(株)田中製作所           文書番号   QR-013  
                       頁    1/1  
  表題     受入検査規定        発行日   1997-10-1  
                        改訂副番     
                        改訂日    
 1.目的  
 本規定の目的は、製品の受入検査の手順を明らかにすることである。  
   
 2.責任  
 製品の受入検査の責任は品質管理責任者にある。  
   
 3.受入検査の頻度  
 外注先から納入された製品には、10納入ロット毎に受入検査を検査担当者 
 が行う。検査結果と外注先の試験成績表に記載された結果を比べ、外注先の 
 試験が正しいことを確認する。  
 受入検査が行われない製品は、試験成績表をもって品質を判定する。  
 協力会社の納入品に関しては、半製品であるのでこの受入検査を行わない。 
 ただし、購入された最終製品に関しては、「最終検査規定」に基づいて検査 
 を行う。  
   
 4.受入検査  
 受入検査項目には、寸法検査と外観検査がある。  
 (1)寸法検査  
    試験成績表に記載された必要測定箇所をノギス、マイクロメ-タ、ハ  
    イトゲ-ジなどを用いて寸法検査を行う。  
 (2)外観検査  
    錆び、打こん傷がないか目視検査を行う。  
   
 5.検査個数  
 抜取検査サンプル個数は製品個数によって、下記の如く定める。  
   製品個数    サンプル個数   
   1-1000      3  
   1001-3000   5    
    3001−5000   8     
    5000以上 10  
   
 6.受入検査未完了品に対する処置  
 受入検査前の製品は、未検査品置場に一時保管する。  
   
 7.検査記録保管  
 検査担当者は受入検査記録を品質記録として規定期間(5年間)保管する。 
      
                                    
 
|目次|