■□■野菜事典■□■
*野菜の特徴、効能などについて紹介しています*

21.ゴボウ
[特徴]
 食物繊維を多く含んでいるため、整腸作用があります。また、食物繊維は腸の中の発ガン物質を吸着する働きがあるので、大腸癌の予防にもなるし、コレステロールを低下させ、動脈硬化を予防する効果がある。更に、ごぼうに含まれている糖質は、体内でブドウ糖に変化しにくく血糖値を下げる効果があるため、糖尿病にも有効だと言われています。
[効能]
 整腸、便秘予防、ガン予防、動脈硬化予防、糖尿病など。
[豆知識]
 ごぼうは、ヨーロッパ、シベリア、中国に分布しており、日本へは数百年前に中国から薬草として紹介されました。ごぼうを料理に使うのは日本だけ。一部、韓国料理でも使われますが、日本に比べて微々たるものです。
[食べ方]
 煮物、サラダなど。肉と一緒に焼いても良い。
[食知識]
 ごぼうはアクが強いので、切ったら直ぐに酢水に浸してアクを抜く必要があります。また、食べ過ぎるとかえってお腹の調子を悪くする怖れがあるので、食べ過ぎには充分注意。
買う時は、泥付きのもので、太さが均一、ひげ根の少ないものが美味しい。手に持った時に、ちょっと柔らかくしなる物を選んで買おう。泥が付いている状態での保存は、湿った新聞紙などに包み冷暗所で保存します。泥を洗い流した場合は、冷蔵庫で保存します。


もどる
事典
すすむ
もどる
事典TOP
すすむ

作成:2000年8-9月
料理レシピ検索しゅふしゅふ〜ず


[
無断転載禁止]