3月1日(Fri): グループ分け

娘のいる病棟の看護婦さんは、3つのグループに分けられています。それぞれの子供には主担当となる看護婦さんがいますが、四六時中つく分けにはいかはないので、グループの人たちが交代で面倒を看るのです。子供によってケアの仕方が違いますから、なるべく慣れた人が看るような仕組みになっているんですね。それでもたまにローテーションが回らなくて他のグループの人が担当になることもあります。こういうときは逆にどうして欲しいか、僕らからお願いをしています。自分の子供に限って言えば、僕らの方が接している時間が長いからね。その看護婦さんのグループが3月から変わります。引き続き看てもらうのはグループの中で3分の1程度。あとの新しい看護婦さんとはまた信頼関係を作って行かねばなりません。そして担当から外れる人にとっては、なっちゃんを担当するのは2月で最後になるかもしれない。そう思ったのか、昨日担当してくれた看護婦さんはわざわざ志願してなっちゃんを看てくれたそうです。うれしいね、なっちゃん。

3月2日(Sat): 深酔い

深酔いしました。飲んだ量はさほどではありません。いつもならほろ酔い気分になるくらい。でもこの日はやけにアルコールの吸収がよかったようです。僕の両親が遊びに来ると言うことだったので、病院を出たあとに相模大野で待ち合わせをしました。お昼をまともに食べていないから早めに食事をということになって、入ったのは和食居酒屋。昼に出すランチがなかなか気に入ってました。手作りの豆腐や美味しい刺身など、値段はちょいと高めですがそれだけのことはあります。つまみもそこそこに、久しぶりの休みだと思いながら、ビールをぐびぐび飲み始めた。空きっ腹に疲れた体に冷たいビール。これがよくなかったんでしょうか。最後はお腹もたんまりと膨れ、もう何も入りませんという状態で店を出ました。家に戻ってベッドに直行。そのまますぐに意識を失いました。いつの間にか両親は帰り、その後友達が来ていたそうです。その声は遠くで聞こえたような気もしますが、やっぱり起き上がれず朝までぐっすり。いやいや失礼いたしました。

3月3日(Sun): リニューアル

二日酔いが残る中、朝から大和のスポーツクラブに行ってきました。無理にでも行こうと思ったのは、一つには平日なかなか運動ができていなこと。そして、そこが昨日からリニューアルオープンしたので、どんなに変わったのか早く見てみたかったからです。そのクラブはオープンしてから5年経ちます。最近オープンした新店舗に見劣りするからという理由で改装をしたそうです。まず、入り口に立ち並ぶ派手な花輪に驚きました。これじゃまるでパチンコ屋ですよ。ちょっと圧倒されながら中へ。フロント周りのレイアウトも変わっていてスタッフも新鮮に見えます。ロッカーは最近流行のフリーロッカー。形の違うロッカーが並んでいて、自分の好きなところを使えるようになっています。これはいいですね。マシンジムも新しいマシンが増え、古いマシンも奇麗に整備されていました。これも気持ちよく使えそうです。同じ会費を払うなら奇麗なほうが気分がいいやと思いながら、早速トレーニングを開始しました。でも、やっぱり昨日のツケで胃が重かった。

3月4日(Mon): 動作レポート

日帰り京都出張でした。午後一の打合せに向けて家を8時半に出発。新横浜から京都までのぞみで2時間。あっと言う間です。もっとも、おだかさがから新横浜まで1時間かかるのですが。メモを取るのに例によってiBookを持っていきました。ACアダプタを持つか悩んだ末、結局予備バッテリーだけをかばんに入れました。打合せが始まり、資料を見たりメモを取ったり、iBookも早速活躍です。使う資料の元データなんかも入ってますので、計算結果を確認したりするのにも便利です。あれやこれやと話が続き、ふと気づくとバッテリーの残量が危ない。バッテリーを交換する為には一旦電源を落とさないとなりません。以前はここで粘って失敗したことがありましたから、今回はころ合いを見計らって早めに交換しました。結局1個のバッテリーで3時間持ちましたかね。買った当初はもう少し頑張れたはずですが、まあ実際にはこんなもんでしょうか。それでも一日の出張程度なら十分です。帰りの新幹線で、こうして戯れ言を書くこともできるのですから。

3月5日(Tue): 夜更けに思ふこと

落語家が高座で言う冗談に「この線からこっちは働いているのに、みなさんはお気楽でよろしい」という物があります。立場を違えてみれば、寄席は落語家にとって仕事場、観客は遊びの場なのです。こういう事は他の場面でも見られるわけで、例えば病院の中がそうです。僕らは面会と称して病棟の中にしばし居座り、娘の世話をしたり他の子供のご両親と世間話をしています。僕らにしても面会を遊び感覚で捉えていることはありませんが、仕事と違って誰かに対する責任を負っているわけではない。自分の子供だからできるケアってたくさんあると思っています。そこを考えると、看護婦さんや先生が看護に感じる責任感は想像を超えるものがあるんでしょうね。もちろん仕事を超えた部分で子供に親近感を持つということもあるでしょうが、やっぱりそれもどこかでけじめがあるはず。昨夜は一人で夜遅くに面会に行って娘の手を握りながら、そんなことをぼーっと考えていました。キリリとした顔でテキパキと働く看護婦さんの姿は美しいと思ふ今日この頃。

3月6日(Wed): 廃盤

学生時代の自分の懐具合と比べ、相対的にCDの値段は安くなっています。昔はとにかく聞きたかったらレンタル屋へ行きました。でも最近は借りてもダビングするのが面倒だし、CD屋さんで試聴もできるので買ってしまうことが多い。もっとも、狙っている古いモダンジャズのCDは、まずレンタル屋にはあまり置いてないという理由もあります。でも古い分値段も安いので、なおさら気軽に買ってしまうのです。先日来その系統のCDを探していました。どこの店にも置いてないので、タワーレコードのホームページで検索したら購入可能とありました。じゃあってんでまずは身近な店に注文を出したら廃盤になってますと言う。ならネットで買うからいいやとホームページから注文。ほどなく注文確認のメールが届き、楽しみにしていました。そしたら昨日の事。やっぱり廃盤だから注文はキャンセルしますとの断りのメールが。がーん。こうなると意地でも欲しくなるなあ。今日あらためてそのホームページで検索したら、しっかり該当タイトルは無しと出ました。

3月7日(Thu): 心拍数

赤ん坊の心拍数は大人より高めだそうです。娘は心拍数を常にモニタしているのですが、その値が100を下がるか200を超えると警告音が鳴るように設定されています。娘の場合平常時で120から130位かな。体温が下がると心拍も低めになり、ウンチを気張ったりすると180近くまで上がります。幸いにして心臓は丈夫なので、あまり心拍で心配したことはありません。でも、大人にしたら随分と高い数字です。僕の平常時でおそらく70から80程度でしょうか。苦しくない程度に運動しているときは120位。脂肪を燃焼させようとしたら130から140位を長時間キープします。それより上になるとかなりキツイ運動か極度の緊張時です。いずれにせよ体には良くありません。その基準でつい想像しちゃうんですよね。今はうっすら汗をかいている位かなあとか、かなり苦しんじゃないかなあとか。また運動代わりに強制的に心拍を上げるのもいいかもしれない。そう思って横っ腹をツンツンすると、娘はくすぐったがってモゾモゾ動きます。分かってくれているかも。

3月8日(Fri): 一喜一憂

我が家のインターネット環境改善計画の目玉、ADSL8M回線が開通しました。マニュアルを見ながら配線をつないでさあ接続。あっけないものです。ADSLの性能はNTTの基地局から自宅までの距離に依存します。ウチは直線で1.2km、道なりで1.5kmになるんだとか。速度計測サイトによって気になる通信速度を測ってみると、平均して3.5M程度は出ているようでした。これは速い。これだけでも変えた価値があります。次は無線LANの追加。そのために購入したルーターを設置してさあどうだ。出来たような、出来ていないような、よく分からない状態。一度繋がると大丈夫なのだけど、切れると再接続がうまく行かない。いまいち設定がおかしいようです。それはおいおい見直すとして、せっかくだから大きめのファイルをダウンロードしてみましょう。アップル提供の3.5Mのファイルが易々とダウンロードできてしまった。さあインストール。ん?再起動でバスエラー?もう一度、ん?まだおかしいか。あららら、システムが不安定になってしまった。あちゃー。

3月9日(Sat): 頑張らなくちゃ

高校時代からの友達が子供を連れて遊びに来ました。夏心美よりちょっと前に生まれたかわいい女の子です。親父では手がつけられない勢いで泣くこともあるそうですが、今日は人見知りもせず、終始ニコニコご機嫌でした。彼らも夏心美のことを心配してくれています。会ってもらうことはできませんが、写真を見せたり病院の様子を話したり、意外と僕らがアッケラカンとしているのに驚いたかもしれません。先日別の人から聞いた話ですが、その人の知り合いの医者と看護婦のご夫婦の間に、心臓の弱いお子さんが生まれたことがあったそうです。そのご夫婦は1年くらい表に出ずに塞いでしまい、周囲の人も声をかけていいんだか悪いんだか、難しかったそうです。暗くなってしまう気持ちは分かりますし、僕らもそういう時期はありました。でも子育ては周りとの競争ではありません。僕らなりに精一杯の愛情を注ぐことが娘にとっての幸せだと思っています。元気に育っている琴葉ちゃんを見てまた勇気づけられました。僕らも頑張らなくっちゃね。

3月10日(Sun): ほどよい疲れ

スカッシュサークルの練習会でした。今日はいつものメンバーに加え、ライバル?スカッシュサークルのゲストも参加して、賑やかな練習会になりました。ゲストの方々には都内から朝早く起きてはるばる来ていただきました。普段は試合会場でお会いすると話をしたりしている人達ですが、試合で当たる以外はなかなか一緒にコートに入る機会はないものです。また試合となると緊張感も違いますので、和気あいあいと一緒に練習できるのを楽しみにしていました。基礎練習にパターン練習、最後にゲーム形式でもやって、気がついたらあっという間に3時間が過ぎていました。いつもこれくらい充実しているといいのだけどね。練習の後はみんなで食事に行って解散となりました。僕らはそのまま病院へ直行。でも気のせいかすでに足腰が重い。腰もなんとなく張ってるし、眠気も少々。それでも頑張って夏心美の沐浴をしてそのまま抱っこへ。ふかふかの椅子に座って腕の中に夏心美を乗せられて、あっという間に意識を失いそのまま2時間。あーよく寝た。

3月11日(Mon): 腰に不安

一昨日遊びに来た友人の話。以前から何回かぎっくり腰を患って、大変な思いをした。これから更にひどくなると面倒なので、整形外科に行って診断してもらって来たのだとか。前、横、斜め前と角度を変えて腰回りのレントゲンを撮影し、できあがった写真を見ながら診断されたそうです。案の定背骨が湾曲していました。医者に言わせると日常生活の姿勢の悪さと運動不足が原因となりますが、本人は「いや、俺はドラマーだ。リムショットを打つときに不自然な姿勢を取らねばならないドラマーの職業病なんだ」と力説していました。ああそうですか。でも同じ年齢として、他人事で片づけることはできません。自分には今のところ腰の痛みで苦労した経験はないものの、彼の話を他山の石として気をつけることにします。というのも、昨日からずっと腰に張りを感じているのです。単なる運動疲れだとは思いますが、無理が利かなくなっているんだなと思います。運動前と終わった後にはストレッチやりましょうね。そんなのジョーシキだと怒られそうだけど。

3月12日(Tue): 四面楚歌

自民党、鈴木宗男代議士に対する証人喚問が行われました。昨日からニュースはその話題で一杯です。それにしても、国会議員の先生は気になることがあるとおちおち予算の話もできないんですね。僕なんか夕飯の心配をしながらだって午後の会議に出られますよ。ところでこの証人喚問では、うそを言うと偽証罪に問われるそうです。だから質問する方もあの手この手で証言を引き出そうとします。でも答える側も当然シミュレーションをして来ていますから、余程のことが無いかぎりほころびは出ない。今回も上手く乗りきった筈だった鈴木氏。しかし野党はもとより自民党からも見放され、まさに四面楚歌状態。何を言っても信じて貰えない。まずは信頼回復が必要ですね。自分のことを昔ながらの政治家だと氏は言っています。国会ではヤジ将軍として有名だったとか。言うことが奮っていて、曰く人の話を聞いているからヤジれるんだとか。あまり知的とは思えないご発言。人の話の上っ面しか聞かないから、すぐヤジになっちゃうんじゃないんですか?

3月13日(Wed): 呼び捨て

普段、周りから何と呼ばれていますか?僕の場合、目上の人からは「おぜきくん」、年下の人からは「おぜきさん」、夫婦共通の友達からは「しのぶさん」というパターンがほとんどです。あだ名というか、相性で呼ばれることもたまにあるかな。これが学生時代以前だと、大抵は「おぜき」と呼び捨てでした。付き合う範囲のほとんどが同学年だったからでしょう。今、そうやって呼ばれることは会社の同期か少し上の先輩からくらいですかね。逆に自分も、呼び捨てで呼ぶ人は少ない。先週末、立て続けに古くからの友人に会って、そのどちらからも呼び捨てで呼ばれました。最初違和感を感じるのは歳を取った証拠でしょう。そうやって呼ばれることで、昔の自分たちに戻れるような気がします。呼び捨ては一見ぶっきらぼうに思えますが、お互いに親しみがないと、特に大人になってからだとなかなか呼べません。急に君付けで呼ばれたりすると、ああ、縁遠くなっちゃたんだなあと思います。呼び捨てで呼び合える友人をいつまでも大切にしたいですね。

3月14日(Thu): ジョーシキ

自分で自分のことを感化されやすい人間だと思っています。誰かが勧めていれば、取りあえず確かめてみないと気が済まない。それで失敗したことももちろん少なくありません。この度、以前読んだ本で紹介されていた国語辞書を買いました。作文をする上で手元に辞書を置いておくのはジョーシキなのだとか。今はインターネットの辞書検索サイトもありますし、複数の辞書が1枚のCDに収められた辞書ソフトもあります。さらに日本語変換ソフトでも、同音異義語を選択する際に、意味まで示してくれるものもあります。でも実際に辞書を手に取って言葉を引くのはまた違った発見がありますね。国語辞書を買ったのは中学生以来ですから20年ぶりかな。ぱらぱら見てても意外に飽きません。買った辞書は似たような言葉の使い分けが説明されているいることが特徴です。例えば「常識」と「良識」の違い。どちらも一般の人が持っている知識や判断ですが、良識の方はより理性的で社会人としてすぐれた判断を含むそうです。こんなのはジョーシキかな。

3月15日(Fri): 陽気のいい日に

朝から降っていた雨が上がると天気は急速に回復しました。強めに吹いていた風も生ぬるく感じました。天気予報によると初夏を思わせる陽気だったそうです。今日は新横浜へ出張でした。出かけたのは自分を含め総勢5人。自分以外はみんなマネージャー。相手先に自分たちの技術の売り込むのが目的です。その相手の一人は日本語の話せない外人さん。そんな場所に自分は相応しくないのではと思いながら、プレゼンテーションに必要な機材を社有車に積みました。社外の人との打合せは日本語でも苦労するのに、英語混じりだとなおさら緊張します。いつもより口数が少なくなるのは当然のこと。相手の言うことを理解しようとするだけで一杯イッパイです。なんとか相手には興味を持って戴けたようで、とりあえず一安心。自分は現地でお役ごめんとなり、持ち込んだ機材は会社に戻る人に託してそのまま電車で帰ってきました。横浜線の車内も蒸し暑く、頭がポーッとしそうでした。町田に着いてしばしブラブラ。こういう出張もたまにはいいやね。

3月16日(Sat): あっちこっち

今日は時間を有効に使うために早起きして病院へ行きました。病院はミルクの時間が3時間毎に決められていて、その直前におむつ交換や痰の吸引などの世話をすることになっています。僕らは10時のミルクに間に合うように9時過ぎに病院へ入りました。痰を吸引してお風呂に入れて、おむつと着るものを換えて、目薬を付けて頭のガーゼを交換してもらって、そのままミルクをあげながら抱っこ。今日は頭もきれいに洗いましたので、テキパキやっても1時間くらいかかってしまいます。抱っこが終わって次のミルクの時間が終わったところで病院を出ました。まずは相模大野へ。かみさんのリクエストでミシンの販売店を尋ね、次にお世話になっている不動産屋さんへ顔を出して近況報告。おださがに戻ってアクセサリーショップに行って、友達の娘へのプレゼントを物色。そのまま店長と2時間ほど立ち話をして、その足で友達の家へ。プレゼントを渡して子供の顔を見てから、夕食を食べつつ9時前に帰ってきました。いやいや随分と効率よく動けましたね。

3月17日(Sun): 80年代

午前中に大和まで行ってトレーニング。このところ、ずっと肩から腰まで張っているような感じがあって調子はイマイチ。それでも動け無いことはないので、ストレッチとお風呂で体を温めながら汗をかきました。クラブを出たときの暖かい日差しの中の爽やかな風が気持ち良かった。でも花粉症の人にはただ辛いだけかな。帰りに鶴間のオークシティへ。駐車場には簡単に入れたものの中はすごい人。レストランにも行列ができているくらい。空いているところで簡単に昼食を済ませ、スターバックスで新発売の抹茶フラペチーノを食べました。思ったより甘くなくグッドでした。その後タワーレコードでお買い物。レジの前に80年代のCDを特集したコーナーがあって、何枚かが試聴できるようになっていました。80年代と言えば自分は高校生から大学生だった頃。ベストヒットUSAを毎週欠かさず見ながら、FMのエアチェックもよくやっていました。試聴で聴いたホール&オーツ、デキシーズミッドナイトランナーズもよく聴きましたよ。いや〜懐かしかった。

3月18日(Mon): 桜だらけ

すっかり暖かくなりました。ここ数日は初夏並の気温だったとか。この陽気に桜が早くも咲き始めているそうです。日本人は桜が好きだと言われていますが本当ですね。花を愛でるだけではなく、昔から塩漬けの葉っぱを巻いた桜餅なんて和菓子もあります。甘いものにちょっと効いた塩味がアクセントで、僕も大好きです。桜鍋ってのもありますね。これは桜を食べるわけではないけど。先日買ったペットボトルのお茶は桜茶でした。お茶に桜の葉を混ぜているのだそうで、確かにほのかに桜の香りがします。めでたいときに飲む桜湯に通じるものがあるのでしょうか。スターバックスの期間限定タンブラーも3月は桜のデザインでした。限定品は人気が高いようで、発売二日目にしてもう店頭から消えてしまいました。昼ご飯のパンを買うHOKUOにも桜を使った新作のパンが並んでいました。白あんと桜の葉を包んだパンだそうです。これもぜひ一度食べてみたいと思っています。これだけ周りが桜だらけになって、いよいよ春到来という感じがしてきました。

3月19日(Tue): お届

お客さんのところへ試作した物を届けるために、三島まで行ってきました。ブツを車に積んで、男5人で狭い車に乗っていざ東名へ。今日もポカポカした陽気で、エアコンを付けながら走りました。客先について、まずは動作しているところを見てもらおうとセッティング。向こうもいつもの担当者だけではなく、興味ある人達を呼んで、お披露目会の様相です。しかし、動かない。今朝もちゃんと確認して行ったのに、いざ組み直してみると動かない。機械のクセにどうもご機嫌斜めのようです。自分の会社内なら測定器を持ちだして原因を探れますが、客先でそれは無理。三々五々集まってきた人の冷たい視線を感じながら、どうしようと同僚と途方に暮れる始末。ところが、破れかぶれであれこれやっているうちに何故か動き出し、その後はずっと問題なく動作。冷や冷やながら何とか納品と相成りました。いやはや、こんなに焦ったのは久しぶりです。日も暮れたころ、強い風に煽られながら客先を辞しました。帰り道は荷物も心も軽くなっていました。

3月20日(Wed): 夜の面会

早めに仕事から帰れた日は、そのまま病院へ直行して昼過ぎからいるかみさんと合流しています。しかし昨日は遅くなったので、一旦家に帰ってから一人でミルクの時間に合わせて行ってきました。夜のミルクの時間はやることが多いのです。痰の吸引、おむつ交換、体位交換、目薬点眼、ミルク注入。もちろん看護婦さんに任せてもよいのですが、せっかくなら自分たちでやってあげたい。かみさんは昼間これらを一人でこなして慣れていますが、自分はまだ手際を心得ていません。順番を間違えて、横向きに寝かせた状態で目薬を無理やりつけちゃったり、あれこれ、あたふた、呼吸が苦しくならないように、首を捻りながらの作業です。ふと見ると唇がよだれで汚れていました。ガーゼで奇麗にふき取って、ついでにチュー。どうだまいったか。そんな感じで小一時間。看護記録に作業結果を記入しながら、一人娘のベッドの脇で満足感に浸っていました。他に面会者のいない静かな病棟。看護婦さんは勤務交代の申し送り中。こんな子育てもありだよね。

3月21日(Thu): 骨休み

春分の日です。いよいよ暦の上でも春となりますが、すでに桜はそこここで咲き始めています。例年に比べてかなり早いそうで、きっと各地の桜祭り実行委員会は慌てているでしょう。今日は思いきり寝坊しました。というのも、最近平日はもちろん、休みの日も早めに起きて、やれ病院だ、やれスポーツクラブだと頑張っていました。しかしさすがに疲れが溜まってきました。腰から背中にかけて張った感じは相変わらずだし、ちょっと運動しただけですぐに疲れるし、眠気が全然抜けない。かみさんも同じような状態なので、じゃあたまにはのんびり寝てるべえとなりました。起こされたのは一本の電話。寝ぼけマナコで受話器を取ると、節税対策とかなんとかのセールス電話。頭に来てガチャンと切り、時計を見たら11時。あらもうこんな時間だったのね。うだうだと起きだして笑っていいともを見ながら朝ご飯。学生時代はよくこの時間に食べてましたっけ。3時過ぎに病院へ行って、そのままご飯を食べて帰ってきました。骨休みもたまには必要ですね。

3月22日(Fri): ヤル気はあるのに

久しぶりにスカッシュの試合でした。試合時間に間に合うように、でかい荷物をもって平日のラッシュアワーの電車に揺られて幕張まで行ってきました。起きた時間はいつもの平日より少し遅いくらい。めざましテレビを見ながらご飯を食べていました。星占いのコーナーが始まって、ランキングごとに各星座の運勢が発表されます。あれ、さそり座は?なんと一番最後。本日最悪の運勢だそうです。付け加えてあった一言には「ヤル気はあるのに結果はダメ。焦らずのんびり取り組もう!」だそうです。こりゃ朝から縁起が悪い。今日の相手のレベルからすると苦戦は必至。頑張ってなんとか食らいつこうと思っていた矢先です。しかし結果は占いの通り。このところずっと、自分では頑張っているつもりなのですが、全然結果が伴いません。伸び悩みは間違いなく、占いにまで見透かされて、またまた自信喪失です。ただその占いには「周囲の評価は気にしないで」というアドバイスが付いていました。悔しいですが、その通り地道に頑張るしかないのかな。

3月23日(Sat): 脱サラ

このところ自宅で飲むコーヒーの豆は東林間の店で買っています。豆売りが基本ですが、軽食を出す喫茶店も併設している店です。いかにも脱サラしましたという雰囲気のオーナーがいらっしゃいます。置いている豆の種類は少ないものの、それぞれにこだわりのある品揃えです。例えばタンザニアという豆。これは日本では一般に酸味が強いキリマンジャロという銘柄で流通しているものですが、これを中煎りと深煎りを分けて販売しています。お好みに合わせてどうぞと、これだけでも画一的な商品構成ではないということが分かりますよね。今日は初めて喫茶コーナーで珈琲を飲んでみました。店の中にたばこの煙がこもってしまうのが残念でしたが、珈琲は雑味の少なくて美味でした。メニューにオーナーの珈琲にまつわるエッセイが載っていました。予想通り50歳で脱サラしてお店を開いたそうです。真面目な人柄が忍ばれるしっかりした文章でした。自分も今と全然違う仕事をしてみたいと気持ちはあります。こういうお店を開くのも一つの理想ですね。

3月24日(Sun): ものの値段

病院の敷地内に売店があります。建物の地階にあるのがコンビニのampm、職員出入口を出たところにあるのが北里マートです。北里マートはコンビニと同じような品揃えのほかに、寮住まいの人向けなのでしょうか、野菜や肉魚まで並んでいて、ちょっとしたスーパー並です。さらに医療用品も多少扱っていて、退院前の準備期間に必要な物を揃えたりするのに便利なんだそうです。おやつを買いに行ったついでに、それら医療用品を覗いてみました。普段病棟で使っているものも並んでいます。滅菌した綿棒がニ本40円。ミルクを注入するチューブセットが130円。ガーゼを止めるテープが一巻き160円。なかなか生々しい。一番驚いたのは痰を吸引する時に口の中に入れるチューブの値段です。一本180円なのですが、雑菌が付くことは厳禁なので、使い捨てであることはもちろん、チューブの先が他のところに触れてしまうだけで惜しげもなく捨ててしまいました。ちなみに同じような頻度で交換する紙おむつは一枚13円ちょっと。もっと大切に扱わないとね。

3月25日(Mon): 友集まりて

この頃、この戯れ言に前日の話題が多いのでは?と指摘されています。その通りです。開き直って、今日の話題も昨夜のこと。かつて毎週のようにつるんで遊んでいた友達が集まって、賑やかな食事会となりました。今は山形に帰った友達の上京に合わせて声をかけたのがきっかけです。一人は身重の体で、翌日から新しい職場に出勤というだんなを家に残して駆けつけ、一人は湯河原までクライミングに行った帰りに駆けつけ、一人は都内で仕事&送別会をしてから駆けつけ、一人はスポーツクラブでトレーニングの後に駆けつけ、そういう自分たちは、午前中に病院に行ってなっちゃんの世話をしていました。あるときある場所で同じ空間を共有していた我々も、それからほぼ3年が過ぎ、生活ベクトルが変わっています。それは当然のこと。でもその時できた絆は確かに繋がっていました。自分達とは違う世界を経験している彼らと話をするのは間違いなく楽しくて、たくさんいい刺激を受けました。結局12時過ぎまで話が尽きず、お蔭で今朝は眠かったよ。

3月26日(Tue): 人気作第2弾

ホグワーツ魔法魔術学校で繰り広げられるファンタジー小説の第2巻「ハリーポッターと秘密の部屋」日本語版を読み終わりました。第1巻は小説も読み、昨年公開された映画も見ました。ハリーポッターの世界は、人間界に魔法使いがいたとしたら、その魔法使いが人間界で肩身の狭い思をしていたとしたら、そしてその魔法使いの世界でも、様々ななしがらみがあるとしたら、というちょっと変わった視点で描かれています。今回はホグワーツの2年生になったポッターの一年間の出来事です。新たな登場人物も交え、新たな謎にポッターとその仲間達は挑みます。そして最後は大ボスとの決闘を経て平和が戻る。この本にはベストセラーになる色んな要素が詰まっていますが、こうしてみるとRPGゲームを読んでいるようでもありますね。魔法使いにしては愛らしく、またドジなキャラクターが多く、出てくる小道具もどことなくヌケテいるのも好感がもてます。ただし、7巻まで続くと言われているこのシリーズ。このまま最後まで飽きずに読めるかなあ。

3月27日(Wed): 供えあっても憂いアリ

先週から仕事中に足下から異音が聞こえることに気がついていました。これはパソコンが壊れる前兆かと思い、大事なデータをバックアップしておきました。案の定週明けすぐに、今まで以上の大きい音を立てながらパソコンがハングアップし、二度と立ち上がりませんでした。どうやら起動ディスクが壊れたようです。これは部品交換しかない。手持ちに予備が無かったので、近くの人から譲ってもらって再インストールです。XPが店頭に並んでいるご時世なのに、自分のパソコンはいまだにWindowsNTでした。サービスパック、2000年対策、ウィルス対策など、これまでに何回もシステムを更新しています。アプリケーションにしても同じこと。その道筋をまた辿らねばならないと思うと気が遠くなります。原則として、我々の部署では個人が使っているパソコンは自分で管理することになっています。必然的にハード的な知識も身に付いてきて、一通りのメンテナンスができるようになってしまいますが、他ではパソコンが壊れたらどうしているのでしょう。

3月28日(Thu): 異動の季節

学生時代、卒業式が近くなると、自分の時ではなくても、どことなく寂しい気分になったものです。就職してしばらく、そんな気分も味わっていませんでしたが、大学病院は3月が年度の終わりになり、スタッフの大きな入れ替えがあるそうです。まず娘の主治医の先生が他の病院に移ります。先日、突然決まったものでと挨拶に来られました。それだけではなく、担当医の先生も半年のローテーションが終わって他の病棟に移ります。さらに、なっちゃんが入院したときから面倒を看てくれただけではなく、僕らを精神的にも支えてくれた看護婦さんが寿退職します。旦那の転勤で大坂へ引っ越すそうです。して、そのお相手は、実はなっちゃんを産科の病院まで救急車に乗って迎えに来てくれた先生なんだそうで、あら随分と身近だったのね。まあでもそれだけに二人ともなっちゃんへの思いれは人一倍強かったとか。まだまだ頑張りますから、遠く離れてもずっと応援して下さいね。でも、なっちゃんの担当がどんどん異動していくのは気のせいだろうか。

3月29日(Fri): それぞれの苦労

この季節、物理系の学術会議いわゆる学会が開催されます。全国にいる研究者が一堂に会して、それぞれのテーマ毎に日ごろの成果を発表するのです。学生時代、僕も特に地方で行われる学会には、ほとんど旅行気分で参加したものです。ということで、その学会で上京している大学のゼミの仲間を交えて、小さな同窓会を行うことになりました。今回の会場は東海大学だったので、飲み会の場所は本厚木。普段は新宿まで出て行かねばならなのに比べるとラクチンです。まずはそれぞれの近況を報告。まだ研究者として頑張っている同期は、1月に名古屋から仙台に拠点を移しました。なかなか自分の好きな活動ができないそうです。アカデミックな話ではなく、人間関係に問題があるというのですから、その苦労は推して知るやでしょう。それでも研究に対するモチベーションが失われていないところは尊敬に値します。みんなそれぞれ苦労を抱えながら頑張っていました。その苦労のあとなんでしょうか、みんな何となく頭髪が寂しくなったような気が。。。

3月30日(Sat): 結婚披露パーティー

スポーツクラブのスカッシュ仲間が結婚し、その2次会に呼ばれました。そのために前日遅かったにも拘わらず、午前中から病院に行ってなっちゃんの世話を済ませてきました。でも眠気が取りきれず、気を抜くとベッドの脇でうとうとする始末。抱っこもしてあげられたのですが、その間中、ほとんど意識を失っていました。これでもなっちゃんにちゃんと愛情が伝わったかな。昼過ぎに病院を出て、結婚披露パーティーが行われる大和へ向かいました。時間までちょっと余裕があったので、その前にスポーツクラブに寄ってちょっとトレーニング。こんな時は荷物も軽くて済む水泳がお勧めです。適度に疲れをためて、いざパーティーへ。呼ばれているのはほとんどが顔見知りのスカッシュ仲間。普段の姿とは違い、着飾った格好で集まるってのも不思議な感じです。主役の二人と話をするのもどことなくよそよそしかったりしてね。それでも酒が進めばいつもの賑やかな仲間内に戻ります。今日も楽しいお酒をいただきました。お二人とも末長くお幸せに。

3月31日(Sun): ざぶん

相模原ゴルフクラブの近くに新しいスーパー銭湯「ざぶん」がオープンします。夕方前を通りかかったところ、駐車場に多くの車が停めてあって、建物の中にはお客さんらしき人がいます。4月4日から営業と聞いていたのに何だろうと思い、かみさんを偵察に走らせました。今日は近隣住民向けのプレオープンだったそうです。でも折角来ていただいたからどうぞというフロントの人の言葉に、それなら遠慮なくと言うことで、買い物に行く予定をうっちゃって入館しました。スーパー銭湯らしく、中にはサウナはもちろんのこと、マッサージ風呂、露天風呂などなど、多くのお風呂があります。アカスリ、マッサージや、セルフサービスの食事処もありましたので、スーパー銭湯のサービスとしては平均的なレベルですかね。ただ利用料金がちょっと高めで、ライバルとなる他の店舗に比べ目立った特徴が無いのが残念です。でも今日は限定オープンなので、入浴料タダ、タオルレンタル無料、ワンドリンクサービスと、ちゃっかりいい思いをさせてもらいました。

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