1999.09.25.SAT.【その4】



【サンスーシ公園】
 まず入り口に入って階段を登って行くと見える中庭です。遠くの方にパルテノン神殿のような物が見えますが、そこまでの距離はかなりのものです。しかも、すんごい坂だったりする。



←一番有名な建物「サンスーシ宮殿」です。フリードリッヒ2世の夏の離宮として建造されたそうですが、見ての通りヴェルサイユ宮殿を意識していたらしい。
 ちなみに、このフリードリッヒ2世はたいそうな愛犬家で、遺言に「自分の愛犬を同じ墓に入れてくれ」とあり、ちゃんとこの宮殿の横に愛犬と共に眠っています。

←その宮殿の前に広がる葡萄の庭園は見事なものです。私達は上から階段を降りてきましたが、これを下から昇って行くのは大変そうですよね・・・。


【中国茶館】

 別名「インチキ東洋茶室(笑)」。中国大陸は憧れの地だったらしく、オリエンタル要素を取り入れた茶室を作ろうと考えた貴族が想像で作った「中国茶館」。一応、中には中国製の陶器などがしまわれていたらしいけど、いくらなんでもやり過ぎの典型である。これを見て「おおっ!中国風」と感じるのは、当時の貴族だけだろうね。でも、こういうのがちゃんと残っているのも面白い。


 森の中から見た「新宮殿」です。実際に「新宮殿」の近くに行けなかったんですが、このアングルのみでしたが、個人的にこういうアングルて大好きなんですよ。鬱蒼とした森を抜けると美しい宮殿があるだなんて、童話の世界そのものですよね。→
←フリードリッヒ2世の息子フリードリッヒ4世によって建造された「オランジェリー」。昔は庭園で栽培した果実などの貯蔵庫としても使用されていたらしい。現在は期間限定(5月〜10月)で公開される美術館になっています。


 続きは「ツェツィーリエンホフ宮殿」の観光だっ!25日ファイナルです!




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