2003年11月4日(火)府中の森芸術劇場


 My初日となった府中だったんですが、半分仕事だったのでバッタバタ。しかも、この直後に風邪を引いてしまい(もしかして、この府中で風邪菌を貰ってしまったのかも…?府中風邪?)、数日間辛い思いをしたので、その間に府中の記憶も薄れ、かな〜り曖昧な記憶で綴られたレポだということを認識下さい。初っ端から、言い訳な奴。

 しかし、府中の森芸術劇場に来たのは1年ぶりくらいだったんですが、知らないうちにホール内がオール禁煙になっていたんですね。去年までは3階の片隅に喫煙エリアが設置されていましたが、その前の年も各階にあったのに、どんどん禁煙の波が押し寄せているなぁ〜と、しみじみ感じました。ちなみに、今日は前の仕事を切り上げて来たので、私が会場に着いた頃はリハーサルは終わっていたようで、ドラムソロやキーボードソロがちょこっと聞こえる程度でした。うーむ、残念。

 ロビーでCDを売って(声を掛けて下さった方々、どうもありがとう♪)、開演5分前のブザーが鳴って少ししてから客席に向ったので、客席のBGMが何だったかサッパリ覚えていません。ビートルズか何かだったのかな?少なくとも、ALFEEの楽曲ではなかったような。客席内に入ってまず目に付くのは、ステージの白い幕。その幕にパープル系の色文字で、THE ALFEEのロゴや今回のいTOURタイトルが、アニメーションのように踊っていて妙にカッコ良かったです。なんか、いつものALFEEのコンサート前のステージと違っていて、あの幕を見ただけでワクワクしてくる感じっ。


 そして、(たぶん)定刻より5分押し程度で客席が暗転し、ドラム音が鳴り響くと『戦場のギタリスト』へ。ギーターソロの音に合わせて高見沢さんがギターを掻き鳴らすシルエットが浮かび上がり、その動きのあるシルエットが妙にカッコ良くて大歓声!そして、3人のシルエットがハッキリ浮かび上がると同時に白い幕が落ち、本物の3人が登場で客席が一気に大歓声。その勢いにのったまま、『戦場のギタリスト』でコンサートがスタート。
 3人の格好は…高見沢さんはレインボーカラーのラメのスーツに黒のサングラス。そして、インカムを付けていたので、初っ端からステージ前に出て来て客席を煽る煽る。幸ちゃんは、どう表現していいか判らない細かい柄のスーツで色はグレーぽかったかな?インナーな黒のタンクトップ。桜井さんは新郎のような(笑)真っ白のスーツに真っ青なネクタイに、ブルーのストライプ柄のシャツで妙に目立っていました。
 ステージのセットは全体的に飾りがないというか、ステージ頭上に傘を逆さまにしたようなガラスのようなシャンデリアが飾られているくらい。ステージ後方は格子戸のように6つの面に壁が区切られていましたが、全面が電飾になっていて、曲調に合わせて色々と効果を出して綺麗でしたね。あと、ステージの左右を太い鉄パイプのモニュメントで覆っている感じで、正に「Simple is Best.」のステージです。でも、後の3人は見事に埋まっていて、長谷ぼんを見るのもなかなか至難の業であった…。

 しかし、『戦場のギタリスト』を今回生で聴いて初めて知ったんですが、この曲で幸ちゃんと高見沢さんのツインヴォーカルだったんですね。私、幸ちゃんのメインヴァーカル曲だと思い込んでいました。私だけかな?だから、インカムでガンガンに歌いまくる高見沢さんがスッゴイ新鮮でした。もう1曲目からクルクル回っていたし、本当にノリノリでしたね。あと、正直言うとこの曲あんまり好きじゃなかったんだけど(苦笑)、あのOPのカッコ良さもあったせいか、「カッコいいーっ♪」と一気に好きになってしまった単純な奴。
 続いて、幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『Bad Girl』へ。幸ちゃんと高見沢さんはステージ前に出て、左右の花道まで駆け回っていました。そして、『Boy』に続きましたが、この時の照明が綺麗だったのがやけに印象に残っています。ブルーを基本とした電飾が、バックの壁に音に合わせて彩られてカッコ良かったです。続いて、『閃光』が演奏され、高見沢さんは前に出で来て客席を煽るような仕草でサングラスを放り投げ、そのまま壊れる(笑)。もう凄いヘッドシェイキング!客席だって、拳の嵐ですよっ。ガンガンに拳振り上げて、もうOPの4曲で「暑っ」って感じ。ノースリブで参加した元気者だったのに、既に暑い。


 長谷ぼんのドラム音が鳴り響いたまま幸ちゃんのMCに入りまして、「遂に帰って参りました府中!盛り上がっていきましょーっ!」と軽く挨拶。色々を客席を煽って下さいましたわっ。

 そして、そのまま長谷ぼんのカッコいいドラムソロから『TRY』へ。CD聴いているだけじゃ気付かなかったけど、この曲の長谷ぼんのドラムが本当にカッコいい!頭の先と左腕くらいしか見えなかったんだけど、もうこの曲の時は長谷ぼんしか見ていなかったわっ。そして、高見沢さんがドリル奏法で客席を煽ると、そのまま『JOURNEY』へ。この辺の流れは、本当にカッコ良かったな〜。桜井さんの野獣のようなシャウトぶりも、シビレそうなくらいのカッコ良さでした。その勢いのまま『ジェネレーション・ダイナマイト』へ続き、高見沢さんに続けと客席も壊れる(笑)。この怒涛の3曲は凄かったかも。しかも、全部桜井ヴォーカルだっ。しかし、この3曲はヤケに照明が客席に向って目潰し系の眩しさで、ちょっと目がチカチカした。個人的に、こういう目潰し系の照明多発は嫌い。眩しいだけなんだもん。


 高見沢さんと桜井さんが一旦ステージを去り、2回目の幸ちゃんのMCに入り、「しばらくの間、お座り下さい。」と、客席はお座りタイム。

府中というと、春にビートルズカレッジでステージに立っているんですが、その時は客層が全然違いますいね。当たり前だって?なんか、今日はご機嫌というか、なかなかイイ感じ。『なかなかイイ感じ』なんて言葉変ですね、超イイ感じっ!

 なんかこの言い方の幸ちゃん可愛かった。でも、「超イイ感じ」という言葉も既に古いかも(苦笑)。とにかく幸ちゃんの言葉通り、初っ端から3人がノリノリって感じで、すっごく楽しい雰囲気だというのは客席にも伝わってきていました。

10/1にアルバム『Going My Way』を出しまして、それを引っ提げて10/10から始まったTOURですが、あっちこっち回ってやっと府中にやって参りました。もう1ヶ月やってきていますが、今日も『府中スペシャル』がありましたね〜。そういえば、今日が東京の初日になるんですよね。今日が初日だ!って言う人?。(該当者は手を挙げる。東京の初日の割には、思ったより少なかったかな?)おお〜、お待たせしました。今日が初日だという人は、何が府中スペシャルだかサッパリ判らないと思いますが、ドカドカドカ、ジャ、ジャーーンっ♪ですね。
」<『ジェネレーション・ダイナマイト』のことだったらしい。

 …この後、この府中の前に横須賀や新潟などを回って来たみたいな話をしたんですが、どういう訳か幸ちゃん言葉噛みまくり。本人も、「最近、噛み癖がついています。」と言うほど、「ど、どうしたの幸ちゃん?」てくらい噛んでいたし、それに合わせるかのように日本語が変になっていってました(笑)。「最近、頭で思ったことが、口から出すと違う言葉になっていることが多い。」とか(…そ、それは幸ちゃん、ヤバクないか?なんて、その時は思ったんだけど、その後、家に帰ってから『ぷっすま』を見て、「\1,800」のパフェを「\18,000」なんて言ってしまってママンボに爆笑された自分がいたんだな。文字で表すと一桁違いだけど、「せんはっぴゃくえん」と「いちまんはっぴゃくえん」では、全然言葉が違うからね。頭と目では「\1,800」で判っていたのに、なんであんなふうに言ったのか自分でも不思議だったの同時に、幸ちゃんの気持ちがよく判ってしまった。ちょっと、蛇足が長くなり過ぎたな)。そこで、最近、楽屋で早口言葉を流行させているとかで、何故か客席も幸ちゃんと一緒に早口言葉を言うハメに…。「手術室、集中治療室。ハイ、言ってみましょう。…じゃ、次は手術室長。コレ、意外に難しいんだよ。」みたいな。たぶん、ここで遅れて来たお客さんがいたら、間違いなく「か、会場間違えたか?」と思ったことでしょう(笑)。

この人も最近よく噛みます。皆様、今日一番の盛大な拍手でお迎え下さい。桜井さ〜んっ!

 …と幸ちゃんが煽った為、本当に盛大な拍手で出迎えられた桜井さん。しずしずと紳士のような歩き方で再登場して下さいました。

どうも、皆さん、ごきげんいかが?

 「いかがですか?」と聞くところを、強引に「いかが?」で止めたような言い方だったので、なんか可笑しくて客席も幸ちゃんも笑ってしまう。相変わらず、こういう「間」の取り方は、お笑い芸人さん並に面白い賢さまだわ。それに、本当に真っ白なスーツが眩しかった…。この時だったか、桜井さんか幸ちゃんが、『8時だヨ!全員集合』の名場面集がDVDになって発売されるって話題を出して、「あれを生放送でやっていて凄い。」みたいなことを言っていたような…気がする。

 それから、桜井さんは、「この時期は、野球もF1も終わって見るスポーツがなくて寂しい。」と言ってスポーツの話題へ変わりました。幸ちゃんから「相撲がありますよ。秋場所。」と言われて、「そうか、相撲ていつも裸だし、そう考えると季節感があるようでないね〜。」と目か鱗状態。それに、幸ちゃんが「相撲界のタカミーがいますから。」なんて言うから客席も爆笑。2人して高見盛の真似をはじめちゃうし…。桜井さんは、絶対に高見盛がお酒のCMに出ると思っていたらしい。私、あんまりお相撲見ないから高見盛て言われると、『スマスマ』で吾郎ちゃんが真似したゴロミモリが出て来ちゃうだな(笑)。あれはあれで、本人に似ていると思うんだけど…(失言?)。あと、幸ちゃんが「NBAも開幕しましたよ。」と言ってのけ、何気にスポーツに詳しいところも披露。桜井さんが、「ああ、バスケね。」て言ったら、客席の数人が拍手して、「ああ、やっぱバスケ人口は少ないね。」なんて言ったから、後でああいうハプニングを招いてしまったんじゃないかと、今になって思ってみたり…。

スポーツ、何にも見るもんないなぁ〜と思っていたら、今バレーボールをやっているんですね。(客席の拍手が何気に大きくて、個人的に嬉しかった♪)昨日の韓国戦を見ていたんですけど、凄かったですね〜。ああいうのって、ルールもロクに知らないのに、『何やってんだよ!そっちの壁の方に打つじゃないよ!』とか、文句言いながら見ちゃうんですよ。」<その気持ち、凄くよく判る〜!

お酒飲みながら?

まぁ、たしなむ程度に。みなさんも気を付けて下さいよ。私に心配されたらお終いですよ。でも、バレーボールって、今159cmの選手がいるんですよ。そんな低い人が、コートで良い働きをしているのって凄いですよね。周りはみんな大きいから、一人だけ子供みたいに見えるのに…。

 …と、世界最小セッターの竹下選手について熱く語る桜井さんがバレーボールファンとしては嬉しかったわ。今、個人的にバレーボールブーム驀進中なだけに、こういう話題をステージで出してくれるとそれだけで舞い上がっちゃう。しかも、あの白熱した韓国戦を、桜井さんもお酒片手に(笑)観ていたのかと思うと、更に嬉しさ倍増。ここでもちょっと蛇足になるけど、テレビ観戦しながら酒飲むとマジにすすみますよ〜。気を付けた方がいいですよ〜。

159cmということは、俺でもバレー選手になれるのかも?
なれますよ〜。でも、私達のだったらネットの上も届きませんよ。
ネットの下でリンボーダンスなら出来ますけど。
そんなこと言って、ホントはあと5cmは身長欲しかったでしょ?
いえいえ。今の(身長に)満足しています。

 バレーボールの話題で2人が盛り上がっていると、何やらステージ裏の方でドスドスという音が響いてきて、「なんか裏でドリブルしている人がいるんですけど…」と、幸ちゃんは高見沢さんが待ちくたびれてドリブルしはじめたのを察し、「そろそろお呼びしましょうか?高見盛〜〜っ!高見沢俊彦〜〜っ!」と、裏でドリブルしている高見沢さんを呼ぶ。こういう展開て初めてかも(笑)。

 呼ばれた高見沢さんは、夏イベ2日目の時に着た、背中に豹のドアップイラスト入りの紫の豹柄ラメのロングコートと赤いレザーパンツに赤いテンガロハットという派手な衣装に着替えて、しかもドスドスとドリブルしながら登場。あんな派手なロングコート姿でドリブルしてくる人も珍しいっていうか、普通はやらない(笑)。バスケよりも、バレーボールで盛り上がっていたMCが気に入らなかったのかも(?)。バスケットボールを持ってノリノリな高見沢さんに、「今回はゴールポストは持って来てないの?」と幸ちゃんが聞くと、今回はゴールポストは入れてもらえなかったとボディーラングエッジで表現する高見沢さん。せっかくボール持って来たんだからと、桜井さんをゴールポストに見立ててシュートをすることに。本来の桜井さんのマイクスタンドの位置より少し後の所に、桜井さんが横向きになって胸の前で両腕をワッカに作ってゴールに成り切ります。高見沢さんは、幸ちゃんの斜め後辺りに立ってカッコ良くシュート!しかし、見事な弧を描いたボールは桜井さんの頭に直撃!ハッキリ言っておこう、バスケットボールはサッカーボールやバレーボールよりも重くて硬いのだ!頭で受けるようなボールじゃありません。当然、桜井さんはあまりの痛さに、その場に崩れ落ちるように倒れる。幸ちゃんと客席は大爆笑。慌てて助け起しに行った高見沢さんですが、なんと桜井さんの首が頭にボールが当たった衝撃で引っ込んでしまった!これは大変と、幸ちゃんが「あ、首が引っ込んじゃった!(高見沢さんが桜井さんの頭を両手で掴む)よっこいしょ!(頭を上に引っ張る)はい、戻った。」と、妙な実況して、そのまま自爆するようにバカ受けしていました。この高見沢さんと桜井さんの、首引っ張りコントに幸ちゃんはツボに入ってしまったらしく、しばし笑い転げていました。

コレ、本当に痛いよ。良い子は真似しちゃいけませんよ。
訓練している人じゃないとできませんからね。
訓練してないって!
   ココ暗いからさ、途中でボール見失っちゃって、そしたら…

首引っ込んじゃった(笑)
「(高見沢さんに向って)もう止めような。」<高見沢さん、片手を出してスマンのポーズ。

 この間も幸ちゃんは声にならない笑いを続けていて、本当に壊れちゃっていました。しかも、いきなり「今日、生まれて初めての参加だって人?(数人いらした!)いや〜、珍しいモン見られましたね。こういう寸劇もアリですから。」なんて言っていて可笑しかった。桜井さんにとっては、こんな痛い寸劇は二度とご免だという感じでしたが…(当然か)。

 その後、なかなか笑いが止まらなかった幸ちゃんは、なんとか深呼吸を繰り返し落ち着きます(笑)。そして、10月に出たアルバム『Going My Way』に触れ、こでもオリコンベスト10入りできてみんなのお陰と感謝していたのと同時に、このアルバム連続ベスト10入りの記録もかなりの記録になっていることが判明し、「数えて欲しくなかったというか、知りたくなかった(苦笑)。」と、ちょっと本音が出ていました。。

では、そのアルバムの中にも入っている、最近まで『ドラえもん』にもお世話になっていました、ALFEEの最新シングル曲『タンポポの詩』。


 幸ちゃんの曲紹介で『タンポポの詩』が演奏されましたが、気付いたら高見沢さん赤いテンガロハットを被っていなかった。ドリブル登場の為に被っていたのかな?しかし、あんな寸劇(?)が出た後だというのに、ここはガラッと雰囲気を変えてほのぼのムードに。ラストでは、ステージの両端からシャボン玉が出てくる演出もあって、和やか〜な気分になりました。続いて『ひとりぼっちのPritender』、『哀愁は黄昏の果てに』と演奏されまして、特に『哀愁〜』ではヴィーナスエンジェル・ギターと夕陽を思わせるようなオレンジの照明が、ベルリン公演を彷彿させて、なんか圧倒されてしまいましたね。やっぱ、この曲をヴィーナスエンジェル・ギターで演奏されると、個人的にグッとくるもんがあるります。あと、ラストの長谷ぼんのドラムとギターソロの掛け合いも凄い好き!もっと激しくやって欲しいくらいっ。


 そして高見沢さんのMCに入りまして、実は最初に何を喋っていたのかサッパリ覚えていなかったりする。何を喋っていたんだろう?その後の話がインパクトあり過ぎて、見事に飛んでしまった。

TOURであちこち回って来ていますが、この間の移動で、実はウチのKマネージャーが免停になって、代わりにTマネージャーが迎えに来ることになったんだけど、駅に着いたら、そのTマネージャーが道に迷ったらしく、東京生まれなのに道に迷ったんだよ!そして、何だから知らないうちに気付いたらデパ地下にいたという…。しかも、Tマネージャーは大きな荷物抱えながら焦ってサッサと俺を置いてどっかに行っちゃうし、免停のKマネージャーもどっかに行ってちゃって、俺一人デパ地下にポツン。『おいっ、どーすんだよっ!』って、状態になった。で、オバサン達に気付かれてしまって、色々と言ってんのが聞こえんだよね〜。『ホラ、アレよ、アレ、「兄弟」、「兄弟」!』って、ちゃんと番組名覚えてないし、『思ったより年いってんのよね〜。』なんて言いやがって、うるせーよっ!(怒)って、感じだったんですが。デパ地下なんて行かないから色々とあって楽しい感じが…するわけねーだろっ!(怒)

 いや〜、高級車プレジを2台も廃車に追い込んだ経歴を持つKマネージャーが免停というのにもビックリしましたが、2人のマネージャーが道に迷った挙句に高見沢さんをデパ地下に置き去りにするっていうのも凄い。何気に、ALFEEのマネージャーもネタの宝庫だよね(笑)。しかし、今は『堂本兄弟』にレギュラー出演しているから、世間の知名度も高いし、毎回のように年齢を取り上げられるから、すっかり実年齢まで世間に知れ渡ってしまって、なかなかな体験をしたみたいですね〜。面白い体験談だったわ(他人事)。

ALFEEは今年結成して30周年を迎えましたが、桜井とは学生時代からの仲だから、もう腐れ縁というか腐っている(笑)。醗酵しているというか、チーズのような…、なんか変だな、ワインのような熟成された仲!(客席がパラパラと拍手する)拍手をする時はするっ!(煽られて、客席大拍手)なんかお前ら慣れてきちゃっているぞ!思い出せよ!初めてステージを見た時のことを!気持ちはいつも初経験!初体験だ!…いつでも初体験の気持ちっていうのもなんだけど、とにかく!初めて坂崎を見て目がハートになった時を思い出せ!初めて桜井を見てドキドキした時を思い出せ!

 高見沢さんの力説に笑いながら盛り上がる客席。ちょっと虚しくなっちゃったのか、「さよなら。」と言葉を残して水を飲みに行ってしまう(笑)。どうも高見沢さんて、揃わない拍手というか、数人の拍手って嫌いみたいだね。中途半端は大っ嫌い!白黒ハッキリさせる!という性格は、実に高見沢さんらしいと思うけど。ただ、「馴れてきている!」というところは、ちょいと痛いところ突かれたかも。別に惰性でアルコンに参加はしないけど、こう何度も参加していると過程が読めてくる部分もあって、ちょっとダレちゃう部分もあることは事実なんだなよなぁ。別に同じ曲を演奏されても、生でまるっきり同じ演奏なてことは有り得ないわけで、「同じコンサート」というのは二度と経験できないんだよね。そういう新鮮な気持ちは、いつまでも持っていたいな。

俺は30年経ってギターが残ったけど、みんなも10年、20年後も続けていられる何かを持って欲しいなって思います。10年前と今とで、自分が続けていられるものは何か?今の自分の現在位置を知ることは、未来の自分をしるキッカケにもなります。俺もまさか39歳まで2人と一緒にやっているとは…(サバ読み過ぎに客席がブーイング)いいじゃないかよ、ちょっとくらい。言わなきゃ知らない人もいるんだから!とにかく、30年続けてきた中で、3人の守らなくちゃいけないもの、犯してはならないもの、大切にしたいもの…そういうのが判ってきた気がします。俺は昔、辛いことがあったりするとロックを聴いて自分を奮い立たせたり、音楽が自分に希望を与えてくれていたように感じます。では、そんな当時の気持ちを込めて、新しいアルバムの中から『希望の詩』」


 そう曲紹介され、ツェッペリンの『天国への階段』のギターソロから『希望の詩』の歌に入る流れはカッコ良かったなぁ。この曲から後の6面に区切られた壁が、スクリーン(映像)の役もするようになりました。草原や空の映像など、イメージ映像が中心に流れていましたね。あと、この曲から幸ちゃんと桜井さんはジャケットを脱いで再登場。『希望の詩』は当然生で聴くのは初めてだったけど、実はこの曲の途中で音が飛ぶという悲劇を味わっていた私は(アルバム買った日にCD傷付けてしまったのだ。詳細は、『蛇足帳』のアルバム発売日前後を参照/笑)、ちょっとドキドキしながら聴いてしまった。やっぱトラウマになっているな…。そして、『運命の轍 宿命の扉』が演奏されると、客席もスタンディング。この時はスクリーン映像は使われなくて、その代わりに照明が綺麗だった。この曲と『Boy』は照明が綺麗だったと、妙に印象に残っている。続いて、ニューアルバムからの曲『Another Way』が演奏されまして、この曲はラジオで初めて聴いた時から「この曲好きだ〜♪」て思った曲だったので、生で聴けてすごい嬉しかったし、思わず口ずさんでしまっていた。
 そのしっとりとした雰囲気のまま、『平和について』、『DNA Odyssey』が続けて演奏されました。『DNA〜』では、ちょっと歓声が上がっていたな。そして、キーボードの演奏から『I Love You』へ。気付いたら高見沢さんは赤いテンガロハットを被っていて、途中で頭振り乱して振り落としていた。もう、サビの部分での高見沢さんの壊れ具合は相当なもんだけど、それに合わせて照明も眩しい眩しい。ただ、この時の桜井さんの斜に構えたリズムの取り方がムチャクチャカッコいい!高見沢ヴォーカルの曲だけど、桜井さんに向かって拳振り上げちゃっていたわっ。
 しかし『I Love You』は『閃光』並に拳を振り上げ甲斐があるっていうか、ガンガンに拳振り上げられて最高に気持ちイイねっ!歌詞も凄く好きだし、歌いながら拳を振り上げていると、ホント嫌なことも忘れられるってもんさっ。高見沢さんも最後は超音波を出していたし、もうウキャーッ♪って感じで本編が終わりました。



 アンコールでは、高見沢さんは横髪を少し残しつつも髪を後で束ね、長〜いハチマキを巻き、しかも衣装が夏イベ2日目で着ていた「妖姿端麗」衣装。夏イベで金髪ヴィックに合わせていたけど、今回は侍のような髪型でハチマキまで巻いているから派手な暴走族というか特攻服のような(笑)。「討ち入り」みたいな感じでしたけど、あれだったら行く途中で捕まっているな(笑)。あと、インカムを既に付けていました。幸ちゃんはエンジのタンクトップに黒地に、赤っぽい柄入りのスリムパンツ姿。桜井さんは、白のドレスシャツ(ブラウスという表現の方が正しいかも?)にグレーぽいパンツ姿。何気にあのシャツ似合ってた〜♪

 ビートルズの『All You Needs Is Love』が歌われ(これって、何かにCMソングになっていましたね〜)、そのまま『愛こそ力-Power For Love-』へ。『愛こそ力〜』の前奏と同時に、後のスクリーンにはステージの3人の姿が映し出された気がしたけど、もしかしらたこの曲より後の曲でだったかも(曖昧)。ただスクリーンに映像が映されても、ステージの照明が明る過ぎるのでイマイチよく見えなかった…。
 そのままメンバー紹介になり、高見沢さんが「キーボード!山石、敬之〜〜!」、「同じくキーボード!杉山、卓夫〜〜っ!」、「そして、アルフィーのドラム叩いて20年!ドラムス、長谷川浩二〜〜っ!」と紹介していきました。そして幸ちゃんの所に駆け寄り、「アルフィーの真ん中やって30年余り〜〜〜っ!生ギター!坂崎幸之助〜っ!」と紹介。久しぶりに、「生ギター」というフレーズを聞いたかもしれない。もちろん、桜井さんの所にも駆け寄り、「アルフィーの元祖!白いシャツが素敵っ♪」と茶々を入れる。桜井さんも笑いながら、「君のハチマキも凄いよ。」と褒める(?)。「ベース!桜井賢っ!We are THE ALFEE !! まだまだ夜はこれからだぞ〜!行くぞ〜府中〜〜っ!今夜もジャンピングだ〜!」と、ガンガンに客席を煽る高見沢さん。

 その勢いのまま、『絶狂!ジャンピング・グルーピー』へ。高見沢さんは、花道に行ったり歌いながらステージを駆け回りまくり、そして曲間でやってまいりました、「グッ♪グッ♪グッ♪」のコーナー(笑)。まずは全員でやってみましたが、「さすが府中!」ということで一発OK。続いて2階席、そして1階席で「自分は後だ」と思った人。ここで、前の方で「グッ♪グッ♪グッ♪」とやった人がいたらしく、「君は後じゃないだろ?」とツッコミを入れられていましたが、その人にとっての前の席は最前列らしく、「あ、ここが前なんだ。…じゃ、今度ね。」なんて、優しいお言葉を頂いておりましたわ。そして、次は男性だけ。「いいかー!根性出せ〜〜!ブルルルルルルルンッ!(バイクのエンジン音のつもりらしいが全然出来ていなくて、桜井さんに笑われてた。)行くぞーっ!ブッ♪ブッ…じゃねーや!(笑)行くぞ〜!男共、グッ♪グッ♪グッ♪」両手で、バイクを握る真似をしながら煽っていた高見沢さんは、正に派手な総長でした(笑)。しかし、思っていた以上に男性の声が多かったなぁ。「次は女性…は、いいかっ。」という高見沢さんの言葉に、当然客席はブーイング。「じゃ、1回だけ。グッ♪グッ♪グッ♪…ありがとうございました。」って、それは男女差別だぜいっ、タカミー(笑)。
 そして、遂に年齢別に突入しましたが、今回はいつもと趣向が違いました。「よ〜し!次は20歳以上!…て、今みんなセーフティーゾーンだって安心しただろ?やっぱ、20歳以下にしよう!いいか!実年齢で言っているんじゃないぞ!『自分の精神年齢は20歳以下だ』だと思った奴!実年齢に拘るな〜!だって、そうだろう?アルフィーはいつまでもラジカル・ティーンエンジャーだぞ〜!そうじゃなきゃ、こんな派手な服着てステージ立ってられるか〜!行くぞ〜!20歳以下〜!グッ♪グッ♪グッ♪」って、高見沢さんが煽ったから、たぶん客席のほとんどの人が「グッ♪グッ♪グッ♪」ってやったと思う(笑)。続いて、「OL」、「いつも心に辞表を持っている人」というのが出まして、あまりに心に辞表を持っている人が多かった為、「こんなご時世ですから、頑張って働いて下さい。」という高見沢さんからの慰めコメント(?)があり。あと、「今年、辛い事があった、悲しい事があった、彼氏にフラれたなど、とにかく今年、と〜っても悲しい事があった〜!という奴!」にも、客席の大半が「グッ♪グッ♪グッ♪」と応えた為、高見沢さんビックリして崩れてしまし、「そ、そんなに悲しい事があった奴が多いのか。よし!今日で厄払いをしよう!俺を神社だと思えっ!悲しみをぶっ飛ばそう!」と、神社代行を買って出てくれました。わ〜い、府中で厄払い出来た〜♪(<違うって?)でも、ホント。個人的に今年は最悪っていうか、悲しい事辛い事のオンパレードですわっ。来年こそ、良い事あるといいよなぁ。まぁ、派手な神主さん(?)に厄払いしてもらったから大丈夫かしら(笑)。
 次は、2人に何の職業を聞きたいかリクエストを聞きに言った高見沢さんでしたが、桜井さんが「風俗関係」なんて言ってしまった為、「風俗関係?それはマズイでしょう。…もう、君は後にしよう。」と却下。そして、「坂崎、頼むぞ。」と幸ちゃんに望みを託しますが、幸ちゃんが言ったのは「水商売。」、ほとんど変わってない(笑)。でも、自分達(ミュージシャン)も水商売みたいなもんだと上手く説得されてしまった高見沢さんは、もう勤務時間にいなっている気がするけど…と言いつつも、「水商売」を聞いてみまして、数人リアクションがありました。「今日はお休み取ったの?」と高見沢さんも聞いてきたり、やっぱ好きなんだね〜、こういうネタ(笑)。そして再度、桜井さんに聞きに行くと、桜井さんは「フリーター。」とリクエスト。今の時代を反映しているということで聞いてみると、意外にいっらっしゃいました。やっぱ、今の時代、何気に頑張っているのがフリーターだと思う。好きでフリーターになっている人だって、そんなにいないと思うしね。
 そのまま、「グッ♪グッ♪グッ♪」の叫び合いになって、最後は高見沢さんがシャウトしておりました。まさに「絶狂!」状態でしたっ。そして、ステージが一旦暗転し、ステージ中央にマイクスタンドが出されると、キーボードソロからアカペラで始まる『星空のディスタンス』へ。しかし、それまでの余韻を引き摺ってしまっているのか、ちっとも真面目に歌ってない(笑)。妙なイントネーションで歌い上げ、「こ〜の胸に〜♪もう一度〜ぉう、ぉう、ぉう、ぉう(作詞:高見沢俊彦)♪」と、必要以上に「ぉう、ぉう、ぉう、ぉう♪」と続ける3人、山石さんが困っているだろ〜にっ!しかも、どんどん妙な声になっていき、思わず桜井さんが高見沢さんに向って、「お前、そんな悩ましい声出すなよ。」と苦言を。しかも、凄い至近距離で悩ましい目線も送ってくるらしく、「なんか凄い奥から見つめてくるんだよ〜。すっごい引っ込んでいるね〜。幸ちゃん、俺達は平べったいね〜。」と、歌っている最中だというのに堂々と私語も交えちゃうし、そのまま「Baby,Come back !!」って続けちゃうし、凄い『星空のディスタンス』になったもんだ。こんな始まりだったのに、後は渋〜く歌い上げてしまう桜井さんも、ある意味凄いと思うんだが…。その勢いのまま、『暁のパラダイスロード』へ。何故かラストのギターソロが途中からがジュリーの『危険なふたり』になってしまい、高見沢さんから「ジュリ〜♪」と呼ばれて、ステージ中央に再びマイクスタンドが出されて1コーラス『危険なふたり』を熱唱する桜井さん。しかも、これが1度ではなく、2度、3度と繰り返され、3度目も気持ち良く歌い出そうとしたら、演奏が止まってしまって桜井さんの声だけが虚しく響いたのであった。「あ、あれ…?お前ら〜!打ち合わせ通りやろうよっ!」と、全員に文句を言う桜井さんでしたが、すぐに『暁の〜』のエンディングに戻ってしまい、トボトボと定位置に戻るのであった。ああ、やっぱり、高見沢さん達て桜井さんをハメルのに生き甲斐を感じているのね(笑)。

 そのままアンコールも終了し、6人全員前に出て来て手を振りながらお辞儀。私は、長谷ぼんの真っ黄色のTシャツ(羽付きのハートのイラスト入り)に目が釘付け。斜め前に派手な特効服が居たけど、妙に長谷ぼんの黄色が目立っていたわ。しかし、長谷ぼんてハート柄が好きなのかな?前のTOURでも着ていたよね。あと、幸ちゃんが去り際に両手で投げキッスなんぞしてくてたから、歓声が上がりましたわ〜♪



 2度目のアンコールでは、高見沢さんが髪をおろして、赤いチェック柄のベストとパンツ(インナーは黒の派手なタンクトップ)に、チェーンベルトとおかジャラジャラ付けて登場。ベストとパンツの袖とかにファスナーがあっちこっちに付いていて、揃いのチェックでコーディネイトしてきたところとか、デザイン自体がキュートな感じというか、前のアンコールとは別人のような格好でした(笑)。幸ちゃんは、白のシャツでしたが中華風な柄の刺繍が襟元に入ったシャレた服でしたね。桜井さんは、とにかくオレンジのシャツが目立っておりました。
 すぐに高見沢さんのMCに入りまして、

最後まで熱いアンコールどうもありがとうっ。2階席のみんな、1階席の後の方のみんなも、最後まで熱い盛り上がりをどうもありがとう。さすが府中、素敵な盛り上がりになったなと感激しております。

さっき、『Another Way』を歌っている時に、ふと自分は何で曲を作るようになったんだろうな?って思って、最初は知っている人も多いと思うけど、アルフィーはコピーバンドでした。それが、デビューをして、少しずつだけどオリジナルを作るようになって、かなり痛い目に遭って来ました。敢えてここで言うことでもないですけど…って、言ってみようか?まず、ギャラ持ち逃げ、ウルトラマンショーで子供がステージ上がって来て他は帰ったり、あと主題歌に決まったのにドラマが低視聴率で3回で放送打ち切り。普通あるか?3回で打ち切りだなんて!それと、『次こそは…!』と狙ったシングルが発売中止。でも、あのシングルが発売されてヒットしていたら、今ここに自分達は立っていなかったと思います。そういう痛い目に遭ったかこそ、そこから這い上がろうというバネにいなったと思います。あの頃からライヴはやっていたからね、これを止めてたまるか〜!って怒りを込めて作った曲が『ラブレター』(笑)。結成30周年を迎えたけど、俺達はまだまだ頑張っていきたいと思っていますので、府中のみんなも宜しくね〜♪俺達はいつまでもステージに立ち続け、いつまでも現在進行形でいたいなって思っています。過去形んはない。そんな思いを込めて作りました。アルバムの中から『Going My Way』

 という紹介で歌われた『Going My Way』でしたが、高見沢さんの「いつまでも現在進行形でいたい」という言葉が印象に残りましたね。あと、CDでこの曲を聴いていると字余りソングのせいか、「吉田拓郎節」の印象が強いんですが、生で聴くとライブならではの高揚感もあって、アルバムの曲とはまた違った雰囲気の曲に聴こえました。CDではあんまり好きな曲ではないんだけど(苦笑)、ライブでは高見沢さんの真っ直ぐな強気な宣言が感情的に伝わってくるせいか、聴いている方もウワッ!とクルもんがありましたね。30年もバンドを続けてくれば、安定期というか大人なしくなっていくものだけど、どんどん尖がっていくというか、アルフィーなりの我道を突っ走って行ってやる!という強気な態度て、逆にこっちにも勇気を持たせてくれる感じがします。本人が強気に出ているせいかもしれないけど、すっごく元気になれる曲だな〜って痛感しましたね。

 演奏終了後、3人それぞれお辞儀して、手を振りながらステージを去って行きました。幸ちゃんと桜井さんはピックをかなり投げていたけど、高見沢さんはまた投げなくなってしまったような?春TOURでは、「キースのピックをgetして、ファンの気持ちが判った!」と言ってピックを投げまくっていたのに、もう忘れちゃったのかいっ!

 3人がステージを去った後、私もダッシュでロビーに戻ったのでその後の客席の雰囲気とか判らないんですけど、棚瀬さんんの終演のアナウンスも流れていました。


 今回のコンサートは、アルバム『Going My Way』の雰囲気そのままに、元気いっぱいというか、非常に若々しい感じがします(笑)。ただ、その分、じっくりと聴かせてくれるバラードがほとんど無いという構成も個人的には物足りない感じ。寒い冬に向かっていくんだし、鳥肌モンの切ないバラード曲もやっぱり生で聴きたいよなぁ〜と、ちょっと思ってしまいましたね。これは、ファンの我侭というものだと判ってはいるんですが、やっぱ聴きたいよ〜っ!ま、その分、元気のイイ曲が多くて、「すっごい楽しい!」て気分にさせてくれるコンサートなんですけどね。特に『I Love You』なんて、ホントに拳の振り上げ甲斐があるっていうか、ノッてて楽しかったし気持ち良かったです。



■演奏曲目■

Opening 18:35過ぎ

1.戦場のギタリスト
2.Bad Girl
3.Boy
4.閃光
 MC 坂崎
5.TRY
6.JOURNEY
7.ジェネレーション・ダイナマイト
 MC 坂崎&桜井
8.タンポポの詩
9.ひとりぼっちのPritender
10.哀愁は黄昏の果てに
MC 高見沢
11.希望の詩
12.運命の轍 宿命の扉
13.Another Way
14.平和について
15.DNA Odyssey
16.I Love You

アンコール1
17.All You Needs Is Love
 〜愛こそ力-Power For Love-
 〜メンバー紹介
18.絶狂!ジャンピング・グルーピー
19.星空のディスタンス
20.暁のパラダイスロード〜危険なふたり

アンコール2
MC 高見沢
21.Going My Way

Ending 21:25過ぎ

※曲順はかなり曖昧です(^_^;;;