2004年5月29日(土)NHKホール(初日) |
NHK初日のレポ、ちょっと間があいた上に2日間の記憶が混同しております。かな〜り曖昧で妄想炸裂のコンレポというか感想になってしまっているのはご容赦下さい。…て、いつものことだけど(苦笑)。 開演は約5分程押してスタート。OPの展開は相模大野レポを読んで下さい。 衣装は、高見沢さんがプラチナブロンドのウルフカットのヴィックを付けて登場しまして、今までの&Gファッション(笑)ではなく、衣装も光沢のある白のロングコートに白パンツに白のフリルシャツという姿で登場。幸ちゃんは福岡2日目と同じ。桜井さんはスーツはいつもと同じでしたが、シャツがピンクとエンジの柄シャツに変わっていた…と思うんだけど、なんせ席が3階席の後方だったので詳細は判らず。カンです。<オイ 『希望の橋』でコンサートが始まりまして、『BRIDFED TO THE SUN』、『AFFECTION』と立て続けに演奏。そして、『夢よ急げ』に続いていきまして、この時の長谷ぼんのドラムはカッコよくて、もう長谷ぼんばかり見ていた。 4曲歌い終わり、長谷ぼんのドラム音が鳴り響いたまま桜井さんのMCに入りまして、 桜「ハッロ〜〜ッ!トッキオ〜ッ!!エブリティングッ!やっと参りました東京凱旋。2日間ありますが、今日は今日、明日は明日です。Today's Today !! Tomorrow's Tomorrow !! 最後まで盛り上がっていきましょーっ!」 …と、相変わらず凄いイングリッシュがで客席を煽ってくれちゃいました。 そして歌われたのが『サファイアの瞳』!何気に歓声も大きかったわ。間奏での高見沢さんのエレキと桜井さんのベースの絡みは相変わらずカッコいい!そして、『Juliet』、『閃光』と続きました。『閃光』では、高見沢さんスッカリ壊れていたわ。最後はギターを高々と掲げて「ジャンッ!」とシメていました。 そして桜井さんと高見沢さんは一旦ステージを下がり、幸ちゃんのMCになりまして、本人大好きだという「それではしらばらく…そのままでいて下さい」発言が飛び出したんですが、律儀にそのままでいた人が多数だったので、「あ、座って下さっていいんですよ」と慌てていました。 「しかし、暑いね〜!蒸すーっ!」と、幸ちゃんも暑さにグッタリな様子で、なんとかジャケットを無理に腕まくりしようとしていた。あと「東京に戻って来た」とかという話になって、 幸「初日の文京以降あっちこっち回って来まして、東京はいつ以来だろう?…相模大野か(そこは神奈川県です、幸ちゃん/汗)、中央林間とか(コンサートやってないでしょう/汗)、町田とか…(小田急線沿線に詳しいね/笑)別に僕が住んでいるわけじゃないですけど。ということは、今日が初日だって人?…おまたせしました〜。今日初めての人は、もう何も耳に入れないでこちらに来た人もいるんじゃないかと。映画でもそうですけど、『犯人はおばあさんだ』って、先に聞いちゃダメですからね(笑)。じゃ、生まれて初めての人?…いらっしゃいますね〜。これが、生のアルフィーです。ここは3階席が遠いけど、3階席元気かーっ?(大歓声を上げる)NHKは3階席からの熱いノリが凄いですからね!(更に歓声を上げる)シュッ!シュッ!(両手人差し指を3階席に向けて突くように攻撃を開始する幸ちゃん…)シュッ!シュッ!…何やってんでしょうね。2階席ーっ!シュッ!シュッ!…何の意味があるんでしょうか、これ。自分でもよく判らないですけど…シュッ!シュッ!、何か新しいゲームが生まれそう(笑)」 …この時の幸ちゃんてだいぶ壊れていたような気がする(笑)。東京じゃない地域の駅名言ったり、極めつけは「シュッ!シュッ!」という指し攻撃。その行動に何の意味があるのかサッパリ判らなかったんですが、本人も判らないみたいなのでしょうがないかな?どうしてあんな動きを急に編み出したのかも謎。3階席、2階席の元気が良かったので、突っついてみたかったんでしょうか? その後は20年ぶりに復活した「オールナイトニッポン」の話題に移りまして、「毎週水曜日に生放送です。これからは生の時代です!」と、生でラジオしていることを強調していたと同時に、やっぱ深夜の生ラジオの独特の雰囲気が好きみたいなことも言っていたような。でもって、「オールナイトニッポン」といえば、伝説のコーナー「桜井の父」の話題は欠かせないとあって、いくつか面白かったネタを披露してくれまして、伝説となっているのは「桜井の父は座布団でツルが折れる」ですが、新たに投稿されたネタでは、「桜井の父は『桜井の父』という判子を持っている」とか、「桜井の父は下を向いたままうがいをする」とか(笑)、面白いのを幾つも紹介してくれました。「でも、本当の桜井の父はそんなんじゃないですからね」と念を押していた幸ちゃんですが、そうやって念を押してくれないと信じちゃいそうなのは何故だろう。桜井賢のキャラクターのせいかしら?(笑) 幸「父といえば、今日ウチの親父が来てまして、始まる前に楽屋にあった曲目表を見て『コレ持って行っていいか?』なんて聞いてきて(笑)、『これ、客席で見せびらかしてみようか?』なんて言うから、『くれぐれも客席で見せびらかすような悪戯はしないように』と言っておきましたが(笑)」 さすが、下町の商人さんだけあって、茶目っ気のある人というか、幸ちゃんのお父さんだよな〜って思ってしまいました。でも、曲目表を客席で見せびらかさないにしても、コンサート中に表みながら「次は『****』て曲か〜」なんて口走りそうな気がしないでもない(笑)。 そして、だいぶ落ち着いてきたということで次の曲へいく雰囲気になったんですが、「お休みはここまで、ここから気持ちを切り替えて」みたいなニュアンスで言いたかったであろう言葉が、「では、ここからは心を入れ替えて」なんて幸ちゃんが言ったもんだから、「心入れ替えるって、なんか道踏み外していたっけ?」みたいに客席がややザワめいて、「いや、悪い意味ではないですよ!気持ちを切り替えてって意味で!」と焦って弁明する幸ちゃんであった。でも、アルコンで更生ていいかもっ♪ 幸「マッタリしたとこで次の曲にいきたいと思います。…では、山石くん、じっくりっ!」 という幸ちゃんの曲紹介(?)が終わるとステージは暗転し、山石さんのキーボードソロになり、その演奏に合わせて桜井さんと高見沢さんが再びステージに登場。衣替えを済ませた高見沢さんは、ヴィックを外して(髪がやけに縦ロールになっていた)ハチマキ付きの和魂洋才衣装で出て来ました。 そして、山石さんのキーボードソロからアカペラで始まる『Can't Stop Love!』が演奏され、バンド演奏が入ったと同時に客席はスタンディング。続いて『Complex Blue〜愛だけ哀しすぎて』が歌われ、山石さんの演奏がすっごく良くて、あのキーボードのサウンドになんか泣きそうになってしまった。特に、ラストのドラムとギターソロの掛け合いの時に重なるキーボードがとっても良かった。そして、今年の新曲の1曲である『夜明けの星を目指して』が歌われまして、個人的に好みのサウンドなのでノリノリになってしまいました。あのプログレ色の強い独特のサウンド、照明が合っている気がします。 続いて、高見沢さんのMCになりまして、いきなり「普段でもオレが化粧しているだなんて、してねーっつーの!」と、某番組の話題に対して不満意見を述べておりました。イメージとは恐ろしいみたいなことを言っていたのかな? 高「今年でデビュー30周年を迎えるけど、NHKホールで初めてコンサートをしたのが'84年なんだよね。だから、今年でNHKホールは20年目になるんだな。20年前のNHKに来ていた人!……おお、ありがとうございます。あれからずっと参加し続けている人もいれば、途中抜けて今日久しぶりに来ているという人もいるだろうけど、別にそれで問題ありません。来たい時に来て下されば、僕達はいつでもここで歌っていますから」 NHKホールで初めてコンサートをしたのが1984年で丁度今年で20年だというのは初めて知りましたが、その時からずっと参加している人も凄いな〜と感動。しかも、「20年間ずっと参加し続けてきた人も、間があいてしまった人も、別に問題ない。来たい時に来てくれれば」て言い方した高見沢さんがヤケに男前に見えてしまった。常にコンサートをやり続けている貫禄と自信というのかな、なんかカッコ良かったです。 高「30年もやっていると色々と貯まって来て、ギターは300本以上になってどうしようか、博物館でも作ろうかなぁ〜なんて思ったり…(客席は「作って〜」と盛り上がる)『作って〜』て簡単に言うけど、現実的なことを考えると大変だなんだぞ!」 福岡でも言っていたけど、それこそ福岡の海の中道に「高見沢ギター博物館」を是非!ずーっと博物館を維持するというのは途方もなく大変だろうから、期間限定でやって欲しいな。どっかの交通の便のいいデパートの開催場貸し切っちゃってさ、無理かな〜?誰か、ファンにデパートのオーナーとか居ないかしら?<無謀? 高「でも、30年もやっているとやり尽くしたかな〜なんて思っていたら、30年やっていても初めて経験することもあったんだよ。コマーシャルだよ。なんか、CM放送前に色々と噂が飛び交っていましたが、一番多かったのはシャンプーのCMだったな。でも、よく考えろ!男性のシャンプーのCMなんて見たいか?男がこうやって…(後向いて後ろ髪を両手でバサッとやってくれる♪)見たくないだろ!(客席は「見た〜い!」とコール)そりゃ、君たちはいいよ。君たちは買ってくれるだろうけど、全国的にだな、『高見沢は普段も化粧してる』と思っている大多数の人達がそんなCMを見たらどう思うと思っているんだ!」 …と愚痴る高見沢さんがツボでした。でも、高見沢さんが指摘するまで、男性のシャンプーCMが無いということに今更ながら気づいた。ジャニ●ズ系のアイドルとかだったらありそうな気がしないでもないけど、メンズ整髪剤止まりだもんね。高見沢さんのようなロンゲの男性のシャンプーCM…、色んな意味で物議かもし出しそうで面白いと思うんだけど(<所詮、他人事)。 高「あと、少数意見で意外なのがあった。それもお線香のCM!オレがお線香のCM?どういうイメージだよ。そりゃ今年でいい年になったけど、まだ、早いだろ!生きてるぞっ!」 …と、ややご立腹の高見沢さんが可笑しかったけど、何をどうイメージしたら「高見沢さんがお線香のCMやる」て考えが浮かぶんだろう?最近、和風(着物)系の衣装に凝っているからか?だからって、お線香は飛躍過ぎだよね。まだ蝋燭の方が想像できそうな気がしないでもないけど、ちょっとアブナイ方向いきそうだな、こっちも(笑)。<何の話をしているんだか それから、ハワイのマウイ島の海の話になったのかな?なんかアルフィー30年のこととか、色々と思い出して考えちゃったみたいですが、「ハワイにまで行って出て来た顔がアレ(坂崎と桜井)だよ!海外にまで来て出てくんなよっ!毎日顔合わせてんだからっ!」と文句言っていた高見沢さんでしたが、思い出しちゃった高見沢さんがいけないんじゃないだろうか?(笑)。そんな話題から、二人と初めて出会った話になりまして、 高「初めて2人に会った時、桜井さんは丸坊主だったけど、坂崎はセーラー服を着ていたなんてて思い出してしまったりして…」 なんて問題発言するもんだから、幸ちゃんが口に手を当てて「いやん♪」みたいなポーズを取って、桜井さんと一緒に寸劇みたいなのをやり始めちゃって、客席はクスクス笑い状態になったしまい、思わず高見沢さんが「こっちを見る!」と客席を注意したのであった。(笑)。そして高見沢さんが身振り手振りで2人に注意、幸ちゃんも身振り手振りで桜井さんに伝言、桜井さんも野球のサインのような身振り手振りをして応え、「業務連絡終了」て、一体(笑)。…何の業務連絡だったんだろう?意思の疎通は出来たんだろうか?と、客席は疑念を抱いたのであった。しかも、その後一人で笑いを引き摺る高見沢さん。話を続けようとしたのに、唐突に「ブッ」と笑い出してしまい、思わずマイクスタンドから離れて笑いを堪える。そんな高見沢さんの姿を見て、桜井さんが「頭の上に孔雀がいる〜」みたいなジェスチャーしていて可笑しかった。ファンが読めないところで、妙なエンジンが掛かっちゃう人だよね、高見沢さんて。 あと、この時だったか、高見沢さんも幸ちゃんのお父さんの話題を出しまして、「いきなり楽屋に入ってきて、『よおっ!高見沢くん、相変わらずカッコいいね!』て言われて返事に困った(笑)」て言ったら、桜井さんがツボに入ってしまったようでバカウケしていた。「2人にだってカッコいいなんて言われたことないのに、坂崎には『素敵』て言われたことあるけど…」て、やっぱ、これ自慢か? この雰囲気からどうやって真面目モードに持って行ったかスッカリ忘れてしまっているんだけど、マウイ島の海の話に戻って、「30年前に一緒にデビューしたバンドも気がつけば残っていなくて、彼らだって彼らなりの伝えたい歌とかあったと思うし、そういう想いも歌い続けていくことも俺達の使命の一つなんじゃないかな…」みたいなことを言っていましたね。 そして、メッセージソングコーナーに入っていきました。 『誓いの明日』、『AUBE〜新しい夜明け』はハート・エンジェルギターで演奏していて、やはり3階席から見ても、「大きいギター」と判別できるハート・エンジェルギターはかなり存在感でした。重厚なアルフィーサウンドに合っているギターですよね。続いて、『Dark Side Meditation』、『DNA Odyssey』と歌われ、『DNA〜』では、前奏に合わせてステージの四方から炎が吹き上げる特効と、歌い終わりにステージ頭上に花火が出る特効が健在でした。判っていても、ビクッとしてしまうのは何故だろう。 そして、『Mind Revolution』と『TIME AND TIDE』は、ヴィーナス・エンジェルギターで演奏していた高見沢さん、特に『TIME AND TIDE』では、ギターを抱くように持つから、ギターと高見沢さんがすごくイイ雰囲気に見える錯覚を起してしまう。 そして、本編が静かに終わりまして、3人は手を振りながらステージを去って行きました。 アンコールでは、人がステージに登場すると、少し遅れて猛ダッシュでステージに駆け込んで来た長谷ぼんと山石さんの姿が妙に印象に残りました。いや、なんかステージを堂々と突っ切るように走り込んで来たもので(笑)。 衣装は、インカム付けた高見沢さんは黒のレザーパンツに鎖とかジャラジャラのベルト付きで、キラキララインストーンで髑髏を象った黒のタンクトップ、その上にベージュ色ぽい生地に紫や赤や黄色で花柄が描かれているラメ入りのやや悪趣味(笑)な着物を羽織って登場。幸ちゃんは黒ラメタンクトップとコバルトブルーのパンツ姿。桜井さんは、エンジとグレーぽいストライプ柄のシャツに白パンツ姿で登場。 この時、勢いよくステージ上手に走り込んで来た高見沢さんは、着物の袖をマイクスタンドに引っ掛けてしまい網に掛かった魚のごとく「オットット」状態。その姿に幸ちゃんと桜井さんは苦笑+客席も苦笑。思わずマイクスタンドを「何だよう」て感じにペシッ!と叩いて八つ当たりする高見沢さんであった 。 そして3人は山石さんの前に集まると、ヒソヒソ話を始める。しかも、幸ちゃんが何かヤバイことを言ったらしく、高見沢さんから「おいっ!」て感じにド突かれていた。…ホントに内輪ネタが好きなグループだ。 なんとか内輪会議が終了し(笑)、やや唐突にジャーンッ!とセッションが始まると、高見沢さんはステージ前に出て来て客席を煽り、行くぞーっ!て感じに腕を振り上げると、そのまま『トラベリング・バンド』へ。「辿り着いたぜ!エヌ・エチ・ケーっ♪」です。「東京」と来るかと思っていたので、ちょっと意外でした。続いて『クリスティーナ』が歌われ、高見沢さん腕をブンブン振り回して大暴れっ。 そのままメンバー紹介になり、「キーボード!赤いシャツの山石敬之〜っ!」、「ドラムスっ!白いTシャツが素敵、長谷川浩二〜っ!」と、衣装まで紹介している高見沢さんであった。続いて幸ちゃんに近付いて行ったんですが、幸ちゃんの服をどう表現していいのか判らず、「そしてっ!ギターっ!(黒のカットソーの袖を引っ張りながら)…コレ、何て言うの?…ブルーのパンツの坂崎幸之助〜!」…と、パンツの色の方へ言い逃れ(笑)。しかし、ここまで衣装紹介を付け加えてきたのに、やはり桜井さんには違うパターンでいくらしく、最初はシャツのことを言おうとしたのに(柄をどう表現したいいのか判らなかったのかも)、「胸毛が少なくなったね」といきなり暴言を吐く高見沢さん。そこ言葉に思わずサングラスに手を当てて泣く桜井さんに客席は同情。その後、禁断のヘアー(髪の毛)話になり、幸ちゃんまで「最近、髪が短くなったり長くなったりしてないか?最近はいいのが出来ているらしいからね〜」と窮地に立たされますが、なんとか切り抜け(笑)、「あんなに綺麗な髪なのにヅラだったら凄いよな」と矛先はタカミーにまで…。でも、高見沢さんはヅラなんかじゃないと、自分で自分の髪を弄びます(表現かなり間違っているかも/笑)。そして、最終的には「何が起きても抜けるよりマシ」と凄いことを言ってのけた桜井さんに、幸ちゃんは思わず握手を求めるのであった(笑)。…て、かなり際どい会話していたよな、この時の3人てば。 しかし、話がどういう方向に流れても桜井さんにま物真似を強要する高見沢さん。あまり受けないし、桜井さんもやる気がないように見えた為(「練習して出きる物真似ならやるよ!」と愚痴った為)、「今日はとことん行く!客席はウケるまで俺もここで座って見る!」と高見沢さんが桜井さんの真ん前に陣取りながら宣言、幸ちゃんも高見沢さんに着いて行きます。仕方なく桜井さんが客席からリクエストを取りまして、客席の大半は「ジュリー」をリクエストしたものの上手く聞き取ってくれず収集がつかない状態に。そこで、やっぱり自分で考えなくちゃダメだと高見沢さんに言われ(実は、この時点で高見沢さんは山石さんにコッソリと何やら打ち合わせをしていた)、「食事中のブタ」の物真似を披露。実家でブタを飼っていた桜井さんの観察によると、ブタは食べることしかやることないので、ご飯がくると鼻から餌にツッコミ呼吸困難になりながら食べるとか…。で、本当はコンサートでやっちゃいけないんだけど披露してくれまして、客席は笑いましたが、その後マッタリトークに突入してしまって、どんどん客の波が引いていき微妙な空気に(笑)。この見事な引きっぷりに、「凄い潮が引いた!潮干狩りだっ!貝取り放題だ!長谷川っ、取って来ーいっ!」と、長谷ぼんに絡む桜井さんがツボに入ってしまいました。山育ちの桜井さんにとって潮干狩りは珍しいらしく、桜井さんのところではあっても「山津波」か「土砂崩れ」だそうで、幸ちゃんから、「災害じゃん」と毒のある返事を頂いていたな〜。 で、このまま強引に曲に行くか、波を戻すか桜井さんと高見沢さんは揉め(?)ますが、高見沢さんは「いいや、俺は波を呼び戻す!…ジュリーーっ!」と叫んだと当時に、『勝手にしやがれ』を演奏する山石さん。スタッフも慌ててスタンドマイクを持って来て、強引に桜井さんにワンコーラス歌わされてしまったけど、なんだかんだいってノリノリ(笑)。先ほどの高見沢さんと山石さんがコッソリ打ち合わせていたのはコレだったのか、と妙に納得してしまった一場面でした。 そして波を戻した高見沢さんは、「まだまだ行くぞーっ!本物のロックンロールだぁ!」と勢いづけて『君はパラダイス』にまで持っていったのは、さすがだと思いました。しかし、この演奏寸前に、幸ちゃんがカンペを持っていることを高見沢さんが発見し「坂崎くん、カンペなんか持ってんじゃない!たった6行なんだから!」と注意を受け、思わずカンペを客席に投げちゃう幸ちゃんであった。それでいて注意した高見沢さんは、自分のパートを客席に歌わせるズルぶりを発揮していた(笑)。その横の花道で、幸ちゃんと桜井さんはラブシーン(バードキスの真似)のようなイチャツキをしていて客席を笑わせていて、本当に3人ともやりたい放題。とっても自由なステージでした。そういえば、ハモる部分で遅れてマイクスタンドに駆け込んだ高見沢さんは勢い余って隣の桜井さんに衝突。左手を思いっきり強打したらしい桜井さんは、歌の最中とはいえ思わずマイクスタンドから離れて痛がるのであった。そんな桜井さんに対して、すんごい軽く謝る高見沢さん…かなりツボでした。 そのままハモ遊びに突入しまして、今回は3階席からもリクエストを取ってビックリだった。「え〜、3階の後から3列目の、ユニ●ロのTシャツ着てる…」と言う高見沢さんに、「見えてないだろ」と冷静に突っ込む幸ちゃんが面白かった(笑)。でも、3階席の最前のピンクのワンピースらしきものを着ているぽい人(笑)に当てまして、その人からのリクエストが、「高見沢さんとチュウしたい!」という大胆なモノ。あまりにもストレートな物言いに、高見沢さんはドキドキです。しかも、この時、幸ちゃんがまたもやヤバイトークをしたらしく、桜井さんがマイクスタンドに幸ちゃんの声が入らないように、客席の方へ遠くへ離していたのが可笑しかった。でもって幸ちゃんへのリクエストが「一緒にデュエットしてハモりたい」で、桜井さんが「一緒に腕相撲したい(男性からのリクエスト)」というものでした。そして、今回は特別に山石さんや長谷ぼんへのリクエストも取ることになり、山石さんが何故か「一緒に保育園にお迎えに行きたい」というもので、長谷ぼんが「一緒に美容院行きたい」という、またもやヘアーネタ(笑)。しかし、桜井さんは「一緒に病院行きたい?一緒に点滴でも打たれるのか?」と聞き間違ってしまいました。そして、「美容院」だと判ると、「いいね〜、切ったり、パーマしたりする髪があって。今のうちだよ…」と、またもや自虐的なネタに走ってしまう桜井さんであった。そして、今日はなんと吉田健さんが見にいらっしゃっているとかで、吉田健さんへのリクエストも募集し、「田健さんと一緒にベース弾きたい」というのが出ました。あと、ついでだから(笑)とPAの田島さんのリクエストを募集したんですが、「PAでギターを弾きたい」というリクエストが出された為、「意味不明」と却下され(笑)、幸ちゃん案「メシ食いに行きたい」になってしまいました。 最後は「誰でもいい〜♪」と本来の歌詞に戻って『君はパラダイス』が終了。そして、一旦ステージが暗転すると、長谷ぼんのドラムソロから『Blue Age Revolution』が演奏されまして、この曲が大好きな私は大ハシャギしてしまいましたっ♪だって、この時の長谷ぼん、ムチャクチャカッコいいんだよ〜っ!そういえば、高見沢さんは着物を一枚脱いで赤い着物になっていたけど、メンバー紹介の時に脱いでいたのかな?『君パラ』の時は、赤かったという印象がなんとなく残っているから(笑)。 そして、長谷ぼんのドラムロールが鳴り響くと、『Flower Revolution』へ続き、紅い着物も脱いで来た高見沢さんは黒のタンクトップ姿になり眩しい二の腕を披露。ドラえもんギターを掲げて「Jump!」という高見沢さんの叫びと同時に、客席も飛び跳ね大盛り上がり状態。桜井さんは屈伸運動のスローモーションヴァージョンのような妙な動きを披露し、またもや幸ちゃんを笑わせようとしていました。そんな桜井さんの動きに気づいた高見沢さんが、ピョンピョン跳びながら桜井さんに近付いて来ましたが、上手い感じに逃げていましたね。それにしても、この時の高見沢さんの運動量てハンパじゃないですよね。自分が歌っていない時はギター掻き鳴らしながら跳ねているし、歌っている時もインカムだから動き回っているし、とにかく暴れまくっていた。あと、サビで銀テープが飛び出したけど、席が上過ぎてあんまりよく見えなかった…。キラキラしているな〜って、いうのは判ったけど。 最後は高見沢さんが「東京最高っ!どうもありがとーっ!」と叫んで終了。演奏後は山石さんや長谷ぼんも前に出て来てご挨拶。長谷ぼんは高見沢さんの紹介通り白Tシャツ姿でした。福岡と同じやつだったのかな?3人はそれぞれピックを投げまくり(桜井さんは花道の端っこまでいってバラ撒き)、手を振りながらステージを去って行きました。この時、幸ちゃんは去り際に投げキッスをしたような…? 2度目のアンコールでは、高見沢さんはブルーラメのスーツにインナーが白のフリルシャツ姿、幸ちゃんが黒ぽいシャツに柄入りのデニムパンツ姿、そして桜井さんが黒のシャツに黒パンツ+黒ハット姿で登場…だったかなぁ。この時の3人の衣装に自信がありませんっ! そして高見沢さんのMCに入りまして、 高「さすが地元、東京というか、凄い熱い声援を最後までどうもありがとう。みんなの熱い想いがビシビシと伝わって来ました。特に3階席〜!(大歓声を上げる)凄いっ!圧倒されるなぁ!もう一度、3階席〜っ!そして2階席のみんなーっ!おお、凄い。そして、アリーナ!…え?1階席か、1階席〜っ!本当にどうもありがとうっ。この声援が俺達のステージの原動力になります!」 その後、夏イベの告知になりまして、丁度、8/14,15はお盆真っ只中という日程だけど、「みんなもお盆で色々と事情があるだろうけど、そんなの無視しろっ。ALFEEデビュー30周年の誕生日をみんなでドーン!と祝おうじゃないかっ!」と訴える高見沢さんが非常に印象的でした。「切実に訴えてます」とか、言っていたもんなぁ。 それから、どういう話の流れでそうなったか忘れたけど、みんながこうしてコンサートに来てくれることが嬉しいようなことを言ったのかな、それでみんがが周囲から「『アルフィー?…また行くの〜?』とか言われている人も多いでしょうが、また行くんです!行きたくなるんです!」なんて言ってて面白かった。その「また行くの〜?」の言い方が非常にリアルというか何と言うか、そう言われているファンを見たことあるんじゃないか?て問い詰めたくなるくらい上手かった(笑)。あと、みんながコンサートに参加する為に、「親戚とか殺しているんだろうけど」と言ったのもツボ。毎月1回は法事がある変な人とか思われちゃったりとか、本当にファンの環境をよく理解していらっしゃる。さすがに、私はそこまでの荒業に出てないけど…。で、「そんな嫌味を言う上司は1回俺んとこに連れて来い!俺が説教してやるっ!」と息巻いていた高見沢さんの頼もしいこと。でも、ファンよりも上司との方が世代が近いせいか、「上司にも上司なりの立場っていうか、嫌がらせしちゃう理由があるんだよ」みたいな、フォローは入れていたな。 どうも、ここのMCは断片的にしか覚えてないんだけど、妙に強気発言をしていた高見沢さんが印象に残っています。別に威張っているんじゃなくて、優しさの裏返しっていうのかな、優しさ故の強気発言て感じで、こう言われてて嬉しくなっちゃう感じでした(…て、マゾ?)。 高「デビューして30年経って、30年ぶんのいろんな思い出がこのステージあります。みんなもアルフィーのコンサートに参加した分、いろんな思い出があると思います。このコンサートで知り合った友達や、離れてしまった友達、出会った恋人や、別れてしまった恋人…。いろんな出会いと別れがあったと思うし、これからもあると思います」 この内容も凄い曖昧なんだけど、こんなようなことを話してくれたような気がします。みんなが色んな出会いと別れを繰り返していく中でも、こうして僕らはステージ立って歌い続けているから、辛くなったらいつでもおいで、みたいなニュアンスだったんですよね。避難所という言い方も変かもしれないけど、アルコンて心の避難所のような存在かもしれない。もうホントに自分自身の心がどうしもようないくらい追い詰められちゃった時に、アルコンという避難所に駆け込むと、その追い詰められた状況から抜け出すキッカケを教えてくれるまではいかないけど、キッカケになる何かを掴ませてくれたり、キッカケが来るまで休ませてくれたり…、そんな場所なのかもしれないな〜て、高見沢さんのMCを聞いていて感じていました。 高「では、今夜ここに集まってくれたみんなへ、ALFEEからの愛の歌を送りたいと思います」 というMC後に歌われたのは『確かにFor Your Love』。続いて山石さんのキーボードソロと幸ちゃんのブルースハープの演奏から『哀しみの泉』が歌われまして、相変わらず感情たっぷり込めて歌う高見沢さんが素敵でした。 そして、最後は3人それぞれ手を振ったりピックを投げたりしてステージを去って行ったんですが、最後までステージに残っていた高見沢さんは、ステージ中央の前に出て来て深々とでお辞儀し、袖に下がってしまう間際に客席の方へもう一度お辞儀をして去って行きました。 静かな終わり方だからこそ、最後の三人の穏やかな笑顔になんかグッときてしまうものがありました。
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