11日は、開演前から会場の興奮度が高かったです。誰かが始めた「つよし！サッポロ！」のコールが会場全体に広がり、開演前から一体感を感じるとともに、「244くんの念願だったツアーがやっと実現したんだなぁ」「やっと札幌にも来てくれたんだなぁ」と244サンのお姿を拝見する前に早くも涙ぐみそうになりました。
この日の244さんは、最初からテンションが高めな感じで、最初の挨拶が「こんばんは！奈良県知事の堂本剛です」でした。最初から笑顔が満載、サングラスを取るのも早かったと思います。昨日のライブ後に蟹やケーキを食べて盛り上がったのかなぁと勝手に思ったりしていたのですが、それ+この日が初参加だったパーカッションのTOMOさんのおかげでもあったのだと思います。とにかく、TOMOさんを見ている244サンの顔が嬉しそうで楽しそうで、無邪気そのものだったのです。
TOMOさんは、スティーブのお友達のようで「面白い奴がいる」とのことで紹介を受けたようです。この日のTOMOさんの服装は、上は白っぽいおとうさんTシャツ（速報で書いたスーツというのは勘違いでした^_^;ごめんなさい）、短パン（黒だったかな）に編みタイツ（足、ほそっ）に白いブーツで、髪はべったりとした七三で揉み上げにはカールをかけている感じで格好からして度肝を抜かれました！！
TOMOさんとは、リハでは顔を合わせてはいたものの、本番でステージに一緒にあがるのはこの日が始めてだったそうです。リハの時は勿論、当日に入っても楽屋入りの時は、スーツを着用していたようですが、開演5分前とコールがかかった時には、この服装だったとのことです。244さんは「こんなんなるとは思っていなかった」「今年1番のビックリです」と大うけしていて、そこでテンションが挙がったまま開演したので、最初からノリノリの印象を受けたのだと納得しました。
TOMOさんは自分で作ったシールを持っていて、それを貰った244さんはそのシールを自分のPASMOのバスの上に貼ったそうです。なので、「電車もTOMOもパスもになった」と楽しそうに話していました。
244さんの服装は、前日とは若干ことなり、赤黒のジャージみたいなもの（パーカーではなかったと思うのですが）キラキラ黒のTシャツ、淡い色のジレ（バックに柄が入っていました）赤のハーパンに赤っぽいベレー帽だったと思いますが、訂正あればよろしくお願いします。
リストは前日と同じでした。ブルべりやホワイトドラゴン、傷の上あたりでは、かなりダンスィングな244さんで、手足の動きはなまめかしく、腰の動きはセクシーで、もうメロメロでした（ブルべりでは突き上げもありました）。それに応えて観客もノリノリ♪でみんな思い切りジャンプをしていました。月・火・木・金と続いたライブの間に大嫌い（？）な飛行機移動もあったのでしょうが、テンションが高いだけではなく、歌声も最高でした♪♪
MCでは、お母様から「今までのことを思い出して、涙を流しながらメールをしています。読んでください」のようなメールが届き、それを涙を流しながら読んだと言っていて、お母様への深い思いが感じられました。
客席の声は、前日の方が拾っていた印象ですが、「蟹，食べたぁ？」という質問に対しては「昨日は信じられないぐらい沢山の蟹を食べた」とこたえてくれました。そこで、前日244さんが蟹の爪をピック代わりにするみたいなことを言っていたのもあり「蟹ギターやって！」との声が飛んだのですが、「ギターがくさくなるから、やりません」とのことでした(笑)
北海度では、いろいろな海の幸を堪能したようで、リハの時には上ケンさんのお母様から鮭・たらこ・筋子の差し入れがあり、美味しくいただいたと言っていました。「今日はイクラ丼を食べに行きま〜す」とも言っていました。この流れからだったと思うのですが、奈良への思いへと話はつながり、真摯に故郷への思いを語っていました。それと合わせて、ローカルのことに触れ、「ここ（北海道）には、こんなに美味しいものがたくさんある。その土地土地にある、魅力を大切にしてほしい。ローカルを誇りに思ってほしい」というような話をしていました。
他会場でも言っていた「フェイクではなくリアルに生きたい」「情報に流されず、僕の目の奥を見てほしい」等の真摯なトークの時は、会場中がシーンとして聞いていて、244さんの語る一言一言が一人一人の心に染み渡っていくようで、熱いものがこみ上げてきました。その後の「OH LORD!」の歌声は圧巻…最後のフェイクは鳥肌ものでした。
アンコールの時の三角くん語りは、「マイネームイズシカク」を何度か繰り返した後、「僕の歌が聴きたい？」「聴きた〜い」「聴かせてあげる。たぁだぁしぃ、300万円いただきます」「えっ〜」「それでも聴きたい？」「聴きた〜い」「じゃあ、600万円いただきます」と客席と楽しいやり取りをしていました。1200万円まで吊り上げた後、「ただで聞かせてあげる」との有難いお言葉「たぁだぁしぃ、三角はいい奴だった。誠実な奴だったと言っておいて」と笑いを取っていました。
アンコールで再登場の時の244さんは、昨日とは違い、暗い中をヘルメットも手に持って登場し、ステージ上でかぶり、カチッィとスイッチを入れるよう音を出してました。それからは、ヘルメットをかぶったままダンスをし、ダンス後は「これは息ができないんです」と笑っていました。
そして、CCKへとつながるのですが、これがもう！！速報でも書かせてもらいましたが、TOMOさんのパフォーマンスを十川さんの隣でキーボード変な音を出したり、十川さんとおしゃべりをしたり笑ったりしながら見ている244さんが、可愛いの何の(^^)v髪の毛自体は七三ぽい感じに分けられていたのですが、時折、ぱらっと落ちる前髪がまた可愛くて。TOMOさんは、廃品パフォーマーでもあるとのことで、おせんべいの缶みたいなもので演奏したりとか変なダンス？をしたりとかで、244さんでなくても見ているだけで自然に笑顔になってしまいました(^_-)-☆
そして、とうとう244さんが踊りだします。それも激しく！パワフルに！髪を振り乱し、えらく男前です！！さっきの可愛い、無邪気な244とは別の、男の色気がムンムン、当然のごとく会場は大絶叫でした。ダンスのことは本当によくわからなくて申し訳ないのですが、あのダンスは型にはまったものではなく、音とリズムに合わせて、自然に体を動かしていたように見えました。とにかく、激しく、ステージ上を移動し、腰を回し、手足はうねり、反対側だったのでよく見えませんでしたが、寝転んでもいたような気がします。
あと、名越さん、竹、244とでギター三銃士もありました。それぞれメインを弾いている人にスポットをあてていました。ギター244はとにかく楽しそうで、かっこよかったです。ギターをもつ姿が本当に様になってきたと思いました。
メンバー紹介では、前日の竹から変り、TOMOさんをスルーしました(笑)TOMOさんの強烈なアピールに対しては、またまた笑顔の山。最終的には「今日最もファンキーだったTOMO ENDLI-Xでした」と紹介してました。
そして最後は、マイクにチュッで笑顔で捌けていきました。最後まで笑顔満載の244さんでした。244さんが捌けて行ったと殆ど同時ぐらいに客電がつき、ギリギリまでライブをしてくれていたんだなぁと思いました。なので、ダブルアンコはありませんでしたが、大満足、終焉のアナウンスの中、最後に客席みんなで拍手をしました。
札幌は、いろいろなミュージシャン達から「冷めた街」と言われ（実際に言葉にされている方もいらっしゃいます）、実際に私が参加したライブでも盛り上げに欠けていたと思われたことがありました。なので、今回バースデーからの2日間を札幌で行なうということで、嬉しい反面、盛り上がりきれなかったらどうしようなんて不安もちょっぴりありました。しかし、そんな不安は開場前の盛り上がりを見た時に、すぐに吹き飛びました。もちろん遠征していらしたファンの方も沢山いらっしゃいましたが、地元民もしっかり盛り上げ、244くんからの愛を心から受け止め、244くんに思う存分に愛を投げかけられたと自負しております。
ローカルでの244さんは、故郷奈良に思いを寄せつつも、その街の魅力をちゃんと見て、その思いを伝えて、その場に来れた喜びをライブで表現してくれて、タンクとはまた違った魅力がありました。ライブツアーが今回限りにならずに、今後もドンドン広がっていくことを切に願います。
これからの地方の皆様、どうぞローカルでの244さんに期待してくださいね！
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