私も昨夜参加しました。今期初のライブでした。 オープニング、真っ黒なステージにステージ袖から出てきた人影、なんと剛紫さん。 いつもとは違う登場に度肝を抜かれました。黒のハットに黒のパンツ、黒Tシャツに真っ白なシャツを着て、黒のショートジャケを羽織ったシックな衣装で、素早くベースを抱え、「美我空」のインストに合わせて演奏。ベースのスキルがアップしていて、見事な指の動きに見惚れてしまいました。曲が終わると同時にメンバーが登場、全員黒のスーツで統一されて、黒一色のステージにモニターだけが白く浮き上がる。
剛紫さん、アコギに変え、次曲「TALK TO MYSELF」。心地良いグルーブに興奮した心がクールダウンしていきました。剛紫さんの声は力強く、包容力に溢れていました。このグルーブのまま、「愛詩雨」へ。力強さに切なさが混じり、胸を打たれました。 このライブでは照明も白一色で、モニターに映し出される映像もモノクロでまさに黒と白の世界。剛紫さん作の趣向を凝らした映像も面白く、剛紫さんのコンセプトに全てが彩られているステージングでした。 ライブで聴いてみたかった曲の1つ「雨の弓」白いいくつもの光が色々な角度から放たれ、曲をさらにドラマテックに演出していて、心の叫びのような歌声が体中に染み渡り、感動でした。この曲は広い会場の方がより一層輝くのではないかと思いました。
MCでは、今ではわざわざ長い剛むらさきと言われ、ある番組ではパープルからGPさらにGPSなった話をして、GPSなので、みんなの事が手にとるように分かると言っていました。いらない物は捨てて、心に空、スペースを作ることを提唱しつつ、お母様の話題になり、おかんはスーパーの袋とか捨てれずに引き出しに貯めていて、三年前からのがある。おかんは袋をこれ何かに使えるなとしまうのだと。自分の家に来た時に、ほっておくと引き出しに入れてかえるから、入れずに持って帰ってくれと言うそうです。
会場から時折「かわいい」と声がかかり、その度に「わかっている」と言って、「今、30歳で一番可愛いのは俺」と「ネットで可愛いと検索すると堂本剛がトップに出てくる」と嬉しそうで、ほんとに可愛い人です。
「ku」では、ドラムを叩いていましたが、これも以前より上手くなっていました。興味を持った楽器は短期間でかなり上達する剛紫さん、MCで言っていましたが、習いたいけど時間が全くなく、見よう見まねでやってきたというけれど、それでここまで出来るとは天才だと思いました。
曲は「NIPPON」「叶え key」と続き、アップテンポで会場の盛り上がりも増していきました。が、「叶え key」の最後のフレーズが「タンタンタン♪」になって、どうやら歌詞を忘れたようです。終わった後、「僕は歌詞を間違わないのです。言い訳じゃないですが、自分で作った曲ですが、僕のギターのパートが難しくて〜、プリプロでは6本のギターを使ったんです」と。会場も驚きのざわめきが起こりました。
そして期待の「綴る」と「歴史」。自前のピアノの弾き語り。真っ黒なステージでピアノに座る剛紫さんに白いライトがあたり、まっすぐな心をピアノの鍵盤のせ、とても強い意志の強い音色に、思いたけ込めた歌声は絶品でした。 最後の「Purple Stage」はCDにはない盛り上がりがあり、伸びやかな声が会場いっぱいに響き渡り、会場は歌に引き込まれて素晴らしかったです。
そして、アンコールの一曲目の「空〜美しい我の空」は言わずもがなで、十川さんのピアノひとつでの剛紫さんの歌声が鳥肌もので、テレビでは短く終わり残念でしたが、たっぷりと聴かせてくれて、とても感動しました。 これからは自由と言い、ファンクタイムが始まりました。なんと即興で3曲作り、会場はのりのりで盛り上がり、楽しい時間でした。「Liveしながら、プリプロを作るという経費節減で」と言い、次のアルバムの候補曲にでもなるのでしょうか。 会場の雰囲気と皆の顔を見て作るということで、毎回違う曲になるかもしれません。 決められた曲をこなすライブは好まないようで、ライブで成長する曲があったりとか、ライブごとに進化していくはずで、最初と最後の変化が私達同様に、剛紫さん自身も楽しみのようでした。 確かに、E☆Eライブも曲がどんどん進化していき、より素晴らしいものになっていきました。今回も〜楽曲は生きている〜まさにわくわくするライブが始まったと実感出来ました。最後に「目をつぶれ、いいか、いいか、チュー」と大きなキスをして終わりました。 シンプルで決して派手ではないけれど、剛紫さんの熱い思いのこもったライブで、素晴らしい歌声に心が震えたました。
剛紫さん、追加はいくらでもやるので、事務所に要望を沢山出してくださいと言っていました。ライブハウスに行くことの出来なかった皆さん、まだチャンスはあるようです。
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