♪堂本剛とFashion & Music Book♪
どうも、Bay FMをお聴きの皆さん、こんばんは。堂本剛です。 さあ、堂本剛とFashion & Music Book、今週も始まりました。 まあ、あのー、このね、放送をまあこのマイクに向かって話しする前に、相当な時間ね、ちょっと今の日本についてというか、今の日本にはこんな人間がいるんだなとかね、まあいろんな話をしてしまって、もう2週分位話したあとの今日なんですけれども。相当話しちゃったんで、もうしわけなかったんですけれども。
今日はあの、交通信号設置記念日ということで、1931年の今日にですね、現在の銀座4丁目の交差点、京橋の交差点、などに日本初の三色灯ね、の自動信号機が設置されたと。まあ、この、赤、青、黄色ということでなぜこの三色なのかということをまあ、知らない方も多いんだと思うんですよね。まあ、あの地方によってはあの、赤やけど左折可みたいなのがまああったりして、ややこしいとこもあったり、まあ、この三色で統一してほしいなと思うんですけれども。 赤でも折れていいですよ、みたいな場所が地方にはあるねー。だから待ってたらブーっとか鳴らされたりして。普通の常識でいうと赤やから、ねー、行ったらあかんねんけど、あー行っていいんやみたいなかんじとか。まあ、いろいろありますが。 この三色いろいろ理由はいろいろあるんですけれども、心理学的な要素がまあ加わっているといいうこともありまして、まあ赤は、一番遠くから判断できるという色。だから重要な「止まれ」に使われたと。そして青は赤の次に遠くから見える色だということで、心理学的に安心する色ですね。まあ、よく、あの寝室なんかにも青取り入れると安眠できますよ。という心理もありますね。 なのでまあ、進んでもいいですよ、安心してください、大丈夫ですよという意味をこめた青だと。そして黄色などは、雨とか霧の中でも一番良く見える色なんですね。そして本能を刺激する色。まあ、注意を促す、「危険ですよ」という色に対してまあ黄色が選ばれたという。
だから、そう考えていくと黄レンジャーは霧でも良く見えるんですね。5レンジャーって出てきたときにね、もし、怪人が霧ん中、わー出てきて、で、『なんとか戦隊5レンジャー!』ってでてきたときに、怪人からすると黄レンジャーが一番見えるということだと思うんですよ。うん。で、その青レンジャーを見たときにちょっとこう安心感があったりとか。精神的によっぽど大変ですね、怪人は。5色出てきよるわけですからねー、色々なこの心理と戦いながら、いつもやられていくんだなという風に思いますけれども。
まあこの、当時はですね、赤、黄色、青、あっ、青、黄色、赤のそれぞれの意味が浸透されていなかったので、なんかこう信号がほとんど守られていなかったっていう事実があるみたいです。 なので、信号機を守っていただく心理を高めるために、「進め」「注意」「止まれ」とまず文字で表示されていた。今ではもう考えられませんけれども。 今の現代の子がですねー生まれたときに携帯電話がある、携帯電話の使い方が分かるというのと一緒で、まあ、一番最初の携帯電話って、あれ携帯電話ちゃいますからね。あれ、ショルダーバッグですからね、あれ。うん。あれ、どうやって使うねん?みたいなわからへんかったわけじゃないですか? あんなんもう、あれですよね、今の子たちからしたら、化石の勢いですよね。今もう、どんだけ小ちゃいですか? ほんとの携帯電話ですよ、今。ね。携帯電話は今のこの携帯電話から昔の携帯電話からすれば、ほんとにアンモナイト位のね、うん。 でも、この短期間であんだけ進化できるってすごいですね。ていうか、ちょっと恐ろしいですね、うん。
まあ、今日は交通信号設置記念日でありますけれども、うん。まあ色っていうものについて、ちょっとなんか考えてみるような1日にしてみてもいいんじゃないかと思います。 それでは、ここで1曲お届けします。『赤いSinger』聴いてください。どうぞ。
♪赤いSinger♪
あらためまして、こんばんは。堂本剛です。堂本剛のFashion & Music Book えー、ここでですねー、リスナーの皆さんからのメールご紹介させていただきたいと思いますが、えー、ペンネームですね、みきふぃんさんがですね、えー、『Nijiの詩』全三種類予約しました。ということね、ありがたい話をいただきまして。今回ちょっと『Nijiの詩』というニューシングルをですねー、9月7日にリリースすることが決定いたしました。えー、今回三形態に出させてもらっているんですけれども、まあ、あのー、ミュージッククリップも勿論そうですし、ちょっとあのー、なんていうんですかね、まあ、和を意識した、まあ、虹にちなんでちょと七変化していたりとかですね、まあそういうカードが入っていたりとか、ええ。まあ、あとは、レコーディングを応募券当選された方を招きまして、ちょっと見学していただくという、まあ催しもやったりしましたので、まあ、そういったところの模様ですとか、まあ、色々入っております。 まあ、なんかこの『Nijiの詩』という歌はですね、まあ、その、傷の中でも愛せる傷もあるよね?っていうようなことを歌いたくてすごく昔に書いた曲です。うーん、やっぱりこう、傷ついたときに悲しむことは勿論なんですけれども、うーん、愛するという強さも同時に持っていたいなあっていうようなことから、なんかそういうような想いを書きました。で、まあ、この『Nijiの詩』の、その、なんていうのかなあ、うーーん・・・、うーん、まあ、その、どうしても虹というと、まあ、希望っていうような雰囲気に、日本人持っていったりもするっていうのとかまあそういうのもあるんですけれども、まあ、あの、ラジオネームつぐみさんがおっしゃっているんですが、「にじ」という文字を漢字ではなくてまあアルファベットでNが大文字で後は小文字のNijiの、あとは詩、っていう歌をごんべんに寺っていう風に書いて、詩。で、この、「にじ」を漢字じゃなくすることによってなんか様々な意味にとれてくる気がします。と綴ってくださってる方もいるんですが、まあ、この、漢字ってね、そもそもね、漢字っていうくらいですから、中国から来てることばですよね?その、まあ、僕なんか奈良なんで、やまと言葉っていうものがね、すごく好きで。で、まあ僕はもうあえて、やまと言葉であったり古語と呼ばれる言葉であったり、まあ、今の現代の人がもう忘れてしまっているようなことばですけれども。まあ、そういったことばをあの、あえて使うようにしてるんです。
で、ビジュアルも今回もうちょっと、昔の人々をちょっとこう想像させるような和のイメージで七変化してみたいな、で、中性的な、男のような女のようなっていうその性別のことであったり、権力、地位であったりまあそう言う話はもうやめましょうよ。あるいは昔、今みたいなことじゃなくって、なにかこう、ほんとに、もっとまっさらな気持ちで生きることがいいんじゃないの?っていうような意味を込めてそういうクリエーションしてますが、あの、ひとつはその、テクノロジー、テクノロジアっていう曲が一個収録されてまして、あの、先ほどもチラッと言ってたんですけれども、まあ、その意志、僕たちの意志っていうものがテクノロジー、最先端テクノロジーだと思うよと。想像することもできたり、それを想像したものをまた形にすることができるわけですから、人間の意志って言うのはほんとに最先端テクノロジーだと思うんだと。
ね、で、そのまあ、いわゆる、「もどることが未来」っていうテーマをその曲の中に込めたんですけれども、まあこれが、Shamanipponと言う、まあ、自分の日本、心の国っていうか、自分がクリエイションした国、そこで一番言いたいことなんだなって思ってます。「もどることが未来なんだ」と。で、かつあれですね、権力とか、さっきもそんな話してますけれども、今で言えば、原発の力であたりとか、風の力とか、水の力、火の力、地熱、いろんなこと言ってますけれども、Shamanipponはその人の力を信じることを一番にしています。
うーん。さっき言ったように人が想像したことが形になっていく、それを作ることができる、やっぱり人の力っていうのは凄いんですね。だから、今一度、色々な力に頼ってきた分、それをお返しする意味もこめてですね、まあ、自然と、大自然と言うものに向き合って、ちょっとこう自分が特別な力を持ったという気分になってもいいですから、なんかこう、自然はどんなこといってるのかなとか、これから僕らはどうやって生きていくべきなんだろうなというようなことをなんかこう空を見上げて考えるとか何でもいいです。人の力、自分の力というものを信じて、最先端テクノロジーっていうものは進んでいきますが、人間自体は進んでいけませんからね。寿命というものは伸びましたけれども、僕たち自身が何かこう進んでいけてるわけではないというか。まあ、そこに向き合ってなるべく順応できているというのはありますけれどもね、自分たちの機能がね、変わっていくということではないですから、まあ、知識が増えていった、経験が増えていったということなだけであるわけで、人の力と言うのはやっぱりもう限界がある。だからその「もどることが未来」っていうことで、このShamanipponていうのはあえて昔の日本の人々がクリエイティブしてきた、うーん、作ってきたものっていうのをビジュアルで今後見せていく。 だから、まあ、最初の、『縁を結いて』という楽曲のジャケットを和装にしているのもそこです。まあ、現代の服を着ることもぜんぜん良かったんですが、やっぱりそのなんかこう、昔の人々がこう生きてきたよねっていうところもあえて、分かりやすく見せるために、そして僕はいま歌を歌っている人間であると。でも、その昔っていうのは歌は人々に歌ったわけではなくて、神様に対して捧げたものなんだと、なんかそう、歌の原点であったりとか、僕が今やっていることの原点、日本人の原点。向き合うみたいな和の心、なんかこうそういうものを表現したくて、最初の『縁を結いて』のミュージッククリップしかり、ジャケットは、巫女に扮するようなイメージで和装でやってます。
で、まあ、今回の『Nijiの詩』って言うのは人間は水でできています。水の星、地球で生きていますっていうところで、水をテーマにして、水のジャケットを勿論作っておりますが、まあ、さきほどいいました、まあ昔の人々がなんかこう、魂が蘇ったようなイメージでちょっとこう現代版の、なんかこう昔の時代の人々をちょっとクリエイティブしたようなもの。で、あともうひとつは群集が右に歩いてるんですが、僕ひとりだけ左に歩いていくっていうジャケットを作っているんですが、それは、今言ったような、「もどることが未来」だということで、皆はそっちに歩くかもしれないが、僕はこっちに歩いていきますっていう、まあそういうイメージを込めてつくっています。
まあ、ほんとにその「にじ」っていう漢字もそうですし、ひらがな、英語もローマ字もそうなんですけど。ことばっていうものは勉強していくと意外にですね、あんまり境ないように僕は今、認識しています。うん。あの、例えばだから、堂本剛っていう人がいますよね?これね、国境があるからなんです、国境があるから文字変わってっちゃうんです。で、言い方が変わっていく。これ、国境が無かったらこれ漢字の堂本剛のままどこまでもいけますよ。でも、なんかこう、海外行っちゃうと堂本剛って覚えられへんから、ニックネームでてきちゃったりとかするっていうのが筋というかルールなんだと思うんですよね。だから、そのあえて、うーん、このなんか、まあ、英語っていうか、アルファベット?、ローマ字?みたいなものをひらがなと漢字と混ぜたんです。 で、テクノロジアっていうタイトルも、ほんとはテクノロジーなんですけれども、テクノロジアっていうのはその、言語?うん、ギリシャのことばだったと思うんですけど、そうそう、なんかまあ、色々調べてそんなんやったりしているんですけれども、ことばの意味っていうのかなあ、なんかその語源とかなんかそういうものとかをねー、調べてるのが楽しいですねー、そうするとなんか先祖が見えてくる。ね、うーん、自分がなぜ今ここにいるのかっていうのがなんとなく知れるような気がするし、まあ、非常におもしろいです。 だから、これから日本がですね、前に進んでいくためには、そういう意識やそういう行動を、僕と同じような?ことをするのは必要な気はしますね。特に物づくりしてる人はね。それを体感して、たくさんの国民に、そして世界の人々に、日本とはこうなんだというのをぜひ伝えて欲しいなあという風に思いますが。
ていうことでございましてね、いまほんとにこの日本の中で生きながら、そして世界で生きながら傷を負って生きている人がまあ、ほとんどだと思います。うーん、やっぱりこう自分にしかこう見えない傷もあってね、他人にはもう、絶対に見えない傷っていうもんを持ってたりすると思うから、まあでも、その傷を愛することが、やっぱり自分を愛することにもつながるし、自分を信じることにもつながって、そして人の力、人間の力っていうものがこうみなぎっていく。 その力が自分を救うことも勿論ですけれども、たくさんの人を救うことができるってことは日本を救うこともできるし、世界だって救うことさえできるんだと、まあそういうような想いを込めて。 こちら、『Nijiの詩』、9月の7日発売ですね。『Nijiの詩』聴いてください。堂本剛で『Nijiの詩』どうぞ。
♪Nijiの詩♪
さあ、堂本剛がお送りしてきました堂本剛のFashion & Music Book。そろそろお別れの時間ですが、えー、まあ、たくさんね、あのー、いろいろな想いをあの、今日も伝えさせていただきましたけれども、えー、まあ、あのそうですね、これからも、なんていうのかな、まあ、自分の、一人間、一個人として思っていることをただ普通にしゃべろうかなあとおもってますけれども、うーん。 まあ、あの段取りのなかでっていうか、言い方変ですけれどもまあ、そういうところから出てくる言の葉っていうのはちょっとこう、どこかこうコントロールしすぎるところがあって、ほんとのことが僕うまく伝えられないのでどうしてもこういろいろ話してしまうのですけれども。これからも皆さんにいろいろこうメール等メッセージ等送ってもらいながら自分らしく行こうかなと思っているんですが、うーん、いや、ほんとね、奈良のお坊さん、そして、宮司さんいろんな人と話してきたんです。うん、地元戻って。震災のことも含めていろいろ話しました。これだけの人が悩み、苦しみ、気づき、そして今もうあきらめかけている部分もあるっていう話も聞いてきました。ほんとにあきらめてほしくないなあと思うんですよね、でも、その気持ちをいま一度奮い立たせるために、僕ができることの限界はあると思うんですよね。一個人がね。
やっぱり国っていうものが、うーん、大丈夫ですよってちゃんと手さしのべてあげやんとかわいそ過ぎるなとおもうな、うーん。でもそこに集中しすぎるとしすぎたで、うーん、またうまくいかないこともあるから、うーん、もっとこう広く考えていかなあかんね。広く、優しく、大きく、暖ったかく考えたいなと思うよね。
まあ、そのためにはほんとにこのね、リスナーの皆さんのお力もほんとに必要ですから、皆さんもひとつひとつできることをしてってあげて欲しいなと思うし、これはもう、自分のためにも学びになるし、気付きになるから、ほんとに。自分が将来、また未来に立ったときにどんな自分でいれるかということをもっとこう考えてほしいな。
で、あとはその、未来人のために、僕たちはもうこの出会ってしまった様々な時間を生きるしかないから。うん、だからほんとにそう、未来人のために、皆どうぞほんとがんばってほしいなと思う。うーん。これはねえ、お坊さんとも話しするうちにそんな話になってんなあ・・・。うーん。未来、未来に立つ人のために僕たちが今、乗りきらなあかん、頑張らなあかんと言う話をね、まあ、いろいろしてきたところですよ。うーん、まあ、ということでね、まあいろいろほんとあるけれども、皆さん様々なご意見あると思いますが、いろいろなメッセージ送ってください。 メールの・・・(略)
さあ、えー、そして堂本剛の近況。えー、僕はもうすぐ京都の平安神宮さんで9月の2、3と4、三日間ですね、公演を行います。このときも、ちょっとまあ、僕の想いとしてですけれども、京都はですね、地元の奈良の次にいわゆる日本を造っていくうえで重要だった場所ですね、まあ、なのでタイトルとしては特に平安神宮ライブですけれども、何かこう想いとしては、京都から日本を祈りたいなあという風な想いでちょっと選曲したりしてます。うん。だから、もしかしたらMCとか少ないかもしれないですけれども、うん、そこはご了承ください。なんか、あのー、MCをして面白い話ししてっていう自分も好きやし、みんなを笑かして、あのー、安心させてあげたいっていう自分もおるんですけど、やっぱりねえ、あの、それはえーっと、やれる場所とやれへん場所がなんか自分的にあって、うん、これはもうアーティストのわがままと思ってちょっと聞いてもらえたらなあと思います。うん、あのー、とにかく天と地に足をつけて立ってたいんですよね。うーん、だから、えー、まあ、どういうものになるかっていうの、今、ちょっと今、模索している途中なんであれですけれども、まあ、ぜひ、皆さんもですね、あのー、だからといってかしこまって来いっていう話をしているわけじゃなくて、まあ、素直な自分で来てくれはったらなと思います。
そして9月の16日ですね、18時30分から、福島の会津風雅堂、そして、9月の17日18時半より、宮城の仙台サンプラザホールです。 そして9月の18日は16時から、岩手の奥州市のですね、文化会館Zホールでライブを行います。えー、あとはですね、登録無料、堂本剛情報配信サービスというものがありますので、さまざまな登録方法はですね、Tsuyoshi.in 、Tsuyoshi.inこちらまでアクセスしていただければ、詳細載っておりますので。ぜひ、皆さん、無料ですので、登録したいなあと思う人はぜひ、登録してください。 さあ、堂本剛とFashoin & Music Book。今夜はですね、様々な祈りそして想いをこめて『縁を結いて』という曲を聴きながらお別れしたいと思います。 えー、みなさんですね、来週はパワーウィークでございますので、プレゼントのほうもございますからそちらも楽しみに待っていただきたいなと思います。
ということでお相手は堂本剛でした。また来週お会いしましょう。 それでは『縁を結いて』聴いてください。さよなら。
♪縁を結いて♪
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2011/08/20
by MIKI [110]
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