2009年5月31日(日)NHKホール(ファイナル) |
この感想はネタバレ掲示板『みんなでアルコン・れぽ』に書き込んだミニれぽに、少し加筆&修正を加えたものになっております。 どちらにせよ、妄想てんこ盛り(笑) |
開演前に2階の関係者席に研ナオコさんがご登場。 研に気付きどよめき歓声を上げる客席のあらゆる方向に手を振って応えて下さって、開演前から客席を盛り上げてくれていました♪ あと、王子連合の方々も全員来ていた模様…。それから、過去にサポートメンバーを務めた菊っちゃんもいらしていたそうですねっ。 いつも通り、ステージセットの詳細や、コンサートの全体の流れでは、前回の「グリーンホール相模大野のレポ」を参照して下さい。相変わらずの手抜きレポでごめんなさいね(笑)。こういう体質なんで。 【本編】 OPの衣装は3人とも昨日と同じ。高見沢さんの両手を腰当て&踏ん反り返りぶりがどんどん顕著になってきていて面白い。 高見沢さんのテンションがOPからムチャクチャ高かった!1曲目の『SWEAT&TEARS』からギター掻き鳴らし&髪振り乱しまくりでした♪ 桜井さんは『恋の炎』では太郎さん相手にダンスしてた(笑) 幸ちゃんの最初のMCは、「昨日が凄い盛り上がりとなりましたが、今日はファイナル!昨日以上に盛り上がっていきましょう!」みたいな感じで客席を煽っていました。 『悲しき墓標』でも高見沢さんは激しくギター掻き鳴らし、髪振り乱しまくりっ!なんか、ネジが1本外れてちゃった感じがしないでもない。その憶測を裏付けるように、『二人のSEASON』の囁きは「チュっ♪」でしたからね(笑)。桜井さんが「何じゃそりゃ?」てジェスチャーしていてウケました。 『トラベリング・バンド』では、前奏から高見沢さんがステージの前に出て来て雄叫びのように叫び巻くっていて凄かった!その後の『FLOWER REVOLUTION』で桜井さんは再び太郎さん相手に遊んでいたわ(笑)。この時はメタル・エンジェルギターが相変わらずペカペカ光ってました。 2回目の幸ちゃんのMC…昨日に引き続き、すぐに観客を座らせないのがツボに入っているみたい。 昨日がNHK初日とは思えないくらい物凄く盛り上がったので、「昨日の初日の武道館は…」という、とんでもない言い間違いをする(笑)。もう気分は年末のようです…。 昨日はアンコールでかなり弾けていた幸ちゃん、翌日の体力が不安視されていましたが「一晩寝れば大丈夫!」とのこと。 そして、桜井さんを呼び込んで2人でまったりトークをしていましたが、桜井さんが人差し指を動かしながら喋っていたので、「(MCの時間が)巻きが入っているの?」と幸ちゃんが聞いたら、「いや、ストレッチしていただけ」と返してきて、その言葉がツボに入って喋れなくなる幸ちゃん(笑) 桜井さんは幸ちゃんが楽屋でパソコンかi-podで音楽を聴いているのはいいけど、「曲流したまた席外すの止めてくれる?」と苦情を訴えてました。「俺、聴かないんだから、離れるときは止めてけよ。」と文句を言ってましたが、「止め方判らないんだから。」が本音らしい(笑) それ以前にパソコンを「テレビみたいな映像が流れる機械」と形容した桜井さん凄い… この話の流れから、桜井さんは「事務所に高見沢が使わなくなったパソコンが10台以上ある」と暴露し、客席を驚かせました。しかも「新しもん好きだよな。自分は古いくせに。」と凄いことを言う(笑) その話にスネたのか、幸ちゃんの呼び掛けにもすぐ出てこなかった高見沢さん(笑)。 幸ちゃんが「間を繋がないで何もしないでおこうか。」と提案し、ステージでボーッとする2人(笑)。その間延びした空気に耐えかねたのか、さり気なくVサインしながらステージにこそっと出てきた高見沢さん(笑)。どういう登場の仕方だっ! 高見沢さんのお色直しは昨日と同じ衣装で髪も一つに束ねてました。 当然のことながら、先ほどの話していた内容にご立腹の高見沢さん、自分が喋るMCコーナーじゃないのに「オイ!桜井!(怒)」と呼びつけ。 「誰が古いって?」と桜井さんに問い詰めようとしたものの、「あ、ゴメン。飴舐めてたの忘れてた。」と出しに行く高見沢さん(笑)。とんでもない言動にその場に崩れる2人。飴舐めてるの忘れてるって凄い… 「叱るなら、もっとちゃんと叱ってくれよ。口からなんか白いモン出てくるんだもん…」と愚痴る桜井さんであった。ごもっともな意見です。 この流れで幸ちゃんが凄いことを暴露。 「前に『稚なくて愛を知らず』の時に前奏が指弾きだったから、ピック口に咥えて高見沢は弾いていたけど、歌に入るまでピック咥えているの忘れていて歌えなかったんだよ。」と再現。そのエピソードに大爆笑の桜井さん。思わぬことを暴露されてタジタジの高見沢さん。 いや〜、幸ちゃん最強! お座りコーナーで演奏された『太陽は沈まない』でしたが、この楽曲を座って聴くというのも不思議な感じ。 『希望の鐘が鳴る朝に』では念願のヴィーナス・エンジェルギターが登場!やっぱ、この曲はこのギターだよっ!!この日、この曲の時が個人的に一番テンション上がりました!もう大興奮&感涙ものでしたよ〜っ♪もうステージが暗転している時からシルエットでヴィーナス・エンジェルギターだと判って、演奏前から一人でハイテンションになってましたっ! 高見沢さんはMCの冒頭から「俺はそんなすぐパソコンを捨てない」と先ほどの桜井さんの意見に言い訳(笑)。「捨てるんじゃなくて、ヴァージョンアップしていくから…」と、言い訳にならない言い訳をしていたような。 サポメン紹介で、太郎さんには体重のこと、とただすけさんには名前のことでそれぞれ絡む高見沢さん。しかも、ただすけさんを自分並のロンゲにしようと目論んでいるっぽいです。でも、確かに、ただすけさんのロンゲ化は進行してます。 先ほど演奏した『希望の〜』について触れ、「あの曲は1999年…10年前の曲なんだよね。もう10年経っているんだよ…。つまりみんなも、あれから10年歳を重ねているわけで…」と余計な一言を!客席が微妙な雰囲気になり、「歳を重ねるっていうのは良いことだよ!それだけ生きてきた証なんだから!俺はこれからも自分の年齢を威張っていく!」と、名言なのか開き直り発言なのか、区別が付きにくいことを言ってのけました。 この話の流れから「『星空のディスタンス』なんて25年前の曲!『夏しぐれ』なんて35年前の曲!」と言った瞬間に、「(演奏)やらなくていいぞ!」と幸ちゃんをけん制する高見沢さん。幸ちゃんは演奏するポーズを取ってましたが、「あ、でも12弦ギターだから『夏しぐれ』演奏できないよ(笑)」と安心する高見沢さんであった。幸ちゃんはチャンスがあれば、ギターチェンジしそうな勢いでしたな(笑) ちなみに、昨日のアルコンには明学の校長先生がいらしていたそうです。「もう少し早く言って欲しかった…」と恥ずかしそうに言っていたので、ステージ立つまで知らなかったのかな?そんなことはないだろうけど、寸前に「来ます!」ってことになったぽい。 「コンサートの感想を聞いたら、『面白かったよ』と言って頂きまして、それは俺達にとって最高の褒め言葉です。」と言っていましたが、校長先生を前にあの学生コントをやってのけた3人の度胸は凄い。芸人魂炸裂ですね!←違うって? 『新堂本兄弟』のロケで韓国に行った話になって、「鶏て食わず嫌いだったけど、参鶏湯は美味しかった!」と絶賛。「食べた翌日、お肌がツルツル!見て見て、この白い腕!」と二の腕を自慢する高見沢さん(笑)。あの白い腕は生まれつきだと思われます。 「そういえば、この間、ただすけが『参鶏湯を食べました♪』という、どうでもいいメールをして来やがって。しかも、画像まで添付されていて、美味そうだな…と思ってしまった」という暴露話にはウケました。ただすけさん、なんか可愛いなぁ。まさかステージで暴露されるとは思ってもいなかったようで、後ろで焦っていたただすけさんが面白かったわ。 この後、高見沢さんのMCが暴走し、ステージの出来云々の話で「曲さえちゃんとやってば良いんだよ」という暴言を吐く。さすがに「それじゃダメだろ!お前のそこ言葉で35年の積み重ねが崩れたぞ!」と桜井さんがダメ出し。 昨日の最後の『桜の実の熟する時』を歌う前のMCで失敗してしまったので、このような失敗を起こすまいとしての言動だったようですが逆効果だった高見沢さんがツボ(笑)。昨日のMCを引き摺らないと言いつつも、思いっきり引き摺ってましたね〜。よっぽど悔しかったんでしょうね〜。 そういえば、この時点で昨日ぶつけたクリスタル・エンジェルギターを持っていたんですよね。だから、余計に昨日のことがトラウマになっていたのかも(笑) この日もバンド名『コンフィデンス』の由来となったS&Gの『Bookend』がワンフレーズ披露されましたが、披露されただけでは終わらず、「この歌はどういう内容なの?」と桜井さんに質問した高見沢さんだったんだけど、答えられない桜井さん(笑)。2人を見て笑っていた幸ちゃんにも矛先が向けられたけど、幸ちゃんはちゃんと歌の内容を答えられていたような…? スタッフが桜井さんに歌詞カードを持ってきたけど、「(老眼で)字が読めない」と言い、高見沢さんと幸ちゃんはバカウケ。 「今年でデビュー35年、2人が一緒だったからここまでやってこれた」と語った高見沢さん、そこまでは良かったんだけど、「友達て大事だよ。心の中に土足で踏み込んで行っても、閉めているドアを開けても平気な関係だからね。」という高見沢さん独自の親友理論に、客席は「そ、そうか…?」とシンクロ率5%以下。ちなみに、その意見を聞いて戸惑っている桜井さんと幸ちゃんの客席とのシンクロ率95%以上。 『My Best Freiend』と『THE AGES』はクリスタル・エンジェルギターで演奏されて、ちょっと新鮮な感じでした。でも、最初はクリスタル・エンジェルギター光らせるの忘れてましたな(笑) 『YOU GET TO RUN』のエンディングのギターソロで髪を解いた高見沢さん。この日のギター・ソロ、妙に長かったような(笑) 『流砂のように』の演奏の仕方を少し変えていた高見沢さん、幸ちゃんもその演奏に合わせてました。 『風の詩』は相変わらずの迫力。この曲のコーラス部分て好きだな〜。 【アンコール1】 衣装は3人とも昨日と同じ。 高見沢さんがインナーを黒のタンクトップ(ラインストーン付き)に変えたくらい。 『サファイアの瞳』の間奏のエレキvsベースは相変わらずカッコいい! コントコーナーは昨日と少し内容が変わってました。 桜井さんは当時の新聞を持参。でも、『日本改造』も持参(笑)。美声を披露する即興の歌は、どんどんオリジナルソング化していて暴走していってます。 遅れて登場する幸ちゃんの「バカ!ブワッカ!」てツッコミ入れる言い方好きだな〜。桜井さんも言われるのが癖になるのも判る(笑) この日は金髪先生への暴露話がかなり暴走。酢橘を素手で剥くことまで暴露されてた(笑) そんなトンマな金髪先生、進行状況の把握は誰よりもしており、「今日はビデオ撮りがあるので、著作権の関係上S&Gは出来ない」と何故か状況説明。 その為、ガロの『学生街の喫茶店』が披露される♪これはこれで嬉しかったんですが、コーラスに割り込んできたくせに音が取れない高見沢さん(笑)もうグダグダです。 そして、その曲で泉谷しげるver.などを振られてしまう幸ちゃん。相当なムチャ振りだと思ったんですが、歌いこなした幸ちゃん凄い!しかも、勢いにのって麻生総理大臣の物真似がメチャクチャ似ていた!「給付金をCDやチケット代に…」と言っていることも最高でした♪ GOODSのお菓子紹介では、後ろで桜井さんがラウンドガールのように巨大なトレカを客席に見せてました。 今回は動物の鳴き真似対決は無し。 ハングルver.の『メリーアン』は、何故か歌詞が韓国料理のオンパレード(笑) ホワイトボードが出て来て抜き打ちの学力テストも敢行。 でも、今回の数字の計算は相模大野の時以上にあんまりだった!「2+2=」の問題、桜井さんが「アヒルとカルガモの区別は付けて下さいね!」と予防線を張ったせいか、高見沢さんは「2」を強引にダルマに書き換えましたから(笑)。「それダルマか?ダルマじゃないだろ?病気のダルマだろ?」と桜井さんが文句言うのも納得の凄いダルマの絵でした(左の図を参照)。ていうか、どんなにオペラグラスで一生懸命見ても「ダルマ」には見えなかったよ、金髪先生…っ! 「俺もコンテストに出たい!」と、先生から学生にチェンジする高見沢さん。 その着替えを手伝う桜井さんと幸ちゃん、そのまま高見沢さんのロンゲで遊ぶ(笑)。高見沢さんのロンゲを暖簾のようにして遊べるのって、やはりあの2人だからだよね。 太郎さんやただすけさんも学生服を着ましたが、ただすけさんはマスク付きになっていて、「ああいう暗いオタク系の奴っているよな。でもキーボードは弾けんだよ」と言われてました(笑) 歌に反応するタイムカプセル、この日は『人形の家』というマニアックな歌を披露。私の席からは見えませんでしたが、研ナオコさんが好反応をしていたようです。 高見沢さんと桜井さんは肩組んでデュエットのように歌ってました。でも、原曲を知るママンボ曰く、「決してああいうふうに歌う曲じゃない」とのこと(笑) そしてお約束のように、またタイムカプセルを開けることが出来ない高見沢さん。幸ちゃんから「2ヶ月近くやってんですから覚えて下さい」と言われていたのがツボ(笑) コントから高見沢さんのナレーションが良い感じに繋がって『冬将軍』が披露されました。もうそのナレーションが芸人の脚本家担当になれそうなくらい面白いナレーションでした…って、過去に高見沢さんは放送作家のバイトもしてたんだよね。こんな所で活かされるとは…(笑) 『冬将軍』は原曲ヴァージョンで披露されて新鮮でした。そのせいか、学ラン姿で演奏されていても違和感無かった。あ、原曲ヴァージョンだったら、桜井さんは角刈りじゃないとダメか(笑) その後はガラッと雰囲気が変わり『終わりなきメッセージ』が演奏され、ラストの高見沢さんの超音波は凄かった!NHK周辺に犬を呼んだかも(笑) 『SWINGING GENERATION』はサーベルギターで演奏。最後、キメようとしてコケそうになっていた高見沢さん、ちょっと危なかった(笑)。高見沢さん自身も、「あ、あぶな〜っ!ふ〜!」て感じになってましたね。 【アンコール2】 3人とも昨日と同じ衣装だった…と思われます。 しかし、『AFFECTION』が来るとは思わなかった! 高見沢さんのMCの時に、いつもはクリスタル・エンジェルギターを持ってくるのに、普通の黒のギターを出して来ていたので、昨日のことを踏まえたのかしら?と邪推してしまった。 「1曲ヒットが出れば楽になれると思ったけど、『メリーアン』がヒットした後も、次…次…てなっていって、こういう大変さを経験していかなくちゃいけないんだな…って、最近思うようになった」と愚痴りながらも悟っていたのが可笑しかった。 でも、そういう状況を強いられる中で、みんなの力によって連続オリコンベスト10入りできる現実をとても嬉しく思うし、アルフィーに対するみんなの愛情を感じるとも言ってましたね。 後半は『桜の実の熟する時』に対する想いについて熱く語っていまして、「昔から日本の山々には人里近くに必ず桜が咲いている。それだけ昔の日本の人達は四季を感じる桜を愛していた。その心は今の俺達にも繋がっている…」みたいな感じで、桜に対する高見沢さんの美意識て古風な感じがしますな〜。 MCの影響じゃないですけど、『桜の実の熟する時』に昔ながらの日本の美意識を感じて、妙に古い時代の日本を思い浮かべとしながら聴いてしまいました。 演奏終了後、それぞれ客席に手を振りながらステージを去って行きましたが、高見沢さんは相変わらずガッツポーズで決めて帰られました。 とにかく、NHKホールは毎度盛り上がることで有名ですけど、この2日間はホントに凄まじい盛り上がりで最高でした。 デビュー35周年というのもあるし、今年の夏に最後を迎える野外イベントに向けての意気込みもあるのかな…。なんか今までとは違う「迫力」をこの2日間で感じました。 ビデオ撮りが入っていたせいか、昨日に比べてMCは少し大人しめに感じましたが、コントの暴走ぶりは相変わらずでしたからね(笑)。この映像をいつか観れるのかと思うと楽しみでなりません。 でもでも。 この日はやっぱヴィーナス・エンジェルギターで演奏された『希望の鐘が鳴る朝に』かなぁ♪もう、このシーンを観られただけでも、NHKファイナルに参加して甲斐がありましたっ! 理想のステージを生で観られるて最高の贅沢&幸せです。 |