10月1日(Sat): 疲れはとれたのか?

9月は期末だったこともあって久しぶりに忙しい月でした。10月に入って少しは余裕が出てくれることを望みます。昨夜は職場で歓送会がありました。会社の建物に予約すれば宴会ができるラウンジがあって、そこで催されたものです。一ヶ月の疲れを発散しょうとグビグビビールを飲んで、冷酒を飲んで、さあってところでお開き。まあ仕方ないか。それでもくたびれ果てた上にほろ酔い気分で家に帰ったら、いきなりシーッと言われた。コタロが寝たばかりなんだそうで、声が大きかったんですね。はいすみません。迷惑かけちゃなんだから、お風呂に入って早々に寝ました。それから今日目覚めたのはお昼前。12時間位かな。こんなに寝たのは久しぶりです。起き出してからもボーッとしてて、コタロのご機嫌を伺いながら録画していたテレビ番組を見てゴロゴロしていたらもう夕方。近所に買い物にだけちょっと出て、帰ってきてビールを飲みながらまたDVDを見ながら一日が終わりました。疲れが取れたのかどうか疑問だけど、こんな一日もあるってことで。

10月2日(Sun): 青葉台から鶴間へ

10月に入ったというのに真夏日だったそうです。昼過ぎにチャリでレンタルCDを返しに行ったんですが、それだけで汗びっしょりになってしまいました。今日もコタロを連れてぶーらぶら。久しぶりに青葉台方面に向けてハンドルを切りました。産まれる前はよく遊びに行ったんですけどね。出かける前にミルクを飲ませて満腹状態で出発。まずは駐車場完備のタリーズコーヒーでお茶。ベビーカーで入っても十分な広さがあって、分煙もしっかりしているので安心です。しばらくくつろいでいたら、コタロがぐずってきたので移動。下調べはしなかったのだけど、駅前の東急に行ったらちゃんと赤ちゃん休憩室がありました。そこでコタロを満足させて、文房具の伊東屋とかBook 1stとか石丸電気とか、そんなところを見ていたらあっという間に時間が経っちゃいました。最後にいつもの鶴間のイオンで、阪神優勝セールの恩恵を十分に受けて、満足して帰ってきました。コタロのミルクのタイミングも分かってきて、おでかけが上手になってきたおぜき家です。

10月3日(Mon): 古畑任三郎

古畑任三郎が新春の3夜スペシャル版で放映され、そして今回をもって完結するそうです。期待と悲しみとホッとした気持ちが混ざり合った気分です。94年に番組がスタートしたときからずっと見てきました。ビデオやDVDで繰返し見ました。今回の犯人は石坂浩二さんと藤原竜也さんが一話目。二話目は発表されていませんが、最終話は松嶋菜々子さんに決まりました。普段は悪役なんかやらない大物俳優が楽しそうに、またふてぶてしく犯人を演じる姿が魅力的です。ということで古畑最終スペシャルは楽しみでもあるし、もちろんこれで終わりかと思うと残念でもあります。しかしながら番組開始から10年以上が経ち、さすがに田村正和さんも共演陣も歳を重ねました。年齢を感じさせないドラマですが、さすがにいつまでも続かないでしょう。年老いた古畑やキャストが変わった古畑を見なくて済んでよかった。それともう一つ。なんだかんだで全巻DVDで集めている身としては、もうこれで買わなくて済むんだと思うと、それが一番ホッとしてたりして。

10月4日(Tue): 生活改善

先日の健康診断の結果が返ってきました。採血も含め例年になくリラックスした気持で受けられたのはよかったのですが、その血液検査の結果は2つの項目で標準値をはずし、精密検査とまではならなかったものの、経過観察という診断が下されました。少なからずショックです。スポーツクラブに通うようになってからずっと、血液検査の結果は全く問題なかったのに。よく考えてみると、ここ数年は体重が徐々に増えてきています。過去の結果を見るとそれに合わせるように総コレステロールの値も上がっていて、今年はとうとう標準値を越えてしまいました。急激に体調が悪化しているわけではありませんが、最近の生活習慣が不健康な傾向にあるということでしょう。反省しなくては。でも何を。お酒は週末に集中して飲んでます。二日酔いになる直前程度まで。運動は週に一度くらい、汗をかく程度にしています。食事はふつうに朝昼晩。外食は減ったかな。おやつは好きです。睡眠は5時間位かな。ふむ。どれもこれも少しずつ改善する余地がありそう。

10月5日(Wed): 顔の傷

コタロはいつも顔が傷だらけです。虐待しているのではありません。自分でひっかくのです。寝入りっぱなとか、目が覚めそうで寝ぼけているときに、両手で顔をくしゃくしゃにこする。爪を手入れしていても、どうしてもほっぺたとか鼻にひっかき傷を作っちゃいます。こすっても大丈夫なようにミトンを手に付けたりもするんですよ。でも気がつくと外れてる。困ったものです。ただし治りは大人よりも早い。でも一つが治りかけると別の傷を作ってるんですから、顔が奇麗でいるときがない。まだ痛みを感じないんですかね。足の裏はくすぐったがるけど、わきの下とかは全然嫌がらないし。手で顔をこすったり、縦抱きにすると顔を胸に付けてクシュクシュやるのは顔がかゆいからかと思ってるんだけど、痛みは感じないけどかゆみは感じるって事なのかな。ワカラン。お風呂に入るときは石けんをつけてよく顔を洗ってあげています。石けん残りがないように気をつけながら。その甲斐あって一時期よりはまともになってきたけど、まだ目は離せません。

10月6日(Thu): 退治

異例の真夏日はやっぱり異例だったようで、その後は肌寒い日々が続いています。慌てて寒さ対策です。長袖の着るものを出す。便座ヒーターを付ける。ベッドのヒーターの温度を上げる。寝るときの掛け物を増やす。そうそうコタロの着るものや掛け物も厚めにしてあげないとね。ましてや、寒いからって体温の高いコタロをカイロ代わりにしちゃいけません。相変わらずコタロは、夜何回か目を覚ましてぐずります。昨夜も2時頃泣きだしました。普段は僕は目が覚めないのに何で気づいたかというと、たまたま足が痒くて目が覚めちゃったんです。なんでだろう?とボーッとしていたら、コタロがぐずり始めたというわけ。そこで冷静になりました。蚊に食われたんです。何日か前にもありました。そいつがまだいるんでしょう。よし今夜こそ退治してやる。部屋の電灯をつけ、ミルクを飲んでるコタロを横目にじーっと目を凝らし、見つけた!ばしっ。手にはB型の血液(たぶん)がびっちょりつきました。よっしゃぁ。この季節でも蚊はいるんですねえ。

10月7日(Fri): 荻原浩

荻原浩さんの小説にはまっています。荻原さんは元々コピーライターをしていましたが、40歳を超えた1997年にユーモア小説「オロロ畑でつかまえて」で小説すばる新人賞を受賞して、作家デビューを果たしました。当時、僕は本屋でたまたま見かけたのがきっかけで読んて、なかなか面白かったという印象が残っていました。それから時は流れてつい最近、本屋の文庫本コーナーで氏の名前を見つけ、再会を果たしたというわけです。ちょっと大げさか。僕は映画でも小説でも笑えるものが好きなので、荻原さんの作品なんかぴったり合ってます。ただ笑えるだけじゃなくて、人物の描写が的確でイメージしやすく、ストーリーもエンディングに向かっていい感じに盛り上がります。文庫本になっている「なかよし小鳩組」と「神様からひと言」を読みましたが、どちらも途中から一気に最後まで読み切ってしまいました。そして期待にたがわず最後はスッキリ。今はもしこれらを映像にするとしたら、どんな配役でどんな映像になるかと想像して楽しんでいます。

10月8日(Sat): 初めての

かみさんが久しぶりにヘアカットに行ってくるということで、朝ご飯の後コタロと二人で初めて長時間のお留守番となりました。コタロの朝のミルクも済んでいるというものの、ちょっと不安があったのも事実。ここまでずっと母乳だけで来ているので、粉ミルクの準備がない。お腹が空いたと泣き出したら、無力なパパはオロオロするしかありません。かみさんには大丈夫だからと送り出したものの、早く帰って来てねという気分でした。まあ結局は大騒ぎされることなく、一緒に楽しく過ごせたんですけどね。ベッドの上でアーウー声を出しているから、顔を近づけて声真似をしたら、それがお気に召したのがニコニコします。赤ちゃん語で会話しているみたい。おむつが濡れても機嫌が悪くなるから、様子を見て早め早めに交換もしてあげました。お尻がさっぱりするのか、コタロはおむつ交換も好きなんですよね。それから抱っこ。胸と胸を合わせて部屋の中をウロウロすると、コタロは機嫌よくキョロキョロ。ちょっとだけ、子守に自信がつきました。

10月9日(Sun): 初めての2

2005年F1鈴鹿グランプリがフジテレビの地上波で初めて生放送されました。自国開催なのにこれまで録画中継だったとは驚くばかりです。結果を知らないレースを見るのはやっぱり面白い。ということで、午後2時のスタートからテレビの前に張りつきました。昨日の小雨の中の予選は途中で雨足が強くなり、後半スタートの実力組が後方グリッドに沈みました。トップのトヨタのラルフ。BARの琢磨は5位。作戦と実力と運で、展開がどう転ぶか分かりません。そして期待通り、スタートから最後の一周まで目が離せないレースでした。テールツーノーズからサイドバイサイド。鈴鹿でこれだけオーバーテイクのシーンがあったのは珍しいとはテレビ解説の森脇さんのセリフです。納得。ライコネンは本当に速い。アロンソは実にしぶとい。2位なのにフィジケラは影が薄かったね。バトンよどうしてそこで給油なのよ。ラルフは運がなかった。ミハエルは悔しいだろうなあ。バリチェロなに横切ってんだよ。それでも琢磨君、もう少し頑張って欲しかった。

10月10日(Mon): 伊勢佐木町で

直木賞作家、角田光代さん原作の「空中庭園」という映画を観てきました。映画監督である豊田利晃氏が映画完成後に覚せい剤取締法違反で逮捕され、一時は公開中止の可能性もありました。しかし制作委員会が協議した結果、事件のことをきちんと報告し、監督によるプロモーションを行わないという条件で公開となったものです。賛成反対、意見はありましょうが、残された作品が埋もれてしまうのももったいないので、僕は公開されてよかったのではと思ってます。観に行ったのは横浜伊勢佐木町のはずれにあるジャックアンドベティ。場所が分からなくてウロウロしてしまった。観終わった感想は、原作の持つ世界と映画で描いた世界がかなり異なっていたということ。どっちがいいかと言われれば、原作の方が好きかな。映画のパンフレットも買いました。監督や出演者のインタビューは一切無し。それでも決定稿の脚本が載っていたのが面白かった。編集でカットされたシーンや現場で変わったセリフが分かって、映画作りの一端が覗けた気がします。

10月11日(Tue): 3ヶ月

心太朗も今日で満3ヶ月。ここまで大きな心配も無く育ってきました。今月から予防注射が始まります。母親から貰った免疫が無くなる頃なんだそうです。ここから自分の力で大きくなって行くんだぞ。最近は目ではっきり物を追うようになりました。近くに寄ると誰が来たのか顔をジッと見るし、動くものを視線で追いかけることもあります。それがはっきり分かるのがベビーカーに乗せた時。いわゆるA型モードにすると、フルリクライニングの角度で体は進行方向を向きます。コタロの視線は真上。ベビーカーを後ろから押す僕らは目に入らない。だからこの形にすると機嫌がよくないんですね。そうではなくキャリーを後ろ向きにセットする対面形にすると、僕らと目が合うのでおとなしくジーッと見てる。ということで家でもキャリーに乗せるとご機嫌なコタロ君です。そうそう家でキャリーに乗ったコタロはよくウンチをします。便秘の時は効果てきめん。きっとそこはトイレだと思っているに違いない。まあ確かにトイレも落ち着く場所ではあるけど。

10月12日(Wed): 球団が上場?

最近はプロ野球のファンにも株式の知識が求められるようです。阪神電鉄の筆頭株主となった村上さん。阪神タイガースを株式上場させるとの案に猛烈な拒否反応がありますが、それに対して村上氏はファンがどう望んでいるのか聞いてみたいと提案したんだそうです。もし特定の贔屓球団があって、その球団の活動資金確保のために株を買うことで貢献できるとしたら、それはそれで面白いかもしれませんね。選手の立場とすれば、いい成績を上げたのに親会社の業績が悪いから待遇がよくならないでは面白くないでしょう。優勝して株価を上げて、自分の年俸を上げるとういのも、モチベーションの作り方としてはアリなのかもしれない。でも課題は多そうだよね。上場してもお金を持ってる誰かが株を買い占めたら意味ないよね。それにファンに聞くのも具体案が分かりません。偏った母集団からネット調査しても意味がない。彼はファンを無視する巨人の監督人事を非難しているそうですが、だからって純粋にプロ野球が好きなんだなあとも思えません。

10月13日(Thu): 動画対応iPod

ユーザーのニーズは動画よりも音楽にある。動画に対応するために犠牲を払いたくない。と、iPod nanoが発表された後、確かアップル社の誰かに対するインタビュー記事にそんな内容が書かれていました。ところがその時点で次の動画対応のiPodの開発は終わっていたんでしょうね。だからiPod nanoは音楽に絞って、その小ささをアピールしたかったのでしょう。ということで、かねてより噂されていた新型iPodが発表されました。容量は変わらず30GBか60GB。しかし液晶が大きくなって本体が薄くなってバッテリーが強化されて値段は据置き。やってくれます。これに伴いiTunesもバージョンアップして、iTMSでビデオクリップが購入できるようになりました。ミュージックビデオや放送後のテレビ番組を持ち歩いて楽しめるそうです。そういう使い方を実際にするかどうかは別として、またiPodの使い方にバリエーションが増えたというわけです。iPod nanoが欲しいと思ってたけど、そろそろiPodの買い替えも必要かなあと悩む日々が始まりそうです。

10月14日(Fri): 代わり映えしない

平日、夜11時から12時台のテレビ番組を寝る間際に何となく見ています。番組改編があったこの10月からいくつかの新番組が始まるようですね。ところで、さすがにお笑いブームというか、出てくるメンバーがどれも同じですね。くりいむしちゅう、雨上がり決死隊、サマーズの誰かがMCで、アンタッチャブル、青木さやか、カンニング竹山あたりをちりばめておけば、爆笑は取れなくても大きく外すことはない。品川庄司、次長課長なんかも出番は多いかな。そこにふかわりょうとか出川哲朗のいじめられ役がいれば、番組の内容も何となく分かります。見ているこっちがそうなんだから、やってる方はもっとマンネリ感を持っているでしょう。素が面白い芸人は、特に最近のお笑い養成所上がりの人達に少ないような気がします。ネタをやらせるといいんだけど、素が普通の人だからアドリブで話させると面白くない。でも番組でネタをやるわけじゃなく、構成作家の考えた企画を、過剰なリアクションでこなしているだけ。飽きられる日も遠くはないでしょう。

10月15日(Sat): お宮参りとお食い初め

コタロの一大イベント日。おじいちゃんおばあちゃん、さらにはひいおばあちゃん達と一緒に、本来は生後30日位に行うお宮参りと、同じく100日位に行うお食い初めを一緒にやりました。まずはスタジオアリスで写真撮影。子供専門の写真館なので赤ちゃんの扱いも上手いらしい。ここは撮影基本料を払えば、好きな衣装を何着でも着させてもらって何ポーズでも撮ってもらえます。なるほど、子供の笑顔を引き出すテクニックには感心しました。撮影が終わった後に、全ての写真をモニタで確認しながら実際に焼き付けてもらう写真を選ぶんですが、色んな表情があって迷ってしまいます。注文が全て完了するまで3時間もかかってしまった。さてお腹も空いたことだし、お食い初めにしましょうか。尾頭つきの鯛の塩焼きと刺身は買ってきたものの、他はママの手作り料理でおもてなし。賑やかな食卓にコタロも満足そうでした。最後にみんなで近所の神社へお参りへ。これからよろしくお願いしますとお祈りしました。さすがにコタロもお疲れの様子でした。

10月16日(Sun): 顔のマッサージ

顔のマッサージを受けてきました。いわゆるエステの類いではありません。頭から顔、首、肩へかけてのマッサージです。頭は何て言うんでしょう、頭がい骨を中央から左右に拡げる感じですか。あれが気持いいね。それから目の周辺をじんわり圧迫されるのもいい。鈍っていた血の巡りが一気に解消される気がします。それから首をぐーっと延ばされるのもいい。縮こまっていた首の軟骨が伸びて、身長が伸びたんじゃないかな。あいにく肩は凝ってなかったので、そこは痛いだけだったけど、全体的にはスッキリさせてもらいました。顔と頭にタオルをかけて、その上から手でマッサージされていました。欲をいえば、暖めたり凍らしたタオルを使ってくれたりするともっとよかったかなあ。それに頭皮の脂を落としてくれるようなサービスもあるといいなあ。そうそう、よくコマーシャルでやってるみたいなやつね。それでそのまま小一時間居眠りさせてもらって、お目覚めに蒸しタオルで顔を拭いてサッパリできて、今日と値段が同じだったら最高だなあ。

10月17日(Mon): あーばんおふぃす

横浜の事務所で打合せ。僕らの事務所は富士山が近くに見える空気の奇麗な田舎にありますが、クリエイティブな仕事をされている今日の面談相手の人たちはやはり都会がいいのか、彼らのオフィスはテレビ撮影でもしばしば使われるらしいアーバンな雰囲気のビジネスパークの中にあります。僕としては、そのすぐ近くにあるスカッシュが盛んなスポーツクラブの方が気になるんですけどね。ところで、人工的な緑をちりばめた中にビルが建ちならぶ周辺の雰囲気はさすがに洗練されています。そこかしこにアートがちりばめられていたりして。気負けする感じを抱きながら、そそくさと目的の13階に上がりました。さぞや景色もいいんだろうなあと思ったら、なんだ窓は見えないんだ。オフィスルームは太陽の自然光より安定した蛍光灯の方が合っているんでしょうが、デスクが並んだ居室も会議スペースも、意外と閉ざされた空間でした。これなら田舎も都会も変わらないじゃないかと思うのはひがみでしょうか。交通の便はどうやっても勝てないけどね。

10月18日(Tue): ロッテ優勝

ロッテがやりましたねえ。西武とソフトバンクを相手にしたパリーグのプレーオフを制して、31年ぶりのリーグ優勝を果たしました。流れは決してよくなかった。あとアウト一つで優勝というところまで行ったソフトバンクとの第3戦。土壇場で4点差を返されて逆転負け。続く翌日も逆転負け。そして最終戦も7回までリードを許す展開でした。テレビ東京の中継を見ていましたけど、一球一球に緊張感があって、1点を必死で取りに行く気迫が伝わってきました。面白いじゃないかプロ野球。そして8回に逆転。わずか1点差で迎えた最後のソフトバンクの攻撃も、一昨日打ち込まれたロッテの守護神が気合いの投球で押さえ込みました。ウィニングボールを嬉しそうに受け取っていたバレンタイン監督。カタコトの日本語で上手くチームをまとめたんだなあと感じました。昨年の中日もそうでしたが、強いチームの秘訣は人材を集めることじゃないんです。トップの意志を共有して一つにまとまることが必要なんです。これは野球に限ったことではないけどね。

10月19日(Wed): 鬼嫁

一年半前に「アットホームダッド」というドラマが近所の街を舞台に撮影されていました。阿部寛さんが主夫業に奮闘する面白いドラマでした。その同じ舞台を使って、一部出演者も重なるんだけど中身は全然違う変則続編とも言える「鬼嫁日記」が始まりました。主演の鬼嫁は観月ありささん、恐妻家の旦那はガレッジセールのゴリさんが演じています。2回放送されたところで、すでに期待外れの感が大ありです。理不尽なんだもの。夫婦として、いや人として最低限のルールが守れないのは論外でしょう。夫のの財布から小遣いを黙って抜き取る妻。家の非常持ち出し袋に入ってる緊急用のお金を黙って持ちだす夫。鬼嫁だろうが恐妻家だろうが、家族にウソをついてまで自分を優先していることに納得できません。「アットホームダッド」の時は、一話の最後の方にホロッとくるセリフがありました。今回もそれを狙っているようですが、よく言うよとツッコミを入れたくなるばかり。とかなんとか文句を言いながら、結局は見続けそうな気がしてるんだけどね。

10月20日(Thu): 大泣き

コタロが泣きます。最近、夕方になるとよく泣くらしい。それもとんでもなく。平日は僕がいない時間なので、話しには聞いても実感が湧かなかった。しかし昨夜。お風呂から上がってご機嫌もいいので、そろそろ寝る時間だよ〜と、寝室にコタロを連れて行きました。しかしベッドに寝せると大泣き。抱くと泣きやむ。寝かせると大泣き。ミルクを飲ませてようやく寝たかと思ったら、ベッドに寝かせてほんの10分でまた大泣き。お腹が空いてるわけじゃなく、眠いんだろうけど眠れない。泣くから余計に興奮しちゃう。仕方がないからまた抱き上げて、部屋をウロウロして落ち着かせてから今度はコタロのベッドじゃなくて自分の横に寝かせる。すやすや寝た〜と思ったら、ほんの15分で大泣き。しばらく放っておいたら大粒の涙を流して声をからして、息ができないくらいに大泣き。仕方がないからまた抱き上げて、と何回やったかな。そのうちにようやく寝ついて朝までぐっすり眠ってましたが、これは根気がいりますね。大変さがちょっと分かりました。

10月21日(Fri): 処分

自民党で郵政民営化法案に反対した議員の処分が始まりました。まず新党を結成して、先の衆議院選挙で自民党公認候補と争った人達が除名処分となったそうです。彼らは離党届を出していたものの、それは受理されていなかったとのことです。除名された議員は、「辞めます」との申し出を無視されて「辞めろ」と言われただけのことで、実質は変わらないと思うのだけど、あらためて反発しているみたいですね。選挙で刺客を送られたことに独裁だとかなんだとか。子供でもおかしいと思うだろうと言うけれど、僕には彼らが怒る理由が分からない。意見が違うのに同じ政党でいつづけることの方が分からない。党の意見が自分と違うなら、自分がトップになってひっくり返せばいい。それができないなら潔く袂を分かつべき。足を引っ張るけど同じ屋根の下に入れてねというのは虫が良すぎるんじゃないかな。かたや、選挙では郵政民営化に反対し、当選後に賛成に転じた議員はもう少し処分が軽くなる見込みなんだそうで。それもどうなのかなあと思います。

10月22日(Sat): 記憶

荻原浩さんの「明日の記憶」という本を読みました。ハードカバーの本を買うのは珍しいのですが、面白そうと思った時に買わないと文庫になるまで覚えていられません。本の帯には渡辺謙さん樋口可南子さん出演で映画化決定、「本屋大賞2位」、「山本周五郎賞受賞」の文字が踊っています。また内容紹介の簡単な文章から、記憶に関する話なんだということは分かりました。そして荻原さんのこれまでの作品からして、笑って泣ける話なのかなと、そんな印象だけで興味を持ちました。ところが読み進めて行くとなんとも悲しく切ない話でした。主人公は50歳になったばかりで若年性アルツハイマーになったことを宣告されます。不治の病。病状はどんどん進行する。自分の記憶が失われることが怖くて、また周囲に悟られるのが嫌で、仕事のこと、身の回りのこと、趣味のこと、そして家族のことまで詳細にメモを作る。それでも忘れちゃうんですね。ラストのシーンを読み終えた時、こらえていた涙が出てきました。きっと映画は観ていられないだろうな。

10月23日(Sun): 大泣き

今日は町田のスポーツクラブでトレーニング。その間、かみさんとコタロが駅周辺をブラブラ散歩するということで、一緒に車ででかけました。夕方、クラブを出た後に再び合流してから、いつもの鶴間に向かいました。お腹も空いたから何か食べたいねえなんて話をしながら。ところがコタロがぐずった。散歩をしている時は機嫌もよかったそうです。戻ってきた時はスヤスヤ寝てた。しかし車に乗せて走り出すと大泣き。眠いんだろうし、ミルクは飲んだというし、放っておけば泣きやむかなと思ったけど、泣きはどんどんエスカレートするばかり。やむなく車を道端に停めて、コタロを抱いてあやしてみることに。2回繰り返したんだけど、どうにも泣きやんでくれません。大泣きするから汗をかいちゃって、服まで着替えさせましたよ。仕方なくごはんも買い物もあきらめて家に直帰しました。まあ仕方ないか。泣き声がかれるんですよ、泣きすぎて。運転は冷静にと思うんだけど、ギャーギャー泣かれたら平静ではいられない。なかなか難しいものです。

10月24日(Mon): ベビーシート

車で出かける時は3Wayのベビーシートを使っています。ですから車の中はもちろん、家の中で気分転換のために座らせたり、あるいはウンチをするためのトイレ代わりになり、あるいは外食するときに一緒に席まで持って行ってしまうこともあり、便利に使っています。車へ乗せる時はいちいちシートベルトを装着しなくちゃならないんだけど、慣れてきたら短時間でできるようになりました。車の移動でベビーシートを使うのは、規則だからではなく、理由を考えれば当然のことですよね。多少窮屈なのは我慢してもらわないと。バスとかタクシーでは使わなくてもいいことになっているのが分からない。標準装備していてもおかしくないと思います。だけど、車に乗ってるときに泣き出したら、そうも言っていられないんだなあというのが昨日の実感。抱っこしてれば落ち着くけど、シートに乗せると全身の力を込めて泣くんだから。でかけた先でこうなっちゃったら一歩も動けません。まさか歩いて帰るわけにも行かないしさ。どうすればいいんだろうね。

10月25日(Tue): オープンカー

マツダのロードスターの3代目が発売されました。ライトウェイトスポーツのオープンカーとしてデビューしてから16年、日本はもとより世界中で人気の車です。3代目も基本的にキープコンセプト。ボディサイズやエンジンの排気量は拡大しているものの、軽快感は失われていないそうです。リアドライブの駆動系は明らかにMT向けの車だと思いますが、雑誌の記事を見るとATのできもいいそうです。価格帯は220万から260万。僕が趣味のセカンドカーとして持つには贅沢ですかねえ。でも小型のオープンカーを乗り回すのは、いつか叶えたいささやかな夢です。実用性を捨てて無限大の頭上空間を得る。ワクワクします。かなり昔、その頃乗っていたゴルフのディーラーからアウディのオープンカーを一泊二日で貸してもらったことがありました。あの時のドライブは楽しかったもんなあ。いやいや、別に高級な車に乗る必要もなければ、わざわざ遠出をすることもないんです。軽のオープンで近所を散歩しても十分楽しいと思う。 いつかはオープンカーを!

10月26日(Wed): プロレス

アントニオ猪木と共に子供時代を過ごした僕としては、やっぱり格闘技はプロレスが一番だと思っています。K-1やプライドは緊張感がすごいけど、膠着状態が続いて判定勝ちだと面白くない。なんせ彼らは相手の攻撃を防御しますからね。そりゃ痛いから当たり前。ところがプロレスは違う。体力と技で観客を楽しまるという使命感にあふれています。相手の攻撃はしっかり受け止める。むしろ技を完成させるために協力までしちゃう。ロープに投げられたらもちろん跳ね返って戻ります。高々と担ぎ上げられたら足を伸ばして奇麗な体勢を作ります。そうじゃないと美しくないもの。ですからインリンが小川直也に勝ったりするし、K-1では勝てない曙が大活躍できるし、某狂言師やら某HGやらもリングに上がれるんです。それらがパフォーマンスとして成り立つんです。かつてミッキーロークがボクシングの試合に出て、へなへなの猫パンチで勝ったらブーイングだったでしょ。プロレスのリングだったら大喝さいですよ。結果を裏切られないのはプロレスです。

10月27日(Thu): バランス

ロッテがあっさり勝っちゃいました。阪神ファンが盛り上がれる場面もなく、キツネにつままれたような感じで終わってしまいました。ロッテはプレーオフで西武に2連勝、ソフトバンクには2敗しましたが、いずれも最小得点差。そして阪神には4連勝。大負けしない安定性が勝利に結びついたと言えるでしょう。あの川崎球場で万年最下位と言われていたチームがですよ。ファンじゃないけど感じるものはあります。バレンタイン監督はスター選手はいないがいいチームになったと誇らしげに語ったそうです。おめでとうございます。F1もバランスの取れたチームであったルノーがチャンピオンになりました。壊れないエンジン、卓越した空力特性を持つシャーシ、沈着冷静なドライバー。何ごともバランスが大切なのです。チーム一丸となって頑張っていれば個々のモチベーションも高まります。それは我々の仕事でも同じ。やたらと一極集中するやり方はどうなんでしょう。しかもそれ相応の見返りが無かったとしたら。ということで少々お疲れの日々です。

10月28日(Fri): 展示会

幕張メッセやビッグサイトなどを中心に、一年中なんらかの展示会が行われています。規模もテーマも様々。小規模の展示会だと隣のスペースで別の展示会が行われていたりして、自分は電気業界の展示を見に来たんだけど、でも隣の食品業界の方が楽しそうに見える、なんてこともあります。自分は見る側はもちろん、出す側にもなったことがありますが、どちらの立場でも展示会は疲れるもの。会場を一日見て回ると足は棒になるし、渡されたカタログ類で荷物は重くなる。説明員をやれば、これまた座る暇が無いので一日中立ちっぱなしになってしまいます。近ごろは見に行かなくてもネットに取材記事が写真付きで載るので、事前に参考にする人も多いようです。ところで展示会といえばコンパニオンが付き物。最近の取材記事はそのコンパニオンと一緒に展示紹介をすることがあります。そうすると、どうしても目がお姉ちゃんに行ってしまって、中身の印象が薄くなるんだけどね。お姉ちゃん目当てで会場に足を運んで、、ってことはありま、、せん。

10月29日(Sat): コタロのご機嫌

コタロを連れてお買い物。近所の珈琲豆屋さんに抱っこで入って行ったら、眠いながらも声を掛けてくれる人に愛想を振りまいて、おとなしく腕の中に納まっていました。首もだいぶ座ってきたので、抱っこ紐無しの縦抱きもできるようになりました。でもまだしっかり抱きついてくれないので、しっかり支えてないと落ちちゃいそう。まだ長時間の直抱っこはつらいかな。そこから鶴間のイオンへ移動。ホントはもう少し足を伸ばしたかったのだけど、道が混んでいたのであきらめました。コタロが愚図っちゃうからね。とりあえず鶴間までの車中はおとなしく、お店の中でもご機嫌で、というかむしろ静かすぎるなあと思ってたら、ウンチをしてたのね。スッキリ出しておむつも替えたらご機嫌なこと。その内ベビーカーの中でスヤスヤ寝ちゃったから、そっと車に乗せて家に向かいました。しかしイオンの帰り道は鬼門です。毎回途中で泣き始める。周りが暗くなってるからかなあ。ようやく家に着いてベッドに寝せたらケロッと泣きやんで伸びしてやんの。

10月30日(Sun): コタロのご機嫌2

今日は友達の車でコタロとお出かけ。ベビーシートをウチの車以外に着けたのは初めてです。まずスライドドアなので乗り降りが簡単。またベビーシートを乗せる座面の奥行きは短めなんですが、その割にベルトの長さがたっぷりしていて、とても装着しやすかった。車によって違うものですね。そのまま僕が後席のコタロの隣に乗って出発しました。コタロのシートは後ろ向きにセットしてありますから、前向きの僕とは自然と顔が合うようになります。ニコニコ笑うまではいきませんが、じっとこっちを見つめて静かにしていました。みんなで夕食を食べてからの帰り道。同じようにセッティングして同じように僕も座ったんだけど、今度はうって変わって大泣き。周りが暗くなっていたから、隣にいる僕に気付かないみたい。明るいところで車が止まって顔が見えたりすると泣きやむんだけど、走り出して暗くなるとだめ。心細いんだろうか。かみさんが言うには、そうなる前にこちらの指を握らせてやればいいって。なるほど。少しずつ分かってきたぞ。

10月31日(Mon): ウォームビズ

この夏はクールビズが叫ばれて、政治家をはじめ一般企業でもノーネクタイの服装が認められました。クールビズは地球温暖化を防止するために冷房の温度設定を上げる代わりに、暑苦しい格好はしなくてもいいよという運動。思ったより広く受け入れらました。自分は日々ネクタイとは無縁の生活をしていますが、たまに付けるのも煩わしいからノーネクタイを推奨する運動には大賛成です。そしてこの冬はウォームビズなんだそうで。暖房の温度設定を下げる代わりに厚着をしましょうという運動。クールに対してウォームですからロジックは反対なんだろうけど、ちょっとニュアンスが違いますよね。暑いときは薄着になれば過ごしやすくなるけど、寒いときに厚着をしてもやっぱり寒い。役所に行ったら職員がみんなコートを着ていたら引くよね。手袋をしてパソコン仕事してたりして。室内をTシャツで過ごせるような温度にするのは確かにおかしい。だけど、むやみに室温を下げないで欲しいな。気のせいか、居室の天井から冷たい風が下りてくるんだけど。

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