2003年11月17日(月)神奈川県民ホール |
風邪から復活したななんぼですが、もう、今回の神奈県は最高の盛り上がりで、テンション上がりまくりでございまして、当然のことながら記憶も混同(府中とゴッチャになっているかも…)、かなり日本語が乱れていると思いますが、ご了承下さい。 定刻に開場したみたいで、GOODSもスムーズに買うことができました。客席に入ると、紫色のロゴが踊るステージに白い幕が降ろされているのが目に入るんですが、3人のマイクスタンドよりも奥にあって、3人の立ち位置は確認できる感じになっていました。BGMは洋楽で、ビートルズとか色々あったんじゃないかな〜。 そして、(たぶん)定刻より5分押し程度で客席が暗転し、白い幕に赤い雲のような映像が映し出され、ドラム音が鳴り響くと『戦場のギタリスト』へ。ギーターソロの音に合わせて高見沢さんがギターを掻き鳴らすオレンジ色のシルエットが浮かび上がり、その動きのあるシルエットが妙にカッコ良くて大歓声!そして、白い幕が落ち、本物の3人が登場で客席が一気に大歓声。その勢いにのったまま、『戦場のギタリスト』でコンサートがスタート。 3人の格好は…高見沢さんは黒の光沢のあるスーツでしたが、中華風な文字が柄のように刺繍されていてカッコ良かったです。それに黒のサングラスを合わせていました。インカムを付けていたので、初っ端からステージ前に出て来て客席を煽る煽る。幸ちゃんは、ベージュ系のジャケットで茶色で細かい柄が入っていました。生地もちょっと特殊な感じだったような?インナーは黒のシャツに黒ベルトに黒パンツとカッコ良かった〜!桜井さんは府中と同じで、真っ白のスーツに真っ青なネクタイに、ブルーのストライプ柄のシャツで姿でした。ステージのセットは、府中のレポを参照にして下さい。何気に今回の席は、長谷ぼんがよく見えてラッキーでした。席に着いた時は、「あちゃ〜、今日も長谷ぼんは見えないやっ」って思っていたんですが、いざ幕が降りたら見える、見える。その代わり、桜井さんや山石さんが見え難かったなぁ。 府中のレポで、「ステージ後方のスクリーンは後半から…」みたいなことを書いていたんですが、この『戦場のギタリスト』では思いっきり使われていました。桜井さんの後のスクリーンにはサングラスのイラストが踊り、幸ちゃんの後のスクリーンにはメガネのイラストが踊り、高見沢さんの後のスクリーンにはストーズのロゴマークのような舌出した唇が踊るという映像がバッチリ流れていましたわ〜。ははは…。続いて、幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『Bad Girl』へ。幸ちゃんと高見沢さんはステージ前に出て、左右の花道を行き来していましたが、3番の「WHOOOO〜♪」の所で幸ちゃんが頭をシェイクして可愛かったわ〜♪ノリノリでしたな。続いて高見沢さんのギターソロから『閃光』が演奏され、高見沢さん跳ねる跳ねる。初っ端から元気だわ〜。サングラスが振り落ちるんじゃないかと思ったけど、落ちなくて残念(笑)。…ていうか、どっかで客席煽りながらサングラスを外したんだよね。どの曲でだったか忘れちゃったけど。この曲だったかな?(記憶混同)。続いて、独特なSEが流れて、やりました〜♪『Wings Of Freedom』!『Wings〜』や『Victory』を聞くと、「やはり神奈県!」て思う。フラッグ所持率も高い方だったんじゃないかな? 長谷ぼんのドラム音が鳴り響いたまま幸ちゃんのMCに入りまして、「1階席、2階席、3階席、今日も最後まで盛り上がっていきましょーっ!いつも言っておりますが、日常の鬱憤を、このステージで思う存分晴らして下さいっ!」と軽く挨拶。色々を客席を煽って下さいましたわっ。 そして、そのまま長谷ぼんのカッコいいドラムソロから『TRY』、高見沢さんがドリル奏法で客席を煽って始まる『JOURNEY』、微妙にテンポが速いように感じたけど気のせいかもしれない、凄い盛り上がったていたし、何より後奏での幸ちゃんのパーカッションがカッコ良かった!この曲ではかなり激しくパーカッションを叩くんだけど、スティックも回し方といいカッコ良かったなぁ。思わず長谷ぼんよりも、幸ちゃんを見ちゃったくらいだもん。そして『ジェネレーション・ダイナマイト』と、この3曲の流れは府中と同じだったんですが、特にに『ジェネレーション・ダイナマイト』は盛り上がったし、やっぱり照明がカッコいい〜♪ 高見沢さんと桜井さんが一旦ステージを去り、2回目の幸ちゃんのMCに入り、「それではしばらくの間、お席にお座り下さい。」と、客席はお座りタイム。この挨拶の時点で、幸ちゃんは既に噛んでいたような気がする(笑)。長谷ぼんは、汗拭きタイム。タオルでガシガシ拭きます。 幸「さぁ、やって参りました横浜ですが、みんなシューマイ弁当は食べて来た?キョードー横浜名物、崎陽軒の黄色シューマイ弁当っ。中華街の方に行って食って来たって人も中にはいるでしょう?中華料理食ったり、民芸品を見たり…。」 正に横浜ならではっ感じの話題でした。あと、「丁度、1年前の今日は出向先のバンドで、NHKホールのステージに立っていました…」と、フォークルの話題も出ました。何気に1年経つのって、早いかもしれない。そうかぁ、フォークル復活LIVEて去年だったんだよね。私は行けなかったけど、ママンボが参加していて、「そうだわ。去年の今日て私、NHKホールにいたんだわ♪」て、隣でママンボが言っていたわ。 でもって、今日が生まれて初めての参加の人が数人にいらして、中でも一人の方が「活きの良い方」というか、元気いっぱいに声を上げていましたね。で、幸ちゃん流(?)のALFEE入門のレクチャーがあり。 幸「今日が生まれて初めての人は、オープニングから今まで知っている曲が1曲もないんじゃないでしょうか?ファンになったはいいが、『一体何から手を突けていいか判らない!』って人も多いと思いますが、まずはベストを買ってみるとか…。でも、どうせアルバム揃えるからいいや、とか(笑)。僕はそういうタイプなんですけど。まぁ、まず東芝から出ているアルバムのシリーズをね、『Nouvelle Vague』から揃えてみるとか。10月に『Going My Way』も発売になっていますからね。もう慣れている人は参加するまでにじっくり予習をしてきて、歌詞も僕達より早く覚えて、僕達が間違うとツッコミを入れて来るという余計なことをしてくれますが(笑)、いや、有り難いことです。で、それからポニーキャニオン時代のをバーンと揃える。これは大変ですよ〜。ポニーキャニオンのは数が相当出ていますからね。1978年から1996,7年くらいまで出していますから。まぁ、その後にVictorも出してますけど、これは滅多にやらないし、別に揃えなくてもいいかも(笑)。」 ちと毒が入っているような気がしないでもないけど、確かにVictor時代の楽曲は夏イベでチラッと歌ってくれるか、本当に滅多にステージでは聴けない楽曲になっているよなぁ。幸ちゃんのMCを聞いていて、「そういえば、私もアルバム揃えるのに何年か掛けたよな〜」なんて思い出してしまいました。1980年代だったけど、なんせ学生だったから出せる金額限られていたからね。それに、当時はママンボはアル中ではなかったし…。当時は人の言われるままに、「ALFEE GOLD」という現在は廃盤になっているベスト盤を最初に手に入れたなぁ。 幸「ポニーキャニオンのアルバムの曲もたま〜にやったりしますからね。急に昔の楽曲をやったりすると、慣れている人でも『ヴァッ!』ってなって、『ああ〜、歌詞が出てこない〜!タイトルが出てこな〜い!』なんてパニックになっちゃいますからね。」 この時の幸ちゃんのファンの真似上手過ぎ。意外に冷静に客席を見ているだな〜と思ってしまった。『讃集詩』前後をやられたら、そうなってしまうかもしれない。嬉しい反面、「うっ?この曲は何だっけ?」と判っているのに出てこない歯痒さを感じることがある。 幸「今日初めての人は、テレビやラジオでALFEEを知って、生で見るのは今日が初めてなんですよね。イメージとのギャップが凄いと思います。『えっ?あんなことを?」』とか、『えっ?そんなこをしちゃうの?』とか。別に何か出すわけじゃないですけど、やっちゃう人がいるんですよね(笑)。この人もイメージとのギャップが凄いんじゃないでしょうか?皆様、この秋一番の盛大な拍手でお迎え下さい。今、一番パンクな男!桜井賢〜っ!」 …と幸ちゃんが煽ったので、盛大な拍手で出迎えられた桜井さん。何故か苦笑いしながら出て来たんですが、その時は苦笑いの意味が判らず。 そのままマイクスタンドの横に立つと、深々とお辞儀をする桜井さんには、様々な歓声が掛けられます。 桜「色んな歓声に混じって『なんかやって!』って言った人がいるんですけど…。コンサートも随分と長いことやっていると、『なんかやって』って言われるようになるんですよね。でも、何かやってって、私、歌っているんですけど…。ミュージシャンなんだから歌っています。あと、首は動かせますが…(そう言って、首を横に動かす)ボールが飛んで来たら(首を横に動かして)避けられます。でも、この動きって意外に肩が凝るんですよ。」 幸「(首を)曲げればいいんじゃないの?」<鋭いツッコミ。 桜「あ、そうだね〜。前に、ジャイアント馬場さんが泊まった部屋に泊まったことあるんですけど、別に普通のベットで平気なんだって。首曲げて寝るから(笑)。馬場さんが泊まった翌日に私が泊まったから、フロントの人に『どうやって寝たの?』って、しつこく聞きました。」 幸「でも、俺なんか普通のセミダブルでもキングサイズだもん。横にでも寝られちゃう。」 幸ちゃんの自分オチなギャグに桜井さんは大ウケになり、「横で寝てもスペース余っちゃうくらいだもんね。」と言っちゃいますが、「そうそう。寝られる。」と普通に受け答えてしまう幸ちゃん。さすがに桜井さんも怖くなかったのか、「そんな自虐ギャグを言って、本当は怒っているんでしょう?」とツッコミを入れる。「ううん、そんなことないよ。俺、自虐ネタ好きだもん。」、「いや、そう言って顔全体は笑っているけど、目の芯は笑っていない!」と、鋭い指摘をしていた桜井さんであった。あと、「お相撲さんはどうするんだろう?」みたいな話題になったら、桜井さんが「ああいう人達は自分達で専用の布団を持ち歩いている」って教えてくれまして。まさに「へぇ〜。」でした。 あと、この時だったかな、幸ちゃんも噛んで、桜井さんも言葉を噛んじゃっていたから、幸ちゃんが「ジャス歌手シャンソン歌手って言ってみ?」て振ったんだけど、桜井さんは「早口じゃなくてもいいんなら」と、ゆっくり復唱して誤魔化していたなぁ。それにしても、幸ちゃんが早口言葉ブームだな。それでも、何かと噛んでいるんだけど(笑)。 そして、この後に、幸ちゃんが衝撃の事実を暴露! 幸「そういえば桜井さん、今日、第三京浜で車をパンクさせたんですよね。」 幸ちゃんの発言に客席は「ええ〜〜っ?」と騒然とし、桜井さんは暴露されたショックのあまり袖に一瞬引っ込んでしまうが、苦笑しながら出て来てくれました。(第三京浜とは、東京と横浜を結ぶ高速道路でございます。東京から横浜方面に来る人は、大抵この道路を利用します。)しかし、Kマネージャー免停の次は、桜井さんの愛車フェラーリがパンクですかいっ!ビックリ暴露が続くな〜。さっき幸ちゃんが、「今、一番パンクな男!」と紹介したのは、こういう意味だったのね(爆)。 桜「そう!いきなり第三京浜でパンクしちゃって、慌てて路肩に停めまして、自分でタイヤを交換しようかと思ったんですが、車がビュンビュン通って危ない、危ない。轢かれそうになったので、素直にJAFを呼びました。JAFに入っててて良かったですよ。すぐ電話が繋がりましたから。棚瀬なんて、電話しても出やしない!その点、JAFはすぐ電話に出てくれて、『どうしました?』、『パンクしました。』、『どちらにいらっしゃいますか?』、『第三京浜の入口辺りの路肩です…』ってやりとりして、すぐ来てくれるのかなって思ったら、『40分ほどお待ち下さい』だって。その間、何百台って車が通過して行ったんですが、みんな『ザマーミロ』って顔してました。」 幸「俺もその一人。『あ、桜井のフェラーリだ!』って気付いて、前に停めたでしょ。」 桜「だからって坂崎さん、車の中から写真撮ることないじゃない!今時の携帯はカメラが付いているけど、それで普通に後部座席から撮るんだもん〜。」 幸「いや、せっかくだから桜井が車パンクさせた所のショットを撮っておこうって思って。」 桜井さんには申し訳ないけど、この2人のやり取りには大爆笑してしまいました。幸ちゃんてば、かなり悪魔なことを…。しかも、携帯カメラということは待受画面にも出来るし、人に画像メールを送ることができるもんね。まったく、良いネタを仕入れてしまったものだ(笑)。つーか、桜井さんを見つけて前に停めたまではいいけど、「パンクさせたの?大丈夫?」と聞かずに、記念に写真を撮るところが幸ちゃんだよね〜。 幸ちゃんから「何でパンクさせたの?」て聞かれて、今年に入ってから桜井さんの周辺は新築ラッシュで、もしからしたら釘を刺してしまっていた可能性が高いらしい。刺した時は何ともないけど、釘が外れたりズレた瞬間にくるからね。私も1回釘を刺したことがあって、ガソリンスタンドで従業員さんが発見してくれて応急処置してもらったことがあります。桜井さんも運転していて、「何か車の調子が変だな?」って感じた直後にブワッ!っときたらしい。でも、一般道じゃなくて高速だったんだからね。一歩間違えば大事故だもん。良かったよ〜っ。 幸「いいじゃないですか。今、一番パンクな男ですよ!」 桜「一番パンクなのはあっちでしょう。」 幸「じゃ、もう一人のパンクヤローを紹介しましょう!高見沢俊彦〜っ!」 呼ばれた高見沢さんは、夏イベ2日目の時に着た、背中に豹のドアップイラスト入りの紫の豹柄ラメのロングコートと赤いレザーパンツに赤いテンガロハットという派手な衣装に着替えて登場。大歓声で迎えられたせいか、ステージ前に出て来てバンザイのポーズをする高見沢さんでしたが、すぐに袖に入ってしまい、「えっ?」て思ったら、バスケットボールを持って戻って来た(笑)。そして、桜井さんに自分の前に立つように指示、桜井さんに向ってパスを出すが桜井さんは必死に逃げる。「暗くて見え難いから、ボールが途中で消えちゃうんだよ。消える魔球じゃないんだからさ〜。もう少し明るくならない?」と、不平を漏らす桜井さん。スタッフがステージ上の照明を明るくして、高見沢さんが再度パスを出すが、桜井さんが手で弾いてしまって痛い痛い。「お前、突き指したらどうすんだよっ!」と、再び訴える桜井さんに対して、「パンクの次は突き指…」とドトメを刺す幸ちゃん(笑)。パスは危険だからと、桜井さんを直立不動に立たせてピンの役目をさせると、バスケットボールでボーリングをする高見沢さん…。一体、何がしたいんだか(笑)。転がされたボールは見事に桜井さんの足に当たる。「今イイ所に当たった!ストライクコースだ。」て、幸ちゃん順応性が早いわ。 ボーリングをして満足したのか、高見沢さんはボールをしまいに袖に下がりますが、何故かケン●ッキーフライドチキンのパーティーバーレルの箱を抱えて来る。そして、桜井さんをマイクスタンドの前に姿勢正しく立たせると、両手で箱を抱えるように持たせると、桜井さんの真っ白なスーツと相まって黒髭&サングラスヴァージョンのカーネル・サンダー氏の出来上がりっ♪「俺は、お前のオモチャじゃないんだよ!」と、怒る桜井さんナイスっ。しかも、この箱は空箱で高見沢さんが全部中身を食べてしまったらしい。桜井さんは、どうせだったら中身が欲しかったそうな。 そして、高見沢さんはケン●ッキーの箱を持ち帰ろうとしますが、幸ちゃんの背後を通り過ぎる時に箱を幸ちゃんの頭に被せてしまう。しかも、それが綺麗にスッポリと頭にハマッてしまって、高見沢さん、桜井さん、客席も大爆笑!なんか、イギリスの兵隊さんのような…スッポリと嵌ってしまっていたなぁ。もう、可笑しいのなんの。しかも、高見沢さんが頭から箱を取ろうとすると、「あ、毛な抜かないようにね。」なんて幸ちゃんが言うから、高見沢さんは箱の中を確認して、抜けてしまったらしい毛(?)を幸ちゃんの頭に戻してげるような仕草をしたり、自分のロンゲの毛先を幸ちゃんの頭に被せるようなジェスチャーをするが、近くに居た桜井さんの頭にロンゲの毛先を乗せてしまう。一瞬だけ茶髪ロンゲの桜井さんが…!これには客席は抱腹絶倒の大爆笑。間近で見てしまった幸ちゃんは、ボディーブローどころかカンターパンチが効いてしまったらしく、もう声にならない大爆笑状態。
桜「なんか嫌な感じのコーナーですね。」<半分ノリノリ もう幸ちゃんは笑い過ぎて進行不可能状態。もしかしたら、笑い泣きしていたかもしれない。「ここは休むコーナーなのに。凄い疲れる。」とボヤいていましたが、それは幸ちゃんが笑い過ぎたせいで、腹筋をかなり酷使したからでしょう。こんな状態で次にいけないと、何度も深呼吸をして気分を切り替えようとする幸ちゃん。しかし、ここのコーナーて、どんとん寸劇度(?)がアップしてきているような気がするが。ハッキリ言って、今回のはブラック効きすぎだし可笑しすぎ。客席も気分切り替えるの大変だし、座っているのに妙に体力消耗した気分になってしまった。本当にALFEEて、台本にないコント(天然とも言うが)をするのが上手い。しかも、本人達が一番ウケているし…。 なんとか気分を切り替えた幸ちゃん(かなり強引だったが)、次の進行に行きます。散々笑いのネタを振り撒いた高見沢さんは、ギター持ってクールに戻っているし…。凄いよな。さっきポニーキャニオン時代の楽曲について触れたけれど、その話題に戻って懐かしい曲をやりたいということになりました。 幸「1983年の1月発売。アルバム『ALFEE』が出ました。ALFEEの文字色が変化するような特殊なロゴだったんですが、あんまり意味ありませんでしたね(笑)。その『ALFEE』の中から、A面の4曲目です。」 という幸ちゃんの曲紹介で歌われたのは、なんと『ANGEL』。演奏が始まった途端、客席から歓声が上がったほど久しぶりでしたよ〜っ。ちょっとビックリな選曲でしたね。嬉しかった〜っ。続いて『タンポポの詩r』が歌われ、間奏からシャボン玉が吹き出てくる特効は健在。ほんわかとした雰囲気が2曲続いたかと思うと、飛行機が飛び立つSEが流れ『哀愁は黄昏の果てに』へ。高見沢さんはローズ・エンジェルギター(赤ローズギターは久々では?)を出してきました。やっぱ、この曲はカッコいい!演奏の迫力といい、高見沢さんの感情込めた歌い方といい、ラストのドラムとエレキギターの掛け合いといい、グッときてしまいました。 3曲演奏された後に高見沢さんのMCに入ったんですが、ステージが暗転したと同時に高見沢さんへの黄色い歓声が上がる中、最後に男性の野太い声で「王子ーーーーっ!」という叫び声が会場内に響き渡り、ドッと笑いが起こったのであった(笑)。さすがの高見沢さんも苦笑。 高「え〜、『哀愁は黄昏の果てに』という曲をお送りしましたが、この曲は個人的に思い入れが強いというか…。よく『自分の作った曲の中で一番好きな曲は何ですか?』て聞かれるんですが、どの曲にもそれぞれ思い入れがあって、特にコレ!というのはないんですけど、この『哀愁は黄昏の果てに』は、特に思い入れが強い曲の一つだなと、歌いながら感じていました。」 個人的にはベルリン公演での『哀愁は黄昏の果てに』が強烈な印象に残っているので、この曲=ベルリン公演にいなってしまう。たぶん、ベルリン公演で『壁の向こうのFreedom』、『哀愁は黄昏の果てに』の2曲で泣いた自分が、一番アルコンで泣いた自分な気がする。だから、「涙腺刺激ソング」でもあるんだな。ただ、こういう重厚なバラードロックて大好き。最近はこういうバラードロックが無いから、高見沢さん自身思い入れが強い曲なら、もっとこういう雰囲気の楽曲を作って欲しいよなっ。 高「今、曲を作っている最中でして、TOURの合間にこうスタジオに籠もって地味な作業をしていて、非常にタイトなスケジュールなんですが。スタジオでテレビを見たりすると、飛び込んでくるニュースに『これから世界はどうなるんだ?』みたいな、憤りに近い疑問を抱いてしまったり、『本当に戦争は終わったのか?』とか、『このままでいいのか?』とか、凄い感じてしまいました。…て、こんな堅い話をするつもりじゃなかったんですけど、こう暗くなるようなニュースばかりで、日本は世界はどうなるんだろうとテレビを見ながら思ってしまって。」 この時の高見沢さんは、自分でも言っていたけど、本当に堅い話を熱く語っていた。なんか、RESISTANCE TOURの頃の高見沢さんのような雰囲気だった。でも、この日は「アルカイダが東京への攻撃予告の声明を出した」と報道された日でもあったので、そういうこをと考えても当然の感じだったんだよね。多くの人が「日本も戦争へ巻き込まれていくのか?」て不安が過ぎったと思う。 でも、そういうニュースを見て憤りを感じながらも、自分のレギュラー番組までリアルタイムで見てしまったらしく、「そんな疲れた顔でボーッとしているぞ!ちゃんとしろ!」と、テレビの自分にツッコミを入れてしまったらしい。矢田亜希子ちゃんがゲストだった回のやつですね〜ってか、昨日の『堂本兄弟』の放送内容だったので、客席は爆笑でした。皆、高見沢さんが会話に参加する気ないモードだと判っていたらしい(笑)。あと、「あのタータンチェックの服は可愛いな。年齢の割に似合っているぞ、とか思っちゃったり。」したとか。でも、似合っているよね。あのテのデザインの服。自分でもそう思ったのか(笑)。あと、「テレビ見ながら、いつからバレーボールはあんなに弱っちくなったなんだろう…と思ったり。まぁ、今回は頑張っているみたいですが、バレーボールというと、日本のお家芸とも呼ばれていたくらい昔は強かった。」と、バレーボールの話題も出て個人的には嬉しかったり。確かに、高見沢さんの世代ぐらいの人まではそう思うみたいだね。私がバレーボールを見始めた頃は、もうベスト5くらいの位置だったから、「絶対的に強い」という印象はなかった。しかし、バレーボールの話題まで出すってことは、W杯から『堂本兄弟』、たぶん『EZ!TV』までテレビを見続けていたってこと?本当にスタジオに籠もって、作曲に励んでいたんだろうか?…まぁ、息抜きってことかしら?そういえば、この時のMCだったか、「作曲活動している最中にでだらける感じになる」みたいなことを言っていたんだけど、言い方が曖昧で客席が「?」状態だったんですが、「だから〜、4限目が水泳で5限目の授業を受ける時の気分!」と珍しく判り易い例えをして、客席から拍手されていたな(笑)。 この後のMCがかなり曖昧なんだけど…(だったら書くなって?) 高「ALFEEは今年で結成して30年になりますが、もし自分が音楽というのを選んでいなかったら、この道を選んでいなかったらどうしていただろう?と思うことがあります。もちろん、音楽を選ばなくても他の道も色々とあったと思いますが、今はこの道しか考えられないなと感じます。では、新しいアルバムの中から『Anoter Way』」 そう曲紹介されて歌われた『Another Way』。この曲はやっぱり好きだわ〜っ。メロディラインといい、歌詞といいスッゴク好きだし、高見沢さんじゃないけど、「もし、自分がALFEEの音楽に出会っていなかったら今の自分はいなかっただろうな。」と考えて、感慨深くなってしまう。そして、『運命の轍 宿命の扉』が演奏されると、客席もスタンディング。そして、高見沢さんのギターソロ(たぶん、ツェッペリンの曲)から『希望の詩』が演奏されました。この高見沢さんのギターソロの時、キーボードの杉山さんが、ギターを弾く真似をしながらノリノリで聴いていて、最後には小さくガッツポーズまでしていて、「ほほう。寡黙そうに見えたけど、そいうキャラなんだ。」と(笑)、新しい発見をしてしまいました。その雰囲気のまま『平和について』に続きましたが、間奏での山石さんと杉山さんのキーボード演奏が凄く好きっ。なんか聴き入ってしまう迫力がありました。そして、『On The Border』が歌われたんですが、高見沢さんの「熱いMC」もあったせいかグッときたというか、迫力がありましたね。戦争やテロの話題が日本でも日常になってしまった今だからこそ、こういう気持ちを忘れちゃいけないなって気分になったというか、ラストのギターソロといい、なんか凄く高見沢さんの歌声や演奏が印象に残りましたね。 そしてガラッと雰囲気を変えて、高見沢さんのソロで始まる『I Love You』へ。「Only One!」て叫んで飛び跳ねる高見沢さんが凄く好きだし、タイミングよく拳を上げられる人が羨ましい。私、今回の秋TOUR参加は2回目になりますが、テンポ遅れしちゃいます(この時ばかりは、アル中の稲●吾郎…/笑)。しかし、この曲の弾けっぷりはいいですね〜。高見沢さんのヘッドシェイキングも凄かったし、もうALFEEも客席もノリノリ!凄い盛り上がりで、本編が終了しました。 アンコールでは、高見沢さんは府中の時と同様に、横髪を少し残しつつも髪を後で束ね、長〜いハチマキを巻き、しかも衣装が夏イベ2日目で着ていた「妖姿端麗」衣装。相変わらず派手な暴走族か討ち入りみたいな感じだったな(笑)。あと、インカムを既に付けていました。幸ちゃんは何着ていたか覚えていない。府中ではエンジのタンクトップを着て来たけど、神奈県ではノースリーブだったけど違う服だったような気がする〜。あと、派手なスリムパンツだったはず。桜井さんは、白のドレスシャツにグレーぽいパンツ姿で登場。 ビートルズの『All You Needs Is Love』が歌われ、そのまま長谷ぼんのドラムソロから『Flower Revolution』へ。もう、『Flower〜』の前奏が流れた瞬間の歓声の大きさったら凄かったね。当然、ALFEEも客席も立てノリ、ジャンプ☆ジャンプ☆です。高見沢さんと桜井さんにいたっては、「かごめかごめ」のように片足振り上げがかなりオーバーアクションで、もう少しでコサックダンスになりそうだった(笑)。その2人を極力見ないように、冷静に歌う幸ちゃんも素敵だったわ♪ そのままメンバー紹介になり、高見沢さんが「キーボード!山石、敬之〜〜!」、「同じくキーボード!杉山、卓夫〜〜っ!」、「そして、地元、横浜出身っ!ドラムス、長谷川浩二〜〜っ!」と紹介していきました。そして幸ちゃんの所に駆け寄り、「墨田区出身っ!ギター!坂崎幸之助〜っ!」と紹介。次に桜井さんの所にも駆け寄り、「フランス生まれの秩父育ちっ!」と訳の判らない紹介をする高見沢さん。どうも、桜井さんの白いブラウスの雰囲気に合わせたらしい。しかも、「パンクしたの?」とここで駄目押し。さすがに崩れてしまう桜井さんであった。「パンクな男!ベース!桜井賢っ!We are THE ALFEE !! まだまだ夜はこれからだぞ〜!横浜〜〜っ!俺に着いて来いよ〜〜っ!今夜もジャンピングだ〜!」と、ガンガンに客席を煽る高見沢さん。 その勢いのまま、『絶狂!ジャンピング・グルーピー』へ。高見沢さんは、花道に行ったり歌いながらステージを駆け回りまくり、そして曲間で今日もやってまいりました、「グッ♪グッ♪グッ♪」のコーナー(笑)。まずは全員でやってみましたが、「さすが横浜は違う!」ということで一発OK。続いて3階席に振られましたが、これが3人もビックリの大歓声!「す、凄い!もう、ここ(顔の前を右手でブンブン振る)にいる感じ!もう一度行こう!」と、高見沢さんが興奮してリクエストをしたほど3階席は凄かった!そして2階席、1階席も3階席に負けじと気合の籠もった「グッ♪グッ♪グッ♪」を披露。次は男性だけとうことになり、「いいかー!野郎ども、俺に着いてこいよ〜〜!第三京浜をぶっ飛ばすぞ〜〜っ!ブルルルルルルルンッ!(バイクのエンジン音のつもりらしいが相変わらず下手/笑)行くぞーっ!男だけで、グッ♪グッ♪グッ♪」と、派手な番長に煽られて男性陣も大声援でしたね。女性だけは高見沢さんは割愛しようとしていましたが、やはりブーイング攻撃に合い、お付き合いで(笑)女性だけの「グッ♪グッ♪グッ♪」もあり。 そして、年齢別に突入しましたが、やはりALFEEは実年齢よりも精神年齢の方が大事のようで、「よ〜し!次は10代の人だけでいってみよう!…いいか、10代と言っても、『自分の心は十代だ!』と思っているやつのことだぞ。いいか、気持ち(胸元に手でハートの形を作る)この気持ちが大事なんだ!アルフィーはいつだって、ラジカル・ティーンエンジャーなんだぞっ!そうじゃなきゃ、こんな派手な服着てステージに立てるわけないだろう?行くぞ!十代だけ〜〜っ!」って、高見沢さんが煽ったから、客席の8割以上が「グッ♪グッ♪グッ♪」ってやりました。まぁ、当然だな。しかし、その客席の光景を見て、「厚かましい奴らだな。」と切り捨てる高見沢さんであった。煽ったのはそっちじゃないかいっ!第一、心の持ちようが一番大事だって言ったのはそっちだ!あんな派手な服を着ている40代ラストの人間に言われたくないね(笑)。続いて、「OL」、「OLの中でいつも心に辞表を持っている人」というのが出まして、あまりに心に辞表を持っている人がOLよりも多かった為為、「何で増えているんだ?まぁ、こんなご時世ですから、頑張って働きましょう。」というやり取りがありました。あと、幸ちゃんがリクエストしたのは「看護婦さん。」で、意外にいらっしゃいましたね。最前列にもいらしたようで、高見沢さんが「何処に勤めているの?」と聞いたら「病院」と答えたらしく、「そんなことは判ってるよ!病院じゃなかったら困るよ!」と言い返されておりました。緊張して上手く答えられなかったのか、ナンチャッテ看護婦さんだったのかな?どちらにせよ、オチとしてはナイスな返答だと思いますわんっ。でも、今は「看護婦」て言葉はないんだよね。男性も女性も「看護士」に統一されたんだな。ま、どうでもいいことですが。 あと、可笑しかったのが、「今年、悲しい事があった人。彼氏にフラれたなど、とにかく今年、と〜っても悲しい事があった〜!という奴!第三京浜でフェラーリをパンクさせてしまった奴!」と、誰のことを指しているのかバレバレのアンケートもあり、桜井さんが崩れてしまっていました。しかもこれだけ終わらず、「海苔弁当の蓋を開けたら、自分のだけ海苔が入っていなかった奴!」と高見沢さんが叫ぶと、桜井さんが苦笑しながら床に寝そべってちゃっていましたね。でも、数人「海苔弁当に海苔が入っていなかった」という人がいて、ちょっと桜井さんは安心していたらしい。「ホント、俺のだけ海苔が入っていなかったんだよ!」と、今更ながら不満をぶちまけていた桜井さんでいしたが、「置いて行った奴が悪いし、それを選んだお前が悪い」と丸め込められていました。そして、凄かったのは「今までパンクさせたことがある奴〜?」という質問には、客席の半分近くが「♪グッ♪グッ♪」と応えた為、高見沢さんと幸ちゃんはビックリ。桜井さんは仲間が増えて一安心という一幕もありました。しかし、ホントに多かったな〜。私もビックリよ。もっとビックリなのは、「今日、第三京浜でパンクしているフェラリーを見た人〜〜!」と聞いたら(桜井さんは恥ずかしくて、スピーカーの後に隠れてしまった)、なんと一組だけ「グッ♪グッ♪グッ♪」を返したので「いたよっ!」客席も3人も騒然。桜井さんも、「あ、見ちゃったんですか?」みたいに、苦笑しながらご挨拶。男女のペアだったようで、高見沢さんが「ご夫婦ですか?」て聞いたんだけど、どうも違ったようで、「あ、違う。それは大変失礼しました。」と焦って謝る場面もあり(笑)。 最後は全員で「グッ♪グッ♪グッ♪」の叫び合いになって高見沢さんがシャウトして終わりました。もう、質問も神奈県ならではというか、今日ならではの質問あって最高の可笑しかったし(桜井さんはオチ扱いになっていたけど…)、客席のノリも最高だったから、モノ凄い叫び合い、拳振り上げ合いになって楽しかった〜っ! そして、ステージが一旦暗転し、ステージ中央にマイクスタンドが出されると、山石さんのキーボードソロからアカペラで始まる『星空のディスタンス』へ。かなり真面目に歌い始めたんですが、ちょっとだけ間を取りまして、高見沢さんがカッコ良くギターを掲げて音を取っていたんだけど、絶妙のタイミングでピックを落としてしまったんだな。もう、あの動作は天然ならではの動作。「アッ!」て感じてピックを落とし、ヒラヒラと床に落ちていくピックを目で追う3人の動作に、思わず客席もクスクス、3人も吹く寸前。頑張って歌い続けたけど、やっぱり3人は笑ってしまい歌中断。個人的には、絶妙のタイミングで演奏を止めた山石さんが凄い!と思った。急に笑っちゃって歌を止めたのに、ピタッと演奏を止めたからね。さすがだよ〜っ。中断後は、コンサート中だっていうのに私語の嵐。「お前、真面目にヤル気ある?」と桜井さんからお叱りを受け、「ウンウン。」と強く頷く高見沢さんだったけど、イマイチ説得力ナシ(笑)。「もう笑っちゃって、これはもう続行不可能だな〜って思った。」と、高見沢さんのピック落としに対して、ここぞとばかりに反撃しまくる桜井さんであった。そこから何故か、桜井さんのパンク事件になってしまい、「でも、オジサン、無事に間に合ったからいいじゃん。」と幸ちゃんに慰められ、「ステージがオンタイムで始まったもんね〜!幸ちゃん、良いこと言うね〜!さすが、江戸っ子だね〜!」と桜井さんも浮上。なんか、ほとんどMC状態(笑)。「(歌の)続きどうする?」、「もう音なんて判んね〜よっ!」と投げ遣りな言い方をしながらも、「さっえぎる〜♪夜を〜、乗り〜越え〜て〜っ(作詞:高見沢俊彦)♪」と、強引に続行。しかも、ちゃんとハモれているところがALFEEの実力っていうことなんでしょうか?そのまま「Baby,Come back !!」って叫んだ後は、何事も無かったかのようにカッコ良く歌い上げてしまうところが本当に凄い。だけど、長谷ぼんは余韻を引き摺ってしまっていたようで、演奏の半分を笑いながら叩いていてちょっと怖かったぞ。ああいう『星空の〜』も珍しいよなぁ。この曲から、後方のスクリーンにステージ上の3人が映し出されるようになりました。 その勢いのまま、『暁のパラダイスロード』へ。何故かラストのギターソロが途中からがジュリーの『危険なふたり』になってしまい、高見沢さんと幸ちゃんから「ジュリ〜♪」と呼ばれて、ステージ中央に再びマイクスタンドが出されて1コーラス『危険なふたり』を熱唱する桜井さん。しかも、これが1度ではなく、2度、3度と繰り返され、3度目も気持ち良く歌い出そうとしたら、お約束って感じで演奏が止まってしまって桜井さんの声だけが虚しく響いたのであった。「お願いだから歌わせてよ。こういうの気持ち悪いよ。」と訴えた桜井さんに高見沢さんは近寄ると、「はい」って感じて右手を差し出す。桜井さんは「お手?」て感じで手を乗せますが、高見沢さんは親指と人差し指を丸を作って「money」の催促を(笑)。「えっ?お金取んの〜?」と、桜井さんはプロの世界の厳しさを思い知らされますが、渋々右ポケットから小銭入れを出し(何故に持っている)、その中に入っていた全額50円(10円玉5枚)を高見沢さんに手渡す。「よ〜し!じゃぁ、行こう〜!ジュリ〜っ!」という高見沢さんの叫び声で演奏されたのは、なんと『勝手にしやがれ』。「おおっ!」て感じで客席も盛り上がり、桜井さんもノリノリでマイクスタンドの前に立ち歌い上げようとしますが、前奏だけで演奏はピタリと止まってしまい、「壁ぎわ…♪」という桜井さんの声だけが虚しく響いたのであった。まぁ、50円だったら前奏止まりだろうな(笑)。一流の生バンなんだからっ。 さすがにいじけた桜井さんでしたが、最後の締めを任されてバッチリ決めてくれました。そして、高見沢さんが「どうもありがとう〜〜っ!」と叫んでアンコールが終了しました。 最後はSEが流れる中、6人全員前に出て来て手を振りながらお辞儀。私は、長谷ぼんの相変わらず真っ黄色のTシャツ(羽付きのハートのイラスト入り)を着ていました。今日は高見沢さんも、幸ちゃんと桜井さんに負けじと、ピックをばら撒いていたな〜。そして、幸ちゃんは去り際に両手で客席に向って投げキッスをしてくれちゃいました〜! なんか、「桜井遊び」が凄かったアンコールという印象が妙に残っております(笑)。 2度目のアンコールでは、高見沢さんが髪をおろして、黒のパンツに黒地に袖の部分に赤いラインが入ったポンチョのようなジャケットを着て登場。黒のサングラスもしていましたが、妙にカッコ良かったな〜。幸ちゃんは、白のシャツでしたが中華風な柄の刺繍が襟元に入ったシャレた服だったような?(たぶん違うかも)。桜井さんは、とにかくサーモンピンクのシャツが目立っておりました。 すぐに高見沢さんのMCに入りまして、 高「最後まで熱いアンコールどうもありがとうっ。3階席のみんな、2階席のみんな、1階席の後の方のみんなも、最後まで熱い盛り上がりをどうもありがとう。さすが横浜というか、本当にこの秋一番の盛り上がりになったと嬉しく思います。ALFEEは来年でデビュー30周年を迎えますが(客席、拍手をする)…て、ここで拍手じゃないんだよ。デビュー30周年を向えますが、この勢いでいくのでよろしくっ!(客席を両手で指差す高見沢さん。客席は盛大な拍手をする。)え〜、この神奈県で横浜でのコンサートはファイナルになってしまうわけですが、そのファイナルに相応しい盛り上がりだったんじゃないでしょうか。では、今日横浜ファイナルということで、二人からも感想を言ってもらいましょう。まずは、坂崎!」 …いきなり振られてビックリする幸ちゃん。「間奏?」とボケてギターを弾こうとした為、「そっちの間奏じゃないから。今日の感想。」とツッコミを入れられていました。 幸「え〜、最後までどうもありがとうございました。先ほどの言いましたが、僕は去年の今日、出向先のコンサートでNHKホールのステージに立っていたんですが、いろんな先輩方とセッションできることは凄く刺激にもなって良いことですが、こうしてALFEEのステージに戻って来ると、『ああ、やっぱり一番いいな。』って思うことができます。そう思えるのは、こうしてALFEEがずっとやり続けているからなんだと思います。生涯現役で続けて行きますので、これからもよろしくお願いします!」 高「次、桜井。」 桜「本日はどうもありがとうございました。え〜、神奈県といえば、この春のTOURの時に、私が喉をダメにしてしまって一番酷い状態でお聴き苦しいところを見せてしまいました。だから今日は、春の借りを返すべく、かなり気合を入れて出て来たわけですが、気合入れ過ぎて第三京浜でパンクさせてしまいましたが(苦笑)。その借りは返せたと思います。そしてしみじみ、自分には歌しかないと痛感しました。これからも一生歌い続けていきますので、よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。」 たぶん上のようなコメントは言ってないと思うんだけど(苦笑)、こんな感じだったのよ。珍しく2人が、「ずっとアルフィーで歌い続ける!」みたいなことを力強く言ってくれたんだよね。もう、その言葉にちょっとグッときてしまいました。突然振られた割には、2人ともカッコいいMCだったな〜。 高「神奈県のみんなとは、また来年お会いしましょう。それでは、新しいアルバムの中から今日来てくれたみんなの為に、気持ちを込めて歌いたいと思います。『Going My Way』」 という紹介で歌われた『Going My Way』でしたが、高見沢さんがロクに今日の感想を言わないで曲に入っちゃったんだよね。2人がしっかり今日の感想言ったから続けて言うかと思ったんだけど、サラッと流しちゃったって感じでした。ただ、歌い方といい、高見沢さんが一番2人のコメントにグッときていたような感じだった。だって、高見沢さんはよく「ずっとステージに立ち続けているから!」て言うけど、2人がそういうことを強く言うのって珍しいからね。だから、歌い方が凄い元気あったというかか、感情こもっていて良かったな。しかも、ラストは3人ともギター掻き鳴らしって感じでカッコ良くて、幸ちゃんなんて弦を1本切っちゃっていたほど。 演奏終了後、高見沢さんは挨拶もせず直ぐに袖に下がってしまって、「えっ?」て思ったんだけど、直ぐにまたステージ戻って来た。一体、何をしていたんだろう?別に何も変わったところはなかったんだけどね。最後は3人それぞれお辞儀して、手を振りながらステージを去って行きました。 今日は係員の退場アナウンスというか誘導が早かったんだけど、アンコールを粘っていたら棚瀬さんからの終演アナウンスが入りました。「武道館や春のツアーでお会いしましょう」みたいなことを言ってくました。 先週の府中に参加した時は、「かなり盛り上がったコンサートだけど、バラードが無くて物足りないかも。」と感じたんだけど、今回の神奈県はそれ以上に盛り上がって本当に楽しかった。TOURは回数を重ねる毎に凄くなるというのを、肌で実感したというのかな。本当に楽しかったに、春秋合わせても、ベスト1にしちゃいたいくらいの良さでした。曲の構成が良かったのか、物足りないとも感じなかったし、MCも最高だったし、ALFEEもノリノリで凄かったけど、何よりも神奈県の会場全体の雰囲気がハンパじゃなく良かった!やっぱり、独特の盛り上がりのある会場です。ここのアルコンに参加できるたのって、本当にラッキー!とにかく、ALFEEの底力を魅せつけられましたね。
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