2004年6月15日(火)神奈川県民ホール |
遂に来てしまったMyファイナルとなる神奈県。元々ノリのイイ横浜だし、2年続で夏イベ開催地だし、参加前から微妙にテンションが上がっておりましたっ♪ 定刻より10分程押して客席が暗転。ステージのセットやOPの展開は福岡初日と同じでたが、ステージ上空に登場した3人はいつもロビーに飾られている30周年ギターを持参しているんですが、なんと高見沢さんだけ今回は初代のエンジェルギターを持っていたのでした!思わず、「エンジェルギター!初代だよっ!」て叫んでしまった(笑)。そして、一旦ステージが暗転すると、ま『希望の橋』の演奏と同時に幕が落ち、コンサートがスタート! 3人の格好は高見沢さんはNHKと同じ衣装で白のロングコート(袖とかにラインストーン付きでキラキラしていた)に白パンツに白のドレスシャツに黒のグラサン掛けていて、プラチナブロンドのヴィック付きでした。桜井さんもNHKと同じでパッと見は白スーツなんだけど、実は超薄いピンクと白の太めのストライプ柄のスーツ姿でした。幸ちゃんだけ白と薄ピンクのストライプスーツに、J.P.ゴルチェのジャングル柄Tシャツに真っ赤なシューズという格好でした。 2曲目に『BRIDGED TO THE SUN』が演奏されると、高見沢さんがクルクル回り始めて、動く度にコートの裾がフワッと舞ってカッコ良かった!この曲、アルバム買って聴いた当初は別に何とも思わなかったけど、この春TOURを通じて「なんかこの曲凄い好きかもっ♪」と感じるようになった曲の一つになりました。そういえば、この時だったかな?なんか一瞬ギターの音が消えちゃったように聞こえて(1秒も満たない時間だったけど)、幸ちゃんとが「あれっ?」て感じに高見沢さんを見たら、高見沢さん顔を見合わせて笑っていたので高見沢さんのミス?続いて『AFFECTION』では桜井さんまで妙な踊りというかステップをしだしてきて、なかなか面白い感じになっていきました。そして、『WILD BHAN !』が演奏されると、客席大歓声っ!かなり人気の高い曲です。 そして長谷ぼんのドラム音が鳴り響いたまま桜井さんのMCに入りまして、 桜「ハロ〜〜ッ!YO・KO・HA・MA!梅雨に入ったけど、ここ数日は晴れ続き、今日も晴れてこれが梅雨の晴れ間っ?横浜…ホール!最後まで死ぬ気でよろしくーーーっ!」 …と、横浜と言いたかったのか、神奈県と言いたかったのか上手く聞き取れませんでしたが、客席を煽り、そのまま『冒険者たち』が歌われ、これまた客席は大歓声。ここで高見沢さんは30周年記念フライングVギターにチェンジ。そして、この時になって初めて高見沢さんがインカムを付けていると気付きました(笑)。ステージ前に出て来てノリノリにギター掻き鳴らしていた高見沢さんを見て、「あれ?何であんなにステージ前に出ているのに高見沢さんの歌声も聞こえるんだ?」て思ってよく見たら、インカムが確認できたという。確か、前に出て来る拍子にサングラスも外していたような気がする。続いて『Juliet』が演奏され、高見沢さんにさらにノリノリ、桜井さんもなんかスローな動きでダンスをしはじめておりました。この2人の対照的な動きて何気に笑えます。そして、高見沢さんがギター掻き鳴らしながらステージ中央に飛び出して来たと同時に、『二人のSEASON』が演奏され、もう客席大興奮ですよっ!高見沢さんはヴィック付けているのに頭振り乱して、もの凄い暴れっぷりを披露。しかも、「耳元で囁く〜♪…キスしてもいい?(作詞:高見沢俊彦)」と、客席を悩殺。最後は3人前に出て来て並んでヘッドシェイキングっ!カッコ良かったです。 そんでもって、ステージも暗転して真っ暗だというのにガッツポーズをし続けていた高見沢さんが面白かった。片腕を突き出すようにブンブン振って何気に客席にアピールしていたし、そんな高見沢さんのはしゃぎっぷりに思わず客席はクスクス状態になったのであった。 高見沢さんと桜井さんが一旦ステージを去ると幸ちゃんのMCに入りまして、 幸「やって参りました横浜!神奈川県民ホール!誰だ?横浜県民ホールなんて言った奴は?コイツ(高見沢さんのマイクスタンドを指す)だ!横浜は今年も夏イベ開催地ですからね。今日は前哨戦…前夜祭ですね。それでは皆様しばらく…そのままでいて下さい(笑)。すみません。ずーっと言い続けてきました。どうぞ、お座り下さって結構ですよ」 幸ちゃん、何だかんだ言いながらも「しばらくそのままでいて下さい」を言い続けてきている(笑)。そんでもって、横浜ということで初っ端から飛ばしまくってきたから、みんなも腕が攣ったり腰が張ったりしてきているだろうからほぐして…みたいなアドバイス(?)がありました。いくらなんでも、開始6曲で腕や腰にガタがくる人はそういないと思うんだが、居たらある意味凄い(笑)。 幸「早いもので春TOURも残すところ6本?7本?(客席から「7本!」という声が掛かる)7本ですね。中盤くらいまでは『まだまだある』と思っていたけど、残り一桁になると、もう終わりか…って思ってしまいます。みんなも既に他の会場に参加して来た人が多いんじゃないかな?この神奈県が初日だっていう人!(10分の1くらいはいらしたかな?)おおっ!お待たせしましたっ。残り7本で初日!当初と比べるとだいぶ変わってきまして、本日も横浜SPがありましたが、今日が初日の人達はその有り難みが判らないと(笑)。いいんですよ、別に本筋は変わってないですから。本筋が変わっていたらTOURの意味がない(笑)。その中でもチョコチョコッとSPな曲が出てきたりして…タ〜ッ♪タッタラタラ〜ッ♪(『冒険者』のOPを口ずさむ)キャーッ!とか、ジャンッラララ〜ラ♪ジャラララララッ♪(『二人のSEASON』のOPを口ずさむ)キャーッ!とか。客席の反応が一際大きいと、『あ!SPなんだな』って思って頂ければ、それはそれで楽しい見方なんじゃないかと思います」 個人的に『冒険者たち』も『二人のSEASON』もNHK2日目で聴いていたので、横浜SPと意識はしなかったんだけど、そういえば歓声が大きかったなぁ。『二人〜』を本編でやるっていうのは、この神奈県が初めてだったのかもしれない。しかし、前奏を口ずさんで、客席の歓声まで真似る幸ちゃん、何気に面白かった。やっぱ、前奏で一際歓声が大きいと嬉しいというか、「やったぜ!」ていう気分になるもんなのかな? 幸「残すところ7本なので、もうあっちこっち回って来ましたが、神奈川はこれの前というと相模大野かな?来た人?…あと、都心だとNHKとか、あと札幌(笑)。何でいきなり遠くに行くんだって?…3階席のみなさんお元気ですかぁ?コンサートは3階席からですからね。3階席ーっ!シュッ!シュッ!(また両指で指し攻撃する幸ちゃん。何故か足がグリコの人のようになっていた)その歓声で下の奴らを煽って下さい。2階席ーっ!ここは2階席にハンデがありますが負けないように!(※神奈県は2階席が極端に席数が少ない)そして1階席後方っ!コンサートは席によって色んな見方が出来ますからね。後の人達はステージ全体を楽しんで貰って、こちらの(前列の)人達はステージの一部分を楽しんで頂くと。特にそちら(下手側)は桜井さんの眉の動きまで堪能できます(笑) 」 NHKホールで幸ちゃんが生み出した(?)「シュッ!シュッ!」という指攻撃。ずーっとやって来たらしく、NHKで見たよりも進化していました。ちょっと身体全体を斜めに傾けて、片足上げて、オチャメなポーズに進化。攻撃的なのか、ウケ狙いなのか微妙なところ。本人自身もそれが判っていないというとこが更に面白い。夏イベまでに、また進化するだろうか?ちょっとだけ期待しておこう。 あと、この時、「3階席の人は興奮し過ぎて落ちないように気を付けて下さいね。9階から飛んじゃった人もいますから…」と、やや危ないネタに走った幸ちゃんであった。「いけませんね。こんなこと言っちゃ」と不謹慎発言を訂正していましたけど、某K氏は確か横浜が地元なだけにシャレにならないって!(汗)しかし、いつも思うけど、幸ちゃんて近所のおばちゃん並に芸能ネタに事欠かないような気がする(笑)。 で、この後はみんながだいぶ休めたということで曲にいくことに。「俺達は休めないからね。休んじゃだめだって」みたいなことも言っていたかな…?思っていたよりも早く次の曲紹介に行きました。しっかりパーカッションの所に貼りつけてあるカンペを確認してから、いつも通り山石さんに振った幸ちゃんであった。 幸「では、…山石くん、たっぷりとお願いっ!」 という幸ちゃんの曲紹介(?)が終わるとステージは暗転し山石さんのキーボードソロになり、演奏されたのが『星空のディスタンス』だったので、客席はすぐにスタンディング。そして、演奏に合わせて桜井さんと高見沢さんが再びステージに登場。衣替えを済ませた高見沢さんは、ヴィックを外してハチマキ付きの和魂洋才衣装で登場したんですが、髪をしっかりブローする時間が無かったのか、後ろ髪は静電気を起していたとしか思えないくらいの逆立ってぷりで思わず笑ってしまった。ギターはブルーローズ・エンジェルギターを持って来ていて、「おおっ!」て感じだったんですけど、後ろ髪が〜!後ろ髪が〜っ!<くどい? しかし、『星空のディスタンス』て1984年の大ヒット曲だけど、20年経っても色褪せないというのが凄い。何度もコンサートで聴いている曲の一つだけど、やはり演奏される度に「うわっ!」て思っちゃう。当時はファンじゃなかったから、この当時のアルフィーの思い出とかは無いんだけど、なんか気持ちが盛り上がってしまう。それだけ魅力のある曲ってことなんだろうなぁ。続いて『Complex Blue〜愛だけ哀しすぎて』が歌われまして、今までだと『Can't Stop Love』から続いていたんですが、その時は曲の流れに違和感を感じていたんですが、『星空〜』から『Complex Blue〜』への流れは違和感が無いところか完璧でした。今回の席の位置は長谷ぼんが壊滅的に見えない席だったんですが(泣)、山石さんがよく見える位置で、そのせいかいつも以上にキーボード演奏にグッときてしまいました。あと、ラストのギターソロの部分では音が妙にイイ感じで聴こえたなぁ。そして、『夜明けの星を目指して』が続けて歌われ、雰囲気がガラリと変わりました。サウンドといい照明といい超好みの曲なのでノリノリになってしまうんですが、桜井さんがまた凄いノリノリ状態になっていて、その動きがシャクトリムシのように見えてしまって(<スミマセン)、ノリノリになりがらもちょっと笑いが込み上げてしまいました。 演奏終わってステージが一旦暗転するんですが、またもや暗闇でガッツポーズをし続けてる高見沢さんの姿がありました。しかも、今度は両腕がガッツポーズ。暗くなってもアピールするのが、今日のブームだったのだろうか?非常にカッコいい終わり方をしましたが、笑いも残りました(笑)。 そしてハートエンジェルギターを持って出て来た高見沢さんのMCに入りまして、 高「今年でデビュー30周年を迎えますが、この30年で得たもの積み重ねていったものもあれば、失っていくのもある(笑)。30年で積み重なったものといえば、このギターだよな。もう300本を超えてしまった。こうなったら『高見沢ギター博物館』でも作るしかないかと…。で、このハートエンジェルギターが一番新しいギターなんですが、3階席から判らないかもしれないけど、こう(羽の部分が)反り返っているんですね(ギターを横にして見せる)。非常にディテールにも拘っていて…(客席から「重そーっ!」と声が掛かる)重いよ(キッパリ)。どんどん重くなっていく……そういえば、さっきOPで久しぶりに初代のエンジェルギターを出したんだけど(客席から歓声が上がる)まだ結構人気があるな。ちょっと持って来ようか…(スタッフが慌てて初代エンジェルギターを持って来ると、それを片手で受け取る高見沢さん。ハートエンジェルとのあまりの大きさの違いに客席がどよめく)コイツ人気高いなぁ。これは天使の絵画がモチーフになっていまして、これがエンジェル・シリーズの最初だったわけですが、どんどん進化していってこう(ハートエンジェルギター)になりました。こうして比べて見ると、この初代を初めて見た時は『スゲーナ』って思ったんだけど、今見るとフツー(笑)。これは片手で持てるからな」 …と言いながら初代エンジェルギターの右側の羽の部分を片手で持って掲げる高見沢さん。確かに、ハートエンジェルギターと比べると大人と子供みたいですが、その持ち方はなんかヘン。しかも、そうやって片手で持ったままスタッフに返すし、返し終わった直後に右手プラプラ振ったりして、やっぱ少し重くて強がっていたんだな…と(笑)。 しかし、ハートエンジェルギターと初代エンジェルギターを同時に見られるというか、比較して見られたというのはラッキーでしたわ。滅多に見られる光景じゃないもんっ。普通のミュージシャンのコンサートでは、絶対に見られない光景だもん(笑)。これ見られただけでも、神奈県に参加した甲斐がアリってもんか?あと、ハートエンジェルギターは変型ギターの中でも最大級のサイズだというのは判っていたけど、初代エンジェルギターと比べると2,5倍近い大きさがあって、思わず「お、大き〜いっ!」と呟いてしまいました。それにしても、今ではほとんど出番が無いと言っても過言じゃなかった初代エンジェルギターを何度も堪能できて嬉しかったな。 高「30年やってきても初めて経験することがあるという話をしてきていますが、初めてといえば先日雑誌の取材を受けまして、一つが『女性セ●ン』(あまりに意外な雑誌名に客席は「エーッ?」と驚き)『エーッ?』て何だよ、普通のインタビューだよ。こうテレビやCMの影響が大きいらしく、どうも俺は不思議な存在らしい(笑)。あと、もう一つの雑誌が『an●n』(客席更に大きい「エーッ?」と驚き)だから、そんなに驚くことないだろっ!その取材の時に、『耕運機はいつ頃からやり始めたんですか?』って聞かれて、『ハァ?』となってしまったけど、そこは懐の深い高見沢、親切丁寧に釈明しましたけど。相当CMのインパクトがあったようで、それまで意識してくれてなかった人も意識してくれるようになったとか、『あの人は誰?』というのもあって…30年やってんだけどなぁ(苦笑)とか寂しくなったり。なんか俺のイメージて、『白い』、あと『暗い』(客席、疑いのどよめき)だから世間ではだよ!あと『酷い』ね(苦笑)。見事な3K(Kは1個しかないんだが/汗)。そういうイメージを持っていた人が、あのCMを見て『あ、意外に可愛らしいところもあるんだね』って(照)。若い頃は女性に『可愛い』なんて言われたら、バカにさらような気分になっていたんだけど、今は『イイかもv』なんて思っちゃっています。(「可愛いーっ!」と男性ファンより声が掛かる/笑)男に言われてもな〜…」 雑誌取材の話、『女性セ●ン』はともかく、『an●n』は超意外でしたよ。だって、あの雑誌てティーンズ向けとまではいかないけど十代後半〜二十代前半の女性向けの情報誌というイメージがあるので、自分の高見沢さんのイメージとまるっきり被らない(笑)。稲垣吾郎氏の月一で映画レビューが掲載されるので、その時くらいしか読まない雑誌だったもんなぁ。一体、どんな特集記事で載るんだろう。「不思議な存在の男たち」とか? しかし、どっちの雑誌のインタビュアーだか知らないけど、あのCMの耕運機を高見沢さんの私物だと思ったんだろうか?それはそれで凄い発想というか想像力だと思うんだけど…。高見沢さんは一体どう答えたんだろう?「あのCMで生まれて初めて触ったから、動かすのに2時間掛かりました」とか言ったのかね?それで、「可愛いですね〜!」なんて…言われるわけないか(笑)。 高「CMといえば、今ちょっと違うのやっていますけど、お陰様で新ヴァージョンが7月くらいから放送されると思います。たぶん今度のやつは、電車内とかにペタペタ貼られるんじゃないかと思うので、また詳しいことが判ったらお知らせしたいと思います」 CM新ヴァージョン放送ありの発表は嬉しかったね。耕運機第二弾なのかしら?(笑)。しかも、車内刷りまであるっていうのはテレビ以外でも見られる機会が増えるっていうことで嬉しさ倍増。いや〜、7月が楽しみになったわ。客席も「車内に貼られる」という発言に大喜びしていたもんっ。 で、その後は、ここ横浜での開催となる夏イベの話になりまして、 高「今年こそ星空の下で『星空のディスタンス』を歌いたいと思っていますが……今年はイケるんじゃないかと思っています。だから皆もね、横浜なんだからっ!思いっきりお盆だけど、お盆なんか無視して!今年くらい平気だって!だって俺だって毎年ALFEEを優先しているんから!…て、そんなの関係ないけど(笑)、心の中でご先祖様に…ご先祖様って言い方も凄いけど(笑)、『今年はごめんなさい!その分、来年はちゃんとやります!』って言っておけば大丈夫だからっ!そういう問題じゃないって?だって今年はALFEE30周年を迎えるバースディイベントを横浜でやるんだから、横浜のみんなとドーンッ!と盛り上がりたいし、綺麗な花火もドーンッ!と、もう今年は俺も夜空の花火になってドーンッ!と打ち上ってやる!…なんてやったら一巻の終わりです。今年で23回目を迎える夏のイベントですけど、その半分以上をこの横浜で開催しているわけで、もうALFEEにとって横浜は第二のHome Townみたいなものです。それに横浜出身の桜井もいますからね…自称です(笑)。あいつだけですよ!氷川丸に泊まったことあるの!『エッ?氷川丸って泊まれるの?』て、俺なんで驚きましたからね〜」 …と、夏イベの話題から何故から桜井賢オチになってしまった(笑)。まぁ、横浜だからしょうがないか。「お盆だけど無視してALFEEを優先しろ!」みたいなことを各地で煽っている高見沢さんですが、心の中でご先祖様に言っておけば大丈夫って言い方はなんか可笑しかった。あ、やっぱ、ちゃんとご先祖様には一言断っておいた方がいいんだなって(笑)。あと、またもや「俺も夜空の打ち上げ花火になってやる!」発言をして、「あらら。また言ったよ」とか思ったんだけど、すぐに「そんなことやったら一巻の終わり」と冷静にセルフツッコミしていて、高見沢さんも大人になったもんだと思ってしまった(笑)。1997年の千葉の稲毛海浜公園で夏イベやった時に強風のせいで花火をはじめとする特効が全部ダメになって、「来年は俺が打ち上げ花火になってやる!」て宣言して、翌年の夏イベで本当に「宇宙に打ち上げられる高見沢」という映像を公開してくれたんだよね(笑)。「来年、オバQ音頭を踊ってやるから」と発言して、オバQの着ぐるみまでいかないけど布被って『オバQ音頭』を披露するハメにもなったことあるし、高見沢さんの暴言て大抵は自分の首絞めているから面白い。 そうそう、今でこと横浜のデートスポットの一つとなっている氷川丸だけど、桜井さんは中学生の時の修学旅行で横浜観光をして、その時に氷川丸に泊まったというのがいまだにネタにされています。だから、桜井さんの前で「修学旅行」という言葉を出すのはタブーらしいけど、バシバシ誰からさんは出しているけどね(笑)。 なんか凄い話が逸れたけど(笑)、この後は真面目モードになりまして、「世の中、色んなことが崩壊してきて、何を信じればいいのか判らない時代になってきたけど、そういう時こそ大切にしなくちゃいけないものがある」みたいなことを言っていまいた。ちょっと、この時、お子様の泣き声が客席内で響いてしまって、客席全体がちょっとヒヤッとした雰囲気になって、あんまりMC内容覚えてないんだよね。でも、その声を気にすることなく、トクトクと語っていた高見沢さんも大人になったと…(笑)。でも、この後は一切お子様の声とかしなかったから、対処が良かったのかね。ま、こうなる前に対処して欲しかったというのが本望だったんだけど、こればっかりはなぁ〜、個人個人の判断と責任で対処して頂くしかないからね。 高「デビュー30周年のALFEEのメッセージソングを歌っていきたいと思います。まずは、アルバム『ALFEE'S LAW 』から『誓いの明日』」 というMCの後、『誓いの明日』、『AUBE〜新しい夜明け』と立て続けて歌われまして、この歌前にステージに再登場した幸ちゃんは上だけ派手なストライプ柄の半袖のカットソーに着替えいて、桜井さんはジャケットとネクタイを脱いでいましうた。『AUBE』であのハートエンジェルギターが上に持ち上げるように掲げられるとかなりの迫力です。あと、英語歌詞の部分の高見沢さんの力強い高音の声が好きだったりします。歌詞に合わせてギターを前の出したりして、いいんだよなぁ。 そして『Drak Side Meditation』、『DNA Odyssey』が歌われ、『DNA〜』では前奏に合わせてステージの四方から炎が順次に吹き上がるという特効と、ラストの効果音に合わせてステージ頭上で花火がバーンッ!と鳴るという特効は健在。ただ、高見沢さん気合入り過ぎて、ちょっと音が外し気味であった…。 そして、鐘の鳴る音のSEが響くと、それに被るように『Mind Revolution』が演奏されました。ここでは高見沢さんヴィーナス・エンジェルギターを持って来ました。初代エンジェルギターに、ブルーローズ・エンジェルギター、ハート・エンジェルギター、そしてヴィーナス・エンジェルギターと、今回は新旧のエンジェルギターが4本もお目見えしてかなり嬉しかったわっ。この曲の時だけ3人がOPで乗っていたクレーン型の照明が動くのが、何気に好きだったりします。続いて『TIME AND TIDE』が歌われまして、ヴィーナス・エンジェルギターを抱きしめるように歌う高見沢さんの姿が印象的でした。 演奏後、『TIME AND TIDE』のSEが流れる中、3人はそれぞれお辞儀してステージを去って行きました。今回は上手側に下がって行ったので、最後までステージに残っていたのは桜井さんでした。 アンコールの3人の衣装は、高見沢さんは黒のレザーパンツに鎖とかジャラジャラのベルト付きで、ラインストーンで髑髏を象った黒のタンクトップ、その上に悪趣味な(笑)着物を羽織って登場。黒のサングラスもしていたし、インカムも付けていました。桜井さんは、ブルーグレーと赤の柄入りシャツに白パンツ姿、幸ちゃんは胸元に赤ラメのロゴが入っている黒のタンクトップに黒のデニムパンツに赤いジャケットを羽織っていて、ピースマーク(ハトの足)のデカペンダントも付けておりました。あと、サーモンピンクのドレスシャツを着ていた山石さんが、桜井さんの背後にへばり付くというか、追っかけるようにやって来たのにはちょっと笑ってしまった。長谷ぼんは気付いたら、既にドラムセットの中にいた(寂)。 3人はギターを持つなり山石さんの前に集まり、「今日は何の曲が来るのかな〜?」と思っていたら、いきなり幸ちゃんが『Count Dwon 1999』を弾きはじめ客席は大歓声。まさかこの曲が来るとは思わなかった。バンド演奏も加わって一気にヒートアップです。続いて、高見沢さんがステージ中央前に飛び出して来て、「行くぞーっ!横浜〜〜っ!」と叫んだと同時に『恋の炎』が演奏され、幸ちゃんは赤いジャケットを脱いでタンクトップ姿になり、ハンドマイクを持って前に出て来て客席煽り捲くり。インカム付けている高見沢さんも自由に動き回っていたし、桜井さんもコーラスが無い時は前に出て来てノリノリ、後で山石さんも頭フリフリの超ノリノリ状態でした。幸ちゃんは下手のスピーカー前に来た時、あまりのスピーカーからの大音響に思わず右側のイヤホンを外してしまっていた姿が印象に残っております。桜井さんも、スピーカーの前に来た時に幸ちゃんがマイク向けたもんだからハウリングをちょっと起しちゃって、「うわっ」て感じに耳押さえていた。この時だったか記憶曖昧なんだけど、その下手スピーカー前の客席の人達に向かって、「こんな大音響をそこ(間近)で聞いてんの?凄いね」みたいなジェスチャーをしていて笑えた。コンサートでアーティストから、そういうジェスチャーされる客席も珍しいよね。大音響出している本人から言われるだなんて(笑)。最後は「Ahhhhhhhhh〜っ♪」と幸ちゃんがシャウトして決めました♪ そのままメンバー紹介になりまして、「キーボード!山石敬之〜っ!」と山石さんを紹介中に、上の着物を脱いで、赤い生地の着物にチェンジしていた高見沢さんであった。山石さんの紹介前に脱いだ方が良かったと思うんだけど(笑)。「ドラムス!横浜出身!長谷川浩二〜〜っ!」とバック2人を紹介した次に、「ギター!坂崎幸之助〜っ!ベース!横浜出身……じゃないっ!桜井賢〜っ!」と紹介。どうも桜井さんは落とさないと気が済まないらしい。 そして、「We are THE ALFEE〜!まだまだ行ぜっ!行くんじゃーっ!本物のロックンロールを〜!」と、横浜弁(?)も交えてガラ悪くなりながら客席を煽っていた高見沢さんでしたが、急に普通のトーンになり「…毎回やってていい加減に恥ずかしくなってきていますが、みんなちゃんと付き合ってくれてありがとう」と感謝しだしてきたのでビックリ。自分でやっておきながら、次の落差への抵抗はやはりあったらしい(笑)。しかも、恥ずかしいとまで感じているらしい(大笑)。それでも、やっちゃうのが芸人魂と呼ぶべきか、ALFEEならではと呼ぶべきか、非常に微妙なところだけど楽しいからどっちでもいいや。「行くぞーっ!ロックンロールだぁ!魂の叫びだーっ!横浜の熱い夜をーーっ!今夜ここで見せけろー!行くぞ〜!ロックンロールっ!」とヤケッパチの叫びを上げて客席を煽る高見沢さん。そして、高見沢さんから合図を受けた幸ちゃんはほのぼのテンションで『君はパラダイス』を演奏。いいな〜、この落差(笑)。最初のハモの時、桜井さんステージ端で遊び過ぎていたので間に合わなかったのが可笑しかった。あと、2番の高見沢さんパートは客席に歌わせてしまって、幸ちゃんがまたもや「ズルイッ!」て顔していた。3番の幸ちゃんと桜井さんのハモの部分では、お互い頭をフリフリしながら笑わせ合いをしていましたが、勝敗つかず(笑)。 そのまま「シャ〜ラララ、やりたいよ〜〜ぅ♪(作詞:高見沢俊彦)」で恒例のハモ遊びに突入、今回はサクサクとアンケートを取っていて、2階席の人から「高見沢さんとベランダ農園をしたい!」とリクエストしたのに、「日本脳炎?…高見沢は日本脳炎じゃないですよ」て真顔で返していて、幸ちゃんも桜井さんも客席もズッコケ。1回「ベランダ農園」て聞き取っているのに、何故かマイク通して言った言葉が「日本脳炎」…何故?しかも高見沢さんは、「ララン♪ララ〜ララン♪」と口ずさみながら耕運機を動かすジェスチャーを披露。ちゃんとCM通り、耕運機に弄ばれている動きまで再現してくれちゃいました♪あのCM、桜井さんによると高見沢さんと一緒に居る犬(?)が幸ちゃんに見えるらしい(笑)。それを受けて高見沢さんてば、「坂崎よりデカイけど」って(爆)。 続いて男性からのリクエストで、「高見沢先生とバスケをしたい!」と言われ、「高見沢先生っ!」とやや照れいた。この時、「やりたい」と「したい」と間違えてハモが合わず1回やり直しになっていた。誰が間違えていたんだろう?次に「坂崎さんと一緒に温泉に行きたい」とリクエストされ、それは難なくクリア。そして最後に当てられた人が、「桜井さんと一緒にパンクの修理をしたい!」なんてナイスなことを言ってくれたもんだから客席大喜び。桜井さん、ガムでタイヤのパンクを直すジェスチャーをしていましたが、高見沢さんは「パンク」を音楽の「Punk」と思い込み、「えっ?Punkの修理て?何?」と一人で訳ワカメ状態。そして、タイヤのパンクだと判った途端、桜井イジメモードが始動(笑)。 高「桜井!お前、パンクの修理できるか?」 桜「出来ないからJAF呼んだんだよっ!」 高「フェラーリに乗っているくせに、パンクの修理もできないのかよ〜!エエ〜っ?」 桜「お前な〜、第三京浜でパンクしてみろよ、横を車がビュンビュン通って行くんだから!」 高「パンクの修理すら出来ないだなんてヒデ〜野郎だっ!」 桜「じゃあ、お前はパンクの修理できるのかよ?」 高「パンクの修理〜?俺が出来るわけないだろーっ!」 桜「(客席に向って)なぁ、理不尽だろ〜!こんなバンドに30年いたんだぞ〜!」 …この2人のやり取り最高。本音のぶつかり合いです。でも、桜井さんも理不尽攻撃に負けていなくて、「お前だって、サイドブレーキも判らないだろ!」と高見沢さんを攻撃していました。随分前に『うた●ん』でも桜井さんが暴露していたけど、高見沢さんはサイドブレーキと間違えて自動車電話を引っ張ったことがあるそうだ。そ、そんなアホな…というような本当の話。高見沢さん曰く、「危なかったよ〜」らしい。そりゃ、そうだろうなぁ。桜井さんから、「自動車電話引いて(車)止まったの?」なんて妙な質問されていたけど、その答えが「片側だけでクルクル回ってガードレールにガーン!てぶつかって、タイヤがこんなにひん曲がった」と手でジェスチャーしならが再現していたけど、超危険な経験をされていたのね。ちょっと聞いてて怖かったんですけど…。一歩間違えば大事故じゃん。 ここまで読んで、なんで桜井さんにタイヤのパンクの話題が振られたのか判らない人は、去年の神奈県レポを読んでみて下さい。ま、簡単に言うと、去年の神奈県(秋TOUR)に来る途中、桜井さんが第三京浜でフェラーリをパンクさせてしまってJAFを呼んだということがあったのです。いや〜、これはあと数年はネタにされちゃうよね(笑)。 なんか危険なネタで盛り上がってしまった『君パラ』、最後は「誰でもいい〜♪」とオチをつけて終了。そして、一旦ステージが暗転すると、長谷ぼんのドラムから『Blue Age Revolution』が演奏され、ガラッとロックバンドのような雰囲気に変わりました。この曲のドラムはムチャクチャカッコいいんだけど、ほとんど見れなくて悲しかった…。しかし、ここでの桜井さんのシャウトっぷりは堪らな〜い♪ 続いて、長谷ぼんのドラムソロから『Flower Revolution』が演奏され、赤い着物の脱いでタンクトップ姿になった高見沢さんがドラえもんギターを持って「JUMP!」と客席を煽り、一気に客席は弾けたポップコーン状態。サビで銀テープが飛び出す特効も健在で、今回のロゴの印字は白でした。これって、会場毎に違うんだろうね〜。歌い出しでは、またもや妙な動きをして幸ちゃんを笑わそうとしていた桜井さんの所に、同じような動きをして高見沢さんがやって来たりと好き勝手な動きをしておりました。後のスロープの所に駆け上がっていたのも、この時だったかな〜?高見沢さん、元気です(笑)。そして、幸ちゃんと桜井さんはナチュラルハイ状態に突入し、お互いにギターを変な持ち方して笑わせ合うという妙な遊びに展開しちゃっていきました。鼓笛隊の太鼓の人が前に抱えて持つ感じ?ちょっとニュアンス的に違うけど、ストラップを引っ張れるところまで引っ張っていた。それで演奏出来ているんだから、さすがプロと呼ぶべきか…。そんな2人に触発された訳じゃないらろうけど、高見沢さんまで決め台詞「合言葉は〜♪僕、ドラえも〜ん♪」(作詞:高見沢俊彦)なんてドラえもんギターを顔に掲げながら歌うから、幸ちゃん&桜井さん客席、総崩れいたしましたよ。一応、口調もドラえもんに似せていたみたいだったけど、そこでするかい?って感じで、バタバタバタッと人が崩れていきました(笑)。山石さんなんて、「ウガッ!」て表情で(笑)両手をバーンッ!と乱暴に鍵盤の上に叩き置いちゃったりして最高でございました。 最後は高見沢さんが「YOKOHAMA最高ーーっ!どうもありがとーっ!」と叫んで終了、演奏後は山石さんや長谷ぼんも前に出て来てご挨拶。長谷ぼんはロゴ入りの白Tシャツ姿でございました。ああ、やっと全体像が確認できた(喜)。それぞれピック投げたりして、手を振りながら客席にお別れ。最後までステージに残っていたのは幸ちゃんでした。 2度目のアンコールでは、高見沢さんは濃紺(濃紫?)の同色の刺繍入りのジャケットを素肌から直に羽織り、パンツも同じ生地のものでした。ちょっとゴージャスな感じでカッコ良かった。幸ちゃんは黒のVネックシャツにコバルトブルーのパンツ姿。そして桜井さんが黒のシャツに黒パンツに黒のハットを被って登場。この格好は何度見てもカッコいいわ〜。 そのまま高見沢さんのMCに入りまして、3階席、2階席、1階席をそれぞれ煽り、 高「3階席のみんな、2階席のみんな、1階席の後の方のみんな、最後までどうもありがとう。そして、今日ここtに集まってくれた全てのみんな、本当に熱いノリを最後までありがとう!」 この後、デビュー30周年を迎えるけど、同期でデビューしたバンドは残っていないみたいなことを話しまして、「彼らの気持ちの分も背負ってやっていくのが、アルフィーの使命なんじゃないかと思っています」て、言っていましたね。そういえば、ALFEEがデビューした前後にデビューしているバンドはまだ続いているけど、ALFEEと同期のバンドて居ないかもしれないですよね。今年、同じく30周年迎えるバンドて聞かないもんなぁ。そういう意味では、やっぱ寂しいんだろうね。同期のバンドとは、デビュー当時いろんな話…将来の夢とか音楽への情熱とか…語っていただろうから、余計にそういう同期バンドの「想い」も大切に背負ってきちゃっているんだろうなぁ。そういうところが、非常に高見沢さんらしいなぁ…て感じました。 高「30年も経てば色んなものが変わっていくけど、変わらないものが君達の目の前にある。でも、ステージからそっちを見てみると、30年の月日が経ったのを感じますが(笑)。いや、いい意味で言ってんだよ!ね、みんなだいぶ年齢を重ねたというか…、だから、だいぶ大人になった人が音楽が出るとガッ!と拳を振り上げてくれると嬉しいよ。外見は多少(?)変わっても、コンサートが始まれが君たちもあの頃に戻れる!それ、最高じゃないですかっ!」 …と、ファンと貶めているのか褒めているのか微妙なところだけど後者として捉えておこう(笑)。でも、ホント、ALFEEて見た目は30年も続いているベテランバンドって思えない。デビュー当時より垢抜けているというか、確実に派手に元気になっちゃっているし、サウンドも激しくなっちゃってきているし、「変わってない」という言葉は当てはまらないかもしれないけど、いい意味で老けが止まっていると思う。 ある日本の哲学者の言葉に「希望を持ち続ける人は若い」っていうのがあるけど、見事にアルフィーはそれを体現しているよね。 高「僕達は30年経っても変わらずにTOURをやり、夏のイベントをやり続けていますが、よく『まだやるの?』とか、『そんなにやって曲やら構成を考えるのが大変じゃないか』とか言われるんだけど、そりゃ大変なこともあるけど、やっぱステージに立ち続けることが僕らの夢だし、これからもやり続けたいと思っています。そういう意味では、ALFEEはまだ夢の途中です。でも、この夢は終わる事はありません。だから皆もここまで乗っかったら、行くところまで行き続けるしかないだろっ。ま、もちろん、皆にも色々あって、どうしても途中で降りなくちゃいけない時とかあると思うけど、そういう時は降りてもいいよ。また乗っかりに来てくれればいいから。それまで俺達は絶対とは言えないけど、たぶんやっているから、いつでも戻って来て下さい」 …ALFEEはまだ夢の途中でその夢は終わらないって言い方、すごく印象に残っています。しかも、その夢の旅に私達もすっかり乗り込んじゃっているという事実(笑)。居心地良いから乗り続けちゃっているけど、随分と乗り続けてきちゃったもんだと、人事のように感じてしまいました。この時に、「途中で降りなくちゃいけなくなったら、降りてもいいから」って言う高見沢さんの言い方が好き。ちょっと乱暴な言い方なんだけど、そう言ってくれている方が、また乗っかりに行きたくなってもやり続けてくれているだろうな〜て、確信に近い安心感が持てる。あと、「絶対とは言えないけどたぶんやってる」て言い方、嘘が吐けない人なんだな〜って思った。だから、好きなんだけどね。 高「では、今日ここに集まってく全ての人に、ALFEEからの愛の歌を…」 というMC後に歌われたのは『確かにFor Your Love』。この曲の時の照明が独特で、真っ暗な中に、高見沢さんの斜め後からピンスポが当たっているだけで、あんなに賑やかだったコンサートも静かに終わっていってしまうんだな…て気持ちになってしまいます。また、逆光で浮かび上がる幸ちゃんや高見沢さんのシルエットがいいんだよね〜。続いて山石さんのキーボードソロと幸ちゃんのブルースハープの演奏から『哀しみの泉』が歌われまして、妙に幸ちゃんのブルースハープにグッときてしまった。 最後、高見沢さんのソロが歌い終わった後に、絶妙なタイミングでバンド演奏が盛り上がっていくところが好きで、ありったけの音を5人が鳴らしているところが堪らなかったです。長谷ぼんがバーン!とドラムで締めるところなんてカッコ良かった。 そして、最後は3人それぞれ手を振ったりピックを投げたりステージを去って行き、最後までステージに残っていた高見沢さんがステージ中央で深々とお辞儀をし、袖に入ってしまう手前にもう一度深いお辞儀をして、それが随分と長くお辞儀をしてくれていて、その姿の涙が出てきそうになりました。客席の拍手も鳴り止みませんでしたしね。 神奈川ファイナルでもあるし、今年の夏イベ開催地でもあるのでアンコールが鳴り止まなかったんだけど、最終的には棚瀬さんの終演アナウンスが入りました。「横浜のみなさんとは、今年の夏のイベントでお会いしましょう」て最後にしめてくれました。 こうしてMyファイナルの神奈県が終わってしまいましたが、東京ファイナルとなったNHK2日目に比べたら幾分大人しい感じだったし、『Victory』発売以降でフラッグが神奈県で使わなかったて初めてのことじゃないかな?そういう意味では、意外な曲構成でした。でも、騒げばいいってもんでもないし、すごく良い終わり方だったという気がします。My初日だった相模大野から比較すると8曲くらい曲が違っていたし、本筋は変わらないけど、照明といい、細かな部分で違いや成長が見られて面白かったです。さすが30周年記念TOURというこだけあって、バランスのいいステージだったんじゃないかな。 別にどうでもいいことなんだけど、今回ラッキーにも銀テープを1本GETできたんですが、前の席の人がGETできなかったらしく、「地元なので少し分けて頂けませんか?」てお願いされて、ハサミをお持ちだってので切れ端を差し上げたんですが、私は地元といえば相模大野のを1本持っているわけだし、自分で言うのもなんだけど物を整理できない奴だから、この銀テープもいつ紛失してしまうか怪しいところ。だから、帰り際に「さっき分けたの出してもらえますか?」て言って、切った方と残りの銀テープを交換しました。たぶん、この方が銀テープも幸せだろう。だって、彼女は銀テープを大切そうに封筒にしまっていたもん。
|