1999.09.28.TUE.【その2】
<ベルリン・上空は晴れだった>


飛行機内からの景色
 テーゲル空港から離陸して直後は、なんか急にベルリンが名残惜しくなって、ただ呆然と見える景色を眺めていましたが、高度が上がるにつれて「撮る」ということを思い出しました。


←たぶんこれがベルリンというか、ドイツ最後の景色です。もうベルリンは過ぎてしまっただろうなぁ〜。
↑ちょっと窓が反射しちゃっていますけど、左は綺麗に水平線ならぬ「雲平線」になっていたので撮ってみました。右は雲がなんか海みたいに見えたので撮ってみました。地球に居るんだなぁ〜という、当たり前の事をしみじみ感じてしまいました。


←ヒースロー空港に近づいてきたので飛行機の翼が気圧調整をしているみたいです。雲が流れているのが見えるでしょうか?実際は小さい虹も見えて綺麗でした。





 ヒースロー空港に着いてからはデジカメでの撮影は一切しませんでした。土産買い第2段をしていたし、ヒースロー空港の免税店は、その辺のデパートにも負けない充実ぶりだったので、それどころではなかったかもしれない・・・。
 ヒースロー空港の買い物の中で、母君の友達「色彩の参考になるような雑誌を買ってきて欲しい。薄いやつでいいから」と頼まれていたので、何の考えもなしにティーンズの雑誌を買ったら、その雑誌には「セッ●スの初歩講座」なるものが特集されていて、「キスの仕方(出っ歯の場合など・・・)」など親切丁寧に書かれていたことが、友達の手に渡ってから発覚した(笑)。ま、そんなもんさっ。




 日本へ向かう飛行機は最新型の機種だったようで、液晶テレビが付いていたし、座席も行きに比べてゆとりがあって快適でした。映画(『マトリックス』や『ライフ・イズ・ビューティフル』、吹き替えで『ハムナプラト』とか)を色々やっていたので飽きませんでしたね。むしろ眠れないくらいで、白ワインを飲んで酔いで寝ようと思ったけどやっぱ眠れなかった。ほとんどの人が眠っている中、スチュワーデスさんが配っているアイスクリームを目にして、イヤホンを付けているにも関わらず「アイスだっ!」と言ってしまい、スチュワーデスさんがニコやかに持って来て下さいました。しかも2個置いて行ってくれました。はははは・・・。
 このスチュワーデスさんには完全に覚えられてしまったようで、トイレに向かおうとしたら、私の行く方向と同じ方へ「Oh!Please avoid.」と言って、わざとカートと共に突っ込んで来ました(笑)。

 機内で免税品を買う時も、同じスチュワーデスさんが、買った品物を渡して下さる時に「あなたの趣味は良い!これ私へのプレゼント?ありがとう♪」みたいな事を言って貰って行こうというフリをしたりして、面白い外国人スチュワーデスさんであった。もちろん「オイオイ」というツッコミしましたよ(笑)。
 ママンボ(親)も一緒だったし、完全に私は子供だと思われたんだろうなぁ。

 なんかテンションが妙に高くて、2時間も寝ないうちに日本(成田空港)へ着きました。ま、無事に帰って来られて良かったな。




 短期間のハードはスケジュールでしたが、行って良かったと思える旅行でした。得に、ベルリンに対しての印象も変わりましたし、当時の歴史についても無関心でなくなったし、色々と学べることもあって本当に良かったです。できることなら、もう一度行って、今度はゆっくり観光したいと思うくらい。

 ただ、また海外旅行をする機会が私にあるかどうかだけどね・・・。まだ「鎖国同盟」を再開しちゃうってこともあるかも?
 ・・・それは、本人すら判らない。ちゃんちゃん。




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