皆さんのレポを読ませていただいて、私も覚えている事を伝えたくて忘れた頃ですが、書き込ませていただきます。
剛紫さんになって、初のライブで、訳も分からずストールとノート、ストラップ、そしてパンフレットを購入しました。黒と白と空。頭の中にクッキリ残ります。剛紫さんが書いたのか、習字の文字。手作り感が親近感を沸かせました。 CDも奈良で購入しました。今も空鹿ちゃんが待ち受けです。バランスボールがたまらなく可愛いです。アワアワと浴びるシャワーも好きです。(毎日朝の4時10分にケーキを前に歌ってます。1分間だけ。ご存知ですか?超キュート♪)
曲も知らず、ただ、剛さんの「剛紫」と名前を変えたと言うだけで、ほとんど何も知らず参加のライブですが、私は本当に幸せ者だと思いました。 何のイメージも無いままの剛さんのクリエイションを受けられるんだから。 何を言いたいのか最初に聴かせてくれるんだから。
始まる前、ステージは黒一色で、会場は静かな空気と電子ピアノのインストが。
会場が暗くなるまでパンフレットを読んで、少しでも雰囲気を掴もうとしました。でも始まってしまったら、音の中で剛紫さんの想いにただおぼれちゃいました。 登場しても、どこか静かで。掛け声もなく。静かな会場を見渡すように(確か)黒のベース演奏から始まりました。
剛紫さんの声、声とは太い細いと言う表現をしますが、ライブで聞く度に、その表現を超越して、お水のようだと感じます。触れることの出来る声。そんなイメージが剛紫さんの声にはあります。
剛紫さんらしい音。特にピアノは独学なだけに、剛紫さんにしか奏でられない音があると思います。それが素敵です。この音の中に、剛紫さんが詰まっている。ラブソングと言って歌ってくれた曲は涙無しでは聴けません。 どなたかが書いて下さっていますが、「彼がリビングで自分だけにラブソングを歌ってくれている」と思いました。まだ知らない曲、知らないリリックだっただけにそこは本当にそう感じました。感激します。 曲に関して少しだけ覚えているのは「綴る」で「今すぐ会いたい」と言う歌詞の部分がCDと違ってました。音が高くなっていたと思います。今でもその言葉が胸に刺さって取れません。
単語が聞いた後の私の頭を占領しました。「僕が君が君が僕を 愛してるよ」「手を握り返す」「赤い糸」「掻き消せない」・・・・。 涙が止まりませんでした。
「空」の時は(Mステであったので分かりました。)ご存知の様に鹿さんの角で作ったマイクスタンドで唄ってます。儚くて悲しくて切ない曲。でも「愛してる」とはっきり伝えて下さってる。剛紫さんしか歌えません。こんな曲。
メンバー紹介も兼ねての部分では「何も決まってない」と始まりました。 その時は明るい曲調だったと思います。 「君に 花を贈ろう 君に 花を贈ろう 僕のことを愛してくれるなら 君に 音楽と言う花を贈ろう」と唄ってくれてたとおもいます。とても幸せで、幸せで、嬉しくてニコニコしちゃいました。 私の宝物です。こちらのレポには書いて無かったので、これも一緒に加えさせて貰います。
私は、自分の記憶力に頼る事をしないものですから、その時聴いた感覚を大事にしています。「ライブ」に自分のライブもあるので。 あの時凄く幸せだった、と言う記憶が残ればいいんだと思っています。 正確にメモリー出来たらかえって面白くない、と言うか。・・・。 とにかく、剛さんは、ありのままの自分を表現する為に「剛紫」に変えたんだと理解しました。 この日、あと後数時間後に誕生日を迎えて30才になる彼のふるさとの空にはまん丸のお月様が私達と、きっと彼も、優しく照らしてくれていたことでしょう。
これからのライブもどうか剛紫さんらしいライブで、美しい我々の空を大きく描いて行けます様に。
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