(株)田中製作所                 文書番号   QR-013  
                            頁    1/1  
  表題     外注品品質管理規定   発行日   1997-10-1  
                        改訂副番     
                        改訂日    
 1.目的  
 本規定の目的は、外注品の品質管理に関の手順を明らかにすることである。 
   
 2.責任  
 外注品の品質管理の責任は品質管理責任者にある。  
   
 3外注品質管理の基本手法  
   
 外注先から納入された製品の品質管理は、外注先の検査成績表をもって行う 
 ことを原則とする。ただし、品質に関わる重大な問題が生じた場合には、外 
 注先の品質管理体制および検査の正確性を再確認するための品質監査を実施 
 する。  
              
 協力会社の納入品に関しては、外観検査もしくは寸法受検査を行う。  
   
 4.外注品の品質管理の手順  
  検査担当者は、外注先が発行した各ロット毎の検査成績表を用いて、寸法 
 および性能の規格値に対する検査結果を比較し、規格値内であることを確認 
 する。規格値外の不適合品が確認された場合には、すみやかにその内容を  
 品質管理責任者に報告する。品質管理責任者は、倉庫担当者に出荷停止を指 
 示する。また、外注先に外注品の検査内容を伝え、品質に関わるすべの調査 
 を実施するように指示を与える。   
 一方、不適合品を外注先に返  
           
 不適合の発生原因とその再発防止の対策についての外注先の説明が不十分で 
 あり、同意できない場合には、追加的調査を要求する。    
   
 5。検査成績表の発行  
 品質確認を終了した外注製品の検査成績表は、外注先の検査成績表に記載さ 
 れた内容を変更することなく、確認印を押して顧客に発行する。  
   
 7.検査成績表の保管  
 検査担当者は、検査成績表を品質記録として保管するために、総務課に渡す 
 。総務課は、検査成績表を5年間適切に保管する。     
   


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