編集後記

第7回

「そんなメモリに騙されて…」

[2000年12月29日(木)]


早いもので、2学期も終わって冬休みに入り、気付けば後3日でもう21世紀がやってくる、という所まで来ていますねぇ…。
この頃の僕はバイトやら何やらが忙しくて、このホームページの更新もちょっと難しくなってきている今日この頃といったところで…、まあ忙しい事はいい事とは言いますが、あまりに忙しすぎて過労死なんて事にならないか心配かも、ちょっと心配かもぉ…?!(←どうせまだそんな所まで行ってないっつーの… f(^^;))

さて、今回更新された「作者紹介」の中でも触れているように、Windows98の登場以来、「メモリーは64MBもあれば十分!」と言われていた割には、この環境だとWindowsを起動した時点で空きメモリ数百KBしかなく、すぐにスワップを起こしてモタついたりとでしょうがなかったので、(ソー次郎に)64MB増設し、128MBにした。 やはりスワップしないっていいねえ…。 (^^)

しかし、その後W2KことWin2000の登場により、今度は128MBでもまだギリギリといったところで、激しくページング(Win9xでいうスワップ)を起こしまくる始末で、またも増設を余儀なくされてしまった。
そこで丁度、例のアキバでのSDRAM(128MB)の価格暴落騒動が起こり、これを良い機会として、(丁度、左のリンクの記事ページが掲載された翌日、つまり10月22日に)今度はアキバの某P店にて、当初は「現在の128MB+今回購入する128MB=256MB」(正確には、このソー次郎にはメモリソケットが2つしかなく、その2ソケットには既に64MBメモリー2枚が差さっていたため、今回は128MBメモリー2枚を購入し、余った64MBメモリーは将来作るかもしれない自作機用にでも取って置くとして…)とするつもりだったたが、買って帰ってきて早速付けてみたものの、何故かWin98上ではきちんと正常に動作する物の、W2K上では原因不明のシステムエラー&強制終了の連続状態となってしまい、一応W2Kの再インストールをしてみたものの、インストーラーまでもが同じような症状に陥り、再インストールさえ出来ない状態に…。
そこで、半分泣く泣く2枚差してあった128MBメモリーのうちの1枚を、元から差さっていた64MBと差し替えてみたところ、今度は再インストールも無事成功し、これにて今現在はどうにか使えている。

その後、念のためスロットの位置を変えるなどして再挑戦した物の、やはりこのメモリーでは上手くいかないようだ…。 ノーブラ(ンド)品だけあって、相性問題でも起きてしまっていたんだろうか…。 (T_T) それで結局、余った128MBメモリー1枚は、まだ販売店側の無償保証期間内だった事から、結局返品・返金と相成った。

W2Kを快適に使うならせいぜい256MB以上、それこそW2K上で「Photoshop」などのフォトレタッチソフトを使うなら、もっとそれ以上はいるところだが…、まあ仕方がないだろう。 だからといって、わざわざそんなW2Kのために増やしたのに上手く動作しなかったからって、今更Win98に戻る気にはなれないし…、一度この安定性を手に入れてしまったら、もう離れられそうにないのだ。 (^^ )ゞ


そこで最後に、このページをご覧の皆様へ、メモリー購入に際しての簡単なアドバイスを…。

まだ何も良く分かっていないような初心者なら、やはりちゃんとしたブランド(メーカー)品を買うのが確実だと思います。
ノーブラ品と比べると比較的割高な価格ですが、それはあくまでも“安心料”と考えるべきでしょう。
一番確実なのは自分の(増設をする)パソコンのメーカーが製造・販売している製品、それでなければ、比較的有名なサードパーティー品メーカー(メルコ、アイ・オー・データ機器など)がお勧めです。

ある程度の知識・技術・経験などのある方は、今回の僕のように安さに惹かれて、このようなノーブラ品を試してみるという手も有効でしょう。 しかし、マザーボードやそのチップセットなどの関係から、相性問題などが起こる場合もあります。 また、メモリーのチップ容量(SDRAMでは64Mbitや128Mbitなど)や、場合によってはそのメモリーを差すソケットの位置など、複数枚差す場合はそれぞれのチップ容量ごとの相性なども存在するようです。 つまりは、こういったノーブラ品の場合は「とにかく安い代わりに、当たりはずれが大きい」という事が言えます。
まあ、このノーブラ品などに関する情報については、僕よりももっと詳しい方がおられるでしょうから、これ以上はあまり下手に多くは語らない事として…(現に僕はこの件でちょっとばかり失敗している者だけに…(苦笑)、まあ「失敗は成功の元」といいますし… f(^^;))。


とにかく、メモリーは多く積めば積む程、OSやアプリなどの動作もグッと快適になる代物だけに(とはいえ、あまりに多すぎると(それこそ1GB以上とかだと)コンピューター起動時のBIOSによるメモリチェックなどにえらく時間が掛かるようになってしまう、といった弊害はありますが…、ですので現実にはなるべく適正量(<OSごとの目安> Win98/128〜192MB、Win2000/256〜312MB)で…)、出来るだけ良い方法で確実に手にしたいものです。

現にWin98を64MB以下で、Win2000を96〜128MB以下で使っているような方は、出来るだけ増設をしてみる事をお勧めします。
きっと劇的な快適さが得られる事でしょう。

なお、「実際にこのページに書かれている内容通りに実践してみたけど、結局失敗した!」などというトラブル・苦情等には一切の責任を負いかねます
あくまでも、僕のこれまでの知識や体験などに基づいて、メモリー増設に興味のある方は宜しかったらこのような具合にお試しを…、と紹介・お勧めしているだけであり、この内容通りにすれば絶対に上手くいくといった保証はありませんので、あしからずご了承の程を…。


という事で、皆様が何事もなく無事にメモリー増設が成功する事を祈りつつ…、それではごきげんよう! (^^)/~~~


Written by Norisan(現在名: NoRiA)


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