編集後記

第8回

「サウンドボード&スピーカー問題 さらにその後」

[2000年12月29日(木)]


さて、前置きは今回のと同日に書き上げた前回(第7回)の方に譲るとして…。

第5回を掲載した時点で、ソー次郎のサウンドボードは「Creative SoundBlaster PCI Digital」、スピーカーは「アルファデータ AS-702(7W+7W)」で、どうにか落ち着いていたように見えたが、その後また新たな問題が生じてきたため、またもや替える事となった。


まず、サウンドボードは、W2K上では一応「Creative SoundBlaster PCI128」と認識されたはよいが、どうもイマイチまともに使えず(再生・録音共にえらく音割れ・音飛びなどを起こしやすい、音飛びしやすい事に関してはWDMの仕様なので仕方がないといえば仕方がないのだが…)、その後クリエイティブ社のサイトにてリリースされたW2K用のドライバを入れてみても、この症状は一向に改善せず…。

さらに、現在メインに使用しているMIDI音源はSC-88Proだが、この「PCI Digital」や「VIBRA128」などでは内蔵のハードウェアMIDI機能がW2K上では利用できない事に加えて、我が自作MIDIデータの動作確認用として使っている「YAMAHA S-YXG50」がこれまたW2K上では動作しない事に多少の不便さを感じていた事から、結局せっかくの(?)サブラを捨てて、アキバの某S店にて「AOpen AW744Pro」を購入した。

早速試してみたところ、一部の特殊機能(4スピーカー対応、「Soundius-XG」機能など)を除いた、主な機能はW2K上でも問題なく動作し、サブラで発生していた音割れなども全く起こらず、動作は良好といったところだ。
まあ、一部にこれのドライバとの相性が悪いアプリも存在するようだが、今のところ手持ちにそのようなアプリは存在しなかったので、ひとまず安心と…。
サブラの半額の値段でこれだけ使える物なら、最初からこっちにしとけば良かったかも…。 (^^;)

ひとまず動作確認もバッチリOKという事で、サブラのドライバ&アプリをアンインストールしたところ、「何じゃごりゃぁっ?!(故・松田優作風に)」な事に…。 「アンインストールが完了しました。」というメッセージは出たものの、実際にはドライバやアプリ関連のフォルダ・ファイル群、さらにはレジストリ上に書き込まれているサブラ関連の情報の大半が正常に削除されずに取り残されているという状況に…。
その後、起動中のアプリ群を完全に終了させた上で何度かインストール・アンインストールを繰り返したが、結局状況は変わらず…。
仕方がないので、大半は手動で何とか削除したものの、それからというもの、W2Kの「イベントビューア」上に「Service Control Manager」によるイベントID=7000の「PfModNT サービスは次のエラーのため開始できませんでした: 指定されたファイルが見つかりません。 」という、原因不明のエラーがW2Kを起動するたびに発生するようになってしまったのだ…。
クリエイティブ社め…、W2K用のドライバの出来は悪い上に、こんな困ったゴミまで残していくとは…。
どうやら、第5回での「サブラを買って正解だった」という表現を覆す事になるかもしれない出来事となった訳だが…(あくまでも僕にとっての話である、この辺の事に関しては、あくまでも個人の好みといったものがあるので、一概には言い切れないのだが)。

…まあ、あまりクリエイティブ社に対して悪く書いてると、Creativeファン(しかもそれは我が相方(?)・MGっちゃんの事でもある! (^_^;))から要らぬ非難の声が飛んできそうなので、この辺にしておくとして…。


続いて、スピーカーは、結局この「アルファデータ AS-702(7W+7W)」では少々物足りなく感じてきたため、その後「PIONEER SELFIE XR-P3600G」(パソコン用ではなく一般のミニコンポだが、外部入力端子があるので問題なく使える)を使おうと思ったが、そのときこれは既にCDプレーヤー部が壊れて、お蔵入りとなっていたため、ひとまずスピーカー部のみを引っ張り出してきて、これに当時これまたお蔵入りとなっていた、昔に電子工作(エレホビー)で作ったステレオアンプに繋げて、しばらくはこれでそれなりに満足してはいた。

だが、さらにその後、一部のメディア(それはいつもの「Oh!PC」も例外なく)で話題になっていたSRS Labs社&日商エレクトロニクス社による「WOWThing」に興味を示した末、アキバの某T店にて購入し、早速繋げてみたが、どうも「WOWThing」だけでは出力不足なため、それまでのステレオアンプに繋げて使っていたが、この「WOWThing」、出力不足なためか「WOWThing」側の出力音量を上げると嫌にノイズが乗ってしまうわ、入力許容レベルも低いようで、結構音割れを起こしやすいわで、イマイチ良いとは言い難い物だった。 まあ、5,000円台じゃこんなもんだろう…。

その後、結局CDプレーヤー部が壊れているのを承知の上で、「XR-P3600G」に現役復活してもらった。 そして、ちょっくら動作確認してみたところ、何と壊れていたはずのCDプレーヤー部がいつの間にか直っていた! 昔、散々に扱き使った末、しばらく長い間休ませて置いたからだろうか…? イマイチ良く分からないが、とにかく直って良かった良かった…。 (^^)
という事で、今はこの「XR-P3600G」ならではの70W+70W=140Wという大出力サウンドに、久々に酔いしれているといったところだ。 といっても、どうせ都営団地住まいだけに、あまり大音量に出来ないのが難点だが…(一度、山奥の一軒家にでも引っ越してみたいものだ…(笑))。


…とまあ、こんな具合に我がソー次郎のサウンド環境は目まぐるしく(?)変わり続けてきた訳だが、僕が「音」(オーディオ)に対するこだわりを捨てない限り、今後もまた色々と替わっていく可能性は存分にあるというのが現状だ。

また、何も、この「こだわり」を皆さんに強制するつもりはありませんが、せいぜい「へぇー、パソコンの中でもこのようなこだわり方があるんだなぁ…」程度にご覧頂ければ幸いです。


という事で、次回の編集後記は恐らく来年あたりになるかと思われますので、来年の我が家は喪中でちょっと寂しいですが、来年もどうぞ宜しくお願い致します。 それでは、ごきげんよう! (^^)/~~~


Written by Norisan(現在名: NoRiA)


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