12月1日(Mon): リフレッシュ休暇

この2週間、会社から10年勤続のリフレッシュ休暇をいただいていました。それも今日で最終日。明日からまた職場に復帰します。休みを取れることはずっと前から分かっていましたが、その時はまだなっちゃんが病院にいたので、家を空けることは考えられなかった。しかし今ならゆっくり旅行に行けるかなと考えていた矢先の車の盗難。結局、一度も旅行へは出かけませんでした。かといってずっと家にいたわけではなく、自転車や電車を使ってあちこち出かけました。その合間にはスポーツクラブにも通って、久しぶりにまとめてトレーニングもできました。ずっと気になっていた庭のウッドデッキの塗り直しもできましたし、もちろん無くなった車をどうするか、検討も進みました。こう考えてみると、なかなか有意義な休暇だったように思えます。健康な生活は、肉体的な疲労と精神の疲労が適度にバランス取れていないといけません。この2週間、お蔭様でたくさん疲れて、よく食べてよく寝られました。このペースを維持できるように努力しようっと。

12月2日(Tue): 復帰

休暇明け、久しぶりの出勤です。自分では久しぶりのつもりだったんですが、2週間くらいじゃ通勤のカンは忘れないんですね。駅のホームで待つ位置とか電車の中での位置取りとか、普通に思い出せました。サラリーマンの悲哀ってやつです。でもちょっとだけ休み前より元気があったかな。休み前の朝はボーッとしていましたからね。会社に着いたら自分の机は書類でごった返していました。配布物ももちろんあったけど、考えてみたら休みの前日の帰り際、あわてて会社を出たので片付けていなかったんです。ははは。午前中はそれらの整理と休暇中に届いたメールの確認。時系列的に読んで全体の進捗を確認しておかないとね。そんな感じで徐々に仕事モードに突入です。休暇中は仕事のことを思い出さないようにしていたのだけど、これもまたすぐに思い出してしまった。そんな感じであっという間に過ぎた一日でした。さあ帰ろうと準備を始めたのが7時過ぎ。そこから少し仕事の話しをしていたらあっという間に9時過ぎ。早く帰るはずだったのにー。

12月3日(Wed): 可能性

ちょっとツッコミたくなったので。「専門家の立場からは、電車での睡眠はおすすめしかねます」と、お医者さんが書いたコラムにありました。何でだろう。短時間で気持ちよく眠れるし、単調な乗車時間を有効に過ごせるじゃあないですか。「もしもヒーターが止まって、車内気温が急激に下がると、体調の大きな異変につながる可能性もあるからです」と先生は説明します。なんと回りくどい言い方でしょう。外気温が低いのにヒーターが止まる。周りに人が少ない。駅に停車中で扉が開けっ放し等の状況が重なれば室温が下がることもあるかな。うっかり寝過ごして、山奥の終着駅で、誰にも気づかれずに、電車の中に取り残されたら、そうなるかもしれませんね。でもそれで「冬山での遭難と同じことで、凍え死ぬことだって、ないとは断言できない」としますか。要は人間は睡眠中に体温調節がうまくできないことを言いたいらしい。でもねえ。電車で眠ると「風邪をひく可能性はかなり高いと言わざるを得ません」なら、それはいったい何%ですか?

12月4日(Thu): かばん

いつもスポーツクラブに持っていくもの。ラケット。ボール。シューズ。短パン。ソックス。Tシャツ。タオル。お風呂セット。下着の替え。財布などの貴重品。ざっとこんなところでしょうか。車で行くときは、大きめのカバンに全てをザックザックと入れてハイおしまい。もっと言えば、ラケットやシューズは車に置きっぱなしでした。だから無くなっちゃったんですが。やむを得ずしばらく電車で行くようになったので、ちょっと考えて、小さめのラケットバッグにきっちり詰め込むようになりました。大きな荷物で街を歩くのは不便ですからねえ。それでもさすがに通勤の電車に持ち込むのは気が引ける。そこでもっと考えて、持っていく数量を最低限に減らして、ラケットをかみさんに託して、小さめのDバッグに詰め込んでみました。すると、お、入った。これなら会社から直接クラブに行くこともできそうです。なんだやればできるじゃないか。あ、でも仕事に必要な物を入れてないや。まずお弁当と文庫本と、、、ん?これだけだったりして。

12月5日(Fri): マンラブ

木曜日の連続ドラマ、マンハッタンラブストーリーにはまっています。木更津キャッツアイで有名な宮藤官九郎、通称クドカンの脚本。万人向けではないけれど、好きな人は大好きというマルチタレントだと僕は理解しています。ドラマの主演はTOKIOの松岡クン。彼がマスターをしている純喫茶に集まる人々の恋物語です。見始めた目的はもちろんキョンキョンな訳ですが、これがなかなかいい。大物アイドルにありがちな大切な扱われ方ではなく、回を追うごとに色々な壊れ方が見られます。重いテーマのドラマでシリアスな演技をしているより、こういうノリの方が生き生きして見えるんだけどねえ。ところで、話の筋を冷静に見れば、まあなんというか、それなりなんですが、ナンセンスギャグ恋愛物語として気楽に笑えるドラマだと思います。しかし如何せん視聴率が上がらない。裏に白い巨塔があるから仕方がないけど、5%台をうろうろしてちゃまずいでしょう。ドラマの中でもありましたが、低視聴率で打ち切りなんてことにならないでね。てへっ!

12月6日(Sat): 鬼門克服

一ヶ月ぶりにスカッシュの試合でした。今日の会場は昭島にあるスポーツクラブで、毎年12月に行われる恒例の試合です。この大会には始めたばかりの頃から何回か出場しているのですが、実はいまだに一度も勝ったことがない鬼門です。苦手意識はないのに、どうしてなんでしょうね。会場の近くにバッティングセンターがあって、よくそこで、試合に負けた気分を紛らわしていました。ところが、例のバッティングセンターがつい最近閉鎖になってしまったらしい。あらあら残念。それからクラブから少し離れたところにイオンができて、そこにスタバがオープンしたそうです。別段めずらしくは無いけどちょっと寄ってみたくなりますね。まあそれはともかく、今年は結果を期待しないで試合に臨みました。楽しめればいいやって。相手は地元の方で、昔からやってらっしゃる方だそうです。ただ最近はあまりコートに入らないらしく、ゲームの途中で体力が切れてしまいました。まあそんな訳でようやく初戦を勝ち抜けることができました。あーよかった。

12月7日(Sun): イオン

試合はなんとか二日目に進んだものの、頑張りもそこまで。やっぱり勝ち進むのは難しい。またコツコツ練習して出直します。まずは、この負けた悔しさをずっと持ち続けなくてはね。まだまだ上達するんだという気持を大切にします。そのためにはまず、仕事を要領よくやるようにしましょう。さてさて、予定通り?時間が出来たので、遅めのお昼ご飯を食べに新規オープンしたイオンに行ってみました。行きはクラブからトボトボと歩いて、帰りは昭島駅まで20分間隔で運転している無料のシャトルバスを利用しました。決して歩けない距離ではないけれど、やっぱりバスがあるのはいいですね。ラクチンで暖かかった。肝心のイオンの中は、あたり前だけどやっぱりイオンでした。天井を高く取っているのも、専門店街に入っている店も鶴間と似ています。通算508店舗目のスターバックスもあります。目新しかったのはフロアの一部がカーペットタイルになっていたこと。歩いていて気持いいけど、汚れないのかな。でも真新しくて気持ちいい建物でした。

12月8日(Mon): So What

例えばマラソン選手がレース前に、音楽を聴きながら気持ちを高めている光景をよく目にします。同じようにスカッシュの試合でも、出番の直前にヘッドフォンを着けている選手を見かけていました。僕はと言うといつもはコートの周りで、他の試合を観ながらボーッとしていることが多かった。これも実は善し悪しで、いいプレイに触発されてやる気が出ることもあれば、ダラダラした試合でこちらの気分もだれることもあります。そこで僕もiPodを試合会場に持ち込むことにしました。着替えてウォーミングアップをしながら音楽を聴く。くーっ、これで強そうに見えるんじゃないすか。と思っているのは自分だけなんでしょう。ただし問題は何を聴くかということ。iPodに入っているのは全てジャズ。試合の前に合う曲があるのかと、かみさんにも指摘されました。確かにムード溢れるバラード曲は合わないと思う。そこで僕が選んだのは、マイスルデイビスのライブアルバム「Fore&More」の一曲目、“So What”です。どうでしょう、他にいい曲あるかな。

12月9日(Tue): プレゼント

月曜日のSMAPの番組の1コーナーで、誕生日を迎えるメンバーに他のメンバーからプレゼントを贈るという企画があります。この前見たときは木村君が貰う側で、昨日は吾郎ちゃんでした。本人が小さい部屋に入ると、誰が選んだか知らされていないプレゼントが4つ置いてあります。この中で持って帰れるのは1つだけ。誰が買ったのか予想しながら、包みを一つずつ開けます。本当に必要なもの、自分じゃ買わないようなヘンなもの、貰う人の性格をついた憎いもの、僕が貰うわけじゃないのに、何だかわくわくしてします。このコーナーには勝ちも負けもなし。自分のプレゼントが選ばれたメンバーが一人喜ぶだけです。それを見てるのが面白い。今回は中居君が選んだ一本入りのワインクラーが選ばれました。後から誰からの贈り物か分かるのだけど、吾郎ちゃんはそれを知って悔やしがりました。自分の予想と違ったんですね。僕は贈り物が苦手なんですが、受け取ってから初めて欲しかったことを気づくような、そんな贈り物を選べるようになりたいね。

12月10日(Wed): 自衛隊派遣

イラクへ自衛隊を派遣する基本計画が閣議決定したそうです。小泉総理大臣が記者会見で国民に理解を求めました。日本の外交官が亡くなったこともあり、さらなる犠牲が生じることも十分に考えられます。自衛隊を海外で活動させることの是非も決着したわけではない。その中での決定ですから、国内外から賛否の意見が出てくることでしょう。総理の主張はこうです。日本は戦争に行くのではない。民間人とは違ってテロリストに対する備えがあるから派遣するのだ。なるほど。しかし自衛隊の隊員にしても、職務だからといって危険に晒されることを良しとする人ばかりではないでしょう。派遣されたときには無事を祈ります。僕自身は今回の決定について判断しかねています。反対と言っても代替案を出せないし、手放しで賛成と言える強さもない。長引く混乱を収めるために求められているのは具体案なのです。それにしても、イラクに民主的な安定政権ができるのはいつなんでしょうか。そもそも、本当に国民は民主政権を望んでいるんですよね?

12月11日(Thu): 時計

パソコンの時計は必ずしも正確ではありません。水晶振動子の周波数のわずかなずれが時計を狂わせるそうです。そこで自動的に時間を合わせるソフトがあります。何を基準にするかというと、インターネット上にあるタイムサーバーです。リクエストを出すと正確な時間を教えてくれます。定期的に合わせれば、かなり正確になります。身の回りを見ると正確な時間を刻む時計が増えてきました。例えばビデオデッキ。自動でテレビ放送の時報に合わせているんだそうです。正時ぴったりに始まる番組を予約するときにに正確な時間は大切ですからね。それから、先日めざまし時計も人気の電波時計にしました。福島か九州から発信される電波をキャッチして合わせるんだって。部屋の中でその方向に向けるといいらしいのだけど、どっちだかヨクワカラン。あとそれから、自分の使っている携帯電話も仕組みは忘れたけど自動調整しているはずです。このように、正確な時計が身近にあると、何となく安心します。これも僕が時間に厳しい性格だからでしょう。ホント?

12月12日(Fri): 移籍

イタリアのパルマに所属している中田選手に、また移籍問題が持ち上がりそうな気配です。昨年起用方を巡って監督と対立し、結局中田選手が折れた形で決着しました。しかし今期はそのポジションも若手に取られがちなんだそうです。そんな矢先、チームの放出リストに名前が載ったというニュースを目にしました。日本代表の中で中田選手は信頼のおける絶対的な存在です。しかしここ数年の所属チームでの活躍はお世辞にもいいとは言えない。そもそも、サッカーで海外に行って安定して活躍できているのはオランダの小野選手位じゃないかな。そう考えると、日本のサッカーのレベルはまだまだ低いんだなあと感じます。まあ野球にしたって、実績がありながら、今シーズンを怪我で棒に振った佐々木選手の立場も怪しくなっていますから、トップリーグで活躍することの難しさはどこも共通なんでしょう。トップレベルで控えに入るか、セカンドレベルで活躍するか。プライドの問題を別にすれば、試合に出られる方を選ぶべきだと思うんですけどねえ。

12月13日(Sat): 青葉台

青葉台に遊びに行きました。東急田園都市線です。相模大野と中央林間で乗り換えるか、町田と長津田で乗り換えになってちょっと面倒くさい。ということで、ぶらぶら東林間まで歩くことにしました。車で行くとそれなりの距離があると思いますが、自転車や歩きではちょっと距離感が違いますね。自分の足も馬鹿にできません。あらためて青葉台の駅に降り立って、うらやましいなと思いました。まず駅前に大きな本屋がある。これだけでもうらやましいけれど、あの銀座の有名文具店の伊東屋もあります。スタバもソニプラも紀ノ国屋も成城石井もあって、そうかと思うと松屋も大戸屋と行った安上がりな食事どころも揃っています。うらやましいなあ。一日中ぶらぶらできそうですね。それに駅から離れても気の利いたお店が結構あるんですよね。さてそこから、なっちゃんのお友達の家にバスで移動。その友達もなっちゃんと一緒に天国にいるので、代わりにかわいい妹が出迎えてくれました。産まれた直後に会っただけだったど、大きくなったねえ。

12月14日(Sun): あきらめ

車が盗難されて早1ヶ月が経ちました。警察その他から見つかったという連絡は無し。とうとう本当にあきらめるしか無いようです。皮肉を込めて言えば、路上にウン百万もする個人の所有物が置くのだから、盗難を警戒しなくていいはずがない。カギをかける程度の守りじゃダメなんです。そんなに治安が悪くなった日本を情けなく思いますが、僕らの認識も甘かったというべきでしょう。被害に遭った人は少なからずいるのです。ところでいつまでも車が無いのも不便なので、次の車を決めようと思っています。ただし、いくらいい車でも盗難対策が無いのは選びにくい。環境への配慮や安全性などは宣伝にもよく見かけるようになりました。これからはセキュリティに関しても、メーカーも車雑誌ももっと取り挙げて欲しい。警察を頼りに出来ない今の状態では、多くのドライバーが盗難に対する認識を持つことが大切だと思います。盗られた車が見つかるかもしれない。そう思ってずっと持ち歩いていた車のキーを、今日でキーホルダーからはずしました。

12月15日(Mon): アイガード

壁に囲まれた部屋の中でボールを交互に打ちあうスカッシュでは、プレイヤー同士の接触や、ラケットとかボールが体に当たることが少なからずあります。怪我をする前に危険だと思ったらプレイを止めることと、ハッキリとルールでは謳われています。それでも事故は起きる。僕自身も、幸いにして大事には至らなかったけれども、何回かヒヤッとした経験をしています。スカッシュコートを多数持つある大手スポーツクラブは、会員がスカッシュをするときにアイガードを着用することを義務づけました。実際に事故が起きたんだそうです。さらに今までジュニア選手に限ってアイガードの着用を義務づけていたスカッシュ協会も、アイガードを推奨するとアナウンスし始めました。自分を守る物なんだから、車のシートベルトやバイクのヘルメットと同じように、着けるのは当たり前と思わなきゃいけませんね。でも普段眼鏡もかけないから、アイガードを着けて動くことに違和感を感じるんですよね。あそうか。スイミング用のゴーグルなら違和感がないかな。

12月16日(Tue): 穴倉

見つかりましたね、サダムフセイン氏。農家の庭に掘った穴倉に隠れていたそうです。映像ではヒゲが伸び放題でやつれて、かつての目の輝きは窺えませんでした。穴倉の映像も出ていました。あんなところによく横たわって我慢できましたね。武器とお金を一緒に持ち込んでいたというのがとても現実的で生々しい。それも米ドルだったんでしょ。かつて日本でも、某宗教団体の教祖を逮捕する際に似たような騒ぎがありました。彼も教団の施設の隠し部屋にいたところを捕らえられました。その時の情景が重なります。さて、今回のイラク問題の中心人物が拘束されたのですから、これで事態が変わるのかというと、そうでもないよという意見が多いようです。確かに、むしろこれだけ時間がかかってしまっては、もう反米勢力はフセイン氏の手を離れて動いているように思います。もう捕まったんですから、アメリカの言い分が正しいのかどうか真実を語って欲しい。無駄な血はもう流さないで、関係各国が平穏な生活を取り戻せるように協力してください。

12月17日(Wed): コミュニケーション

部署の担当重役とミーティングがありました。トップと現場の間でコミュニケーション不足にならないように、我々と話がしたいということだそうです。忙しい方ですから、僕らのような下っ端と面と向かう機会は積極的に作らないとありませんからね。会議室の机を、職場の同僚8人と重役とで囲みました。何でもいいから聞きたいことを質問しろと言われて、一人ずつ発言したわけですが、まずもってこの雰囲気からして堅苦しい。そりゃ、会社に対して言いたいことが無いわけではないけれど、学級会で級長から指されたようなもんで、なかなか思い切った発言はできません。さらに1の質問に10くらいの答えが返ってきますから、僕の順番に来たときに予定していた会議の時間は既にオーバー。手短にと言われちゃ、まあ当たり障りの無いところで、何て考えてしまいました。最初にこれまでの仕事を説明してと言われて、久しぶりに入社してからの自分のことを振り返りました。うーむ、誇らしいものは何にもなかったから、偉そうなことは言えないか。

12月18日(Thu): DVDレコーダー

続々と欲しいDVDがリリースされています。すでに予約しているものが3つ。その他にも欲しいと考えているものが、少なくとも5つあります。ないしょですけどね。1枚物ならCDを2枚買うのと同じなので気楽です。欲しい物にはBOXもあるんだけど。でも欲しいDVDと店頭で出会う確率は少ない。例え見つけても定価で売っていたりして買う気がしない。結局手間を考えて、ネットで注文してしまいます。これだけDVDを身近に感じるようになって、ビデオデッキをDVDレコーダーに替えようかなとひそかに思っています。結婚前から使っているビデオはいつ壊れてもおかしくない。HDD付きの製品も増え、値段も性能もこなれてきたようですからね。あまり欲しいと思わないけど、ゲームもできるHDD付きDVDレコーダーであるソニーのPSXもとうとう発売されました。いままさに、市場が熱いのです。さらに言うならば、地上波アナログ放送は2011年で終わります。この先数年後に買っても、何年も使わないうちにまた買い替えることになるかもしれない。だから、今こそ、HDD付きDVDレコーダーの買い時ではないかと、強く感じるところであります。

12月19日(Fri): マニュアル

京都の小学校でまた通り魔的な犯罪が起こりました。児童がいる教室に侵入して二人の生徒に怪我を負わせたところで捕らえられました。最悪の事態にならなかったのは救いですが、それでも怪我を負った子のみならず、その場に居合わせた児童みんながショックを受けたことでしょう。先の池田小学校の殺傷事件があってから、学校側も「マニュアルに沿って」対策をする態勢はあったそうです。常に校門は閉める。入り口にカメラとセンサーを設置する。しかしその日は工事業者のトラックが入るとかで3つの校門は全て開け放たれ、生徒の出入りで警報が鳴るからセンサーは切ってあったとか。何のための備えなんだか。マニュアル通りにすることは最低限の備えであって、事が起きたときの現場の責任逃れに過ぎない。児童が安心できるために何が必要か、それぞれの学校でも考えるべきでしょう。子供を預かる立場を重く受け取ってしっかりして貰いたい。そう思った矢先、今度は兵庫の小学校で事件が起きたとか。怪我は軽いらしいけど、なんだかなあ。

12月20日(Sat): A列車

津川雅彦主演の映画「いつかA列車にのって」を観に行きました。何かのテレビ出演をしていたときに自ら宣伝しているのを見て興味を持ちました。いかにもジャズっぽい映画じゃないですか。でもさて、そんな映画があったっけな?そこらの映画情報サイトを見ても詳細が分かりません。ようやく作品の公式ホームページにたどり着いて、新宿の歌舞伎町でしか公開していない、いゆいる単館系の映画であることを知りました。監督は音楽家の荒木とよひささん。老舗JAZZバーに集まった人たちのそれぞれの人生の一端を、一夜の出来事として切り取った話です。個々の話が繋がるようで、バラバラで、ある意味でリアリティがあります。でも最後まで盛り上がりのないまま、はっきりとした話の結末もなく、また明日も同じような夜が来るんだろうなあと思わせるようなストーリーでした。自信をもって人に勧められる作品ではないけれど自分の中では満足でした。1000円でしたしね。ちょっとお客さんが少なかったけど。こじんまりとした映画もたまにはいいね。

12月21日(Sun): センセイの鞄

芥川賞作家、川上弘美さんの「センセイの鞄」という本を読みました。30代後半の独身OL「ツキコさん」と70を超えた元高校の国語の「センセイ」のほんわかとした恋愛物語です。二人は駅前の一杯飲み屋で隣りあわせて以来、話しをするようになりました。酒の肴の趣味が合ってぽつりぽつりと話しをするけど、酌はそれぞれ勘定は別。そういう飲み方がいいですね。初めは堅苦しく思ったセンセイも、読み進むうちにいとおしく感じるようになりました。ツキコさんと同じです。そこから物語は本格的な恋愛へと進むのですが、まあそれはどうなんでしょう。少しだけ距離を置いた関係というのがよかったのになあと、僕なんかは思います。書評が賛否分かれているのも納得です。この本を読んだきっかけは、WOWOWでドラマ化されたから。そしてツキコさんをきょんきょんが演じたからです。本放送はもちろん見られなかったのですが、それがDVDで発売されていると知って、まずは原作を読んでみたわけです。そしてそのDVDは、いま目の前に置いてあります。

12月22日(Mon): ラーメン

先日のテレビで新宿のラーメン戦争について特集をしていました。関西の有名ラーメン屋「神座」が関東初進出として歌舞伎町に店を作ることを柱に、池袋の有名店「えるびす」の2号店を新宿に出したものの当初客が入らなくて散々だった話とか、職安通りの近くにある有名店「竃」が売上の低下を機に渋谷に移転する話などが紹介されていました。「神座」はすごいんですよ。はた目にはパチンコ屋と見間違えそうな外装にファーストフードのような内装。2フロアで約70席がある大店舗です。12月12日のオープン日に大行列ができたことを報じて番組は終わりました。それを週末見に行ってきました。画面で見た通りの店がデンとそびえ立ち、オープン日程ではないにせよかなりの行列ができていました。でも歌舞伎町の喧騒の中では、意外と派手な外装がマッチしていたように思います。空いてたら食べてこようと思ってたのだけど行列を見て断念。でもまだこの行列はマスコミの力でしょうね。一時期の勢いがなくなったブームの中、いい宣伝でしたもんね。

12月23日(Tue): 特典映像

全部で160分近くあったセンセイの鞄のDVDを見終わりました。1話完結でこれだけ長いドラマは、地上波ではよっぽど大きなスポンサーがつかないとできません。あるいは無残にストーリーをはしょられてしまうか。WOWOWさん素晴らしい。ドラマの中身はほぼ原作に忠実です。きょん2と柄本明さんが演じていることを承知の上で原作を読んで、それで自分が抱いたイメージとはちょっと違ったかな。演出の久世光彦さんと自分の感性の違いなのか、役者の力量なのか。まあそれも含めて買ってよかったと思っています。特典映像は、番組のメイキングをきょん2を中心に追いかけたものです。リハーサルの時は久世さんのダメ出し連発。同年代の主人公、しかも自分のすぐ近くにいるような存在と本人も感じていたのに、その感情を表すことができません。ところが本番直前にじゃまだった前髪をばっさり切った時、ふと何かをつかんだ。そこから表情が見違えるようになりました。本編を見るだけでは分からない番組製作の裏。今回は特典映像も面白かった。

12月24日(Wed): 街はクリスマスらしい

12月に入る頃から街はすっかりクリスマス気分。昨日の天皇誕生日くらいから明日まで、盛り上がりも最高潮なんでしょう。イブイブに生まれたとは、なんというグッドタイミングなんだろう。これが26日だったら全然状況が違いますよね。さて自分のクリスマスはずっと仕事。昨日も出勤日でした。仕事が遅れ気味で休むと言え出せない状況なので、普通に朝から夜まで仕事をしていました。行きも帰りも寄り道もしないと、祭日なんだか平日なんだか区別がつきません。まあそれは、ストレスが溜まらないという意味では好都合かもしれない。あ、でも昨晩は本当は祭日だからとかこつけて、ビールを飲んだっけ。クリスマスと言っても普段と違うのはそのくらいかな。クリスマスの雰囲気は嫌いじゃないんだけど、今年は本当に自分のなかで盛り上がりません。そして今日はクリスマスイブ。去年は何してたのかなと思って日記を見たら、やはり都内で仕事の打合せに行っていました。じゃあ今年は、出張こそ無いけれど、いつものように一日仕事でした。

12月25日(Thu): 古畑任三郎

古畑任三郎1st、第一話「小石川ちなみ」編を見ました。犯人は中森明菜さん。出演しているのは他に古畑警部補と今泉巡査、そして殺された雑誌編集者。あ、あとペットの万五郎。これだけです。出演者も場面転換も最小限。いたってシンプル。初期の作品だからおちゃらけた場面は無くて、ずっと緊張感が漂っています。久しぶりに見て新鮮に感じました。年末年始、残りの話を見るのが楽しみです。さらに正月には新作のスペシャルドラマが放映されるそうです。犯人は松本幸四郎さん。これもまた楽しみです。脚本の三谷幸喜さんの朝日新聞のコラムには、さすがにネタに困るようなことが書いてありました。でも田村正和さんがやると言う以上書き続けるのだと。もっとも、田村さんは毎回もうしんどいと言っているそうですが。これだけ大物が犯人になったのだから、そろそろキョンキョンでもいいんじゃないか?とかみさんに言ったら。間髪入れずそれは無いと。だってパパとなっちゃんだからって。そうか、するどい。ん?パパとなっちゃん?むふふ。

12月26日(Fri): パパとなっちゃん

パパとなっちゃん。パッケージを開けて第一話の触りだけを見ました。二日続けて田村正和さんです。というか目的はキョンキョンだけど。番組が古いため画面や音声が乱れることがある、と注意書きにありました。うーむそれは仕方ないか。特典映像はほとんど無し。放送の予告編が収録されている程度です。さて番組が放映されたのは1991年。主人公の夏実ちゃんが大学を卒業して就職して結婚するまでの父親と娘の物語。主題歌の「あなたに会えてよかった」もヒットしましたよね。言うまでもなく僕が今まで見てきた中で、好きな2大ドラマの一つです。リアルタイムで見ていたときに自分も学生だったから、しかも同世代のキョンキョンが演じていたから、より親近感を感じるのだと思います。いやー楽しみだ。パッケージの中にアンケートの案内がありました。Web上でこれからDVD化して欲しいドラマを投票するものです。候補が20ほどありました。懐かしいドラマが並んでいましたが、僕はギバちゃんと仙道敦子さんの「ホットドッグ」に一票です。

12月27日(Sat): チャリでがんばる

ようやく昨日で仕事も終わり、しばし休暇に入ります。まずはなかなかできないトレーニングへ。相変わらず体を鍛えるというより体力を維持するので精一杯です。今朝は明け方に初雪が降ったようで、気温も下がって来ましたね。それでも日中の暖かい日差しに誘われて、Dバッグを背負って自転車で町田に向かいました。境川沿いにある町田駅周辺はおださがから向かうと下り坂があります。自転車なら気持よくサーッと下りられそうなものですが、どっこいブレーキが怪しいのでヒヤヒヤもの。それでも冷たい冬の風をホホに受けるのは気持ちいい。スキーの醍醐味もこんなところにあるんでしょうね。クラブに着いたらまずはお風呂。冷えた手足を温めてからスカッシュ。その後有酸素系をみっちりと。ここですぐに疲れてしまうのは体力が無い証拠です。年末年始がんばります。クラブを出て、帰りは当然上り坂。歩くのは格好悪いなと頑張ったら、ギアもないぼろ自転車でも何とか登れちゃいました。足の力も馬鹿にできません。ちょっとお尻が痛いけど。

12月28日(Sun): 茅ケ崎といえば

茅ケ崎でジャズコンサート。相模大野に住んでいるらしい石井彰さんのピアノトリオにゲストでアルトサックスの多田誠司さんが参加します。何回か聞いたことのあるメンバーが近場でやると知って予約しました。コンサートは夕方からだったので、茅ケ崎までの途中でぐっと遅めの昼ご飯をとることにしました。江ノ島線経由だと相模大野か藤沢か茅ケ崎かな。迷った末、相模線経由で行くことにして、その乗り換えついでに海老名で途中下車してビナウォークに寄りました。ラーメン横丁も飽きたから、丸井の上にある「えぼし」でビールを片手に魚料理を堪能。ん?昼ご飯からビール?ってなことは置いといて、えぼしはやっぱり美味しいね。考えてみれば茅ケ崎の駅前にも支店があったんだけどね。さて、お目当てのコンサートは最初は雰囲気に馴染めなくて聞きづらかったんだけど、だんだん乗りが良くなって終わってみれば期待以上に楽しめました。こじんまりした会場に一杯のお客さん。CDを聞くのと演奏を見るのではやっぱり臨場感が違いますね。

12月29日(Mon): オケピ!

今年の春に青山劇場で上演されたミュージカル「オケピ!」を観ました。舞台やミュージカルが映画と違うのは、作り手と見る側の観客がその場限りの時間を共有できるところです。その日の演技は観客席だけに向けられている。だから何回見ても同じ演技しか見られない映画とは違う感動が得られるのだと思います。そうは言っても、面白かった舞台をまたみたいと思う気持も強い。そこで邪道かもしれないけど、東京公演千秋楽のテレビ放送も見せてもらったし、そしてパルコ劇場から発売されたDVDも入手しました。公演は1・2幕を合わせて優に3時間を超えます。DVDで見ても長い。さらに特典映像のメイキングがしっかりできているから見どころは尽きません。そして何回見ても、長時間、ロングランの公演を完遂できた三谷組の頑張りに頭が下がります。メイキングの中に、出演者の川平慈英さんがホームビデオで撮った舞台裏の密着映像というのがあります。面白いんだけど、これだけは画面がゆらゆら揺れすぎで見ていて気持悪くなっちゃった。

12月30日(Tue): プール

いつものクラブも休館になったので、年末も営業している新百合ヶ丘の系列店に行ってきました。スーパー銭湯並のお風呂があるクラブです。スカッシュコートは無いので目的は軽いトレーニング。しかし電車で行くのに荷物が重くなるのも癪なので、今日はプールだけにしました。水着にキャップにゴーグル。なんとコンパクトなことでしょう。実はこの水着セットは、車が盗難されたときに無くなったのでその後買い直したものです。水着を買ったのは久しぶりなんですが、あらためて買おうと思うと高いですね。ゴーグルもあんなに種類があるとは思わなかった。とりあえずお値頃なところを買い揃えて、その後一度も使わずにおりました。とにかく一度は使ってみなくちゃと思ったのも事実です。プールにいたのは30分位ですかね。心肺機能よりも手足が先に重くなりました。またねん挫で傷めた足首や疲れの溜まっている腰など、泳ぐと体の悪いところが如実に実感できますね。久しぶりに全身運動をして、大きなお風呂に入ってぐったりしてきました。

12月31日(Wed): 振り返って

2003年も今日で終わりです。この一年で大きな出来事は、なんと言ってもなっちゃんとの別れ。これに尽きるでしょう。今でもなっちゃんが病院のベッドに寝ている姿は毎日のように思い出します。不安な毎日を過ごしていた病院通いの日々。それがあの日から一変しました。いろんな意味で自分の人生感が変わった出来事でした。もう一つの大きな出来事は新車の購入と盗難です。実際にこんなことってあるんです。車なんてその気になれば持っていけちゃうんですよ。それを理解するための高い授業料でした。さて電脳分野では、今年になって我が家に本格的にDVDの波がやってきました。怪盗ルビイからパパとなっちゃんまで、お気に入りのDVDを買い込んでいます。来年はいよいよDVDレコーダーかな。そしてもうひとつはiPod。いつでもどこでも自分の持っている全てのCDの曲を聞くことができる。これはすごいことです。音楽生活がガラッと変わりました。ふう。一年ってやっぱり長いね。特に今年はタフな年でした。来年はいいことがありますように。

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