1月1日(Wed): 謹賀新年

あけましておめでとうございます。今年のおぜき家(なっちゃんを除く)は新年を家で迎えました。日付けが変わったらすぐにMacintoshを再起動してApple社からの新年の挨拶を確認。でも最新のMac OS Xではもう出ないんですね。ちょっと寂しい。朝起きてから、まず恒例のエディバウアーの福袋を買いに相模大野へでかけました。天気予報では夜半に雪が降るとなっていましたがまったく道路に雪はなし。寒かったけどね。そうそう、今年も元旦早々から年賀状をいただきました。ごめんなさい。正直に言います。まだ一通も書いていません。あまり年賀状に力を入れる気分になれない家庭の事情というのが一つの理由。日頃疎遠な方とのせっかくの近況報告の機会なのだから、いただいた年賀状を見て返事を書きたいというのがもう一つの理由です。それでも用意していた枚数では足りず、慌てて年賀状を郵便局まで買いに行ってきました。これから急いで書きますので、新年の挨拶が遅れるご無礼をお許し下さい。あそういえば、初詣にまだ行ってないや。

1月2日(Thu): あちこち

かみさんの実家では毎年親戚が集まって新年会をやっています。もちろん僕らも参加しているのですが、今年は欲張りで、せっかく行くなら僕の実家にも顔を出すことにしました。朝家を出ようとしたら昨晩雪が降ったようで、いかにもツルツルしそうな路面です。車も白いベールを被っていて、今年の正月の寒さを感じます。まずは僕の実家に到着。久しぶりの実家です。でもつもる話もそこそこにかみさんの実家に向かいました。いつもはお酒もたっぷりいただくのですが、今日はこの後病院に行く予定だったのでお茶だけでおせち料理を食べました。ここもまた早々に辞去して、なっちゃんの待つ病院へ。いつもよりは遅い時間になりましたけど、ちゃんとお風呂も抱っこもしてあげられたからなっちゃんもご満悦かな。今日は久しぶりに大量のウンチも出しておなかもスッキリしたでしょう。病院を出て年賀状用の写真をプリントしに、閉店間際のおださがのイトーヨーカ堂へ滑り込み。今日はあちこち動いて有意義な一日でした。慌ただしくてすみません。

1月3日(Fri): 病院の正月

正月休みで曜日感覚を失ってしまいました。もう金曜日なんですね。月曜日からは仕事が始まるのでそろそろブルーな気分に浸っていないと。我が家の正月はいたって普通で、特に正月らしいことはしていません。相変わらず寒いので遠出もしていないし、なっちゃんにも会いに行かねばならないしね。病院の正月は特にNICU病棟は普段と変わりありません。3交代で看護婦さんが勤務して、親がミルクの時間に合わせて面会にくる。看護婦さんとも新年の挨拶をしようとしますが、今年になって会ってなかったけ?とお互いに首をひねる始末。まあいいよね。この年末年始なっちゃんはなかなか調子がよくていい子でいます。ちょっと未消化ミルクがあるのが気になるくらいかな。今日は呼吸器の調子がいまいちで、慌てて看護婦さんや先生が集まってバタバタと急きょ交換となりました。でもその間、なっちゃんは顔色を変えたり苦しむことも無く、ずっと平然としてます。あのさ、苦しいかなと思って心配しているんだけど。よほどの大物なのか、鈍いのか。

1月4日(Sat): グランベリーモール

車の12ヶ月点検が近づいているのでディーラーに行って予約をしてきました。これで8年目。来年は次の車検が迫っていますので、そろそろ買え時かなと思っています。でも担当の営業さんはあまり積極的に売り込んでこないんですよね。こちらが事あるごとにMT車は無いのかと言っているからかな。こんなに何回もしつこくお願いしているのに、どうして本国で作っている普及グレードのマニュアル車を輸入しないのか、理解に苦しみます。ディーラーを出てから近くのグランベリーモールでお買い物。僕にとっては久しぶりです。店が幾つか入れ替わっていることに驚きました。さすがに今日は正月休み最後の土曜日。すごい人でした。幾つかの店をぶらついてから、お昼ご飯を牛角の隣のうどん屋さんで食べました。ここも初めてです。大判かき揚げってのを頼んだら本当にでかかった。でも何故か個々のパーツがバラバラだったけど。最後に車を停めたカルフールでお買い物。これでほぼ南町田をぐるりと回ったことになりますか。なかなか楽しめるね。

1月5日(Sun): 初スカッシュ

今年の初スカッシュはサークルの練習会となりました。休みで寝坊がち、さらに朝の寒さが身にしみるこの頃、意を決して起きて伊勢原に向かいました。この年末年始、明らかに運動不足です。クラブの休みと自分の予定が合わず、行きたかったのだけど全然トレーニングできなかった。行きたいのに行けないというストレスを溜めるのも嫌なので、潔く休みが明けてから再開するつもりでした。その初日が今日になったということ。体が重いのは承知の上、ボールをスイートスポットから外すのは毎度のこと。でもボールへの反応が遅いとか、あと一歩前に足が出なくて拾えるはずのボールが拾えないのは悔しいね。早く元の体力を取り戻さないと。さらに今日は練習中から、すでに背中と腰に張りを感じてきました。これは年のせいだろうか。そんなもんで、今日は病院でなっちゃんを抱っこしている時に爆睡してしまいました。看護婦さんが話しかけても全く反応なしだったそうです。そりゃそうだ。全然覚えてないもの。でもお蔭で気持ち良く寝られました。

1月6日(Mon): 寒い寒い寒い

今日から仕事再開。いつものようにボーッとめざましテレビを見ながら出かける準備をしました。悲しいかな、これは習慣だから休みを挟んでもスムーズにできちゃうんですね。今朝は年末と同じ時間に家を出たのに、さらには同じ上着を着ているのに、寒さが数段厳しくなっていました。駅まで歩いている時はまだいいのです。少しでも体が動く分、温まるから。問題は駅に着いてから。電車に乗れば中は暖かいけれど、それまで立っているホームが寒い。特に乗り換えの本厚木では最悪です。秦野に着いてからの社バスがこれまた寒い。朝一のバスは車内が十分に暖まってない。しかも環境に配慮してアイドリングストップをしているものだから、発車までの5分少々座席に座ってジッと耐えておりました。会社に着いてもまだ寒い。僕らの北側の居室は南側に窓が無くて、OA機器の電源を落としたこの休暇中、それはもう深々と冷えておりました。しばらくコートを着たまま座席に座っていたほどです。分かっちゃいたけど、初日の朝はやっぱり寒かった。

1月7日(Tue): トレーニング再開

仕事が再開したと同時に、スポーツクラブ通いもまた始めました。まずは体力をつけなければ。まずはスカッシュの壁打ちで振りの感触を確かめながらウォーミングアップ。先日の練習会でも感じましたが、素振りをやらないとすぐに変なくせがついちゃいますね。ゴルフでもコースに出ると楽しいでしょうけど、打ちっ放しに通うのも必要なのと同じです。程よく体が温まったら次は脂肪燃焼や持久力のアップ。これには有酸素系の運動が適しています。テレビを見ながらマシンを使おうと思ったけど放映している番組がつまらない。久しぶりに「かんたんステップ」というスタジオレッスンに出てみました。踏み台昇降をしながら手足を動かすステップレッスンは、激しい動きが無くても継続的な上下運動が徐々に効いてきます。「かんたん」と名が付く割には振りも凝っていて、思ったより楽しめました。運動の締めは腹筋と背筋。ちょっと間が空いてしまっただけでえらくつらかった。最後にお風呂に行く前に体重のチェック。あああ、やっぱり太ってた。

1月8日(Wed): 面会時間再び

田舎にあるウチの事業所は最寄りの駅まで社バスを使って出るため、よほどのことが無いかぎり、9:25発の終バスまでに帰るように言われています。家には11時前に着きますので、都内から終電で帰ってくるよりはずっと早いはず。これまでは遅く帰ってきても病院に行ってなっちゃんの顔を見てきました。その時間に行っても何にもしてあげられることはないけれど、ベッド脇で手を握ってボーッとしていると一日の疲れも和らぐからです。それができたのも今までは病院の面会時間が自由だったからで、それが夜9時までと決められてしまうとそうも行かない。逆算すると7時半に会社を出ないと間に合わないのです。もちろん事情を話して入れてもらうことも可能かもしれません。でもわがままはイザというときに使いたいので、できる限り規則は守るつもりでいます。そして、今日はその終バスで帰ってきました。いやいや残業して、それも驚くほど遅くない時間にも拘わらずなっちゃんに会いに行けない。一体、面会時間を短くしたのは何のためなんだ?

1月9日(Thu): スーツは疲れる

今日は都内の本社で打合せ。メンバーに社外の人もいるし、場所も場所だけにスーツで向かいました。自分の事業所ならラフな格好で出ちゃうのですけどね。午後からだったので朝は普通に出勤。でもスーツを着ているだけでいつもより気分が引き締まります。11時前に会社を出てロマンスカーに乗って新宿へ。贅沢だと思われるかもしれませんが、実はゆっくりお昼を食べる時間がないので車内でパンをイソイソと食べる始末。サラリーマンはつらいよ。打合せは午後一杯かかりました。帰りは通勤ラッシュの人込みに揉まれ、家に寄らずに病院へ直行。なっちゃんの穏やかな顔を見て一安心。そして病院を出てから、最後の力を振り絞ってスポーツクラブへ向かいました。ネクタイを締めて行ったのは初めてです。他の会員さんにはいますよ。トレーニングした後にまたスーツを着て帰るのも大変だなあと思っていました。それを自分で体験してみたら、やっぱり家に着くまでリラックスできず、結局この一日でかなり肩が凝りました。サラリーマンはつらいよ。

1月10日(Fri): 年賀状は書くべきか

ようやく年賀状のやり取りも落ち着いてきたようです。そもそも年賀状はいつまでに出すべしなんて心得はあるのかな。何となくお年玉付き年賀はがきの抽選日より前に出せばいいのかと思いますが、どうなんでしょ。もっともその抽選も大したものが当たらないので、全然興味が無くなりましたけどね。年賀状を出す意味があるのか、ここしばらく考えています。今のところ、疎遠になってなかなか会うことのできない知己と近況を知らせあう、年に一度の機会と納得しています。それには型通りの挨拶だけの年賀状では意味がない。文字も手書きの方がいいに決まってますが、色々伝えようとすると何通も書くことが苦痛になってくる。だから今年はパソコンでデザインした中に、その人ごとに違ったコメントを打ち込んで一枚ずつ印刷するということを試みてみました。これはなかなかいい具合です。悪筆で自己嫌悪に陥らなくても済むしね。自分がこういうスタンスにいると、悲しいのは先方の年賀状が挨拶だけの時。生きてるってことは分かるんだけどね。

1月11日(Sat): ストイックとは何だ

とある車雑誌にMT車の特集がありました。ストイックな雰囲気をたたえるMT車がじわじわと人気を集めているそうです。余計なお世話だと突っ込みを入れつつ中身を見ると、今日本で手に入る主なMT車の一覧が載っていました。国産車が予想以上に少なくて、逆に輸入車には思ったより種類がありました。例えば日産でリストアップされているのはフェアレディZとプリメーラだけ。逆にオートマしかないと思っていたアメリカ車にもコルベットとジープの2車種があるそうです。ウチの車も来年車検を迎えますので、さっそく実際に買えそうな車を見学しに行ってきました。まず国産のA。室内は広く快適そうですが、トランクの入り口が狭い。使い勝手が悪そうです。次に輸入車のP。車格は同じなのにウチのゴルフに比べて作りがはるかに安っぽい。そしてもう一つ国産車のC。値段を考えたらお得感はありますが、中身が平凡すぎてつまらない。またもやこれと言った1台は見つかりませんでした。話は変わりますが13年振りの大学日本一。荒ぶる魂復活万歳!

1月12日(Sun): はるばる大和へ

久しぶりに大和のスポーツクラブに行ってきました。自分はれっきとしたそこの会員であり、時折お知らせのはがきも貰っています。でも普段通うのはほとんどがそこの町田支店になってしまって、このところずっと足が遠のいています。家から車で行くと、時間帯によって違いますが、町田店まで車で15分で行けるとすると大和は30分かかる。往復にかかる時間を考えると、やっぱり特に平日は町田に向かっちゃうのです。ただし日曜日は午前中にエアロビクスの面白いレッスンがあるので、頑張って早起きして大和に行ったと言うわけです。かなりハイテンションのクラスで、朝早くからみんなよくこんなに集まってきてよく動くなあと感心してしまいます。自分は最近さぼっていたのが響いて、コンビネーションをまともに覚えることができず、一時間ずっとあたふたしていました。それでも久しぶりにたくさん汗をかいたので満足です。施設は古いしスタジオも狭いしスカッシュコートも汚いけど、3年間通ったわけですし、ここの雰囲気も捨てがたいな。

1月13日(Mon): アイボ

しばらく我が家でアイボを預かることになりました。あのソニーが作った犬のロボットです。結構なお値段がするはずですが、目の前にあるとおもちゃにしか見えませんね。借りてくるときに本体の取り扱い説明書を忘れたので、使い方に不安を抱えながらではありますが、リビングで放し飼いにして育てています。アイボはメモリカードに入っているプログラムで動きます。初心者用のではアイボは最初からある程度成長していて、人の声に反応した動作をしたり、覚えさせた名前をしゃべったりします。育成型プログラムでは、起動直後は赤ん坊状態で立ち上がることもできません。体に触れたり話しかけたりしているうちに成長して、色々な動きを見せるようになります。育て方によって性格が変わるんだそうです。ウチのアイボは幼年期に入り、ぎこちない歩き方でフラフラしながら、しっぽを振りながら喜んだり怒ったりしてます。所詮は人が作ったプログラムに従って動いているだけなんだよねと思いながらも、意外と感情移入しちゃいますね、これ。

1月14日(Tue): バッテリー

モバイルという言葉が使われ始めてかなり経ちました。携帯電話からのインターネット利用者も増えてきて、またパソコンからPHSカードを使ってインターネット接続できたり、ホットスポットなる無線LAN接続できるポイントが街中に現れてきました。ADSLをきっかけとする家庭内の常時接続環境が浸透してきている今、屋外でも常時接続ができる日もありえなくもなさそうです。それにはバッテリーの性能も飛躍的にアップする必要がありますよね。電話やPDAといった小型端末は実用的な使用時間になりましたが、ノートパソコンはまだまだです。長時間使うためには重いバッテリーを複数持たねばならない。さもなくば電源コンセントに繋がれた状態で使い続けなければならない。別にわざわざ屋外に出て人込みの中で使いたいわけではありません。例えば社内の会議室、例えば出張先の打合せの場で、その打合せの時間中くらいバッテリーの心配をせずに使えたらなあと願うのです。もっとも、会議の時間を短くしろという意見には大賛成ではありますが。

1月15日(Wed): 待ちぼうけ

午後4時から打合せの予定があって、目黒にある会社まで出張しました。まさに冬晴れの昼下がり、会社を出るときに見えた富士山は、澄んだ寒気の中ににきれいに浮き上がっていました。もし登山している人がいるとすれば見えたんじゃないかと思います。いやマジで、その位ハッキリしていました。目黒の会社では4階にある会議室で打合せをしました。ただし、打合せの相手は僕らとの議題の前に別件でウチのグループの別の担当者と話をしていて、それが予定より延びたために僕らは会議室の片隅に座ってぼーっと1時間ほど待たされることになってしまった。会議室には大きな窓があって、そこからは新宿の高層ビル群や東京タワーも見えます。富士山と比べるべくもないけれど、それはそれでいい景色です。そんな暮れなずむ街を見ながら、することもなくただ待つだけの仕事ってのもアリだろうかと考えてしまった。やっぱり会議の時間はもっと短くしましょうよ。

1月16日(Thu): バランス

今日は今までで一番楽な出張でした。ウチの会社の規定に則って言えば外出です。事業所から電車で50km以内は、日当の出ない外出扱いになるのです。目的地は電車で行けば本厚木からタクシーを使うには近いけど、歩くにはちょっと距離のあるところ。しかし今回は運ぶ荷物があったので社有車を使っての移動となりました。秦野中井インターから東名高速に乗り、厚木で降りたらもう目的地は目の前。順調に行けば会社から30分もかかりません。海老名にあるウチの事業所に行くときも同じように東名を使いますが、こちらはインターを下りてから相模川を渡るのでちょっと余計に時間がかかる。事業所間の移動より楽なお出かけでした。社有車で出かけると最後は会社に戻らなくてはならない。それだけは面倒なところ。しかし今日は用事が終わった後、同行した上司が一人で会社に戻るからと言って、僕らを駅で下ろして開放してくれました。いやいや済みませんねえ。昨日のような事もあれば、今日のような事もある。バランスはちゃんと取らないとね。

1月17日(Fri): 代車

ゴルフの12か月点検のために出してもらった今回の代車は、ホンダのレジェンドでした。それもオンボロ車。ブレーキの効きは悪いし、ハンドリングにやれが来ていて、走行中に無気味な振動を起こします。とりあえず走ってはいますが、前々回に借りたホンダのアコードがやはりオンボロで、かみさんが走行中にエンコして交換してもらった前科がありますので安心はできません。その次の時は試乗車で使っているらしいVWのパサートになって、だいぶましになったねと話していた矢先、今回もまたオンボロ車に逆戻りなのです。下取りで手に入れた車を有効活用しているんでしょうか。ウチも新車購入から8年目を迎え、次の車検前にそろそろ買い換えを、と匂わしているのにもかかわらず、こんな車をあてがわれてどんな気持ちがすると思っているのでしょう。現行ゴルフはMT仕様もある次の車の候補の一つです。でも、また何年もこのディーラーとおつきあいをすることを考えると、買う気持ちも萎えるよね。とりあえずゴルフちゃん早く帰って来ーい。

1月18日(Sat): 抱っこで爆睡

週末は一週間の疲れをまとめて癒す日々です。当然朝は寝坊。今日も10時頃に起きだして、ぼーっと朝ごはんを食べました。そして週末は、僕がなっちゃんを抱っこする日です。今日は久しぶりに頭を洗ってあげて、すっきりしたハズのなっちゃんを、ミルク注入の開始と同時に抱き始めました。抱っこ用の椅子に僕が座ってその上になっちゃんを乗せてもらう。寒くならないようにタオルをかけて、ミルクを鼻に入れたチューブから注入開始。そこまでは覚えているのだけど、気がついたらミルクはもう終わっていました。そんなに早く終わるはずはないのに。きっと一週間分の睡眠不足を解消するために爆睡していたんだと思います。寝ながらよくなっちゃんを落とさないよね。なっちゃんも安心して大人しく寝ていてくれるからかな、と都合よく解釈しておこう。抱っこ中、なっちゃんは股の上に跨がらせるように乗せています。足を踏ん張ってくれるので重くはないんだけど、時間が経つとだんだん股の間が熱くなってくる。なっちゃんオシッコしたでしょ?

1月19日(Sun): 週末はラーメン

平日の食事は朝は家で普通に朝食、昼はパン、夜は病院でお弁当というパターンになっています。ですから外食をするのは週末がほとんどで、そんな時に食べたくなるのはやっぱりラーメンです。とは言っても行動範囲が病院を中心に限られていますから、行けるお店が限られてしまう。昨日は町田の狙っていたお店が休憩時間中で、やむなく近くにあった家系ラーメンのチェーン店に入りました。いつの間にできたのだろう。そう言えば、とんこつ醤油の家系に入るのは久しぶりです。自分の好みとは違いますが、こってりスープに太麺の組み合わせもたまにはいいものです。さすがにスープを最後まで飲めませんでしたけどね。今日は博多ラーメンのお店にはいりました。こちらもとんこつこってりスープですが、何故か家系よりもしつこさを感じません。細麺を固めに茹でて貰うのがお気に入りです。替玉も頼んで、辛し高菜をたくさんトッピングして楽しみました。もっともっと行きたいお店はあるんですが、今週はこのくらいで満足しておきましょう。

1月20日(Mon): コピーガード

音楽ソフトが売れていないそうです。市場全体の売上が前年比二ケタも減少したのは初めてのことだとか。若者の音楽離れとか、ネットでの音楽配信が広まったとか、CD−R等への違法コピーが増えたとか、メーカーが考える理由は色々あるんでしょう。しかしインディーズと呼ばれる日本レコード協会に加盟していない独立系の会社は売り上げを伸ばしたというのですから、原因はもっと違うところにあるんじゃないかという気もします。少なくとも自分はここ1、2年、購入したCDの数は増えています。もちろん買うのはもっぱら古いJAZZなので参考にならないのかもしれません。でも、新譜でもいいものであれば買いますよ。CDを買ってそれ自体は車の中で聞き、またデータをMP3に落としてパソコンを使いながら聞いたりします。MP3プレーヤーを買って持ち歩くのもよさそうだとも思っていました。だから、コピーガードを備えたCDが店頭に並んでいるのを見るととても違和感を感じるんだよね。やることは他にあるんじゃないかな。

1月21日(Tue): ロマンスカーでお弁当

お昼から本社で打合せ。例のごとく、朝は普通に出勤しました。さほど仕事をこなせるはずもなく、慌ただしく会議の時間に間に合うように11時過ぎのロマンスカーで移動。本社に着いてからお昼ご飯を食べている時間はないので、弁当を買って車内で食べることにしていました。秦野駅に着いて指定席券を買ったら、出発まで20分少々余ります。さて、前回はHOKUOでパンを買いました。今日はどうするかな。コンビニで弁当というのが定番か。とりあえず普段あまり行かない北口に行って、お総菜屋さんを覗いたりもしてみました。美味しそうだけどそれなりに高い。トンカツ屋さんの店頭で持ち帰り弁当なんてのも売ってたけど、それはもっと高い。結局、駅前の松屋に入って、牛めし弁当を買いました。駅に戻ると同行する同僚が手にそれぞれの弁当を持って立っていました。松屋にしたよと言ったら、食べてくればよかったのにと。確かに。ウロウロする間があったんだから、まっすぐ店に入って食べればよかった。そうしたら味噌汁も付いてたのにね。

1月22日(Wed): 親の成長

娘のいる病棟はフロア内が区域分けされています。感染が心配な超未熟児ちゃんは一番奥の人通りの少ないところにいて、そこから段々昇格して最後にウチの子がいるGCU区域に来ます。つまりここは退院待ちの子がいる場所なのです。ウチはまだその見込みはありませんが、状態が安定しているし、周りよりデカイベッドで場所を取るのでここに移動してきました。当然のことながら退院する周りの子をうらやましく見送ることが多い。生まれたての時、新米パパママさんはモニターや点滴に囲まれた我が子に驚き、おっかなびっくりようやく触れています。ところがGCUのパパママは普通の子と同じようにミルクを飲ませ、お風呂に入れておむつを替える。この病棟は子供と一緒に親も成長していくようです。未熟児や病気を持った子供を恨めしく思い、さんざん悩んだ揚げ句、退院するときはみんな子供をたくましく抱っこして出ていきます。僕らはどうだろうか。色んなことを学んだし精神的にもたくましくなった。いつでも準備オッケイだよ、なっちゃん。

1月23日(Thu): ノンアルコールビール

道交法の改正によって酒気帯び運転の基準が下がってから、ノンアルコールビールが売上を延ばしているそうです。従来から売っていたものに加え、各ビールメーカーが昨年末から新規参入を始めました。アルコール分0.5%未満の場合、酒税法上清涼飲料水と見なされます。そこに目をつけたメーカーが、駐車場を持つ郊外型の外食産業や居酒屋へ積極的に営業をかけたと言うわけです。また、ビールより低カロリーというのも訴求ポイントです。実際、僕もファミレスでその類いの大々的な宣伝を見ました。気になるのはわずかなりともアルコールが入っていること。それについても、研究機関によってある銘柄を3本飲んでも血中アルコール濃度に影響はなかったとの結果が出ているそうです。本当にこれでいいのかな。道交法では酒気を帯びて運転してはならないとなっているはず。取り締まるときの基準はもちろん必要だけど、それ以下なら酒を飲んでいいと言っているのではない。捕まらなければいいと考えること自体が違うんじゃないかと思いますけど。

1月24日(Fri): シェイクスピア

阿刀田高さんの「シェイクスピアを楽しむために」という本を読みました。正直に言って、いままで自分はシェイクスピアに関してほとんど興味がなかった。「ロミオとジュリエット」のベランダで愛を語る場面は知っていましたが、それがどんな場面なのか知ったこっちゃない。ベタベタのラブロマンスは勘弁だぜいと。この本を手に取ったのは、阿刀田さんの著作に聖書やギリシア神話等の初心者向け解説本があって、それらがとても面白かったから。本にはシェイクスピアが生きた時代背景や、阿刀田さんのコメントも添えてあって、シェイクスピアの人となりもなんとなく分かりました。ウエストサイドストーリーのように、シェイクスピアを題材にした話もたくさんあるんですね。一つも見たことなかったけど。シェイクスピアは文章が上手で、翻訳物ではそこに込められた思いの半分も味わえないのが残念なんだとか。落語を英語でやるようなもんですかね。ところで、有名どころの話の解説を読んだ感想は、そんなに簡単に人を殺すなよ〜、です。

1月25日(Sat): 団体戦

全日本スカッシュ団体戦に、サークル仲間と参加しました。日本スカッシュ協会公認の大会で、有力チームはランキング一桁台の選手を擁して優勝を狙います。我々は僕がチーム2番手にいる位の弱小チームなので、まずは一勝することが目的でした。初日の今日は4チームでグループを組んで総当たりのリーグ戦。上位2チームが翌日の決勝トーナメントに進めます。対戦はチームで3名ずつを出して3ゲームマッチを行い、2勝した方が勝ちになります。最初の2試合は相手チームとの差が大きく、あっさり0ー3で負けました。ただし最後の相手は勝てる可能性がある。それには自分が頑張らねばならない。僕の対戦相手はベテランで、少なくとも体力的には勝っているはず。最初のゲームは調子良く取り、チーム内に安堵の空気が流れました。しかし2ゲームめは粘られて取られた。そしてファイナルゲーム。体力的というより精神的にも持たず、凡ミスを多く出した分競り負けてしまいました。結局チームとしても1勝2敗で負け。あああ、申し訳ない。

1月26日(Sun): GT交換

毎週日曜日はなっちゃんのガストリックチューブ(Gastric Tube)、略してGT交換の日です。ドイツ語で言えばマーゲントゥーベ(Magen Tube)なので、MTあるいはマーゲンと呼ぶ看護婦さんもいます。GastricやMagenとは「胃の」という意味を持ちますから、GTとは胃の中に入れる管のことです。ガスターテンっていう胃薬もありますよね。ちなみにファミレスのガストも同じ意味の語源かと思って調べたら、こちらはgustoと綴ってイタリア語の「味覚」を語源とする「心からのおいしさ」という意味があるそうです。なるほどひとつ勉強になりました。なっちゃんのGT交換は僕らの仕事になっています。胃まで届くように柔らかいチューブを鼻から入れるという作業です。そこから薬やミルクを注入しますので、キチンと入れてあげないとなっちゃんが苦しい思いをする。滅菌の手袋をしてチューブをつかみ、鼻の穴からゆっくりチューブを挿入すとあら不思議、チューブはうまい具合に曲がって胃まで達してくれます。なっちゃんどうよ、だいぶ上手くなったでしょ?

1月27日(Mon): ACアダプター

ノートパソコンのカタログを見ていて不思議に思うことがあります。ノート型パソコンを机の上で使うことももちろんあるでしょうが、デスクトップ型と違って会議室や出張先に持って行くこともあるでしょう。無線LANだとか長時間持つバッテリーだとか、机の上から持ち運ぶための機能も充実してきたことは事実です。しかし例えば実際に出張先に持って行く場合、本体だけ持って行くでしょうか。もし使っている途中でバッテリーが切れたらタダの箱になってしまいますから、少なくともACアダプターも持っていくでしょう。ところが、このACアダプターのことがカタログに記載されていないのです。たまたま見たカタログだけだったかもしれないけれど、アダプタの形状とか重さとか、あるいは実物の写真とかが無いんです。本体が軽くてもアダプタがでかかったら意味ありませんよね。では、パソコン屋さんに足を運んでみると、アダプタは陳列台の奥に置かれてしまって見えないことがしばしば。みなさん、機種を選ぶときに気にならないのかな。

1月28日(Tue): 試作

このところ外回りの仕事が一段落ついて、代わりに社内でお客さん向けの電子回路の試作をしています。時間もお金もかけたくないのでほとんど手作り。お客さんにはバラックでもよいとの了承を貰っています。そんなに大きいものじゃ無いんです。いやむしろ小さい。抵抗やコンデンサのサイズは1.6mm×0.8mmですから、米粒より一回り小さい。その上に印字してある文字を虫眼鏡で確認しながら、ピンセットとコテを持ってエイヤとハンダ付けするわけです。回路図は書きましたが、完成図は頭の中にあるだけ。というか、作りながら部品の配置をあれこれ考えている状態です。ここに部品を置いちゃうと配線を通せないからこっちにおいて、いや待てそうすると隣の部品とショートしちゃうぞ。なんて悩みながら一日中ウンウンうなっているのです。これまででだいぶ形が見えてきました。一部の動作確認も平行して始めています。あらためてできてきた基板を見ると、我ながらごちゃごちゃしてると思う。これをお客さんに見せていいのかしらん。

1月29日(Wed): 合言葉は勇気

2000年秋に放映されたドラマ「合言葉は勇気」のシナリオ本が文庫化されています。古畑任三郎シリーズ以外の三谷幸喜ドラマは苦戦続きですが、ファンとしてはもちろん見ましたし、低視聴率の割に中身はよかったという記憶があります。それを再確認するために、幾分内容を忘れてきたこの時期に読んでみるのも面白いかなと思って、軽い気持ちで買い求めました。普通の小説と違って、既に配役は頭の中に入っています。ニセ弁護士を演じる役所広司さんに村役場職員の香取慎吾君、そしてヒロインの鈴木京香さん。彼らに対抗するのはHRにも出ている國村準さんと重鎮津川雅彦さん。読んでいるうちに頭の中で彼らの声と記憶の中のドラマの映像が重なって、それはもう自分の中で勝手に盛り上がってしまいました。ドラマだと一週間に一話ずつしか進みませんが、本なら好きなように読み進めることができる。気がついたらあっという間にエンディングを迎えていました。いや〜面白い。さあて、これから録画してあったビデオをもう一度見なくちゃ。

1月30日(Thu): トルネコは続く

去年の11月に買ったプレステ2のゲーム「トルネコの大冒険」でいまだに遊んでいます。基本的にはRPGですので用意された冒険ストーリーがあります。敵をやっつけながら次々にダンジョンをクリアし、最後にボスキャラを倒してエンディング。それは当然とっくに終わっています。しかしそこから先が長いのが、このシリーズの特徴です。エンディングを迎えてからしか行けない所があり、そこをクリアするとまた別のダンジョンが現れる。敵も強くなるし拾えるアイテムも見たことの無い物がどんどんでてきます。さらに冒険で使えるキャラが二人いるので、今でもまだ無数の遊び方があります。むしろエンディングを迎えてからの方が長いかもしれない。別のメモリーを用意しているかみさんとは味方の数も持っているアイテムも違うので、お互いに相手がやっているのを見ていてもまたそれはそれで面白い。順番まだ〜なんて言いながら毎日ちょこちょこ遊んでいます。こんなに長く楽しめるのはお得だね。ゲーム会社に取っては誤算かもしれないけど。

1月31日(Fri): ラグビー

2002年度の日本のラグビーシーズンも終わりました。正直、今年はあまり熱心に見ていなかったので、シーズンを総括したNumberの特集号を買いました。2003年はオーストラリアでワールドカップがあり、また国内でも次のシーズンからリーグ戦の形式が大きく変わるなど大きな転換期にいます。色んな意味で日本ラグビーの発展を願ってやみません。サッカーと同じように、ラグビーでも海外のクラブに移籍する選手が出てきました。例えば斉藤祐也選手や大畑大介選手。どちらも日本では一流と言われる選手です。しかし彼の国では、ラグビー後進国から来た名前も顔も知らないコイツは誰なんだと思われながら、裸一貫で挑戦しているんだそうです。日本にいるとまだプロ化への抵抗が強く、企業に所属して仕事をしながらプレーを続けることが多い。そういうしがらみを断ち切って、新しい場に挑む彼らの発言は新鮮です。ファンも海外の試合にもっと目を向けましょうよ。そこに、中田ヒデのような日本人が出てくるのも遠い未来ではないかもしれない。

[ご意見] [このページの先頭] [過去の分] [トップページ]