1999.09.24
<東京・晴れ>/<ロンドン・雨>/<ベルリン・?>


 成田空港に集合だったので、前日は近くの全日空ホテルに泊まりました。フロントに行くなり「アルフィーのツアーですね」て言われて、ホテルのキー入りの封筒を手渡されました。ちゃんと封筒の所には名前と「アルフィー・ベルリンツアー」てちゃんと書いてあるんだよね。朝食券にも「THE ALFEE」とプリントされていて妙に嬉しかったなぁ。
 そんで、24日の当日は朝食摂って、予め指定されたバスで成田空港へ向かいました。台風18号が接近中でしたが、朝陽が見えるほどの天候でした。ただ、風は強そうだったなぁ。



 そして、生まれて初めて成田空港へっ!集合場所が決まっているので、早速スーツケースを引きずって集合場所へ。既に多くのアル中(=アルフィー中毒の略です)達が集まっておりました。既に班分けされていて、班ごとにプラカードが出ていたのでその場所へ行き、添乗員さんから搭乗券を受け取りました。その後、両替は済ませてあったのでトットと搭乗手続きをしちゃいました。羽田空港ぐらいしか知らない私にとっては、成田空港のだたっ広さにビックリするばかりでした。
←今回のツアーバッチ(左上)とタッグです。私はグリーン色ですけど、これはベルリンで泊まるホテル別に色分けされていたそうです。他に、黒、紺、蛍光グリーン、ピンクなどあったみたいです。
 出国審査なんて初めて受けましたけど、凄い人が並んでいるのね。何か聞かれるかどドキドキしたけど、何にも聞かれなかった。しかし、凄い無愛想なお姉様で怖かったぞ。中に入ったはいいけど、時間が中途半端にあって潰すのに苦労しました。免税店はイマイチというか、ブランド物や香水等に興味のない者にとってはつまらないって。もっと、他のを置いてくれれば良いのに〜。(そういう問題じゃないって?)



 そして遂に搭乗時間になりいざ機内へ!
 さすが海外へ行くだけに、乗る時も搭乗券とパスポートがチェックされるのね。ちなみに、私達は英国航空で行ったので、スチュワーデスさんもほとんど外国の方であった。

↑この尾翼が妙に派手は飛行機でヒースロー空港(ロンドン)へ向かいました。

 なんせ3時間以上飛行機に乗ったことがなかったので、12時間強のフライトは未知の世界でしたね・・・。一応、機内では爆睡するつもりだったんですけど、暇つぶし用に本とか持ち込みました。実際、ほとんど読まなかったけどね。
 初めてなもんで機内でどうしたら良いのか全然わからなかったけど、2つ隣りの窓際に座った方が外国人(イギリス人?)のお兄さんで、旅慣れているようで、席に着くなり、靴を脱いで備え付けの靴下を履いて、同じく備え付けの毛布もどきを膝掛けにしていたので、見よう見まねをしていました(笑)。しかも、このお兄さん、ムチャクチャ日本語が上手くてコミュニケーションには全然困らなかった。むしろ、スチュワーデスさんとコミュニケーションを取る時に英語が必要とされた。




 長時間のフライトだったけど、飛んでから2時間ぐらいしてから機内食が出たし、スクリーンでは映画をやっているし、しょっちゅうドリンクを持って来るし、意外に時間が経つのが早かった気がする・・・。初めて食べた機内食は、「まずい」と聞いていたせいか普通だった。ま、私は食べ物に無頓着なので食べられればなんでも良いんだけど(笑)。映画は前半が『エントラップメント』で、後半が『恋に落ちたシェイクスピア』。どっちも既に観ていたので、ヘッドホン付けなくても話の内容わかっているので、興味のあるシーンだけスクリーンを観た。あとは、機内が暗くなるので、それに合わせて寝た。でも、ずーっと座りっぱなしは疲れるので、1,2時間置きに起きていたかもしれない。
 そういえば、ロンドンに近づいた時にロンドン時間がアナウンスさて、機長が英語で言った時間を、日本人スタッフが訳してくれるんだけど、何を間違ったか全然違う時間を日本語でアナウンスしたのだった!もう「エッ?」て感じ。問答無用に英語でアナウンスされた時間を信じたよ(笑)。もちろん、ちょっとしてから訂正のアナウンスがあったけどね。

 ただ、着陸の瞬間まで私は寝ぼけ眼でして、「着くよ」て起こされた瞬間にガガッという勢いで着陸して舌噛みそうになったぞ。普通、着陸て序々に高度を下げてきてエレベーターに乗っているような錯覚に陥るけど、この英国航空は地面に車輪が着く寸前までわからないのだっ!それだけ操縦が上手いってことなんだろうけど、着陸を意識してなかった私としてはビックリであった。
 ま、無事、定刻にヒースロー空港に着いて良かった。天候はあいにくの雨だったけどね。日本を昼間の1時過ぎに発ったのに、時差の関係でロンドンには夕方の5時過ぎに着いているんだから不思議だよね。
 ここで、流暢な日本語を話すお兄ちゃんとはお別れ。「バーイ!」なんて言って別れて、私も国際人だね〜。<違うだろ。




 飛行機を降りた所で班ごとに集合。そのまま、乗り継ぎの為にバスで次ぎのターミナルへ移動。団体ツアーなので周囲は日本人ばかり、しかもアルフィーファンだ。異国の地へ来たという実感がイマイチなかった。
 乗り継ぎの際も、ちゃんとセキュリティーチェックがされるのだ。どうも、私達の班が行くまでお客さんが来ていなかったようで、私達を見つけるなり、一番手前にいた係員さんが「ハロ〜ウ〜ッ!」なんて大きな声を掛けてきた。しかも、そこにいるスタッフの人達みんな陽気で、色々と声を掛けてくる。私なんトュウィンティーの刺繍の入ったキャラクタージャケットを来ていたので、「Oh〜!」と叫ばれたあとに、鳥の鳴き真似みたいな声を出されてしまった。チェックして大丈夫だった手荷物は、わざと返さないような素振りをするわ、なんて陽気な人が多いだっ!というのがヒースロー空港の印象だった。
 賢い(これでも)カナリアのTweenty!(ワーナー・ブラザーズのキャラクターです)。ヒースロー空港に限らず、ベルリンでもコレを着ていたら人々が色々反応してきた。海外ではキャラクターモノの服を着ると良いかも?




 ヒースロー空港では、乗り継ぎの時間が2時間ちょっとあったので、空港内で自由行動となりました。と言っても、これからベルリン(ヨーロッパ圏内)へ向かうので、免税店でショッピングは不可能だったんですけどね。でも、日本に比べたら、信じられない広さと数の免税店でした。帰りもヒースロー空港経由なので、今のうちに土産を物色しておくことに・・・。

 アッという間に集合時間になったんですが、いつまで待っても搭乗案内がモニターに表示されない!出発の20分前を切った所で、添乗員さんが確認を取りに行ってくれました。そうしたら、既に搭乗口は決まっていたようで慌ててそっちへ行った。しかし、搭乗口の待合室に待機したものの、飛行機があって荷物も積み終わっているのに全然搭乗のアナウンスにならないっ!出発時間はとっくに過ぎていたのだっ!またまた、添乗員さんが確認に行ってくれたら、なんと機長がいないんだとっ!!
 機長は、このヒースロー空港に違う飛行機を操縦して着く予定になっているが、なんとその飛行機が出発国の天候悪化が影響してエンライ到着が遅れているんだと。一応、代わりの機長を探しているが、最悪の場合21時出発(本当は19:50発だった)になるかも・・・。と言われた。「エーーッ?」と思ったけど、機長がいないんじゃ仕方がない。結局、代わりの機長は見つからず、予定外の時間、待たされることになってしまった。しかも、
 その21時過ぎても搭乗するような感じでもない。添乗員さんがクレーム付けて下さって、なんと一人5£分の空港内で使用できるカードをゲットしてくれたのだっ!しかし、何を買っていいのかわからなかったので、とりあえず食べ物を確保しておこうと、日持ちしそうなパンケーキとお菓子を購入。空腹だったので、その場で1個食べちゃったけど。

 「もしかして、ココに野宿か?」と不安が過ぎった頃にようやく搭乗案内がっ!この時点で23時を過ぎていましたよ。トホホ・・・。しかし、実は私達の後の便で行く班もいたんだよね・・・。私達が乗る便が大幅に遅れたので、そのしわ寄せが後に続いてしまったのだ・・・。




 ロンドンからベルリンまでは2時間弱。しかし、こんな短い時間でも軽めの機内食が出たのにはビックリだ。しかも、この機内食中にスゴイ機体が揺れまくって怖かった。「非常に気流が乱れているので、少し高度を下げて飛行します」て言っていたような気がする。(英語だったんでわかないんだよっ!)まぁ、それぐらい揺れていたわけさ。

 で、アッという間に着いたんだけど、予想外の時間待たされたせいか、東京〜ロンドンのフライトよりも疲れてしまった。しかも、本来ならベルリンのテーゲル空港に着くはずだったのに、遅くなってしまったが為に、テーゲル空港は閉まってしまい別の空港に着いたのであった。ガクッ。
 しかも、そこでの入国審査では、トットと仕事を終えて帰りたいようで、無愛想な上に何も聞かずに手早くあしらわれたので怖かったなぁ。

 でスーツケースを取って班ごとに集まったんだけど、何故かウチの班だけ、一人いくら待っても荷物が出てこないというハプニング発生!「ウソ・・・」とみんなで不安になっていたら、添乗員さんが何か言いにいってくれた。そして、その直後に荷物が出てきたっ!こんなことってあるのか?思わずみんなで「良かったねー!」の拍手っ。
 しかし、添乗員さんが「ヒースロー空港経由で、無事全員の荷物が届いただなんて珍しいです!良かった!」なんて言っていた。エッ、そうなの???




 空港を出ると、ツアー関係者の方がバスの前で待機して下さっていて、次ぎから次ぎへとバスへスーツケースを積んで行ってくれた。この時点で、ベルリン時間で思いっきり2時近かった。日付変わってしまいましたね〜。しかし、この後の便で辿り着く班がいるとかで、一体その班は何時に着くんだろう???
 そのバスで宿泊先のホテルへ向かいましたが、お外の景色は真っ暗(当然だって)。走っている車もないに等しい。しかし、車線が多くて広い。しかも路上駐車の多いことっ!当たり前のように、みんな道路沿いに車を停めるのね。日本じゃ考えられない。

 宿泊先のホテル「パークハイアット・ベルリン」に着いたのは2時半よ・・・。ヘロヘロ〜って感じ。しかし、そのホテルは去年建ったばかりの新しいホテルで、自前に調査したんだけど(笑)、新宿のセンチュリー・ハイアットやパークハイアットと同系列とわかっていたので変なホテルじゃないって確信は持っていたんだけど、本当に高級なホテルだった!!!
 部屋入って「ウッソー!」て叫んでしまったよ。客室は木製のシックな家具で統一されていて、テレビはソニーのワイドテレビだし、紅茶のパックの種類は充実しているし(笑)、ベットは広いしフカフカ!しかも、バスルームなんて浴槽とシャワーの場所が別々になっていて、大理石で統一されているし、収納場所は広いは、ドライヤーはデカイは、サービスのリンゴは美味しいし、とにかく感激だったわ。

 落ち着いた時点で既に3時半になっていて、明日のモーニングコールは7時半だというのに・・・!トットとお風呂に入って寝ました。もう、ベットに入った瞬間に記憶がなくなったね(笑)



 もう、ツアー初日からハプニングありで、これからどうなるか楽しみになったわ。最初にハプニングがあると、変に覚悟ができちゃうもんだしね(笑)
 さぁ!明日(25日)は市内観光とオプショナルツアーでポツダムの方へ行くという、唯一観光らしい一日なのだぁ!!




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