5月1日(Mon): どうして?

お風呂でコタロの体を洗うとき、僕らがお風呂用の椅子に座り、そのひざの上にコタロを乗せて、片手で体を支えながらもう片方の手で石けんをつけたりお湯をかけたりやってました。でもコタロはじっとしてくれない。ならばお座りも上手になったから、お風呂の床にペタッと座らせて、こちらも両手を使えるようにしようと考えました。そのためにお風呂用のマットを買ってきたんです。でもね、何でか分からないけどそのマットがお気に召さない。僕らも一緒にペタッと座って、その脇にコタロも座らせる。いつもリビングでやっていることです。だけどすぐに泣きだしちゃう。一旦泣きだすと何をしてももうダメ。風呂場を出るまで泣いてます。どうしてだろう。さっきまで湯船の中でおもちゃを振り回してご機嫌だったんですよ。そのおもちゃと一緒にマットの上に乗せたけどやっぱりダメ。おもちゃなんか見向きもしません。シンプルなマットの素材とか色が嫌なのかな。子供向けのカラフルなのにすればよかったんだろうか。コタロ君、どうして?

5月2日(Tue): 管理社会

日経ビジネスの最新号に、会社の従業員に対する管理が強まっているという特集記事があります。その冒頭で、会社の入り口で持ち物のX線検査を受け、自らも金属探知器のゲートをくぐらねばならない会社があると紹介されていました。別に飛行場とかの特殊な職場ではありませんよ。顧客情報を扱うから厳重にとなったんだそうです。他には他の部署のオフィスに入るのに上司を通して許可をとらねばならないとか、メールの送受信を全てチェックされているとか、机に書類を広げて離席してはいけないというルールがある等々。これが笑えないんですよ。少なからず自分の周りにもそういう雰囲気が漂ってきています。これからの時代は、もし万が一機密情報の漏洩などがあった場合、会社が何の策も取ってませんでしたというのは許されなくなる。ならば考えつく限りのルールを決めて従業員を縛りつけろ、と考えているんだそうです。もちろん管理職も部下もやりにくくてしょうがない。これじゃ会社が壊れますよというのが記事の主旨です。全く同感です。

5月3日(Wed): 初節句

今日は初節句のお祝い。いただいた兜飾りと鯉のぼりのお披露目も兼ねて、おじいちゃんおばあちゃんをお招きしました。お昼過ぎ、ずらりと勢揃いしたお客様は総勢7人。その時コタロはスヤスヤとお昼寝。起こさないようにと静かに祝い膳を食べ始めたら、ようやくお目覚めになられました。そっと抱き上げたら目をパチクリ。そりゃそうだよね。自分の家にいるはずなのに、いつの間にかすごい人に囲まれてる。一人一人の顔を見て、見たことがあるような無いような不思議そうな顔。みんなに注目されながら離乳食を食べ始めても、珍しくキチンとお座りしてお上品にしていました。でもおとなしかったのはここまで。次第に雰囲気に慣れてきていつものペースで動き出すと、おじいちゃんにおばあちゃんにおばちゃんにと、次々に遊んでもらってチョーご機嫌。その後は全くお昼寝もせず、みんなが帰るまで大はしゃぎでした。今日は五月晴れのいい天気。鯉のぼりも爽やかな風の中で気持ち良さそうに泳いでいました。コタロ君、今日は楽しかったね。

5月4日(Thu): ダイソン

先日、コストコで安売りをしていたダイソンの掃除機を購入しました。サイクロン方式を採用した先駆けで、ゴミを吸っても吸引力が変わらないことが特徴だそうです。詳しい仕組みは分かりません。ボディの中で渦巻きのような風の流れを作り、その力でゴミを吸い上げているようです。音も排気も大きいのだけど、確かにゴミは取れるし、排気も奇麗だと言うことでずっと注目をしていました。ドイツ生まれで世界中で販売しているダイソンにも幾つか種類があるようです。なるほど日本製品とは文化が違うなあと思うこともある。全体に大柄なんですが、取り回しは楽で、細かいところにもちゃんと届きます。また収納するときは意外に小さくなります。万事、上手い具合に機能的にできてるんですよ。部品の付け替えもよく考えてあるし、それでいてもちろん吸引力は強いから、掃除をするのが楽しみになります。透明ボディの中で吸ったゴミがクルクル回っていると、部屋が奇麗になったことが実感できます。買って損はないんじゃないでしょうか。

5月5日(Fri): 鯉のぼり

コタロ君の鯉のぼりは吹き流しと真鯉の長さが2mあるので、そよ風程度ではなびきませんが、それ相当の風があると元気に泳ぎ始めます。買ってもらう時に大きさの選択に悩みましたが、大きめにしてよかったと思います。設置は庭のウッドデッキの上。水を入れた重りを乗せた専用の台にポールを立てて、そこにロープをつけて鯉のぼりを付けています。このポールがちょっと細くて頼りないんですよね。2mの真鯉が地面に触れないように、ポールの長さも2m以上あります。3段階に縮めることができて収納には便利だけど、その分強度が不十分で、強めの風が吹くと大丈夫かなと心配になるくらいにしなる。また、何日か前に重りを乗せた台ごと倒れてしまって、てっぺんにつけている飾りも曲がってしまいました。風を受け止めて鯉のぼりを泳がせるには、ちょっと弱すぎるんじゃないでしょうかねえ。今のままじゃ風が強い日は気をつけて見ているか、片付けないとなりません。来年はそこら辺を反省して、もっとしっかりしたポールを立てましょうか。

5月6日(Sat): アピタ

長津田にショッピングセンターができたとかみたいなことを聞いたことを思い出し、車でブラブラ走っていると、新築マンションの中にそれらしき看板が見えてきました。ここに違いない。大きな建物がふたつあって、手前の建物にはアピタとだけ書いてあり、奥の建物はホームセンターとその他に食べ物屋など幾つかの専門店の看板が掲げてある。とりあえず中の想像が付くホームセンターへ入って、フードコートでコタロも僕らもごはんを食べました。それにしても空いているなあと思いながら、今度は隣のアピタへ。こちらはスーパーを中心に先程のホームセンターより数多くの専門店が入っていて、客入りもあきらかにいい。スタバまである。なんだ、最初からこっちに来ればよかった。外から見てよく分からないから入りにくいんだよね。と、ここで思い出した。最近出張で行く四日市駅前にあるのもこのアピタだった。どんな店が入っているのかネットで調べようと思ったら、全然情報が載ってない。どうみても広報宣伝が間違っているように思います。

5月7日(Sun): 目が離せない

GWも今日で終わり。自分的には三連休、二出勤、五連休でした。初日に金沢八景へ行ったのがちょっと遠出だったかな。後はいつもの行動範囲の中で散歩したのと、初節句のお祝いと普通の食事会で親戚や友達が遊びに来てくれました。コタロと旅行をするのはもう少しお預けかな。人が来るので家の中の掃除をしたり、宴席が終わってからも片付けがあったりで、長いと思った連休もあっという間に終わりました。ここ最近の長期休暇の目的は仕事の疲れを癒すことなんですが、これはあまり実現できませんでした。ママには鼻で笑われるでしょうが、コタロと一日一緒にいるペースに慣れていないから、これでも気を抜く暇がなかったんですね。寝返りとハイハイができるようになって、リビングのラグの上では目が離せないからベッドの中に入れると、今度はベッドの柵でつかまり立ちをして、これがまだ心許ないから、転んで頭とか顔をガンガンぶつけて傷だらけ。元気なのはいいけれど、明日からパパは仕事だから、ママに迷惑かけない程度にお願いね。

5月8日(Mon): ストレス発散?

昨日、トレーニングに行ってスタジオレッスンに出ました。リズムのいい曲に合わせて、格闘技の動きを取り入れた動きをするというもの。それなりに人気があるようです。インストラクターはクラブのスタッフ。レッスン内容は使う曲も動きもあらかじめ決められているので、どの店の誰のレッスンに出ても、最低限のレベルは一緒らしい。ただ僕には、最後まで消化不良な感じが拭えなかった。曲に追われるようにレッスンは進むから、参加者が出来ていようがいまいがドンドン進む。おそらく個々のコンビネーションの狙いとか動きのコツとか、そういうものがあるんだろうけど、そんな説明まではしてくれない。どうやって動けば気持よく汗がかけるのか、最後までツボがつかめなかった。周りを見るとみんなてんでんばらばら好き勝手に動いてました。要は、細かいことは考えず、大声出して仮想の敵をやっつけて、パッとストレスを発散させようというクラスなんですね。自分は逆にストレスが溜まった気がする。しっかり筋肉痛にはなりましたけど。

5月9日(Tue): 亀田兄弟

亀田兄弟の活躍が連日マスコミに取り上げられています。先日の長男と次男の試合の放送も瞬間最高視聴率が40%を超えたとか。ところで、亀田兄弟を絶賛しているのがTBSの番組に多いような気がするのですが、あの一家はTBSと結びつきが強いんですかね。この前の番組は友達とずっと見ていました。長男は年内に世界チャンピオンになることを目標にしているそうで、今回はその前哨戦だと言ってました。じゃあ相手も強いのかなと思ったら、その長男も次男もあっという間に勝っちゃった。ボクシングはよく分からんのだけど、彼らはめちゃくちゃ強いんだろうか。ボクシングって、試合後は勝った方も負けた方も数日は顔を腫らしたりしてるじゃないですか。それが試合直後から涼しい顔でインタビューを受け、さらには弟はリングの上で歌まで歌ってた。おまえは何者なんだ。それにしてもリングサイドに集まった有名人の多いこと。試合の解説に元世界チャンピオンを何人も呼んで、これが世界戦になったらどんな騒ぎになるんだろう。ちなみに、彼らの強気の発言内容はまだしも、もう少し口のききかたは何とかならんのかね。

5月10日(Wed): ユニフォーム

プロ野球の新庄選手がユニフォームの下に着るアンダーシャツの形を変えたことで物議を醸しています。通常のアンダーシャツには無い襟を付け、胸元を大きく開けてました。それはそれでいいんじゃないかと僕は思いますが、審判や相手チームの監督の評判はよくなかった。結局着ることを禁止されてしまったものだから、今度はスパイクを襟の形に見えるものにしたんだとか。なかなか面白い抵抗ですね。考えてみれば、野球のユニフォームは何のためにあるんだろう。例えばサッカーやラグビーなら、フィールド内で敵味方が入り乱れるから、ユニフォームが無かったらやりにくくてしようがない。でも野球なら、、というのは言い過ぎかな。でもみんながみんな同じ格好をしているわけではない。ストッキングが全く見えないようにダボッとしたパンツとかハイネックのシャツには文句が付かないし、シューズや手袋は選手が好きに選んでいるんですよね。あるいは首元からネックレスが覗いていることもある。どこがボーダーラインなのかよく分からない。

5月11日(Thu): 10ヶ月

コタロが10ヶ月になりました。先月から変わったのは、まずハイハイができるようになりました。ちゃんとヒザをつかってペタペタ進みます。お蔭で行動範囲がますます広がったので、面白そうなものを見つけると一直線。僕が途中に寝転がっていてもその上を乗り越えて行きます。新聞とか雑誌とかリモコンとかが大好き。真剣な顔をして見つめて、手でつかんでブンブン振り回してガブリ。それから、つかまり立ちもできるようになっちゃいました。ベビーベッドの中いても柵にしがみついて大騒ぎです。たまに柵をつかみ損ねて顔をぶつけ、あちこちにアザを作ってますけど、本人は気にしていないようです。ベッド脇のテーブルに僕のiBookがあるのですが、パソコンを使ってるとベッドの中から顔をニョキッと出して様子を窺ってくる。この戯れ言はコタロに見つめられながら書いてたりするわけです。それから下の歯が一本生えてきました。そろそろ歯磨きも始めた方がいいのかな。そしてまたまたたくさん運動した結果?今月も体重は微増でした。

5月12日(Fri): アンケート

とあるアンケートの依頼がありました。Webで質問に答える形式で、時間はそんなにかからないとあります。僕はこの類いのアンケートには、主催者に信頼がおけて、自分に興味がある分野ならば答えます。質問がやたらと長いのは勘弁ですけどね。謝礼があれば答える気が増します。でもささいなものでいいんです。例えばアマゾンのギフト券とか。オンライン購入するときに教えられた番号を入力すると購入代金が安くなるシステムで、それが数千円程度でも、とっても得した気分になります。さて今回の謝礼はなんと1000米ドルとあります。ただし抽選で1名だけらしい。アンケートは200名で締め切るということですから、まあそんなに確率が低いわけじゃないけど、それにしてもかなりの金額ですよね。というか1000ドル準備しているなら100人に10ドルずつ還元したほうがいいんじゃないだろうか。確率が低いのはやる気を無くすし、当たったとしても、簡単なアンケートで大金を戴くのも気が引けます。とか言いながら、さっさと答えたんですけどね。

5月13日(Sat): 戦略

仕事である計測器を使っています。高いものは2000万円くらいになるので、頻繁に買い替えるものではありません。大手と言われるのはアメリカのT社、A社、L社です。シェア的にはT社が強く、それをA社とL社が追いかけています。3社の営業マンと話しをすると、各社それぞれの戦略が異なっていて面白い。自社の製品が一番いいと言うのはどこも同じ。それに対して他社の製品をどう見てるかというところが違います。A社はトップのT社に対してあからさまに喧嘩を売っています。T社の製品と自社の製品の比較データを示して、こんなにA社の製品は優れていると主張します。ただし比較が公平ではないという話も聞こえて来るので、まゆつば物の匂いもする。T社は自社と他社の良いところ弱いところを分析して、大人の対応でA社の喧嘩をいなしてます。L社はそんな争いをはた目に、喧嘩に巻き込まれないように、かつ漁夫の利を得ようと狙ってる。考え方は色々ですが、僕はA社のやり方は好きになれません。たとえ本当に性能がよくても。

5月14日(Sun): 橋本へ

観たかった映画の一つ「陽気なギャングが地球を回す」を観てきました。近所では橋本でしかやってなかったので電車に乗って行ってきました。全部で9スクリーンを持つMOVIX橋本は、日曜日の朝から人が一杯いました。狙いは別の映画みたいでしたけどね。MOVIX橋本は他のシネコンと同じような雰囲気で、見やすさは可もなく不可も無く。ウチから意外と近かったので、これから映画を観る選択肢のひとつにできそうです。肝心の映画の中身も楽しめました。原作と比べれば設定も筋も少しずつ違っています。そして原作にある緻密さは無かったけれども、これはこれで十分に楽しかったと思います。小説の中ではクールだった4人のギャングが、実際の俳優陣が演じることでホットに活躍していました。大沢たかおさんは格好良かった。佐藤浩市さんは芸達者ですね。鈴木京香さんも貫録があり、故松田優作さんの次男、松田翔太君もちゃんと光ってた。ちなみに原作の続編小説が発売されていたので、映画帰りに買ってきました。読むのが楽しみです。

5月15日(Mon): 町長選挙

奥田英朗さんのとんでも神経科医、伊良部シリーズ第3弾「町長選挙」が発売されました。一作目の「インザプール」は映画化され、また直木賞を受賞した2作目の「空中ブランコ」もドラマ化されましたので、世の中の認知度も上がっているでしょう。その後に出たものですから、必然的に期待も高まるというもの。早速読みました。今回のテーマは前2作と趣向が違います。全部で4つの短編がありますが、その内の3つはある具体的な人物をイメージできる話になっています。だからこそ、現実の出来事と照らし合わせて面白く読めるとも言えるし、どちらかというと身近な存在では無いので、親近感が希薄だったとも思えます。それよりも、よくこのテーマで書いたなあと、作者の勇気に驚きました。主人公の名前は架空でもバレバレですから。それに比べると標題となったもう一つの話は、個人の悩みというより町全体の話です。こちらも異色の作品です。面白かったけど当初の期待を上回るものではなかった。ネットで見た感想も賛否両論のようです。

5月16日(Tue): 通勤読書

iPodの調子が悪くなって、通勤電車で音楽やポッドキャスティングを聴くことが減りました。修理をしようにも新品を買うのとたいして変わらない費用がかかりそうだから、いっそのこと新品にしてしまえと思ってます。ただし新品にするにはiBookも換えたい。ハードが古くて新しいiPodに対応できないんです。だからしばらくiPodもお預けという訳。suffleも持っているから、聞きたくなったらそっちを使えばいいことです。最近は本を読む時間が増えました。今までは朝の電車はほとんど何か聞きながら寝てたのに、読みかけの本の続きが気になるときはずっと読んでます。一本早い電車に乗った時は、バスの時間が来るまで駅前のマックに入ってさらに読み続けたり。いつしか、買ったまま読まずに溜まっていた本も少なくなってきました。こういう生活のリズムも悪くありませんね。ずっと寝たまま会社に着くと、頭が覚醒するのに時間がかかります。でも一旦マックで一服しながら本を読んだりすると、一日の始まりがスムーズになるような気がします。

5月17日(Wed): MacBook

Apple社の情報サイトで噂されていた新しいノートPCが発表されました。コンシューマー向けのiBookの後継機種にあたり、Intel CPUを搭載して新しくMacBookと名付けられました。先に発売されているMacBook Proと合わせ、ノートPCのラインアップのIntel化が完了したことになります。実は噂の段階ですでに、MacBookという名前や筐体が白と黒の2種類あることなども伝わっていました。Appleのサイトに一瞬だけ製品のページがアップされたとか、先週発表するはずだったのだけど、即日出荷に備えるための在庫が確保できなくて一週間伸びたなんて、どれももっともらしい話です。MacBookに関しては、Appleは敢えて箝口令をしかなかったということなのかな。まあいずれにせよ、僕も待ちに待っていた製品です。ラインアップは3種類。どれもディスプレイのサイズは同じで、CPUのクロックとディスクドライブとhDDの容量に差がついてます。そして黒ボディは最上位機種のみ。どれがいいか、合わせて替えたい周辺機器を考えて決めましょうかね。

5月18日(Thu): 代表メンバー

サッカーW杯の代表メンバーが決まり、国内で最終合宿が始まりました。代表メンバーは23人。フランス大会では大会直前に3人を振るい落とす厳しい選択がありました。前回の日韓大会ではトルシエ監督の下、人気抜群の中村俊輔が落選した一方でベテランが選ばれるなどのサプライズがありました。そこへ行くと、今回は比較的予想通りだったようですね。ジーコ監督に対する信頼は、協会もファンもとても厚く、また監督もそれに応えるように代表を育ててきたからでしょう。予選から厳しい試合が続きそうですが、ぜひ一つでも多くのいい試合が観られるように願います。でも、23人もいるんですね。試合に出るのは11人ですよ。予選は3試合しかありませんから、全員がピッチに立てる訳じゃない。例えば第3キーパーは、アクシデントでも無ければ出場できる可能性は限りなく低い。選ばれてもちょっと複雑な気分じゃないかな。まあ一番いい席でワールドカップの試合を観られる特等席ではあるけどね。もちろんそんなお気楽な気分じゃ困りますけど。

5月19日(Fri): エレベーター

ベビーカーを押していると、エレベーターに乗る機会が増えます。でもねえ、エレベーターもそんなに乗りやすいもんじゃないんですよ。場所が遠いこともあるし、箱が狭かったり混んでたりするとなかなか乗れなません。例えば地下駐車場があって、そこから乗ってくるお客さんがたくさんいて、途中の階ではすき間が少ないことがあります。そんな時、こっちは明らかに先に来て待ってるのに、後から来てさっさと乗り込んでいってしまう人の多いこと。こっちはキビキビ動けないんだからさあ。気を使ってくれてもいいんじゃないかい。この前、ようやく車椅子用のエレベーターボタンの意味がわかりました。位置が低いだけかと思ってたけど違うんですね。専用ボタンがあるエレベーターは、同じフロアに違う機械が停まってても通過しないんです。なるほど。その前で待っていれば右往左往しなくていいんだ。そういうボタンですから、関係ないときに押すのはやめましょうね。とりあえず全部のボタンを押す人が結構いますが、使い方間違ってますから。

5月20日(Sat): 竜馬の妻と、、

「竜馬の妻とその夫と愛人」という三谷作品があります。元々は佐藤B作さんの東京ボードビルショーの舞台作品として書き下ろされたもので、その後市川準監督で映画化され、そしてまたボードビルショーで再演されています。映画は公開中に観に行きました。再演された舞台のDVDが発売されたので、それを買って観ました。映画と舞台は出演者は全く違います。大まかな筋立ては同じでも映画と舞台、それぞれ作り方が違って、それぞれの面白さがある。そんなもんで、映画版のDVDも買ってしまいました。映画版は、竜馬の妻と再婚した夫を木梨憲武さんが、その義理の弟を中井貴一さんが演じています。この二人と三谷さんは同級生なんだそうです。ちょっと意外。でも同じ年齢の人と仕事をするのって、特別な感覚がありますよね。ここまで歩いてきた道は当然ながら違うわけで、例えば相手と立場が違う場合もある。でも同じ歳なんだからそれは関係ないよねみたいな。そんなこともあって、舞台版も映画版も違った魅力のある作品になっています。

5月21日(Sun): デラックス?

今期のドラマでは「富豪刑事デラックス」を見ています。前シリーズはとても気に入って、結局DVDまで買ってしまいましたから、その続編と言うことで見始めました。出演者も設定も全く同じ。深キョン演じる新米刑事は大富豪の孫娘であり、その私的な財産を毎回湯水のごとく使って捜査を行っています。脇を固めるレギュラー陣のお約束も数々あります。山下真司さん演じる鎌倉警部と、その素直じゃない部下達のやり取りも面白い。ストーリーや犯罪のトリックとは別の次元で楽しめるドラマです。でも正直に言えば、前作の方が面白かった。今回はデラックスと付いているだけあってお金持ちのスケールもパワーアップしているのだけど、それに段々驚かなくなってきてしまいました。そんな馬鹿なと思いながらも、最後は見るものに嫌な感じを与えずスッキリするようなオチが理想なのだけど、それが上手くできてないと思います。まあそれでも、最後まで楽しんで見続けるとは思いますけどね。今回はDVDを買わずに済みそうだから、それもヨシか。

5月22日(Mon): 命日

今日はなっちゃんの命日。去年三回忌をやったのでしばらく法事もお休み。お墓参りもまだできないから特別なイベントはありません。亡くなってからなんだかんだとイベントがあって、慌ただしいなあと思っていたけれど、いざしばらくやることが空くとなると、ちょっと寂しい気もします。なっちゃんが病院にいた苦労だらけの日々は遥か昔のようにも思うけど、まだつい3年前の出来事です。せめてもと言うことで、いつもなっちゃんにお経をあげてもらっているお寺さんに、先週末コタロを紹介がてらごあいさつに行ってきました。お盆の時はまたよろしくお願いしますって。それからなっちゃんのお仏壇周りはいつもより賑やかになりました。いつもの花屋さんでいつもより豪華に作ってもらった花束と、いただいた花束とお菓子とジュース。幾重にも花びらが重なったシャクヤクの花が見事に開いていい感じです。なっちゃん、これからもパパママコタロのことを見守っててね。今日はそんな日でしたが、感傷に浸る間も無く三重に泊りの出張でした。

5月23日(Tue): 出張その3

今回の出張は、これまで試作を重ねてきたことを踏まえた商品の生産の立ち合い。僕ら開発担当は、試作ステップでは予期せぬトラブルを解決するのに大忙しですが、生産ステップに移ると手を出すことが無くなります。なもんで、修正した部分を含めて、設計通りに商品ができているかを生産ラインの脇で見学しているのが主な仕事。二日間の立会いでいくつか宿題を貰いましたが、大きな問題がでなかったので一安心です。昨夜も一緒に出張した上司と夕食替わりに居酒屋に行って、これまでより美味しいビールを戴きました。いやいや、ようやくこのプロジェクトも終わりが見えてきたかなと。ところで、前回の出張では近くのホテルが満杯で名古屋まで戻って泊まりましたが、今回は早めに宿だけ抑えてありました。そこのホテルは朝食バイキング付きでも値段が高くなく、かといって殺風景なビジネスホテルとは違って結婚式場もある小奇麗なホテルです。インターネットで予約ができて精算は現地払い。しかもキャンセル料はなし。とても良心的です。

5月24日(Wed): 夏モデル

ドコモに引き続き、月曜日にauからも携帯電話の夏モデルが発表されたようです。ちょうど出張していたものですから、その詳細をようやく見ることができました。今の機種を使い始めてから2年が過ぎ、そろそろ機種変更でもと思っていたところです。一つ悩みなのはWIN対応端末に切り替えるかどうか。データ通信には適しているけど高いという印象がありました。そこらへんはかみさんがあれこれ調べてくれていて、これまでの使い方ならさほど高くならないかもしれません。世の中の携帯は音楽機能が充実しています。ドコモも本格参入して来ましたから、老舗のauも負け時とアピールしています。でもiPod+iTunesの方がいいからねえ。そこは魅力ではない。またおサイフケータイ機能もまだまだ様子をみてみたい。個人的に注目しているのはやっぱりワンセグテレビです。でもこれも引き算したらこうなったという感じで、どうしても見たいわけではない。だからと言って、シンプルなのじゃツマラナイ。持っていて楽しくなるような機種はないかしら。

5月25日(Thu): ダ・ヴィンチ・コード

都内のセミナーに参加した帰りに「ダ・ヴィンチ・コード」を観てきました。セミナーは夕方に終わるものの、映画は2時間半を超える大作です。なるべく早い時間に映画館に入らないと帰りが遅くなってしまう。悔しいけれど定価で観ました。ちなみに平日の夕方の回はガラガラでした。この映画には字幕版と吹き替え版があります。役者の生の声を聞きたいので、僕は外国映画はほとんど字幕版を見ます。しかし今回は字幕を読んでいると映像を楽しめない、字幕はセリフの省略が激しいという意見に一理あると思って、吹き替え版を選びました。確かにセリフは分かりやすいけど、吹き替えたのは英語だけで、フランス語はやっぱり字幕なのね。内容について、巷の評価では賛否色々ありましたけど、膨大な原作をよく映像化できてたんじゃないですかね。時間はあっという間に過ぎてしまいました。それでも話の背景や謎解きをじっくり描くことはできていないので、原作を読んでない人は、関連サイトで少しでも予習をして行くとよろしいかと思います。

5月26日(Fri): 陽気なギャング2

映画が公開中の伊坂幸太郎さんの「陽気なギャング」のシリーズ2作目を読み終えました。最初に主人公4人それぞれの日常で起きた奇妙な話があって、それが後半で一つにまとまるという構成です。伊坂さん得意のパターンですが、執筆途中で方針変更になってこういう形になったそうです。なるほど、読んでみると幾分無理やりな感じも否めません。彼らがやることは前回も今回も銀行強盗で、それは明らかな犯罪なんだけど、それが今回はねずみ小僧みたいな正義感もあったりして、それがロマンを求めてやってることなのか、ちょっと??な感じもします。まあそれでも今回も楽しい登場人物がたくさんでてきて、十分面白かったと思います。主人公のキャラクターが魅力的なので、これから3作目4作目と続いていくことを期待します。ところで、映画版を観たことで、その配役のイメージが強く残っています。演説好きの郷野と天才スリの久遠は、佐藤浩一さんと松田翔太君が演じてピッタリでしたね。映画の方も、同じ配役で2作目ができないかなあ。

5月27日(Sat): 人見知り

人見知りって何が原因で起きるんでしょう。育児書によるとコタロの月例ならもう始まっていてもおかしくないようです。初めて人に会う場合、コタロには3つのパターンがあります。まずジッと見つめるのは同じ。見られる方が照れるくらい見つめます。そして、その1笑う、その2泣く、その3無視。何がきっかけで変わるのかよく分かりません。赤ちゃん相手ですから、皆さん優しく声を掛けてくださるんです。別に怖い顔をしたわけでもないんだけど、泣かれちゃう人はいるんですよねえ。泣いちゃうかなあ、なんてこわごわ接するとだめな場合が多いかもしれません。先日も、わざわざ抱っこしてくれようとしたのに、移動した途端に大泣き。こっちも恐縮しちゃうし、どうもスミマセンです。かといって、今日たまたまスタバで隣にいたお婆ちゃまには愛想を振りまいてた。お孫さんが8人いるとおっしゃっていましたが、その経験がにじみ出ているんでしょうか。まあでも、笑うか泣くか反応があればまだいい。全く無視するってのはどうなのよ。

5月28日(Sun): 午後の練習会

今日はスカッシュサークルの練習会。いつもの午前中はコートが空いていなかったので、めずらしく午後3時から開始となりました。いやむしろ、こんな遅い時間からは始めてです。朝ではなく午後からスタートなら気がとても楽。せっかくだから十分に余裕をもって家を出て、途中で赤ちゃん本舗に寄りました。ところが買い物&コタロの離乳食なんてしていたら、あららあっという間に時間が無くなっちゃった。結局、自分たちは昼食もロクに取れずにクラブに向かうことになってしまいました。練習自体はいつも通り。今回もコタロはコートの前でたくさん遊んでもらって大はしゃぎ。3時間しっかり練習をして、最後はみんなで夕食へ。渋滞が心配だったけど、厚木から町田まで信じられないくらいすんなり来られて、目的だった中華バイキングの店もすんなり入れて、こりゃまあラッキーだったのかな。練習&夕食というパターンも悪くありませんね。でも時間の使い方としては、日曜日の朝に練習をするのはとても有意義なんだということが分かりました。

5月29日(Mon): ぶらりぶらり

土曜日の午前中に「ぶらり途中下車の旅」という番組が放映されています。旅人が首都圏近郊の電車に乗って、気ままに途中下車をしながらお店や人を紹介するという内容。僕はリアルタイムでは見ませんが、毎週録画して週末の暇な時間に飛ばし見しています。先週は田園都市線でつきみ野まで来て最後は中央林間か?と思ったら神田に逆戻り。あら残念。派手な演出はないけど人気はあるんでしょう。この4月から時間が伸びました。30分番組が60分に延長されたんだから、大した出世です。しかもハイビジョン対応になって4:3の画面で見ると上下に余白が生じるようになりました。このことで番組のよさをちょっとスポイルしている気がしています。ひとつは音声がステレオになったのか、DVDレコーダーのCMスキップ機能が効かなくなった。横着者の自分としてはメンドウクサイ。それから1時間となったことで内容的にも間延びしている気がします。週末のわずかな時間にチラッと見られる番組だからよかったのに、長くなったのは逆に残念に思います。

5月30日(Tue): 食欲

家に帰って夕食を食べるとき、すでにコタロのごはんは終わっているからと思ってベッドに入れておくと、中から柵につかまり立ちしてじっと見つめられます。なんで置いてきぼりにしてそっちで楽しそうにしてるんだいってな感じで。それも可哀想かなあと思って、テーブルに連れてきました。いつもコタロは、テーブルに引っかける椅子に座ってごはんを食べています。その椅子に座らせて手の届く範囲から物をどけて、コタロと顔を向かい合わせながら僕らは夕食を食べる。お腹が減ってないからコタロは食べないよね〜、と言いながら食べてたら、どことなく納得できないような顔つき。自分のごはんが無いのはどうしてなんだと言わんばかりによだれがだらだら。更には体を上下にゆすって猛烈なアピール。テーブルから落ちちゃうよ。仕方ないから、おやつ代わりのおせんべいを上げたら、ちょっと大きめに割れてしまったものを手でつかみ、口いっぱいにほうばって、涙目になりながら嬉しそうに食べてた。ホントに体重が増えないのによく食べるよね。

5月31日(Wed): メイキング

「空中庭園」のDVDを買いました。初回限定版は3枚構成で、1枚は本編ディスク。2枚目が出演者のインタビューやアウトテイク集などを集めた特典ディスク。そして3枚目が劇中で使用されたインストゥルメンタルを集めたサントラCDです。こういう組合せも面白い。この映画は、直木賞を受賞した角田光代さんの原作を豊田利晃監督が映画化したものです。しかし映画の完成後に監督が覚せい剤所持により逮捕され、一時は公開も危ぶまれました。結局映画そのものには問題がないとして、規模を小さくして封切りされたので、僕もわざわざ関内まで行ってきました。派手ではないけれど、印象に残るいい映画だと思います。監督を前面に押し出せない事情から、DVDのメイキング映像も変わっています。監督が作品を語るというよくあるパターンは使えず、ひたすら出演者のインタビューとその撮影風景を流しています。中には当然監督も映っているんですが、まったく紹介がないため顔を知らないと誰が監督だか分からない。苦労の跡がありありです。

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