堂本剛とFashion&Music Book
bayfmをお聴きのみなさんこんばんは、堂本剛です。 「堂本剛とFashion&Music Book」始まりました。
えっとですね、まず、まあさん。
「初めてメールさせていただきます」ということで。 「剛さんはペトリコールという言葉をご存知ですか? 雨が降った時に地面から上がってくる匂いを指す言葉で、ギリシャ語で『石のエッセンス』を意味する言葉だそうです。 私は小さい頃から親や周りの友達に「雨女だねぇ」と言われることが多くて、何か行事ごとがあるたびにかなりの確率で必ず雨が降ります。 小さい頃から雨に降られる確率が多いせいか、雨が降った時の地面からふわっと匂ってくる独特なちょっと埃っぽい感じのあの匂いがたまらなく好きで、 ペトリコールという言葉を知った時に、あの匂いに名前が付いているなんてとちょっと感動してしまいました。 ちなみに剛さんは何か好きな匂いや香りってあったりしますか?」
まさにおんなじなんですよね。ペトリコールって曲書こかな。 ちょっとメモっとこ、ペトリコール。
ちょっとあの薬の名前みたいですけどね。 「ペトリコール1週間分出しときますんで」 「ありがとうございます」 「これはあの食前に飲んでください」 「あっ分かりました」 「漢方みたいなやつなんで食前でお願いします」 「分かりました、ありがとうございます。失礼します」
あの独特な匂いあるんですよ。 確かに石のエッセンスってギリシャ語おぉおしゃれって今思いましたけど、表現がね。
昔はその石が多かったっていうかね、その石工職人の人とかあってね。 石で建造物立てたりだとかあっただろうから、石のエッセンスっていうワードが生まれてるんだと思うんですけど。
クリスタルとかもね「クリスタロス」ってギリシャ語が昔あって。 昔はなんやったかな、解けない氷?みたいな表現とかがあったみたいですね、水晶見た時に、 昔の人のその感覚っていうのかな・・・が入ってる言葉ってギリシャ語がすごい多いなって思うんですけれども。
このペトリコールが、僕もなんて言うのかな、みなさんもご存知のとおり雨多いんで。 でちっちゃい頃からかって考えるとちょっと違う感じはするんですけど。
この仕事しだして音楽やり始めてからその現象多いなと思うんですけど、その雨の匂いを感じた時になんか奈良を思い出すことが多くて、それでなんか好きなんですよ。
昔は雨あんまり好きじゃなかったんですけど。
何でかっていうと雨降ると池からカエルがいっぱい出てくるんですよ。 でカエルがやっぱ避けきれないからということで、車とか自転車の犠牲になるじゃないですか。
なんかかわいそうやなと思っててなんか雨があんまり好きじゃなかったんですけど。 歳重ねてこういうお仕事して、なんか雨が降るとこう浄化されてたり癒されてる自分が居たりしてなんか気持ちがいいなっていうのがあって雨がすごい好きになりましたね。 そんな中で作った曲というのがねありますんでこちら聴いていただきましょう。
『空が泣くから』聴いてください。
♪『空が泣くから』
堂本剛とFashion&Music Book。
ここでみなさんからのメールご紹介させていただきますが、今週ファッションについてのご紹介をしたいと思います。
今年はまぁ茶系コーデュロイの素材を使った物が目につくなぁという感じもありますけど。 まあこれもねぇ僕もファッション誌いろいろさせてもらってますが、あの今年の流行りがどうとか、ああだこうだというのはその業界の人たちとかが決めてることなんで、それに乗っかるならって感じですね。
それに乗っかるならってところで、でも基本的にねえ秋口になったら茶系は合うよねみたいな感覚もあったりしますし。
東京に住んでるとなかなか四季折々のなんて言うのかな、ビルが多い分なかなかこう植物から四季を感じる感覚とか広い空の下で何かを感じるというのが意外と難しいんだという気がしますが。
やっぱりそれこそ京都にちらっと行ったりすると分かりやすく四季が飛んでくるなという感じはありまして そういう場所にいるとやっぱりちょっとおしゃれしたいなという気持ちにもなったりするなと思ったりしますけど 東京にいると逆におしゃれをすると言うよりかはやっぱり自分というものをしっかりと持つということの延長線上にファッションがあればそれで十分かなという気がしたりしますね。
そんな中、紫マニアさんですけれどもね。
「ファッションで人に相談することはあまりないんだけれども、ずっと迷い中なので剛さんに助言をいただけたらとメールします。 昔から大好きなアメリカのモデルさんが素敵に着ているのを見て去年初めてレオパード柄に挑んでみようと思ってブラウスを買った いい感じに思えたんで先日ちょっと攻めてモスグリーンのレオパード柄のコートワンピースを買ったんですが、難題ですけどこれを上品に着るのが今の目標です。 剛さんにそういう柄物のイメージはありませんが何かヒントアドバイスをいただけたらありがたいです」
これでも柄物はですね、やっぱ身長がある人の方が似合いますね、どうしても。
僕も身長ある訳じゃないですからなんて言うのかな、身長が低めの人は大きい柄選ばない方がいいかなとか。 なんか短く見えちゃうって言うかね。
身長ある人は大きい柄着ても小さいの着てもどっちも嵌るなっていう感じはありますけれども。
うん柄物・・・でも極論、別に着たかったら着ればっていう感じなんですけどね、ファッションってものは。
あとは自分に合う合わないを知るためにはいろんなもの着てみるとか、全身映る鏡を持っておくのも大事かな。 それで客観視っていうのがなかなかできないじゃないですか。 そういう意味ではスマホで写真を撮るとか、みんなで集合写真を撮るとか遊んでる時写真を撮るとか意外とね客観視できて、こんなふうに映ってるのかみたいな、なんかちょっと短足に見えたなとか、なんかこうやなああやなみたいな。 ほんとにね写真は動かないものなんで、アングルによってはすごい太って見えるなとかありますけど。
でもまぁこういうふうに映るんだなという勉強ができて、自分のちょっとこうマイナスやな嫌やなここと思っている部分を補うのには非常にいいと思いますよね。
まあいろいろありますけど、着たかったら着たらいいやんれ感じですかね。
そうですね、まあ他のものは柄を避けてですね、柄はそれ1点のみにするとかだけでいいのかなという気はしますけれども はいまぁ1回着てみてね、写真撮ったりして客観視するのもいいんじゃないかなと思います。
そして10代の まゆちゃんですけれどね。
「親譲りの、自分でも引くくらいの汗かきだと。汗で滲むから服がどうしても白っぽいものになるんですけどいろんな服を着ておしゃれしたい。 どうしたらいいですか?どんな色から挑戦したらいいでしょうか?」ということなんですけれども。
まぁ僕的には白着てたらいいやんとは思いますけど、うん。
なんかいろいろなもの着たくてとなると、例えば最近ではオーバーサイズ流行ってますからね。 オーバーサイズのやつ着たりとかするといいのかなとか、これからちょっと冬入っていくんでインナーかましつつオーバーサイズのなんか色ものを着ててやれば まあダイレクトに汗もいかないだろうし。
でオーバーサイズだと風通るからちょっと身体も冷えやすいというかね、汗もかきにくくなったりとかっていう作用もあるからって気はしますけど。
うん、だからどうしてもさっきも言うたみたいに身長がないとか汗かいちゃうなあとか髪の毛がくせ毛なんですとかあるじゃないですか人それぞれの。 まあそれをもう利用する他ないというか、まずは。 でどうしても嫌で矯正できるものはしてしまえばいいかなっていうのが僕の考えかな。
どうしても自分的にも嫌だとか、こんな自分見てたくないのであればそれを修正していけるのなら修正していく・・・とかね。
単純に言えばもうほんとに「太ってる自分嫌なんですけど」「うんじゃあ痩せましょうよ」っていうのと一緒で。
なんかもう嫌なんだったらこうしていくああしていくっていうのをいろいろ試してみるのもいいかなと思いますけど、なんかオーバーサイズやつ着てもいいんじゃないかなとか思ったりしますね。
でまた10代のね ゆりゆりなさんですけどね。
彼女はね「太腿が太すぎてスキニーが穿けません」というね。 「膝までは余裕で入る。ただ太腿からが入らない。太腿が入っても巨大なお尻が待機してるから二つの壁を乗り越えないと穿けない。穿けたとしても見苦しい姿になってしまう上に脱げなくなる 無理やり穿いた時には10分格闘しやっと脱げたレベルです。 おとなしくLサイズのパンツを買えばいいんですがプライドがあるのでMサイズを穿きたい スキニーパンツは昔からの憧れなんで穿くことを諦めたくない。どうしたらいいですか?」ということなんですけど。
いやこれ正に「痩せたらいい」ですよね。
下半身・・・そうねえスクワットとか。でもスクワットもやり方間違えると腰痛めるっていうので、ウォーキングですねウォーキング。
で太腿とお尻の筋肉を鍛えることによって、筋肉大きいとこですから痩せやすくなるという話もありますんで。 ちょっと最寄りの駅ではなく1コ前の駅から早歩きで帰るとか早歩きで登校するとか。
それ1か月やってるだけでもずいぶん痩せると思いますよ。 ウォーキングしてるとね、更に背筋も鍛えられるんでどんどん痩せると思います。
うん早歩き、かかとから足を付けるという早歩きですね。 その早歩きする時に腹筋と腹筋の下に力を入れるイメージで。、 ずっと常に入れながら姿勢を正しくして歩いていると筋肉も鍛えられてスリムになって、Mサイズいけんじゃないかなと思います。
で1か月やったけど無理でした、その理由としては結果食べちゃってるからっていうのと、「いや食べてないんです。食べなくても変わりませんでした」はもうLサイズ穿いてください。
それはもう・・・(笑)それかもっかい2か月なにくそ根性でやってみますと。それで2か月やって入りませんでした。 それはもう止めてください。もうLサイズで。 Lでいきましょそれは。
プライドとかじゃなくてLサイズをかっこよく穿けてたら問題ないっす。
もうLサイズがMサイズに見える感じで穿くっていう、顔で穿くこともできますからね そういうポジティブな穿き方もあります。
そして、なぎささんが
「22歳なんですけども一度もファッション誌買ったことがない。流行りとかが全く分からないから着たいもの着ますが剛くんは普段どういうふうに服を買ってますか?」
僕もねあんまりもうここ何年、流行り流行らないどうでもいいですね。 自分が生活しやすいような服着てるだけっていうか。
あとは今ずいぶんやってないですけど、筋トレやって身体大きくなっちゃったからっていうので、もうなんか服が筋トレするとね服がね、なんかなぁなんですよね。
おしゃれしにくくなるっていうか、もうなんか決まっていっちゃうんですよね。 胸周りでかくなって胸の下のコブラ筋っいうか背筋がでかくなって、ウエストが締まってたとしても硬くなる。二の腕もちょっと太くなって肩もでかくなる。
でなんて言うんやったっけ、広背筋、首の付け根の筋肉とかもでかくなるとかってなると、それこそMサイズ着たらピチピチなんですよ。 だからLとかXLの方が楽なんですよ身体的に。
でもウエストとかで考えると大きすぎるんですけど、みたいな。 だからもう上がでかくて下がちっさいからってなると服がねなかなか厳しい。 スーツなんか着てももうなんかサイズ感がおかしいっていうか特注作らないとしんどくなる。
だから筋トレもあまり良くないなって思って、服似合わへんようになってくるなと思いつつ、ちょっと今やってないんですけど。 うーんまたちょっとやろかな。やった方が楽器弾きやすいなっていうのもあってねちょっとやった方がいいかな。
最後にね、あいちゃんだよさんがね。
「僕が腕や首に石とかストーンとか着けてますけど、着けるとパワー漲りますか?」っていうすげぇシンプルなやつ来たんですけど。
そういう訳でもないですけどね。
なんかこれあの・・・パワーが漲るのかはちょっと分かんないですけど、何度も言ってる科学的なとこで言うと水晶は電気通すから身体の中の電気も通っていくから、それで気分が悪くなったりもするだろうし、良く逆になることもあるだろうなというのはありますけど。
それをパワーと捉えてる人がパワーストーンだと言ったりするのかもしれないしというのはありますけど。
僕自身はあんまり・・・なんやろ地元の石とか奈良県の石やからいうのでなんかこう身に着けるっていう感覚ですけど、これを着けてそういう気になるんだったらそれはそれででいいのかなっていう感じがしますけどね。
まぁでもなんていうのかな、こういうファッションとか自分の体形とかいろいろな思想とかね、みんないろいろ悩みがあると思うんですけど、あんまりね極論悩むことないなと思ってます。
うん・・・ていう自由を与えてくれたのが僕にとって音楽のFUNKっていうジャンルなんですよね。
FUNKはね一応そのセオリールールあるんですけど、ロックもジャズもフュージョンもなんでもいいんですけど、何でも混ぜれちゃうんですよFUNKって。 そういうすごいところがある音楽なんで、だからみんなジャンルが分からないとかこれはロックなのとかいろんな事言い出すんですけど 分かってる人はセオリーとルールはFUNKって分かってて、そこにそういうカルチャーが入ってきてるんだなっていう。
まぁでもこれジャンル何ですか?って言われたらFUNKですねみたいな。
それは音色聴いたりとかタイム感聴いて、これはFUNKって言って大丈夫ですねとかこれはFUNKとは呼べないねとかっていうジャッジはしますけれども。
だからあの単なる自由じゃないってところがFUNKのすごいところなんですよね。 自由の中にもルールがあって、ルールがあるんだけれどもそこに自由があるっていう。
だからちょっと日本人のあるようでない、ないようであるみたいな心理にちょっと近くて、僕はFUNKが非常に奈良っぽいなとか思ったりとか。 なにかごちゃまぜして共存させちゃう感じって言うのかな、それをすごいFUNKと感じたんですよ。
まぁあのみなさんほんとにファッションとかいろいろありますけど、自分、自分というFUNKなルールがあれば何も怖いものはないかなと。
だからまた先ほどの話に戻りますけれども、MサイズでいきたいならMサイズでいっていいんですよ。 10分格闘するMサイズでもいいです。
でもそれが嫌なんだったらちょっと痩せてみたいMサイズなのかLサイズなのかってのもいいけど、どうしてもMサイズ穿きたいんですよっていうのは、僕は逆に好きですけどね。
パンパンやんみたいなね。でもMサイズがいいっていって生活してるの好きですけどね。
「それ脱ぐ時大変なんじゃないの」 「はい、ざらに10分から15分かかります。それでも穿きたいんです」 「変わってるね君」みたいな。 「はい変わってるんです」って言ってるくらいの方が気持ちいいかな。
なんやったらSサイズいってほしいですからね、彼女には。 Mサイズでパンパンで大変や言ってますけど1回Sサイズいってみてほしいですもんね。 Sサイズいってみた結果こうでしたという報告のメールもいただければな思うんですけれども。
さ、今夜の放送は少しファッションのことをお話させていただきましたけれどもね、みなさんいろいろお悩みになってらっしゃいますねファッションというものは。
なんかねシンプルなものをただ普通にさらっと着れちゃう人ってめちゃめちゃいいなと思うねけどね。
鞄も持ちませんみたいな。 俺鞄持っちゃうねんな心配しいやから。
例えばリハやっててちょっと熱っぽいなってなってきた時に風邪薬あった方がいいなとか、のど飴入れといた方がいいなとかそうなっちゃうよね。
今は耳栓持ってるから自分が予期せぬ時にちょっと耳栓しといた方がいいかもって時が来たら耳栓できるようにってなって耳栓も増えちゃってるし・・・てなってったらなんか鞄あったらいいかってなっちゃうんですけど。
あの鞄なしでいけちゃう感じって羨ましいよね、かっこいいよな颯爽と。
「鞄大きいね」ってよく言われますよ。 確かにまあちょっと大きいなみたいな確かに鞄は女子寄りかもしれないほんとに。
その鞄の中にもポーチが必要でね、セパレートが必要なんですよ物がすぐ出てくるようにね。 「こんなに物要りますか?」みたいな。
しみ抜きまで入ってますもん僕。 こないだもリハでカオマンガイのタレを白いTシャツに溢しちゃったんですよ。 あーって言ってしみ取り使うぞって思ったらメンバーが俺持ってますよって言ってしみ取ってくれちゃったんでまだ使えてないんですけど。
意外としみ取り持ってる男の人多いねんなっていうことがちょっと衝撃的でしたけど。
ほんとはこんなふうに生活したいがあんねんけどね、やっぱりそれはもうね心配性とか石橋を叩き過ぎて渡るタイプとかってなると増えちゃいますね。
ちょっとスマートに物削ってスマートにした時に風邪引いたりするねんまた。
ああ地方にこのまま出てきてしまったなぁしまったなあ、あの風邪薬ちゃんと持ってきたらよかったなぁとか、 あぁあののど飴家に置いて来てるやん普段使わへんからと思って省いちゃったいぇつ家に置いて来てるやんみたいなとか。
そういう時に限ってなるっていうの2回ぐらい経験してるんで、ほんま常に持っとけばいいやん、備えあれば患いなしというそういうシステム取りがちなんですけれども。
まあみなさんもね、物が増えていくということはそれだけまたおしゃれできることでもあるというポジティブな捉え方もありますんで。
そうそう分かる分かるって僕の話聞いてる人もいれば、いや荷物あったら鬱陶しいねんけどな分かれへんわという人もいると思いますけれどもね。 まぁそれが個性というかそれぞれの人間性ですから、それを上手くファッションに取り入れていくとより違和感も減ったりして、あの人おしゃれだな、ああだなこうだなって感じになるんじゃないかと。
ぜひみなさんも自分の中のルールと自分の中の自由っていうもの、それを対比させてファッション楽しんでみるといいんじゃないかなと思います。
(あて先紹介)
10月の7日8日がZeppNambaでENDRECHERIのライブの追加公演やったりしておりまして、あとはまあ去年のライブのDVDが発売しておりますのでこちらも気になる方はチェックしてみてください。
さ、ということでございまして、えー先ほどのMサイズLサイズSサイズの話もありましたけれどもね。 僕もこの食べ物を止めればガリガリになるのになと思ったりしますけれども、なかなか止めれないなというところがあったりしますね。
こちら『410 cake』この曲を聴きながら今日もお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion&Music Book、お相手は堂本剛でした。 それではみなさんまたお会いしましょう。 おやすみなさい。
♪『410 cake』
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2019/10/05
by あやめ [551]
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