■□■野菜事典■□■
*野菜の特徴、効能などについて紹介しています*

10.オクラ
[特徴]
ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなどを含む、夏場には貴重な緑黄色野菜です。切った時にぬめぬめした粘り気がるのが特徴で、日本へ入ってきたのは幕末でしたが、当時は嫌煙されてしまったらしく、普及したのは1965年頃になります。このぬめり気の正体は、ガラクタン、アラバン、ペクチン、といった食物繊維で、コレステロールを減らす効果を持っています。
[効能]
夏ばて防止、便秘予防、下痢予防、強精促進、消化促進
[豆知識]
オクラは乾燥と低温に弱いので、冷蔵庫パックなどへ入れ、しっかりジッパーを綴じ、野菜室で保存します。保存室が5℃を下回ると低温障害を起こすので注意が必要。
[食べ方]
和え物、天ぷら、炒めもの、スープ
[食知識]
オクラを買う時は、色が濃く、表面が産毛でびっしり覆われているものを選びます。角の形がはっきりしていて、小振りなサイズが美味しいです。逆に、大振りのものや角が茶色になっているものは、育ち過ぎているので味が落ちます。
オクラを食べる時は、下処理をした方が食べやすいです。
塩で表面をこするようにして毛を洗い流してから下茹でし、冷水にとって色の劣化を防ぎます。へたの部分は苦味があるので切り落としてから調理しましょう。



もどる
事典
すすむ
もどる
事典TOP
すすむ

作成:2000年8-9月
料理レシピ検索しゅふしゅふ〜ず


[
無断転載禁止]