督の退任と現役の引退を決意しました。現場のトップとしてチームの成績低迷の責任を取るそうです。また現役としても怪我で不本意な成績しか残せていませんでした。古田監督は42歳。この辺りがプロ野球選手の年齢的な限界なのかもしれません。広島の佐々岡投手も今期限りと発表しましたが、彼も40歳。ヒザのけがでシーズンを棒に振った清原や、メジャーに挑戦して挫けた桑田も40歳。それからメジャーリーグでの登板を目指してリハビリに励んでいるらしい野茂は39歳です。彼らは現役を続ける意志はあるようですが、決して楽な道ではありません。そうそう、ベイスターズで活躍している工藤ちゃんは44歳なんですね。これには本当に頭が下がります。マー君やダルビッシュなど、若手の活躍に目を見張る一方で、40歳まで現役であり続けることの難しさを痛感します。彼らはみな自分と同年代です。僕らサラリーマンの現役引退はまだまだ先です。現役を続ける人も引退する人も、まだまだ先は長いよ。
このところ帰宅が遅いので、平日はコタロと遊んであげられません。その分一日たっぷりコタロと一緒のかみさんはぐったりするようで、家に着くとドンヨリした空気が漂っていることもままあります。コタロは涼しい顔で「おかえり〜」と言ってるんだけど、こりゃ昼間大騒ぎしたんだろうなというのは明らか。コタロはすでに夕ご飯を食べ終えていて、一人で遊んでいる。そこに遊び相手が帰ってきたもんだから、「こっち、あそぶ」と要求されます。お腹空いてますからね、適当につきあってご飯を食べ始めると、今度は何を食べてるんだと寄ってくる。ひざの上に強引によじ登り、テーブルの上を物色してつまみ飲み&つまみ食い。「おいっしいねぇ」ってニコニコしてるけど、お腹一杯じゃないの? ひざの上にコタロがいると食べにくいから、あっちで遊んでなと降ろすんだけど、これはちょっと可哀想かな。つきあえる時間が短い分、我慢するべきなのかなと。ニコニコ寄ってくるウチが幸せだよね。帰ってきても全く無視されるよりはるかにマシだ。
週末、鶴間のイオンに買い物に行くついでにマッサージを受けることがあります。例えばかみさんがやってもらっている間は、僕とコタロで時間をつぶすことになります。コタロを店内で好きなように歩かせると、ぶつぶつ言いながらある店に向かう。そう、例のパスタ屋さんの前にある、トーマスの線路のおもちゃが置いてあるお店です。記憶力と方向感覚に優れるコタロは、最近ではお店のどの位置からでも、異なるフロアからでも、着実に店にたどり着くことができる。そして、いつまでも飽きずにトーマスの線路で遊んでる。だから二人で時間をつぶすのは簡単なんですね。そこにいればいいだけだから。こっちは手を出す必要はないけど目を離すわけにもいかないので、ただ遠巻きに眺めているだけ。おかげでその店で扱っているトーマス関連グッズをくまなくチェックしちゃいましたよ。それでもコタロは飽きない。かみさんが戻ってきたから移動しようと抱き上げたら、涙を流して大騒ぎされた。どうやらコタロは集中力も並外れているようです。
久しぶりに出身高校の文化祭に行きました。卒業してから20年以上過ぎ、僕らがいた頃の校舎は取り壊されてしまっているので、昔の面影は敷地の周囲の壁くらいしかありません。それでもかみさんと出会って一緒に過ごした場所であり、その変貌を見るのは楽しかった。会場で水泳部の一つ上の先輩と落ち合って、一緒に校内をぶらぶらしました。建物がきれいなことはもちろんだけど、その他にも驚きもたくさんありました。例えば建物が入り組んでいて、様々な施設が充実しています、でも個々の教室や廊下自体は狭くなってますよね。職員室も狭いんじゃないかな。今はこんなもんなんですかね。先輩の娘さんが今ここの一年生なんだそうです。親子で同じ高校に通うっていいですね。自分の人生の方向性を決めたのはこの高校に通ったことだったので、思い入れは人一倍あります。そこにコタロが通いたいと言ったら、きっと手放しで賛成するだろうなあ。そのためには、引っ越さないとならないけどね。あ、それから水泳部の出し物もよかったですよ。
お彼岸を迎えたのに、まだ夏のように暑い日があるのはどうなんでしょう。今日の横浜の最高気温は秋らしく24度でした。しかし先週末は木金土と3日連続で31度が続いたように、9月に入ってからの夏日が10日あります。ちなみに去年の記録を調べてみると、9月の夏日はわずかに3日。それも9月10日に32度を記録したのが最後でした。今年の8月はもっと暑かったから涼しくなったような気がしますが、あらためて見返すとまだ夏なんだよと言ってもおかしくありません。それでも、太陽の傾きだけはちゃんと変わっているから不思議です。日が落ちるのが早くなりましたし、朝日の差し込む角度も低くなりました。通勤電車で東向きに座ると、正面からまともに日差しを受けるのでよく分かります。足下から着実に上がってきています。日が短くなると気が滅入りますね。早めに仕事を終えて会社を出てもすでに外は暗いし、そのうち日の出前に起きるようになるんですよ。なんとなく、働いている時間が長くなったような気がして疲れちゃうんですよね。
昨日、かみさんが家の掃除をする間、コタロと近所の公園へ行きました。広い割に子供が少ないらしいその公園は、昨日も行ったときは誰もいなくてガランとしていました。遊具が少ないからなのかな。コタロは走り回って遊ぶのかなと思ったら、棒を拾ってしゃがんで砂利をつついて遊んでる。意外と地味なのね。鉄棒にぶら下がれるようになったんだってと促したら、嬉しそうにやって見せてくれたけど長続きしない。ちょっと拍子抜けでした。そんな時に、コタロより少し年長らしい女の子がやってきて、器用に鉄棒を掴んでクルリ。コタロは「コンチワァ」と近づいていってお母さんにまで愛想を振りまいて、自分もぶら下がって見せてた。ほうなかなか社交的なのね。その子が帰った後に、幼稚園生らしい姉妹がやって来ました。コタロは早速近寄って「コンチワァ」攻勢。歩き回る二人の後を付いて回り、最初は無視していたお姉ちゃんも根負けして、一緒に遊んで貰いました。自分は人見知りする方なんで、コタロの積極性がちょっとうらやましい。
僕の疲れのバロメーターは眠気。通勤電車の中の眠りの深さで大まかには判断できます。もちろん疲れてなくても大抵寝てますよ。特に朝なんかは。でも例えば週の初めは、眠っていても時々目が覚めて途中の駅の記憶が残っています。そして一つ前の駅で完全に目が覚めて、秦野でスッと下りられます。これが週末になると、オダサガで電車に乗って椅子に座った途端に意識を失う。そして隣の駅の記憶さえも無いまま進んで、気がつくと秦野の駅に停まって扉が開いている状態だったりする。帰りでもそう。電車が混んでいて例えばオダサガの手前でようやく座れたとして、そのつもりは無いのにそわずか一駅区間で寝てしまう。寝過ごすことはめったに無いのだけど、慌てて下りるようになったら疲れがたまっている証拠です。今日はどうだったんだっけ。そうそう、読みかけの本がラスト間近だったので必死に読んでたんですよ。だからほとんど寝ないまま帰ってきた。だからなのかなあ。夕食の後、コタロの布団でゴロゴロしてたらそのまま寝ちゃった。
奥田英朗さんの小説「サウスバウンド」を読みました。まもなくトヨエツ主演で映画が公開されると聞いて読んでみたくなりました。奥田さんの小説は大好きだから、映画を見る見ないは別として、まず原作をと思うわけです。文庫にすると上下巻に分かれて思ったより安くないので、ハードカバーの本を買いました。青と白のコントラストが鮮やかな装丁です。小学6年生の主人公の父親はかなりの変わり者。元過激派で今はアナーキストなんだとか。トラブルに巻き込まれる面倒な東京の生活を捨て、はるか南の島で電気も水道も無い生活を始めたんだけど、そこで待ち受けていたのはまたまたトラブル。基本は変わらない父の姿が、便利な東京と不便な南の島では対照的に見えます。どっちの生活がいいかと訪ねられたら、僕も思わず南の島と言ってしまいそうです。壮大なドラマですから2時間程度の映画に収まりきれるかどうか。全編を通して話を引き締めているのは颯爽としてかっこいい母親です。映画では天海姉さんが演じます。観たくなりました。
今日から3日間、F1が富士スピードウェイで開催されます。鈴鹿には結局見に行くことはなかったけれど、久しぶりに生のレースを見に行くことにしました。富士なら自宅から近く、本当に順調なら1時間半程度で着くはずです。ただサーキットのアクセスが悪いので、自家用車はもちろん、自転車や徒歩での入場も禁止になっています。僕らは新松田駅からシャトルバスを利用しました。電車とバスの移動に飽きそうなコタロをなだめつつ、ようやくついたら真夏の暑さ。しかも広いサーキットの端っこに下ろされて、コースまでてくてく歩いて汗びっしょりです。13年前にモナコで観たときよりエンジンの音がおとなしかったかな。でも久しぶりにF1の音と迫力を目の前にして、来てよかったなあと思いました。僕らは自由席だったので、午前と午後と場所を変えて観戦。途中でイベントスペースを冷やかしてほぼコースを一周したことになるかな。暑い中、さんざん歩いて今年一番の日焼けをして、家に帰ってきたときにはもうくたくた。明日は休息日ね。
昨日はここ最近記憶に無いくらい疲れました。早朝に家を出て、炎天下を一日歩いて、すでに疲れていたけれど、モナコで一緒になったF1仲間と久しぶりに再会を喜んで、一緒に食事をして、駅に着いたときには足が異様に重かった。そのおかげでとっても楽しかったけどね。昼間の熱気で家が暑かったからエアコンを付けて、シャワーを浴びて着替えたところで電池切れ。家族三人、そのままリビングでスヤスヤと寝てしまった。朝起きたとき全身が痛かったのも当然です。今朝はちょっと涼しいねえ、なんてのんびり起きてから、インターネットで現場から書き込まれる情報をチェック。しかし一日でこんなに天気が変わるものなのかねえ。今日は雨と霧でサーキットは最悪のコンディション。午前のセッションは中止になり、午後はなんとか予定通りこなしたけれど、その後の帰りのシャトルバスで大騒ぎ。会場内のバスの通路で陥没があり、4時間以上足止めを食った人もいたそうです。昨日の今日ですからね。現場の混乱を想像するとゾッとしました。
昨夜の大混乱を目にしたけど、さあ今日はどうするか。主催者はバスの混乱を謝罪し、最終日は改善できると発表しました。しかし天気予報は一日雨で風もあり、気温も低い。最悪レース中止の可能性も考えられる。一応、朝は早めに起きてもう一度いろいろな情報をチェックしたけれど、結局、雨の中、コタロを連れて混乱の中に身を投じるのは無謀だと判断して、行くのをやめました。レースを見たいのは確かだけれど、その行き帰りの混雑の程度が予想できないのと、雨の中、カッパを着てコタロを抱き続ける自信がありませんでした。今、テレビの生中継を見終わってこれを書いています。雨の中でもレースは敢行されました。新人ハミルトンのシリーズチャンプを決定づけたと思えるアロンソのクラッシュがあり、それ以外にも特にフェラーリの奮闘で抜きつ抜かれつスリリングで面白いレースでした。現場で見ていたらまた違った感慨があったでしょう。でもやっぱり現場はかなり寒そうだったから、家でテレビを見ていて正解だったと思います。
[このページの先頭] [過去の分] [トップページ]