(株)田中製作所               文書番号   QR-020  
                           頁    1/1  
  表題    取扱い・保管・引渡し規定     発行日   1997-10-1  
                        改訂副番     
                        改訂日    
 1.目的  
 本規定の目的は、製品の取扱い、保管、包装、保存および引渡しの手順を明 
 らかにすることである。  
   
 2.責任  
 完成品倉庫における製品の取扱い・保管・保存・出荷に関する責任は事務主 
 任にある。  
 工程内における仕掛品・完成品の取扱い・保管・保存に関する責任は工場長 
 にある。  
   
 3.保管・保存  
 材料・仕掛品・完成品の損傷・劣化を防ぐために必要な保管場所については 
 、工場長の指示に従う。なお、製品倉庫には不適合品は保管しない。  
 材料・仕掛品・完成品の識別方式については「識別管理規定」に従う。  
 長期滞留品を防ぐため先入先出方式で管理する。  
   
 4.包装  
 完成品の梱包は、注文書で指定された梱包を施す。  
 制作指示書により品名、数量、注番をケ-スおよびシ-ルに明記する。梱包後 
 、担当者は出荷伝票を作成し、事務所に渡す。  
   
 5.発送  
 出荷配送担当者および受注管理課は、次の手順により出荷業務を行う。  
 (1)受注管理課からの手書きの「出荷仮明細書」を出荷当日の始業時に受 
    取り、倉庫の棚から指定商品を要求数量分取りだし、出荷準備を始め 
    る。  
 (2)出荷当日に受注管理課から提出された「専用納品書」と「自社納品書 
    」を受ける。    
 (3)受注管理課から「送り状」を受領し、商品に添付して、輸送業者に委 
    託して送付先に送る。ただし、自社便の場合は「送り状」を発行しな 
    い。     
 (4)受注管理課は、「納品書控え」をもとに商品の売り上げとしてコンピ 
    ュ-タに入力する。  
 (5)商品と必要書類を輸送業者へ引き渡し、運転手が捺印した「出荷主控 
    え」を受領する。  
 (6)上記の納品書にセットされた「商品受領伝票」は送付先の捺印を得て 
    返却受領する。ただし、輸送業者に委託した場合は、「商品受領伝  
    票」の返却は厳格に管理しない。   
   
 6.輸送時の管理責任  
 武内製作所の管理責任は、顧客に納入されるまでとし、運送途上の品質保証 
 については、当該運送業者に定期的に検討会を持ち、顧客搬入の重要性を認 
 識させることにより保証する。      


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