今日の剛紫さんは黒の短めのジャケットの下に白いシャツ。その下に黒のTシャツ。下は黒いパンツでした。ジャケット、白シャツを脱いだり着たりしながら最終的にはTシャツに。黒っぽい帽子をかぶっていて(4/22のしんどいのオープニングでかぶっていたものだと思う)とってもおしゃれでした。
バンドメンバーはホーンセクションがなくなり、ギターが竹内さんと名越さん、ベースがkenkenさん。あとはスティーブさん、ひぐちしょうこさん、十川さん、コーラスのTAMAさん+おひとりは変わらずでした。
今日も可愛くてカッコよくて、狭い会場に響き渡る剛紫さんの歌声は時には優しく、時には大迫力で私に迫ってきました。剛紫さんはリラックスしていてのびのびしているように見えました。
MCはかなり饒舌でところどころ笑いをとりながらなごやかに進みました。客席も、聞くところは聞く、ノルところはノル、適度な掛声と、「可愛いー」の連発。(^o^)良かったです。だってほんとに可愛らしいんですもの。自分のことを「日本の30歳で一番可愛い」って自負していましたが、日本一じゃなくて宇宙一可愛いと思いました、私は。
セットリストに変更はありませんでした。E☆Eのときはホールとライブハウスで異なっていましたが、今回のこのセットリストに対する剛紫さんの想いがあるのかな。過去から未来へ向けるドラマみたいなものがあるのかななんて思ってます。でも少しずつ変わってゆくかもしれませんけど。
セットリストのことではないのですが、剛紫さんは「素直にやりたいときはやる、やめたいときはやめる」って言ってました。私はそれでいいんだと思う。いろんなものにがんじがらめになっていては生まれるものも生まれないって思います。自分を表現できることって素晴らしいと思うし、それで人に対して何かを与えることができるなんてすごいやりがいあるだろうなって。責任もあるだろうけど・・・
今回はアルバムを聴いていたので曲もよくわかりました。愛詩雨とか心に響きました。これってもしかすると昔の剛さんそのものじゃない?「恋をしてはいけない、恋など世にない」なんてかわいそすぎるって思いながら聴いていました。(T_T)
素敵な詩、孤独な詩のボクとキミは自分ともう一人の自分だそうです。自分と恋人の歌じゃないんだ・・剛紫さんはもう一人の自分を抱きしめることで孤独を解消しているのかもしれないって思ったら切なくて仕方なかったです。
でもそのあとのku〜NIPPON〜叶えKeyは高いテンションで進みました。会場ものりかたがわかってきた様子で盛り上がりました。メリハリがあってよかったです。
綴ると歴史の間に音色を変えてのキーボード演奏がありました。多くは語りませんが剛紫さんに思うところがあったのだと。今の気持ちを音に表現したのでしょう。こういうことがさっとできるってほんとすごいなって思います。
ラジオによるとでCDは「剛の家」っていうイメージだったんですよね。まさに剛紫さんの家におじゃまして素直な気持のままに音を奏でている剛紫さんを見ている気がしました。
Purple Stage は最後の間奏の時に楽器の音がひとつづつ減ってゆくんです。ギターがなくなり、ベースがなくなり、キーボードがなくなり、最後しょうこさんのドラムだけがリズムを刻んでいくというあの部分がドラマティックで素敵です。そしてlalaの部分歌詞を変えて歌ってくれました。「赤い愛と青い痛みを超えてゆこう」みたいなそんな歌詞でした。(すみません、その時は覚えてたのですが・・フォローお願いします)
そしてアンコールの空・・素晴らしかったです。いつも同じ感想ですみません。あれだけ歌ったあとのこの声量。この人には際限というものがないのだろうか・・そんな思いすらします。
最後のセッションはかな〜り盛り上がりました。「これがライブだ!」という感じ。竹内さんやkenkenも盛り上げてくれてうれしかったな〜。剛紫さんもステージ前方の一段高いモニター?(何かわかりませんでしたが)かなにかの上に乗ってみんなに「もっと来いよ」と煽ります。
C&Rできたのも嬉しかったです。剛紫さんの掛声に対してオーディエンスがすぐについていけるのは、「さすが私たち」みたいに思っちゃいましたよ。これが3年間のライブで剛さんと私たちの間に生まれた絆なんだろうななんて思うとすごく嬉しかったです。
あとバンドの方はほんとすごいです。剛紫さんの音に自分の音を重ね合わせてその場でひとつの曲を作りだしてゆきます。もちろん楽譜なんかなさそうです。1曲目が終わった時も2曲目が終わった時も一旦締める感じになるのですが、剛紫さんが「まだ終わりじゃないぞ。」ってギターを弾き始めるんです。そうするとバンドがついていくという。それに剛紫さんの即興の歌が入りオーディエンスのレスポンスも入り、大きな流れとなり会場に広がります。これが「剛の家」なんだな〜と思いました。今日の演奏がとても気に入った様子で、演奏後、「オーディエンスがいたからこの曲が今日できました。」って言ってくれました。すっごく嬉しかったです。まさに今日しかないグルーヴなんだろうなって思いました。
大感動のライブハウス公演でしたが、気になる点がひとつあったのでお知らせします。私は後ろのほうで見ていたので空間にゆとりがありました。ですがそれでも周りに2人ほど気分の悪い人がでました。一人は途中で倒れて一人は最後まで見ていたようですが最後動けませんでした。前の方に入ったお友達の周りでも気分の悪くなった方が少しいらしたようです。前日出口付近で見られた方の話によるとかなり倒れて出た方がいらしたそうです。
去年もそうだったのかもしれませんが、ライブハウス公演は暗いです。そしてライトがフラッシングされます。ポケモン事件じゃないけど光に過敏な方は気をつけた方が良いかもです。「明日はライブだ」となるとなかなか寝付けませんが、体調を整えてライブに参加したいですね。
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