週末の土曜日に、タリーズコーヒー系列の緑茶カフェ「KOOTS GREEN TEA」に行きました。都内にあるとは聞いていたけど、実は店の場所を知らなかった。家にいればインターネットで調べようもありますが、すでに出かけた先だったのでそれも無理。ならばダメ元でと、タリーズコーヒーに入って聞いてみました。そうしたら親切に教えてくれて、場所の地図を印刷してあげましょうとまで言ってもらってしまった。しかも待っている間に味見コーヒーまでいただいてしまって、まったく恐縮です。まだ城山ヒルズと原宿の2店舗しかないそうです。僕らはその原宿の、明治通りからちょっと入ったところにある店に行きました。大ざっぱに言えば、タリーズのメニューのコーヒーを緑茶に変えたと思って間違いない。僕らはアイス抹茶ラテにアイス煎茶をいただきました。さらにこの店はお総菜、おにぎり、デザートとフードメニューが充実していて、十分軽い食事をとることも可能です。スタバもいい加減飽きてきたし、こんな店が近くにできるといいのになあ。
久しぶりに財布を替えました。以前のはいつから使っていたか定かではない程、随分と使ったような気がします。さて次はどんなのにしようかと、財布売り場を覗いてみても、そんなにバリエーションはありません。大ざっぱに言えば二つに折るタイプか折らないタイプ。材質と色にこだわらなければ、あとは予算がいくらかで決まっちゃいます。僕は横長の、いわゆる札入れを好んでいます。お札を出すとき折れ曲がっているのがいやだから。それに半分に折って厚みが増えちゃうのも嫌い。だから形では迷わないんだけど、値段でずっと悩んでいました。お金を入れるものの価値ってどのくらいだろう。高い財布を買って中身がカラじゃ恥ずかしい。でもあまりに安すぎるのも、子どもじゃないんだからと思う。今回買ったのは結局7000円でした。これは高いか安いか、さてどうでしょう。値段以外の決め手も一つだけあって、カード入れが多かったこと。あまり持ちたくなくても次第に増えちゃっているんだよね。そのおかげで厚みが増えていやなんだけど。
阿刀田高さんの著書「楽しい古事記」を読みました。阿刀田さんのこの類いの紹介本が好きで、今までにも聖書、ギリシャ神話、シェイクスピアなどの話を読んできました。ここで初めて日本の古典。しかも日本書紀と並ぶ日本最古の書物です。これら二つを合わせて記紀と呼ぶ、学校の歴史の授業でその程度の知識はありますが、実は知っていることはそれで全て。だって、昔から古文は嫌いだったから。阿刀田さんは面倒なことはバサッと省略して、小説家の目で面白いところを取り上げてくれます。古事記は神話の世界から繋がる天皇の系譜の記録です。奈良時代の天武天皇の頃に企画されました。各地で伝わる話には間違いが多いから、後世のためにキチンと正しいところを残しておこうという意図だったそうです。紹介されている逸話には、現代でも通じるところ、おかしなところそれぞれです。身に危険が迫ってても「歌を詠む」というのは僕にはとうてい理解できません。いずれにせよ、今の天皇家からみると、はるか昔は豪快な一族だったんですね。
3月末に納車されたCR-Vに乗り始めてもうじき半年になります。慣らし運転を終えるまでは走行距離も伸びたけど、それからは近所をウロウロすることが多くなっています。市街地を走っている時は燃費はよくありませんね。ゴルフと同じくらいで7-8km/Lかな。ただしレギュラーガソリン仕様なので、ガソリン代は安くなりました。MT車としての不満は二つ。まず2速のトルクが弱い。ドイツ車のゴルフと比べるからでしょうか。坂道を低速で登ると2速できついんです。車重があるのも関係しそう。それにしてももう少し低速トルクがないと運転しにくいと思う。それからパーキングブレーキが使いにくい。AT車なら関係なくても、MT車は坂道発進で使うんです。ダッシュボードから縦に伸びているレバーには力を入れにくい。ぜひ改善を望みます。ボディーカラーには満足しています。珍しい色だと思っていたら、自分の車のほかにも何台か出くわしました。今までとは違って汚れが目立たないのがグッド。だから(??)いまだに一度も洗車していません。。。
実家の近くで夕方からジャズコンサートを聴きに行きました。ついでに仕事も休みにして、その前に吉祥寺をブラブラ。色々調べたんですが、さすがに駅周辺の駐車場はどこも高い。提携駐車場も無料になる時間が短く設定されています。車で来るなってことなんでしょう。でも車の方が便利なんだから仕方がない。まずは井の頭公園手前のカフェでランチ。お昼時ではありますが、平日でもかなりに賑わっているんですね。そこで一旦駐車場を入れ替えて、今度は北口をブラブラ。何か変だなあと思ったら、商店街の屋根が無くなってました。通りの幅は同じはずなのに、開放的で広く感じますね。今夜のコンサート会場は保谷こもれびホール。市役所の隣に出来たきれいなイベントホールです。トリオが陣取るには広めの舞台でライティングもばっちり。2時間余りの演奏を楽しみました。やっぱりプロの演奏は違う。でもジャズは飲食禁止の席で姿勢を正して聴くより、狭いライブスポットでステージの方に身体をよじりながらビール片手に聴く方がいいな。
昨日はそのまま実家に泊まりました。そして今日は帰りがけに小金井公園にある江戸東京たてもの園を見学。両国にある江戸東京博物館の分館で、1993年にできたそうです。いやいやそれよりも以前にだって、ここには昔の住居を復元した展示があったはず。だって子供の頃に竪穴式住居とかを見た覚えがあるもの。そんな気持ちで中に入ると、なんとなんと立派な展示物がいっぱい。竪穴式住居はどこかに行っちゃったけど、江戸期から昭和期に建てられた建物を移設、復元して展示しているのです。最近では「千と千尋の神隠し」のモチーフに使われた子宝湯があるということでも人気を集めています。そのお風呂屋さんも懐かしいけれど、僕には旧三井財閥のお屋敷とか建築家前川國男の自邸とか、実際に中を見学できて生活感を感じられる建物が面白かった。残暑厳しい中、汗をかきながらウロウロ歩き回って満足しました。その帰り、汗かきついでに武蔵小金井のスポーツクラブにも寄って軽く運動。シャワーを浴びてすっきり。お腹もペコペコです。
なっちゃんの病院が家から近かったのは、毎日通う僕らにとってとても助かりました。自転車でも行けるしバスでも一本。何度かジョギングで行ったこともあります。だから毎日なっちゃんに会うことができたんだよね。よかったよかった。自宅と病院が近いということは、そこで働いている先生や看護婦さんとも行動範囲が似ているということです。街をぶらぶらしているとよくばったり会います。白衣を着ていないので一瞬分からないんだけど、例えば歩き方を見ればすぐ分かる。今日はまず、なっちゃんの元担当医の先生を発見。大きな身体なのでよく目立ちました。最後に挨拶できなかったんですよね。先生も気にしていただいていたようで、僕らが元気そうでよかったとおっしゃっていました。その後、さらに仲良しナースの二人組と遭遇。目が腫れてるよと言ったら、深夜明けでさっきまで寝てたんですと。明日は準夜勤でまたすぐ寝なくちゃならないから、慌てて身体を活動させているんだって。大変だよね。でも久しぶりに話ができて嬉しかった。
自民党の総裁選挙が告示されました。事実上の日本の総理大臣を決める選挙だと思うのですが、選挙に参加するのは自民党員だけ。でもさすがに世間の注目は高くなるでしょう。誰が立候補するか、小泉首相の対抗馬として色々な名前が挙がりました。結局藤井氏、亀井氏、高村氏に落ち着いたようです。これでも裏ではいろいろ思惑が働いているんでしょうね。立候補に必要な20人の推薦人が集まらなかったケースもあるというのは悲しい。立候補者の予想に加え、得票の予測も盛んに行われています。だれそれ派は小泉支持に回ったとか、あの派からは何人か取りこぼしがありそうだとか。いい方は悪いかもしれませんが、そこまで分かっているのに、負けると知ってどうして対抗馬が出るんでしょう。2位に入る見込みがあるならまだしもね。せめて、お互いの誹謗中傷ではなく、中身のある政策論争を繰り広げてください。同じ自民党の仲間にそこまで言うかという嫌悪感をみなぎらせている大御所もいらっしゃいますが、あれはみにくいと思いますよ。
北野武監督の「座頭市」が、第60回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞に選ばれました。すごいね。故黒澤明監督の作品のこともあるから当初から注目は大きかったと思います。映画祭に出かける時からマスコミも逐一取材をしていました。現地でも評判が高いとか、上映されたときも大好評だったとか。そりゃ日本人からすれば応援したい気持ちは十分にあるから、その評判もまゆつば物ではと、正直僕は疑っていました。それがこの結果ですからね。「HANA-BI」の金獅子賞には及ばなかったけれど、十分すごいと思います。断片の映像しか見ていませんが、大人数でタップダンスを踊るシーンがとても印象的で、独特の雰囲気のある映画のように思えました。さらに感心してしまうのは、これだけの結果を残しながら、自分を巨匠ではなく、居酒屋のたけちゃんと呼んでくれと言ってしまうところ。今回の会見でも期待通りのボケを連発していました。根っからのコメディアンで、いたずら好きなんですね。いろんな魅力を持つ人柄。そういう人物になりたいね。
もう10年経ったしそろそろだよね、と言って冷やかし気分で店を覗いたのが先週末。そんなことを言ったから?とうとう壊れてしまいました、ウチの冷蔵庫。冷凍庫の氷が溶けている、というかみさんのメールを貰ったのが夕方。そりゃ大変と、一も二もなく会社帰りにヨドバシカメラに駆け込みました。なんと夜10時半まで営業してるんです。かみさんの話では、冷蔵庫は冷えているようだが冷凍庫はやはりだめらしい。ここは修理ではなくすっぱり買い替えましょう。10万以上する買い物ですから、いつもなら慎重にカタログを集め、スペックを吟味して決めるはず。しかし事は緊急を要します。おぜき家にしたら新記録モノの即決でした。こういうのは衝動買いとは言いませんよね。一応店員さんにも話を聞きました。最近流行りの観音開きの扉は使い勝手がイマイチだとか。先週末見たときは良さそうに思っていたんだけどね。その意見も取り入れて、今のよりも少し容量の大きいモノを買いました。配送は火曜日。それまでなんとか持ちこたえてくれい。
有酸素運動を目的としたトレーニングマシンにもいくつかあります。それぞれに長所短所があって、例えば僕はベルトコンベアの上で走るトレッドミルは膝が痛くなるので嫌い。いわゆる自転車こぎのエアロバイクは、所詮シートに腰掛けての運動になるので、軽い運動向きですね。雑誌だって余裕で読むことができます。ずっとお気に入りだったのは、ペダルを踏みながら階段登りのような運動をするエアロクライムでした。体のバランスをとるために上半身も使うし、ちょっとつらいけど雑誌を読むこともできる。ただ難点は、体を支えるバーを握る腕が痛くなること。スカッシュをする直前には不向きです。そこで最近はまりかけているのが、空中ウォークをするようなマシンです。一般的には何というのかな。ちょっと前までは強度が軽すぎるとバカにしてたんです。でもペダルを一番重くしてやってみたところ、これがなかなかいい感じ。雑誌も読みやすいし、腕も痛くならない。ん、まてよ。自分の中で運動中に雑誌を読むことはマストなんだろうか?
1995年4月から全11回放映されたドラマ「王様のレストラン」がDVDボックスとして発売されました。過去に出たビデオ版に比べれば安くなったとはいえ、4枚セットで約2万円。いい買い物です。脚本は三谷幸喜。松本幸四郎、山口智子、筒井道隆といった主役陣に、三谷組の役者が脇を固めています。物語の舞台はとある落ちぶれたフレンチレストラン。そこに現れた伝説のギャルソンが、愛すべき仲間達と次々に小さな奇跡を起こしていく。ドタバタコメディではありますが、その中に漂う何となく温かい雰囲気が好きでした。初期の三谷ドラマは密室ドラマですので屋外ロケはなし。全てはそのレストランの中で繰り広げられる話です。このドラマなら何回も繰り返して見るでしょう。ちょうどたまたまヨドバシカメラに行ったことだし、偶然最後の一本が売り場に並んでいたし、こりゃ買うっきゃ無いよね。冷蔵庫は必要に駆られて買いましたが、こちらは衝動買いです。文句あっか。今は毎晩一話ずつ見るのが楽しみで楽しみで。本気だぜ〜、好きなのさ〜。
千歳船橋でスカッシュの試合でした。協会公認のオープン大会で、成績によってランキングポイントが付きます。出場するのはみな実力者。その底辺が僕ぐらいのレベルです。だから僕が当たる人はだいたい実力が上の人。そういう人を押しのけないと上に行くことはできません。自分の実力がぐんぐん上がっている時期ならそれも可能でしょうが、現実は横ばいがいいところ。向上心は持ちあわせているつもりなんですけどね。そんな訳で、今日も一回戦であっさり敗退です。ラリーが出来ていたと言われても、そんなんじゃ勝てませんよね。でも自分でも、いつもよりは落ち着いていたように思うので、ちょっとは進歩があったかな。また頑張ろう。ところで、今日の相手は左利きでした。僕自身が左利きなので、右利きの人と相手をするとやりにくいと言われます。それは僕も同じこと。それこそ左利きとやることは少ないので、右利き選手とは違うコーナーの深い所からボールが返って来ると面食らっちゃいます。僕もそれをもっと活かさないと勿体ないよね。
今日は昨日のスカッシュの試合の、もう一つの晴海会場まで観戦しに行ってきました。晴海は行ったことがなかったし、夕方から始まる本戦2回戦は熱戦が予想されたからです。電車で行くと地下鉄有楽町線の豊洲駅から歩くらしい。でも何度も乗り換えて行くのは面倒だったので、駐車場があるかどうか分からないまま、一か八か車で行ってしまいました。日曜日だから都内もさして渋滞はしないとの予想通り、首都高と銀座の渋滞を避けたら順調でした。試合の進行具合も丁度いい感じ。お目当ての本戦選手の試合を間近で見ることができました。久しぶりのレベルの高い試合だったので、実に新鮮に目に映りました。やっぱり強い、というか速い。ボールへの反応。的確なフットワーク。どれをとっても自分のレベルとは天と地ほどの差があります。やっている攻めは単純なんです。その一つ一つが正確で速い。いいプレーをたっぷり目に焼き付けて、お腹いっぱいって感じです。帰りは都内をぶらぶらしながら途中で夕食。そこでもお腹いっぱいでした。
涼しかった8月が終わったと思ったら、今度はまるで真夏のような9月がやって来ました。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、そのお彼岸ももうすぐです。ちゃんと秋は来るんでしょうか。暦に合わせて街のディスプレイはすっかり秋の装いに変わっています。でもまだ長そでのシャツを買ったり、秋の味覚を楽しもうという気分にはなりません。こんな異常気象の年は商売も難しいでしょうね。この週末も、日差しの厳しい午前中に家にいるときはエアコンを付け、外に出かけるときはTシャツに短パンでした。車や電車の中では冷気に当たり、のどが渇いたら冷たい飲み物を飲んでいたら、今ごろになって夏バテのようです。食欲がなくて何となく疲れ気味。夜もなかなか寝つけなかったりします。3連休だと生活のリズムも大きく崩れて余計におかしくなっちゃうんでしょう。夏は嫌いじゃないけれど、いい加減困ったものです。まあとにかく、阪神も優勝したことだし、これからはセリーグのペナントレースと同じように秋風が吹いてくれることを願います。
大きな声で言えないのですが、最近身の回りのものがよく壊れるような気がします。会社で使っていた測定器が、僕が使った次の日、突然電源が入らなくなりました。別の測定器は指示通りにソフトの更新をしたら起動しなくなりました。さらには実家のパソコンのソフトの更新がうまくいかず、自宅の冷蔵庫が壊れ、そして今日は会社のプリンタが壊れた。自分のミスかもしれないと、その前の操作をあれこれ思い返すのですが、どれも別に特別なことはしていない。たまたまその壊れた瞬間に自分が絡んでいるようです。だから余計に気持ちが悪い。疫病神にでもなったみたい。この流れがこれで終わるとも思えない。次はなんだろう。洗濯機?車?エアコン?パソコン?古くなって買い替えが近いものもあるけど、一辺に来るのは勘弁してね。壊れたものは修理に出したり、サポートセンターに相談したり、買い替えたり、一つずつ復旧へ向かっています。自分が悪いわけではないと思うけど、早く全てが元の状態に戻ってくれないと、居心地悪い気分です。
毎年恒例の健康診断でした。何回経験してもあの採血だけは好きになれません。注射せずに血を抜いてくれるのなら、いくらでも調べてもらうのに。採血用の試験管を手に持って、ドキドキしながら順番を待つ。この瞬間も嫌ですね。意を決して担当の方の前に進み出て右手を差し出す。すると、腕をちらとみて両方見せてと言われました。そんなに血管が見にくいのかな。でもやっぱり右手から採ることになって、ゴムバンドを二の腕に巻き付けて、親指を手の中に入れてぎゅっと握る。ちょっとチクッとしますね。嫌だ〜。ちょっと横になるけどごめんなさいね。えっ横って何?右側?左側?と動揺していたらプスッと針が刺さりました。こうなったら諦めて時が過ぎるのをジッと我慢するだけ。そんなに強く握らなくても大丈夫ですよと言われても、嫌いなんだから力入っちゃうでしょ。まあでも、途中で針が抜けることもなく、目まいを起こすこともなく、無事に終わって一安心。心の底から安堵の気持ちが湧いてきました。先週からずっと緊張してたもんね。
今日から2日間、小田原で研修です。かつて新人研修で3ヶ月近くお世話になった研修所に久しぶりで宿泊します。集合は朝10時。家が遠い人は前泊も可能です。僕の場合はいつもの朝より遅い時間に家を出て、小田急線をちょっと遠くまで乗れば充分間に合ってしまいます。研修所の建物は、少なくとも僕が始めて来たときから10年は経っています。でも思った以上に施設はきれいです。管理が行き届いているんですね。しかし研修所の周りはというと、新しい家が増えているのに相変わらず寂しい。近くに歩いて遊びに行くところなんてありません。コンビニまででさえ、往復30分はかかります。それどころか道にはロクに街灯もないので、夜出歩くときは充分に注意が必要です。そんな環境にいて、一日目の研修は夕食前に終わってしまいました。午後7時には自由時間。さあどうしよう。スポーツクラブもなければ、部屋にはテレビもない。結局、一緒に参加している同僚と、ラウンジでビールを飲みながら駄弁っていました。こんなことでいいのかしら。
今回の研修は僕にとって初めての営業研修でした。セールスが顧客を訪問するときに、どのような質問をすれば必要な情報を引き出せるか。ただしやることは特別なことではなく、普通に考えて誰もがするような質問です。ただし、その質問をやみくもにするのではなく、体型的にやりましょうという手法です。穿った見方をすれば誘導尋問に近いかもしれない。でも一通り講義を聞いて、参考になるところは多々ありました。有能は営業は相手にしゃべらせることが上手いそうです。だからむしろ口下手なほうが営業には向いているらしい。営業の役割は、お客さんが困っていることをそれとなく気づかせてあげる。そして、それを解決する方法をより具体的にイメージさせて、そこで初めて自社の商品を紹介しろと教えられました。なるほど。そうすると、新聞の勧誘は最悪のパターンですね。彼らは新しい契約が取れれば、新聞の中身なんてどうでもいい。お客を掴むためにおまけで釣ろうとするのです。そんな売り方をされて新聞記者は悲しくないのだろうか。
先日買った王様のレストランDVDボックスを楽しく見ています。しかも本編はもちろん、DVD特典の出演者による副音声のコメンタリーも面白い。各話一人か二人がゲストになって、脚本の三谷幸喜さんと撮影当時の話をあれこれ繰り広げるのです。とは言っても8年も前のドラマですから、どうしても記憶を辿りながらになります。このシーンは誰のアイデアだったとか共演者の印象がどうだったとか、同窓会のような雰囲気です。そしてその共演者の誰もが、出演して楽しいドラマだったと言っています。作っている現場の雰囲気がいいと、ドラマのできもよくなるんだろうなと思います。白井晃さんはオケピ!の大阪公演の合間に駆けつけ、梶原善さんは留学中のアメリカから駆けつけたそうです。CMでしか見かけなくなった山口智子さんも元気な声を聞かせてくれました。そして三谷作品でブレークした西村雅彦さんも、三谷さんと旧交を温める感じでコメントをしていました。最初は普通に見てそしてもう一度副音声で見る。一粒で二度美味しいDVDです。
今日はスカッシュサークルの練習会でした。このサークルも結成して4年が過ぎて、メンバーもだいぶ入れ替わりました。スポーツクラブでスカッシュにはまり、ローカル大会に出て負けたりして更にはまる。初期のメンバーはすでにその時期は過ぎて、自分のペースでスカッシュを楽しんでいます。今積極的に参加しているのは始めて間もない人達で、まだ実力は高くないけれど、時間が許せばいつまでもスカッシュをしたい時期。スカッシュを楽しんでしたい人と、とにかくスカッシュをしたい人。この温度差を埋めるのは意外と難しい。サークルを盛り上げていく立場としては悩みの種です。僕らが目指すのは体育系のサークルではありませんからね。そんなことを考えながら、練習会が終わってから別の友人とスカッシュの約束があったので町田のクラブへ行きました。無理をしたとか疲れで足が動かなかったわけではないんだけれど、そこで足をひねって転んでしまった。しかもそれで足をくじいてしまったようです。あちゃー。来週末は試合なのに。
最後に足をくじいたのはいつだったかな。足を引きずりながら歩いたのはかなり前だと思います。車を運転するのに苦労した覚えはないから、免許を取るより前だったかもしれない。体はめちゃくちゃ固いくせに、骨を折ったこともなければ関節を傷めることも少ないのは不思議です。だから油断したとは思いませんが、最近右足首に違和感がありました。ちょっと激しく運動した後は特に。でも運動そのものに支障はなかったから、そんなに気にはしていなかった。そして昨日ひねったのは左足首。家に帰ってから湿布して、一晩経ってもやっぱり痛かった。ゆっくりならば歩けるけれど走るのは無理。下り階段は手すりが欲しい、といった具合。こりゃこの年齢だから長引いちゃうかなあ。朝の通勤でもできれば座りたかった。立ってると左足に体重をかけられないのでバランスが悪く、いつもより疲れちゃう。でも悲しいことに本厚木駅の乗り換えでいつものダッシュができず、席が空くまで耐えることになってしまった。悪循環ですね。焦らずに治すしかないな。
今日はお彼岸。なっちゃんのお墓はないので、お昼過ぎに僕の両親が家に来て、なっちゃんにお線香を上げてくれました。なっちゃんの周りはいつも以上にいっぱいのお花やお菓子で囲まれて、さぞや驚いていることでしょう。その後写真を刻印するメモリアルプレートを作りに、4人で一緒に鶴間へ。かみさんがなっちゃんのデジカメ写真で作ったのを見て、母親も欲しいというのです。ちなみに自分も一昨日作りました。都合3枚で絵柄は全て違うので、毎回メモリーカードを持っていってパソコンに読み込んでもらいます。その画像をフォトショップで加工して、ステンレスのプレートに刻印するのだけど、そのパソコンの能力がいまいち低い。メモリーカードを挿すとパソコンが固まって、いちいち再起動となってしまいます。起動画面を見て思ったのだけど、Windows98でもメモリが64MBで画像編集はきついんじゃないかな。まあとにかく無事に作ってもらうことができて、母親にプレゼントしました。今日のが一番いい仕上がりだったような気がする。
今朝も中央線で人身事故があり、上下線合わせて22本が運休、約3万1000人の足に影響があったそうです。国内外を問わず、電車にまつわる事故をこのところよく耳にするのは気のせいでしょうか。自殺志願者も少なからずいるのかもしれません。そういうのは迷惑なだけですが、故意や過失による事故も多い。海外からは車両故障で車掌の指示で線路に下りたら、すぐ脇を電車が通過したというショッキングな映像も届きました。電車と電車の間に取り残された人もいたそうで、大事故にならなかったのは不思議です。電車と人間がぶつかればまず電車が勝ちますから、安全対策はしっかりお願いしたいところです。ところで、ホームから落ちて電車にはねられた小学一年生はまだ事故の真相が分かっていないそうです。原因がわからなければ安全対策も打ちようがない。ぜひ原因究明を。何が起きても不思議じゃない世の中です。ちょっと大掛かりでしょうが、電車の扉に連動して開くホームの柵を全ての駅に設置して欲しいな。それくらいじゃないと安心できない。
あの東京大学が、大学院と学部で学生や教職員が使う共用パソコンを来年の春からApple社のiMacに切り替えるそうです。その数なんと約1150台。これだけの受注を受けるのはアップルジャパンでも初めてだそうです。パソコンのみならず、基幹コンピュータのサーバーもApple製になります。もともと教育市場の開拓を進めてきたMacintosh。僕を含めてMacユーザーは、会社の中でこそWindowsに押されて肩身が狭く感じますが、ちゃんと見る目があればMacintoshを選択できるのです。東大がMacを選んだ理由は「Windowsに比べて様々なソフトの導入がしやすく、不具合が起きても自分で直しやすい利点がある」から。まったくその通り。それにウィルスの被害にも(今のところ)遭いにくいですからね。ちなみにこれまでも東大ではLinuxベースのパソコンを使っていました。昔からWindowsは使っていなかったんですねえ。この大型システムの納入を請け負うのはNECの関連会社だというのも、何となく気持ちがいいじゃないですか。いいものはいいんです。
足のねんざは日に日に良くなってはいます。でもまだ足首に力を入れるとちとつらい。明日の試合に出られるかどうか、まだ5分5分です。いつもなら試合前は付け焼き刃の練習に励むところですが、今回はさすがにそうも行かず、ひたすら静養に徹しています。それならばと、昨晩は横浜赤レンガパークへジャズコンサートを聞きに行ってきました。1stセットが19:00、2ndが21:00で入れ替えなし。終わってから電車で帰るとかなり遅くなるので、仕事を午前中で切り上げ一旦家に帰って車に乗ってでかけました。赤レンガの近くの横浜ワールドポーターズの駐車場は平日1000円で停め放題というのも調査済みです。今日の出演はマサちゃんずのピアノトリオにペットとテナー2管のゲスト。さらに佐山さんの教え子というアルト吹きも時に加わるにぎにぎしい構成。十分に楽しんて店を出たら、案の定すでに23時を過ぎていました。それにしても、平日ここにこの時間に来られる人はどんな人なんだろう。うらやましいね。しかも、けっして安くないお店なのに。
やっぱり一週間では足のねんざは治りません。それでもだいぶよくなって、普通に歩くのにほとんど支障はありませんでした。ただやっぱり踏ん張ったり横方向の動きが恐い。試合がなければスカッシュなんかやりたくない。でも今日は久しぶりの大会。始めたばかりの友達を無理やり誘ってしまったから、会場に行かないわけにもいかない。どうせいくなら一応準備もしておくか。テーピングで足首を固めれば大丈夫だとも言われたし。家を出るときはそんな気分でした。しかし他人の試合を見てると自分も動きたくなるもの。朝の気分とは裏腹に、次第にやる気満々になってきました。試合前、生まれて初めてテーピングなるものをしました。自分では分からないのできれいに巻いてもらったんですが、効果はずいぶんあるんですね。痛い方向への動きを制限したので、思いきり踏み込めるようになった。さすがにいつも通りとはいかないけれど、それでも足首を悪化させることもなく、試合を楽しむことはできたと思います。これで勝てたらよかったんだけどね。
映画監督としての和田誠さんと言えば、僕的には「怪盗ルビイ」で有名です。小泉今日子と真田広之の主演の小粋なラブサスペンス(?)です。ビデオやテレビ放送でも見たしDVDも持っています。いい映画です。ところで和田監督はジャズ好きとしても有名で、ジャズに関する本も出しています。つい先日知ったのですが、その和田監督のオリジナル、ジャズをテーマにした映画「真夜中まで」が2001年に公開されていたそうです。主演は真田広之と香港女優のミッシェル・リー。前作と同じように、ちょい役でゲストがわんさか出ています。それも既にDVDになっているので、レンタルを考えるより思わずネット通販で買ってしまいました。これも衝動買いかなあ。まったくの偶然だったのだけど、トランペット役の真田広之率いるバンドのピアニストとベースは先日見に行ったマサちゃんずの二人。ちゃんとセリフもあって、もちろん演奏も披露しています。映像もきれいだし全編ずっとジャズが流れてストーリーも面白い。いやいや、期待以上に楽しめました。
日本のプロ野球のパリーグはまだ優勝が決まっていませんが、すでに注目は日本シリーズよりもストーブリーグに向かっているようです。巨人の監督交代劇は原監督に同情の言葉が集まっていますが、阪神に独走を許したことの責任を誰かが取らないと治まりませんよね。それが選手なのか監督なのかフロントなのかオーナーなのか。いずれにせよ、これでますます巨人ファンがチームから離れていくのではないかな。ヴェルディで痛い目にあってるのに、このままじゃ同じ轍を踏みそうですよ。それにしても巨人はまだ試合を残しています。それってやる気出るのかな。海の向こうでもシーズンが終了したようです。一年中注目され続けるプレッシャーの中で、松井もイチローも立派な成績でしたね。佐々木がいまいちだった代わりに今年は長谷川が頑張ったんじゃないでしょうか。それにしぶとく粘投を続けた野茂も。来年もまた、活躍してくれることを願います。ところで、とっくにシーズンが終わっていたらしい新庄さんはいまどうしているのでしょう。
このところ「男の隠れ家」という雑誌を気に入って読んでいます。今月の特集はDEN。元々の意味は野獣の巣とかほら穴をさす言葉で、この雑誌では隠れ家的小空間と定義されています。気取って言えば書斎なんでしょうが、それよりも子供の頃に作った秘密基地と言ったほうがぴったり来ます。子供の頃、友達と一緒に枝ぶりのいい木の上に登って遊んでいました。友達はそこ、僕はここ。座るところがちゃんと決まっていて、わざわざ駄菓子を買ってきて、下を通る人を眺めながら食べるのが面白かったんです。雑誌で紹介されているのも、大きな醤油樽を改造して友人との呑み部屋を作ったり、趣味のプラモデルを壁一杯に並べたり、その中でやることはかなり子供っぽい。それから、小さいっていうのもポイントです。大きい家で他に広い部屋があるのに、わざわざ小さなスペースにこもりたい。その気持ちは僕にもよーく分かります。その中にいれば、仕事や家庭のことなどから離れて自分の好きなことに没頭できる。そんな空間と趣味があったらいいよね。
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